【SEO導入事例】株式会社N-fitness様にインタビューしました

弊社のクライアントである「株式会社N-fitness」様にインタビューを行いました。

N-fitness様のサイトでは、対策開始から約7か月でクリック数と検索露出数が約2倍程に増加、メインワードの一部もTOP10入りしています。

株式会社N-fitnessの概要

「完全個室＋通い放題」をメインコンセプトにしたパーソナルジムを運営している「株式会社N-fitness」の専務取締役である村松様にインタビューのお時間をいただきました。

現在は浅草と上野の2店舗を展開されており、両サイトのSEO対策を弊社NEXERにお任せいただいております。パーソナルジムというと「価格が高い」イメージもあるとは思いますが、N-fitnessの料金はなんと月額39,800円！しかも通い放題！これまで関わりのあったパーソナルジム様の中でも圧倒的な安さを誇ります。

SEOの対策内容はもちろん、”上野”や”浅草”という地域の特性を意識した経営方針や、スタッフの指導方針も大変参考になる内容になっています。

株式会社N-fitnessの事業内容について

──御社の事業内容についてお伺いしてよろしいでしょうか。

村松様
元々は代表の畑野が台東区でジムを個人経営していたところを法人化したという経緯からスタートしています。僕は畑野と同級生でして、声をかけてもらって一緒に事業を始めました。

「低単価でお客様が何回でも通えるようなジムがあったら素敵だよね」というところから始まりました。通えば通うほど健康的にも良い面があるんですが、パーソナルトレーニング業界って価格が高い傾向にあるので、ここを何とかできないかっていう感じで。

山崎
プランを拝見すると、確かに他社さんと比較すると圧倒的に安いでよね。どこで価格調整しているのですか？

村松様
結局規模感なんです。ジムは会員数が売上に直結するので、会員数をとにかく増やすっていうところを躍起になってやっていたんです。売上のほとんどが会員費なんですよ。初めの3か月くらいは苦しかったんですけど、それ以降はお客様も徐々に増えてきて、じゃあ今後どうしていこうかっていう話になりまして。

初めは浅草店ではなくて上野店からスタートしてるんですけど、上野も浅草もどっちもやっちゃおう！っていう形で始めました。やっぱり、お客様の人数を抱えるっていう効果と、うちは複数ブース、複数トレーナーがいるので、上野店と合わせると6名同時の予約まで可能なんです。お仕事終わりに来られる19～22時がピークタイムなので、同じ時間に予約が集中する業界なんですよ。

大手さんは大人数対応できて、マンションの1室とかでやられているパーソナルジムの中間くらいの規模間になります。ちなみに、月額も最初は3万円だったんです。

山崎
それはかなり安いですね！

村松様
さすがに単価が割れてしまう恐れがあったので、少し値段を上げさせていただきました。

山崎
それでも安いですね…笑

村松様
それでも安くて、場面場面で色々考えながらシステムは 変えていかなきゃなという思いはあるんですけど、現状は今の形になってまして。最終的には、お客様にどこまで還元できるかっていうのが1番強かったりします。

──村松様は普段どのようなお仕事をされていますか？

村松様
元々代表の畑野が現場で、僕が全部裏方の業務を担当するっていう形でスタートしています。WEB周りと集客全般もメインは私が担当しています。

想定していたペルソナとはユーザー層が異なった

──御社のターゲット層は上野とか浅草のユーザーがターゲットになると思いますが、地域柄特徴があると思いますがいかがですか？

村松様
凄くありますね。想定とは違ったターゲットになりました。

一応事業契約の段階でペルソナとか作ってたんですよ。「27歳・OL・仕事終わりに～」のような感じで。ただ、いざ運営してみると土地柄の影響がとても強くて、地元の女性が中心でもう少し年齢層は上になってくるかと思います。これは「地元密着型」の方が良いんだなというのは今でも凄く感じています。

習い事としては決して安くはないんですが、でもパーソナルトレーニング業界としては弊社は安いんですよね。アスレティックトレーナーっていう資格を持ってる子がいまして、怪我とか代償が出るっていうような人のケアとかメディカル系にも強いスタッフがいるんです。なので、年配者の方でも不安なくトレーニングできるような形を作れました。

山崎
スタッフさんの経歴を拝見すると、珍しい資格をお持ちの方が何名かいらっしゃったので、凄く気になりました。

村松様
潜在的な部分だと、やっぱりダイエット目的の方が多いですね、あとはウェディング前の方とか。

何か大事なシーンがあって、それに向けてどうにかしたいっていう方々が意欲も高かったりするので。長く通っていただいてる方に関しては、健康維持とか日々のストレス解消じゃないですけど、ライフクオリティも上げられるような方々もいるんです。

元々代表の方向性としては「親しみやすさ」とか「親切丁寧」とかっていう言葉が合うようなサービスを目指していまして。1対1で1時間っていう究極のマンツーマンですね。それこそ、地域柄目上の方々が多かったりするので、丁寧に、しっかりとした言葉遣いでというような教育を意識した組織作りを考えています。

某有名女性限定のフィットネスジムですと、年配の女性がターゲットで駅チカで色々な地域にあって。そちらはグループレッスンにはなるので弊社とは違いますが、うちはうちでキツいパーソナルトレーニングをいかに楽しんでもらうようなシステムだったり雰囲気作りだったりっていうのは心がけています。

山崎
料金設定でターゲット変わりますもんね。少し安くしてみたら違う層も拾えるようになったとか。

村松様
弊社は凄い駅チカってわけではないので、やはり地元の方に愛していただける会社になるべきなのかなっていう気がしています。

様々な集客施策を行うも、最終的にSEOの必要性を感じた

──現状でSEO対策以外の集客施策はやられていますか？

村松様
まずMEOはやっています。MEOをやっている中で、SEOにも力を入れなきゃっていうことがわかってきたんで、今少しずつSEOを進めている形になります。

これ以外も一応一通りはやってきました。ホットペッパービューティー、SNS、インスタ広告とか色々やってみた結果、SEOに行きつきました。やっぱりWEBサイトがしっかりしててGoogleで上位表示できているっていう方が信頼性高いですよね。その方がお客様にも安心してもらえるので。

山崎
会社を知るきっかけは様々ですが、結局はWEBサイトに訪れて判断される傾向が多いですからね。

村松様
弊社はまだ設立して3年しかやってなかったりするんで、お客様も不安になったりすることもあると思うんですよね。WEBサイトがいかにしっかりできてるかとか。弊社は 文章の作り方とかにも気配りしています。

やっぱりパーソナルトレーナーって聞くと、プラスの要素もありますが、マイナス要素も多くあったりするんですね。

「ムキムキで！黒くて！どちらかというと若い」みたいな(笑)人によっては抵抗がある方もいるかもしれないので。

日本だと少々ニッチな職種に感じられるかもしれないですが、アメリカだとパーソナルトレーニングってもっと凄く身近なものだったりするんですよ。なので、パーソナルトレーナーも一人の社会人である、一人の人間であるっていう部分ですよね、このあたりはしっかりスタッフにも指導しています。

SEOの難易度が徐々に高くなってきているのを感じた

──弊社のSEOサービスを導入する前、課題になっていた部分はありますか？

村松様
実は元々自分たちでSEO対策をやっていたんですよ。知識がある子がいたので。

上位表示させるように「この単語とこの単語で組み合わせて～」とか文章作ったりしてやってたんですよ。

それこそ3年前って、浅草はあんまり競合がいなかったんです。なのでいつも3位、4位あたりでキープできてたんですけど、しばらくすると競合が増えてきて。通い放題っぽいジムとか、セミパーソナルのジムさんとか出てきて、どんどん順位が下がっちゃったんですよ。そこで初めてまずいなーと思いました。

顧客のキープと新規顧客の獲得が課題

──トラフィックの減少は問合せ数にも影響出ましたか？

村松様
継続するサブスク型が健康的に良かったりする、続けた方が良いっていうのがあるので、継続いただけるような仕組みを作ろうと思っていたのですが、競合が増えたりすると会員さんの出入りももちろんあるし、それがさらに激しくなると会社としても不安定になって次が見えなくなるなっていう不安が出てきました。

前提として今の会員さんには継続してもらうっていう課題はありつつ、「プラスで新しいお客様を獲得」していかないという課題が出てきました。横ばいじゃなくて右上に傾いていかなければいけないっていう。

3年経って、なんか横ばいというか、これ以上成長しきれない感じがあって。やっぱり検索結果でトップに出るようなサイトの方が目立ちますし、まずは見てもらうところからなのかなと思って、SEOに力を入れ始めました。

簡単に決めてほしくないんですよね、お客さんに。

ダイエットをする、筋力を上げる、健康を維持する、通う理由は色々ありますが、パーソナルトレーニングはそれなりに痛みも伴いますし行動力も必要になってくるので、ホームページや動画コンテンツで雰囲気見てもらって、体験トレーニングもあるので、納得してもらって通ってもらいたいのです。その方が結果にも繋がりやすかったりするので。

なので、WEBサイトの順位を上げてしっかり露出することは必須条件だなって思っています。

NEXERには親切さ・丁寧さ・安心感を感じた

──弊社のSEOサービスを導入いただいた決め手はなんですか？

村松様
色々話させていただいた中で、もう「安心感」ですね。僕たち個人で試行錯誤してたんですけど、「SEOってやっぱり難しい」ってなって手詰まり感がすごく強かったというタイミングでお話をいただいて。

僕たちと同じやり方で「親切丁寧」だったんですよね。その印象が凄く良くて、さらに中身が伴ってきて。 ここを打破するにはどうしたらいいのかなって考えた時に、やっぱりお願してみようかなって思いました。

SEOに関しては外注したことが今までなかったんですが、NEXERさんならお願いしてみようかなと。

対策はコンテンツ追加・改善が中心

──担当の中原さんにも伺います。
現在対策しているキーワードで、好調なキーワードを教えていただけますか？

中原
「台東区 パーソナルジム」が今一番上昇しているキーワードです。

中原
昨年の8月からスタートして、数だけでいうと20個以上の施策を行っています。今はコンテンツ対策をメインにしていますが、村松さんにもご協力いただいて進めているところです。

村松様
すごいなと思います。「こんなにやれることあるんだ」と思って(笑)

中原
結構新規でコンテンツ追加しています。「体験トレーニングの流れ」や「設備一覧」だったり。さらに今は「お客様の声」に取り掛かっています。口コミはSEOはもちろんCVにも繋がるコンテンツなので重要な項目の一つです。

「上野エリア」「浅草エリア」は棲み分けて対策

──「上野 パーソナルジム」や「浅草 パーソナルジム」のような、エリア名を含むキーワードで対策してますが、地域の属性を高めるための施策は何かしていますか？

中原
元々上野店も浅草店も1ページで対策していて、コンテンツも一緒になっていたんです。なので、エリア毎にページを作るところからスタートしています。

所在地が異なるのは当然ですが、スタッフ情報も店舗毎に異なりますので、店舗毎にしっかり棲み分けてページを作成していきました。情報は村松様から提供いただいて、弊社でテストアップページを作成してお見せして、というやりとりで進めています。

中原さんが良い頻度で連絡をくれる

──中原の日頃のサポートはいかがですか？

村松様
頻度良くというか、定期的に連絡いただけるのがとてもありがたくて。私も連絡もらえないと脳死するんです(笑)

当然私も色々やりながらSEO対策に携わっているので、いつも後押ししてもらっています。たぶん中原さんの連絡がなかったら何もしてないで終わっています。NEXERさんとのお付き合いがなかったら、自分たちの判断でひたすらブログマシーンになっていたと思います。

今回、SEOを意識したWEBサイトを構築していくっていうのを見てて、多分これが今後ベースになるんだろうなっていう感じが凄くします。それを元に僕らが拡大していってそれが結果に繋がって、そういう好循環になったら嬉しいなって思っています。

露出が増えて知名度が伸びていることを認識

──昨年の8月に対策をスタートさせて、露出数とかクリック数だと約1.5～2倍くらいに増加していますが、集客に影響はありましたか？

村松様
少し感覚的な部分も含むんですが、大体お客さんには「何を見て来ましたか？」って聞くんです。するとやっぱり皆さんGoogleで検索したりとか、ビジネスプロフィール(Google Map)から来たっていうお声をいただきます。

あとは名前を知ってもらえていることが増えているので、結果として検索結果の露出は増えていると感じています。全体が引き上がってる、底上げされている感覚はあるので、地域としての知名度は伸びてるのかなと。

台東区を拠点にしてるんで、 まずはその台東区内でしっかりと露出を増やしていって、皆さんに選んでいただけるようなお店にできればなと思っています。

今後のビジョン

──御社の今後の目標やビジョンをお伺いできますか？

村松様
最大の目標はやはり店舗の拡大です。

「フィットネス」という看板で、いろんな地域の方々のトレーニングを見させていただけるような形を目指しています。そうなると、やはり人員とかも必要になったりで組織を作っている段階でもあります。僕より後の世代のトレーナーの子たちにも楽しく働ける現場作りしていくことも必要なミッションです。

あとは、お客様にももちろん楽しい現場を提供していきたいですね。そこに尽きるのかなと思っています。

会社としてはしっかり地に足つけて社員を守っていかなければならないですし、社員たちがしっかり自分の生活を守れるような会社にできたら嬉しいですね。

山崎
本日はありがとうございました。