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オウンドメディアの立ち上げ方とは?準備・設計手順・成功事例・費用まで解説
2026.02.02 SEO
この記事の監修SEO会社

株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計5,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
「広告やSNSに取り組んでいるものの、問い合わせや集客が安定しない」
そんな課題を感じている中小企業の方も多いのではないでしょうか。
近年、検索を起点に継続的な情報発信ができる手段として、オウンドメディアに注目が集まっています。
一方で、どのような準備が必要なのか、社内で対応できるのか、外部に依頼すべきかなど、判断に迷う場面も少なくありません。
本記事では、オウンドメディアの立ち上げにあたり、準備や設計の考え方、進め方、費用の目安、成功事例について分かりやすく整理して解説します。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
目次
- 1 そもそもオウンドメディアの役割とは?
- 2 オウンドメディアを立ち上げる前に準備すべきこととは?
- 3 オウンドメディアの立ち上げ(設計)手順
- 4 オウンドメディアの立ち上げ・運営を成功させるためのコツとは?
- 5 BtoBとBtoCでオウンドメディアの戦略はどう変わる?
- 6 オウンドメディア立ち上げ・運用でよくある失敗例
- 7 オウンドメディアのコンテンツ設計に迷ったらNEXERの無料診断を活用
- 8 オウンドメディア運用の成功事例
- 9 オウンドメディアの立ち上げは内製と外注どちらがよい?
- 10 オウンドメディアの立ち上げにかかる費用とは?
- 11 オウンドメディア運営にかかる費用とは?
- 12 オウンドメディアの立ち上げについてまとめ
- 13 お問い合わせ
そもそもオウンドメディアの役割とは?
オウンドメディアとは、企業が自社で保有・管理する情報発信の場です。
検索ニーズを意識したコンテンツを発信することで、見込み顧客と接点を持ち、継続的な集客につなげる基盤として機能します。
検索ニーズに沿ったコンテンツを蓄積することで、検索エンジン経由の流入が増え、安定した接点を形成できます。
広告のように費用を支払って露出を得る手法とは異なり、SNSの外部アルゴリズムにも左右されにくい点が特徴です。
例えば、自社サービスに関連する悩みや課題をテーマに記事を作成し、検索流入を獲得します。
その上で、記事内から資料請求や問い合わせページへと誘導する運用が一般的です。
このように、検索を起点とした自然な流れで問い合わせにつなげられる点が、オウンドメディアの大きな役割です。
オウンドメディアを立ち上げる前に準備すべきこととは?
オウンドメディアは、立ち上げ前に方針を整理しておくことで、運用を継続しやすくなり、成果につながりやすくなります。
そのため、制作に入る前に目的・運用・体制を明確にしておくことが重要です。
- オウンドメディアを立ち上げる目的を明確にする
- どのような成果を目指すのかゴールを定義する
- 継続的に運用できる体制があるかを確認する
- 内製と外注のどちらで進めるか方針を決める
これらを事前に整理しておくことで、オウンドメディアを無理なく継続でき、集客や問い合わせにつながる設計が可能になります。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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オウンドメディアを立ち上げる目的を明確にする
オウンドメディアは、立ち上げ前に目的を整理することで、成果につながりやすくなるマーケティング施策です。
集客・認知・問い合わせの優先順位を整理することで、KPIや運用方針が明確になり、継続的な改善を進めやすくなります。
あらかじめ方向性を共有しておくことで、効果測定や改善の視点も揃えやすくなるのです。
目的によって、優先すべき施策や成果を判断する指標(KPI)は異なります。
集客
- 優先する施策:検索ニーズに基づいたキーワード選定と記事設計
- KPI:初期段階では検索流入数やPV数を主な指標として確認する
問い合わせ増加
- 優先する施策:CTA(行動を促すボタンや案内)の設計や配置の最適化
- KPI:CTAのクリック率やコンバージョン数を重視する
どのような成果を目指すのかゴールを定義する
オウンドメディアでは、期限と数値を伴うゴール(KPI)を定義することで、成果を客観的に判断できます。
期限や数値を設定しておくことで、進捗の確認や改善・見直しのタイミングを判断しやすくなり、計画的な運用につなげられます。
オウンドメディアは成果が出るまでに時間がかかるため、途中経過を確認するための指標を設けておくことが重要です。
また、運用フェーズによって重視すべきKPIを切り替えることで、状況に応じた判断もしやすくなります。
例えば、以下のように期限と数値を伴うゴールを設定することで、施策の効果を客観的に検証できます。
| ゴール | 6か月で月間検索流入3,000 |
|---|---|
| KPI | 記事本数・検索流入数 |
このように数値付きのゴールを設定しておくことで、運用中に判断や改善のタイミングを整理しやすくなるのです。
継続的に運営できる体制があるかを確認する
オウンドメディアは、継続的に運営できる体制を整えることで、成果につながりやすくなる施策です。
あらかじめ運営体制を整理しておくことで、記事作成やチェックの役割が明確になり、スムーズに運用を進めやすくなります。
誰がどの工程を担当するのかを決めておくことで、判断や作業が滞りにくくなり、計画的な更新を行いやすくなるのです。
また、通常業務と両立しながら進める場合でも、現実的な作業量を前提に運用を設計しやすくなります。
以下は、役割と更新頻度を整理した具体例です。
| 記事作成 | Web担当者が担当 |
|---|---|
| 内容チェック | 事業責任者が担当 |
| 更新頻度 | 月2本から開始し、負荷を見ながら調整 |
このように作成・チェック・公開の役割分担と、現実的な更新頻度を事前に決めておくことが重要です。
あらかじめ体制を整理しておくことで、担当変更や業務負荷の変化にも対応しやすくなり、継続的なオウンドメディア運営につなげやすくなります。
内製と外注のどちらで進めるか方針を決める
オウンドメディアは、内製か外注かを事前に決めておくことで進行と成果が安定します。
あらかじめ進め方を決めておくことで、作業の進行がスムーズになり、役割分担や成果の方向性を揃えた運用を行いやすくなるのです。
内製と外注では対応範囲や役割が異なるため、自社に合った形を選択することが重要です。
| 内製 | 社内理解を活かして柔軟に対応しやすいが、担当者の工数や専門知識が求められる |
|---|---|
| 外注 | SEO設計や記事制作などの専門性を活用でき、立ち上げ初期から品質を担保しやすい |
内製の場合は、社内理解を活かしながら柔軟に対応しやすく、外注の場合は、専門性やノウハウを活用した施策を進めやすくなります。
外注の場合は、SEO設計や記事制作などの専門領域を任せることで、立ち上げ初期から一定の品質を確保しやすくなります。
ただし、目的やKPI、方針は社内で明確に定め、外注先と共有したうえで進めることが重要です。
あらかじめどこまでを内製し、どこからを外注するかを整理しておくことで、運用全体の設計を明確にすることが可能です。
例えば、企画や方針決定は社内で行い、記事制作やSEO設計は支援サービスを活用する進め方もあるため自社の目的やリソース状況に合わせた体制を検討してみましょう。
オウンドメディアの立ち上げ(設計)手順

オウンドメディアの立ち上げにあたって、記事制作に入る前の設計フェーズは重要な役割を担います。
ターゲット設定やSEO、サイト構造、運用ルールまでを事前に整理しておくことで、公開後に迷わず改善を進めやすくなるでしょう。
ここでは、オウンドメディアの立ち上げ方として、設計段階で行う手順を整理します。
- ターゲット(ペルソナ)を設定しニーズを整理する
- キーワード設計とSEO戦略を策定する
- コンテンツテーマと構成を設計する
- サイト構造・カテゴリ・内部導線を設計する
- 必要な機能・CMSを選定する
- 公開後の計測設計と運用ルールを決める
ターゲット(ペルソナ)を設定しニーズを整理する
オウンドメディアでは、ペルソナを設定し、誰に向けた情報かを明確にすることで、コンテンツ設計や判断の軸を一貫させることが重要です。
ペルソナを設定することで、設計や判断の軸が定まり、読者ニーズに沿った内容を組み立てやすくなるためです。
想定読者を具体化することで、どのテーマを扱うか、どの切り口で伝えるかを判断しやすくなります。
一方で、想定読者が曖昧なままだと、検索意図やキーワード設計がぶれやすくなります。
SEOでは、ユーザーがどのような背景や目的で検索するかを想定することが重要です。
その前提として、ペルソナ設定を行うことで検索語句や情報ニーズを整理しやすくなります。
例えば、中小企業のWeb担当者がターゲット(ペルソナ)だった場合、以下のようなニーズがあると考えられます。
- 限られた社内リソースでも進められる具体的な手順を知りたい
- 判断を誤らないための基準や考え方を把握したい
- 自社対応と外注の切り分け方を理解したい
- 失敗や手戻りを避けられる進め方を知りたい
このように、ペルソナを起点にニーズを整理すると、テーマや切り口の判断が一貫し、オウンドメディア設計がぶれにくくなります。
キーワード設計とSEO戦略を策定する
キーワード設計では、想定読者の検索目的や意図を起点に設計し、それに基づいてSEO方針を定めることが重要です。
語句を並べるだけでは、検索目的に合ったコンテンツ設計になりにくいためです。
まず、想定読者が検索しそうな語句を洗い出し、集めたキーワードをメイン・サブ・関連に分けて整理します。
次に、それぞれの検索意図を確認し、情報収集目的か比較・検討目的かを切り分けます。
検索意図とは、ユーザーが検索を通じて「何を知りたいか」という目的のことです。
この検索意図を基準に整理することで、各記事で伝える内容の役割が明確になります。
さらに、競合サイトの構成や切り口を確認することで、テーマの深さや差別化の方向性も判断しやすくなります。
その結果、記事ごとに「何をどこまで書くか」「どう次の行動につなげるか」が明確になり、SEO全体の進め方を整理しやすくなるのです。
コンテンツテーマと構成を設計する
コンテンツテーマと構成は、読者の課題を整理し、初期段階で計画を立てておくことで、制作中の判断に迷いにくくなります。
事前に進め方を設計しておくことで、制作途中の判断がしやすくなり、検索意図や記事の目的を一貫して保った運用を行えるからです。
具体的には、以下の手順で整理を行います。
- 読者が抱えている課題や疑問から、扱うべきテーマを整理する
- 集客・認知・検討支援など、記事の目的を切り分ける
- 目的に応じて、解説・ノウハウ・事例などの記事タイプを決める
- 各テーマで伝える要点と、構成の流れを事前に設計する
このように目的を起点にテーマと構成を設計しておくことで、判断に迷わず制作を進められ、SEOと読みやすさを両立した運用がしやすくなります。
サイト構造・カテゴリ・内部導線を設計する
サイト構造や内部導線は、あらかじめ設計しておくことで、読者と検索エンジンの双方にとって理解しやすい構造を整えやすくなります。
サイト構造や内部導線を事前に設計することで、情報の配置やつながりが明確になり、読者が必要な情報にたどり着きやすくなります。
その結果、コンテンツ全体の役割や関係性も把握しやすくなるのです。
そこで、カテゴリや階層、内部リンクをあらかじめ整理し、迷わず情報を探せる構造を設計することが重要です。
サイト構造や内部導線を整理することで、読者の行動には次のような変化が生まれます。
- 必要な情報にたどり着きやすくなる
- 関連記事への回遊が促される
- 滞在時間や回遊率といった行動指標の改善につながる
こうした読者行動の変化を前提に設計しておくことで、どの情報をどこに追加・更新すべきか判断しやすくなります。
その結果、検索意図に沿った情報提供を継続しやすくなるのです。
必要な機能・CMSを選定する
運用目的に合ったCMSと必要な機能を整理して選定することで、安定した運用と継続的な改善につなげやすくなります。
CMSは、記事やカテゴリなどのコンテンツを管理・更新する基盤となる仕組みです。
専門的な知識がなくても、社内で継続的に情報発信しやすくなる点が特徴です。
主要なCMSのひとつであるWordPress(ワードプレス)は、世界中で広く利用されており、拡張性が高く、SEO対策や運用規模に応じたカスタマイズがしやすい点が特徴です。
あらかじめ運用を想定してCMSを選定することで、日々の更新や管理をスムーズに進めやすくなり、継続的な改善にも取り組みやすくなります。
CMSの選定が運用に影響する具体的な理由は、以下のとおりです。
- CMSごとに、対応できる機能や拡張性が異なる
- 運用体制によって、適したCMSの選択肢が変わる
- 初期選定が、更新のしやすさや改善スピードに影響する
こうした前提を踏まえてCMSを選定しておくことで、運用や更新時の判断がしやすくなります。
結果として、運用や改善に関する意思決定をスムーズに行いやすくなり、成果を意識したオウンドメディア運営を継続しやすくなります。
公開後の計測設計と運用ルールを決める
公開後の判断や改善をスムーズに進めるためには、あらかじめ確認する指標と対応ルールを設計しておくことが有効です。
オウンドメディアは、中長期的に成果を育てていく施策であるため、公開後は数値をもとに状況を把握しながら運用を進めていくことが重要になります。
どの数値を見て、どのように判断するかを整理しておくことで、継続や改善の判断を行いやすくなります。
また、あらかじめ計測方法と運用ルールを決めておくことで、感覚に頼らず、数値を基準にした判断を行いやすくなるのです。
オウンドメディアを立ち上げる際に最初に整理すべきポイントは、以下のとおりです。
| 整理すべきポイント | 詳細 | 目的 |
|---|---|---|
| 成果を判断する指標 | PV数や問い合わせ数など、成果を見るための数値を決める | 運用の成果を客観的に判断するため |
| 数値を確認する環境 | アクセス解析ツールを導入し、指標を確認できる状態にする | 改善判断に必要なデータを把握するため |
| 数字を見るルール | 確認頻度や、数値が低い場合の見直し基準を決める | 属人化を防ぎ、継続的に改善するため |
このように、公開後の計測設計と運用ルールが明確になると、数値に応じて「続ける」「直す」「見直す」の判断がしやすくなります。
その結果、継続運用を前提とした改善サイクルを回しやすくなります。
オウンドメディアの立ち上げ・運営を成功させるためのコツとは?
オウンドメディアの立ち上げ・運営を成功させるには、コンテンツを公開だけでなく、設計・SEO・運用を意識した取り組みが重要です。
特に成果につなげるためには、次のポイントを押さえる必要があります。
- 専門性や信頼性を示し、ブランド価値を高める
- 検索意図に合ったコンテンツを設計し、ユーザーの疑問を解決する
- SNSやメール配信など他チャネルと連携して露出を広げる
- コンバージョン導線を意識して問い合わせや行動につなげる
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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専門性や信頼性を示しブランド価値を高める
オウンドメディアで専門性や信頼性を示すことは、読者の安心感を高め、ブランド価値の向上につながります。
検索エンジンは、情報量だけでなく、発信者や根拠が明確なコンテンツを評価する傾向があります。
専門性や信頼性を示すポイントは以下のとおりです。
- 会社概要・事業内容を分かりやすく掲載する
- 実績・事例・数値などの根拠情報を記事内に盛り込む
- 執筆者や監修者の立場・経験を明示する
これらを整理して提示することで、情報の信頼性が読者に伝わりやすくなります。
専門性や信頼性は、検索結果での評価に加え、問い合わせやブランドへの信頼形成にもつながります。
立ち上げ初期から「発信者」「根拠」「実績」を意識して設計することで、成果を意識したオウンドメディア運営を進めやすくなるのです。
検索意図に合ったコンテンツを設計しユーザーの疑問を解決する
検索意図に合ったコンテンツを設計し、ユーザーの疑問を解決することは、成果につながる記事づくりの重要なポイントです。
検索意図を意識して設計することで、読者が求める答えを分かりやすく届けやすくなり、記事全体の満足度も高まりやすくなります。
そのため、記事を書く前に「どんな疑問を解決するか」を整理しておくことが重要です。
あらかじめ方向性を定めておくことで、構成や情報の取捨選択を行いやすくなります。
たとえば「オウンドメディア 立ち上げ方」という記事を書く場合は以下の順番で検索意図と構成を整理します。
- 検索結果の上位記事から検索意図を把握する
- 読者が共通して求めている答えを整理する
- 検索意図に沿って見出し構成を設計する
- 不足しがちな注意点や失敗例を補足する
まず検索意図を把握し、「何を書くべきか」を整理したうえで構成を決めると、内容に一貫性を持たせやすくなります。
さらに、補足情報を加えることで、検索結果内での情報の充実度を高めやすくすることが可能です。
このような流れで設計することで、ユーザーの疑問解消を軸としたコンテンツを提供しやすくなり、SEO評価の向上も期待できます。
SNSやメール配信など他チャネルと連携して露出を広げる
オウンドメディアは単体で完結させず、SNSやメール配信など他のチャネルと連携して記事を届けることで、露出と流入を広げられます。
オウンドメディアを立ち上げる際の流れは、以下のとおりです。
- 記事を公開する
- SNSで記事の要点とリンクを投稿する
- メール配信で関連記事として紹介する
これにより、新規層と既存層の両方に届きます。
他のチャネルとの連携を前提にすると、「記事公開後に何をするか」を事前に決められます。
検索流入を待つだけでなく、計画的な露出が可能になるのです。
コンバージョン導線を意識して問い合わせや行動につなげる
オウンドメディアでは、コンバージョン導線を意識して設計することで、読者の行動を問い合わせや資料ダウンロードなどの成果につなげられます。
記事を読み終えたあとに次の行動が明確になることで、読者はスムーズに次のステップへ進みやすくなります。
そのため、行動導線をあらかじめ設計し、読者が自然に行動できる流れを整えておくことが重要です。
まず、記事のゴールを「問い合わせ」か「資料DL」のいずれかに設定しましょう。
次に、記事下部にその行動へ進むボタンやリンクを設置しましょう。
行動は1つに絞り、迷わせないことがポイントです。
コンバージョン導線を前提にすると、「この記事をどこまで書くか」「何を削るか」を成果視点で判断できます。
結果として、集客施策と営業活動を連携させたオウンドメディア運用を進めやすくなります。
BtoBとBtoCでオウンドメディアの戦略はどう変わる?
BtoBとBtoCでは、オウンドメディアに求められる役割や成果指標が異なります。
そのため、想定読者や購買プロセスの違いを踏まえて、戦略を整理することが重要です。
ここでは、BtoBとBtoCそれぞれのオウンドメディアの戦略について解説します。
BtoBオウンドメディアの戦略
BtoBオウンドメディアは、信頼構築を前提に、リード獲得や商談創出を目指す中長期型の戦略が基本です。
BtoBでは購買検討に時間がかかり、即時の意思決定は起こりにくい傾向があります。
そのため、継続的な情報提供を通じて、課題理解や比較検討を支援することが重要です。
なかでも、意思決定に必要な判断材料となる専門性の高い情報は、企業への信頼形成につながります。
具体的には、ノウハウ記事や導入事例、業界解説を中心に発信します。
次に、SEOを軸に集客し、メルマガやLinkedInで再接触を行いましょう。
その流れの中でホワイトペーパーや資料請求を設け、リード獲得につなげます。
BtoBオウンドメディアでは、問い合わせ数やリード数、商談化率など成果を判断するための指標(CPI)を設定します。
そのうえで、短期的な数値の増減だけで判断せず、見込み顧客を育てていく前提で運用を見直していくことが重要です。
BtoCオウンドメディアの戦略
BtoCのオウンドメディアでは、最初に「認知拡大・購買促進・ファン形成」のどれを重視するか決めたうえで、戦略を設計します。
先に目的を決めておくことで、記事の内容や集客の進め方を迷わず判断できるためです。
BtoCでは、検索流入だけで成果を出すのが難しく、共感や体験を通じた関係構築が重要です。
どの目的を優先するかによって、発信するテーマ・使うチャネル・成果の測り方が変わります。
そのため、目的を曖昧にしたまま運用すると施策の優先順位を判断しにくくなります。
目的ごとに、中心となる記事の内容は次のとおりです。
| 目的 | 中心に作る記事の内容 |
|---|---|
| 認知拡大 | ライフスタイル記事など、SNSで拡散されやすい内容 |
| 購買促進 | 購入判断につながるレビュー記事や体験談 |
| ファン形成 | ブランドの背景や想いを伝えるストーリー記事 |
このようにBtoC戦略では、まず目的を一つ決め、目的に合うコンテンツとKPIを対応づけて設計することが重要です。
目的と指標をセットで整理することで、運用中の判断もしやすくなります。
オウンドメディア立ち上げ・運用でよくある失敗例
オウンドメディアの立ち上げや運用では、成果が出ない原因が共通するケースがあります。
特に多く見られる失敗例は、次のとおりです。
- 競争が激しいキーワードを選定し、検索上位に表示されず流入が伸びない
- 短期間で成果を求めすぎて、効果が出る前に運用を中断してしまう
これらの失敗は、事前の設計や判断軸を整理しておくことで回避できます。
次から、代表的な失敗ケースを具体的に解説します。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
競争の激しいキーワード選定で流入が伸びないケース
競合性の高いキーワードを優先すると、検索上位を獲得しづらく、オウンドメディアの流入が伸びにくくなる場合があります。
検索ボリュームだけを見てキーワードを選ぶと、大手企業や専門サイトと直接競合することになりがちです。
これらのサイトは評価や情報量が高いため、特に立ち上げ初期のオウンドメディアでは、慎重なキーワード設計が重要です。
まず、狙おうとしているキーワードで実際に検索しましょう。
検索結果の上位に大手サイトや専門メディアが並ぶ場合は、そのキーワードは競合性が高いと判断します。
その場合は「オウンドメディア 立ち上げ方 手順」のように、具体的な課題を含むキーワードへ切り替えることが大切です。
最初は、競合性が低く、かつ自社の強みやよく聞かれる質問に近いキーワードから記事を作成しましょう。
実績が積み上がったら、難易度の高いキーワードへ広げていきます。
短期間で成果を求めて途中で挫折してしまうケース
オウンドメディアは中長期的に成果を育てていく施策であるため、一定の期間を見据えて運用することで、効果を実感しやすくなります。
立ち上げ直後は、検索流入や問い合わせの数値が緩やかに推移することが一般的です。
この特性を理解したうえで運用を進めることで、状況を冷静に把握しやすくなります。
オウンドメディアは、広告のように即時的な反応を得る施策とは異なり、SEO評価が段階的に反映されていきます。
そのため、一定期間をかけて積み上げていく視点が重要です。
まず、運用開始時に「最初の3〜6か月は成果判断しない」と位置づけておくことで、計画的に取り組みやすくなります。
その期間は、記事数や表示回数が増えているかを確認しましょう。
流入数に関わらず、記事の追加や改善を継続することで、基盤を整えやすくなります。
問い合わせに関する評価は、その後の段階で行うと、全体像を捉えやすくなります。
初期は記事数や表示回数を確認し、中盤以降に問い合わせ数を見るなど、段階を分けて判断することで、安定した運用を継続しやすくなります。
オウンドメディアのコンテンツ設計に迷ったらNEXERの無料診断を活用
オウンドメディアの立ち上げでは、コンテンツ設計やSEOの方向性を整理することで、施策を進めやすくなります。
テーマやキーワードを設定したうえで、自社サイトのSEO状況や競合との位置関係を把握しておくことで、設計の判断軸を持ちやすくなります。
そのため、記事制作を始める前に、コンテンツとSEOの現状を整理する支援を活用することが大切です。
その手段の一つとして、現状分析に特化した無料診断を活用する方法があります。
NEXERの無料診断では、サイトのSEO状況や内部施策の対応状況、競合との比較データをまとめたSEO分析レポートを無料で提供しています。
自社の立ち位置を客観的に把握する支援を受けることで、コンテンツ設計やSEO施策を検討する際の判断材料を持ちやすくなるでしょう。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
オウンドメディア運用の成功事例
ここからは、オウンドメディアを運用し、集客や認知向上などの成果につなげた成功事例を紹介します。
「働き方・チーム文化など独自テーマでブランディングに成功した事例
サイボウズ式は、BtoB向けグループウェアを提供するサイボウズ株式会社が2012年に立ち上げたオウンドメディアです。
立ち上げ当初から短期的な集客ではなく、企業姿勢や価値観を伝えるブランディングを目的に設計されました。
「チーム」「働き方」を軸にコラムやインタビューを継続的に発信し、共感の蓄積を重視しています。
その結果、PV増加だけでなく企業認知や信頼感の向上につながりました。
参照:PR TIMES
この事例から、立ち上げ時に目的とテーマを明確にする重要性が分かります。
クリエイティブなコンテンツでエンタメ性と集客を両立した事例
LIGブログは、Web制作会社・株式会社LIGが立ち上げたオウンドメディアです。
立ち上げ当初からIT・Web業界の実務者を主な対象に、制作現場の知見を軸とした記事設計を行ってきました。
エンタメ性と専門性を両立した企画記事を継続的に発信し、段階的に認知を拡大。
現在は月間約500万PVを獲得し、問い合わせや採用にも波及しています。
参照:AD EBis
この事例は、立ち上げ時に読者像と編集方針を明確にする重要性を示しています。
レシピ・コラムを中心とした若年層向けコンテンツで閲覧数を伸ばした事例
アマノ食堂は、アサヒグループ食品に属するアマノフーズが運営を開始したオウンドメディアです。
従来は60代中心だった顧客層を広げるため、30〜40代向けに方向転換しました。
立ち上げ時に「若年層との接点づくり」を目的に設定し、旬食材のレシピやシェフのコラムを継続的に発信。
段階的に利用者が増え、月間100万PVを達成しました。
参照:キャククル
この事例は、立ち上げ段階でターゲットを明確にする重要性を示しています。
オウンドメディアの立ち上げは内製と外注どちらがよい?
オウンドメディアの立ち上げは、内製と外注のどちらを選ぶかによってメリット・デメリットが大きく異なります。
重要なのは、一般論ではなく自社の体制や目的に合った選択をすることです。
ここからは、内製がおすすめの企業の特徴と外注がおすすめの企業の特徴を、それぞれ詳しく解説します。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
内製がおすすめの企業の特徴
内製がおすすめなのは、オウンドメディアの成果を短期で判断せず、中長期で取り組める体制がある企業です。
具体的には、社内に専任または兼任の担当者を置き、成果が出るまで一定期間は投資と割り切って運用できる体制がある企業が向いています。
オウンドメディアは立ち上げ直後に問い合わせなどの成果が出にくく、初期段階ではPV数や検索表示回数といった指標が先に変化します。
そのため、短期間で成果判断を行う企業では、運用を途中で止めてしまう失敗が起こりやすくなります。
例えば社内担当者1名で運用する場合は、月2〜3本の記事公開を目安に、更新を継続できるかどうか検証するのがおすすめです。
公開初期は順位や問い合わせ数ではなく、Search Consoleで表示回数が増えているかを確認し、「継続できる組織かどうか」を判断軸にすることが重要です。
外注がおすすめの企業の特徴
外注がおすすめなのは、社内に十分なリソースや専門知識がなく、立ち上げ段階から外部の知見を活用したい企業です。
特に、オウンドメディアの運用経験が少なく、初期設計や方向性の判断に不安がある企業に向いています。
オウンドメディアの立ち上げ時は、SEO設計やコンテンツ方針、更新ペースなど、判断すべき項目が多く発生します。
こうした判断を社内だけで行うのが難しい場合、外部の専門家を活用することで、判断の軸を整理しながら進めやすくなります。
例えば、記事制作だけでなく、立ち上げ時のKPI設定や評価ルールの設計までを外部に任せることで、運用開始後の迷いを減らせます。
事前にPV数や検索表示回数を評価指標とする方針を共有しておくことで、立ち上げ後も安定したオウンドメディア運用を継続しやすくなります。
オウンドメディアの立ち上げにかかる費用とは?

オウンドメディアの立ち上げ費用は、サイト構築・設計・コンテンツ制作など、複数の工程で構成されています。
費用をまとめて考えると、何にいくらかかっているのかが分かりにくくなります。
そのため、工程ごとに分けて整理することが重要です。
初期費用には、以下の費用が含まれます。
- 企画や設計
- デザイン
- CMS構築
- 初期の記事制作など
これらの内訳を把握することで、必要な作業に応じた無理のない予算を設定しやすくなります。
各工程で発生する初期費用は以下のとおりです。
| 費用の目安 | |
|---|---|
| 企画・サイト設計 | 約30万〜100万円 |
| デザイン | 約10万〜100万円 |
| CMS構築 | 約50万〜150万円 |
| 記事制作 | 1本あたり数万円〜数十万円 |
記事制作費だけでなく、設計やCMS構築といった工程も含めて整理することで、全体像を把握しやすくなります。
まずは必要な工程を洗い出し、内製と外注を分けて考えることが重要です。
初期は最低限の構成に絞ることで、費用を抑えながら立ち上げやすくなります。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
オウンドメディア運営にかかる費用とは?
オウンドメディアの運営には、記事制作や解析・管理など継続的に発生する費用があり、運用の内容で毎月の負担額が変わります。
運営費用は立ち上げ後も継続して発生するランニングコストです。
記事制作やSEO対策など、作業量によって金額が変わる費用も含まれます。
あらかじめ内訳を整理しておくことで、計画的な予算管理を行いやすくなります。
オウンドメディア運営にかかる主な継続費用は、以下のとおりです。
| 費用の目安 | |
|---|---|
| 記事制作費 | 1本あたり約3万円〜10万円 |
| SEO対策・アクセス解析 | 月数万円程度 |
| サーバー・ドメイン費 | 月数千円程度 |
運営費用には複数の項目があるため、全体像を把握しておくことが大切といえます。
その中で見落とされやすいのが、記事制作費だけに注目してしまう点です。
改善や解析を後回しにすると、運営を続けても成果につながりにくくなります。
そのため、必要な作業を洗い出し、内製と外注を分けて考えることが重要です。
オウンドメディアの立ち上げについてまとめ
広告やSNSに取り組んでいても集客が安定しづらいと感じる中小企業に向け、オウンドメディアの役割と立ち上げ手順を解説しました。
目的やゴール、運用体制を整理したうえで、ペルソナやキーワード、計測ルールまで設計しておくことが重要です。
費用は初期と運営に分け、工程別に内訳を把握しましょう。
迷った場合は、NEXERの無料診断を活用し、課題を整理したうえで施策を検討してみてください。
