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【2026年最新】スマホ対応に強いSEO対策7選|モバイル高速化とCWV改善の具体策

2026.01.13 SEO
【2026年最新】スマホ対応に強いSEO対策7選|モバイル高速化とCWV改善の具体策

この記事の監修SEO会社

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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計5,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

スマホ対応は、もはやSEOの一部ではなく、評価の前提条件の一つになっています。

現在のGoogleでは、パソコンではなくスマホ版ページを基準にクロールと評価を行っているため、スマホ画面の表示速度や操作性が検索順位に影響します。

つまり、「スマホでも一応見られる」といった対応では、不十分なのです。

特に「表示が遅い・タップしにくい・レイアウトが崩れている」といった要素は、Core Web Vitalsを通じて数値化され、低評価の原因になります。

本記事では、モバイルファーストインデックスとCore Web Vitalsを前提に、2026年時点で重要な「スマホ対応に強いSEO対策」を7つに絞って解説します。

何から手を付ければいいか分からない方にも、実践で使える具体的なスマホSEO対策を紹介しているので、参考にしてください。

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SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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目次

SEO対策の「スマホ対応」が重要な理由

SEO対策においてスマホ対応が重要とされる最大の理由は、検索ユーザーの行動とGoogleの評価基準がスマホ中心へ移行したためです。

現在は情報収集や商品比較、店舗検索などの多くがスマホで行われており、パソコン前提の設計ではユーザー体験が大きく損なわれます。

さらにGoogleは「モバイルファーストインデックス」を採用しており、スマホ版ページの内容や表示速度、操作性が検索順位を左右します。

そのためスマホ対応は見た目の調整ではなく、SEO評価そのものに直結する必須対策となっています。

スマホがパソコンよりもシェアが高いから

スマホがパソコンよりもシェアが高いから
画像引用:総務省「令和6年通信利用動向調査」PDF,3P

総務省の「令和6年通信利用動向調査」によると、スマートフォンを保有している世帯の割合は90.5%に達しており、すでに生活インフラとして定着しています。

一方で、パソコンの保有率は年々低下傾向にあり、情報収集の主役が完全にスマホへ移行していることが分かります。

検索行動も例外ではなく、移動中や隙間時間にスマホで検索するという行動が当たり前になっています。

この状況で、パソコン表示を前提にしたサイト設計のままでは、文字が読みにくい、操作しづらいといったストレスを生みやすくなるのです。

結果として、直帰率の上昇や滞在時間の短縮につながり、SEO評価にも悪影響を及ぼします。

そのためスマホ利用を前提にした表示速度や可読性、操作性の最適化が、現在のSEO対策では不可欠です。

モバイルファーストインデックスでスマホも評価対象になった

Googleの検索評価は段階的にスマホ中心へと移行しており、その象徴がモバイルファーストインデックスの導入です。

2015年に「モバイルフレンドリーアップデート」が実施され、スマホで見やすく操作しやすいページが検索結果で優遇されるようになりました

この時点では、まだパソコン版のページが評価の基準でしたが、スマホ対応の有無が順位に影響を与える明確なシグナルとなりました。

その後、2018年3月に「モバイルファーストインデックス」が本格導入され、インデックス登録やランキング評価は原則としてスマホ版コンテンツを基準に行われるようになりました。

さらに、2024年7月にはパソコン用Googlebotによるクロールが終了し、スマートフォン用Googlebotのみでクロールとインデックス登録が行われています。

つまり現在は、検索デバイスに関係なくスマホ版ページが評価の前提となっており、スマホ対応はSEOの補助ではなく評価の中核として設計する必要があります。

Googleのモバイル対応の変遷

モバイルファーストインデックスに対応しているか調べる方法

モバイルファーストインデックスに対応しているか調べる方法
モバイルファーストインデックスに対応しているかは、Google Search Consoleの「URL検査」機能を使えば簡単に確認可能です。

URL検査で対象ページを入力し、インデックス登録済みの詳細情報を表示します。

その中にある「クロール」項目で「スマートフォン用Googlebot」と表示されていれば、スマホ版ページを基準に評価されています。

この表示が確認できれば、検索デバイスに関係なくスマホ版が評価基準になっている状態ということです。

ちなみに、スマホデバイスで全く閲覧できないページはインデックス対象外となってしまいます。

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SEO対策におけるスマホ対応の考え方

SEO対策におけるスマホ対応は、単に画面サイズに合わせることではなく、読者の行動や評価指標を前提に設計する考え方が重要です。

スマホでは短時間で答えを求める行動が多いため、マイクロモーメントを起点に情報設計を逆算する必要があります。

また現在のSEOでは、レスポンシブ対応を前提とした一貫したコンテンツ提供が基本となります。

さらにCore Web Vitalsのような指標を理解し、表示速度や操作性まで含めて最適化することが、スマホ対応SEOの土台になります。

読者行動(マイクロモーメント)から逆算設計する

スマホユーザーの検索行動は、じっくり調べるのではなく「今すぐ知りたい」「今すぐやりたい」といった瞬間的な欲求で発生します。

Googleはこの行動を「マイクロモーメント」と定義しており、知りたい、行きたい、やりたい、買いたいという4つの瞬間があると説明しています。

知りたい 購入するつもりはまだないが、情報収集をしているとき。
行きたい 近くのお店や場所、または購入を検討している商品の実物を見られる場所を探しているとき。
やりたい 何かの作業を終えたいとき、または新しいことに挑戦しようとしているとき。
買いたい 購入する準備ができており、何をどう買うかの判断を助けてほしいとき。

(参考:Google「The Basicsof Micro-Moments」

スマホ対応のSEOでは、この4大欲求を意識し、以下のようなことが重要になります。

  • 知りたい
    結論や要点を先に示し、長文を読まなくても概要が把握できる構成。
  • 行きたい
    場所や方法、次の行動がすぐ分かるよう、地図やリンクへの導線を分かりやすく配置する。
  • やりたい
    スマホ画面でも途中で迷わない説明手順を意識する。
  • 買いたい
    価格や比較、購入方法などの判断材料を一画面内で確認できる設計にする。

これらを踏まえ、スマホ対応SEOではデザインよりも先に「読者がその瞬間に何を求めているか」から逆算して情報を配置します。

マイクロモーメントを無視したサイト設計では、表示が速くても満足度が低くなり、結果的にSEO評価も伸びにくい場合があります。

レスポンシブ対応が基本

レスポンシブ対応が基本
スマホ対応SEOの基本は、パソコンとスマホで別々のページを用意するのではなく、レスポンシブデザインを前提に設計することです。

レスポンシブデザインとは、同じURLとHTMLを使いながら、画面サイズに応じてレイアウトや表示方法だけを最適化する仕組みです。

Google公式でも以下のように、実装と維持が最も簡単なデザインパターンとしてレスポンシブデザインを推奨しています。

レスポンシブ デザイン: ユーザーのデバイスの種類(パソコン、タブレット、モバイル、非視覚系ブラウザなど)に関係なく、同じ URL で同じ HTML コードを配信しつつ、画面サイズに応じてコンテンツの表示方法を変更します。Google では、実装と維持が最も簡単なデザイン パターンとしてレスポンシブ ウェブ デザインをおすすめしています。

引用:Google Search Central「モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」

この方式では、パソコン版とスマホ版でコンテンツの差分が生まれにくく、モバイルファーストインデックスとの相性が高くなります。

別URL構成にすると、スマホ版に情報が欠けたり、管理コストが増えたりするリスクがあります。

現在では、多くのWordPressテーマでレスポンシブデザインが標準搭載されており、特別な実装をしなくても自然に対応できるケースがほとんどです。

レスポンシブ対応にすることで、インデックス登録やランキング評価が安定し、SEO施策を長期的に運用しやすくなります。

Core Web Vitalsを理解する

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)は、Googleがユーザー体験を評価するために定めた指標であり、スマホ対応SEOでは必ず理解しておく必要があります。

これらは専門的な数値指標ですが、本質は「ユーザーがストレスなく使えるかどうか」を測るものです。

特にスマホ環境では、表示速度や操作の遅延、画面のズレが体験の質を大きく左右します。

Core Web Vitalsは、次の3つの指標で構成されています。

  • LCP(Largest Contentful Paint)
    ページを開いてからメインとなるコンテンツが表示されるまでの速さを示す指標。
  • INP(Interaction To Next Paint)
    タップやクリックに対して、ページがどれだけ素早く反応するかを示す指標。
  • CLS(Cumulative Layout Shift)
    ページ表示中にレイアウトがどれだけズレるかを示す指標。

これらの基準に対して、Googleが求める数値は以下の通りです。

指標 Googleが推奨する基準
LCP 2.5秒以内
INP 200ミリ秒未満
CLS 0.1未満(独自のスコアがある)

参考:Google Search Central「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」

この基準を満たすことで、スマホユーザーにとって快適な閲覧体験が実現し、結果としてSEO評価の安定や向上につながります。

スマホ対応に有効なSEO対策7選

スマホ対応に有効なSEO対策は、単なるデザイン調整ではなく、表示速度や操作性、そしてユーザー行動を踏まえた設計まで含めて考えることが重要です。

スマホ環境では、わずかな遅延や使いづらさが直帰や離脱につながりやすく、SEO評価にも影響を及ぼします。

ここではCore Web Vitalsの改善やUX向上に直結しやすく、初心者でも実務に落とし込みやすいスマホ対応のSEO対策を7つに分けて解説します。

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①画像の容量を圧縮する(LCP改善)

画像の容量は、スマホ表示速度に大きく影響し、LCP改善に直結する重要な要素です。

特にファーストビューに大きな画像を使用している場合、画像が重いだけでページ全体の表示が遅くなります。

そのためスマホ対応SEOでは、画質を保ちつつファイルサイズを削減することが重要です。

画像圧縮の主な方法は、以下の通りです。

  • 画像圧縮ツールを使って容量を軽くする
    「TinyPNG」「TinyJPG」などのオンラインツールを使って画像容量を圧縮する。
  • 画像形式をWebPに変換して軽量化する
    JPEGやPNGをWebP形式に変換することで、画質を保ったままファイルサイズを削減できる。

  WordPressでは「WebP Converter for Media」を使うと自動的にWebP化が可能。
  Photoshopでは「WebPShop」を使い、書き出し時にWebP形式を選択できる。

WebPとは、Googleが開発した次世代の画像形式で、JPEGやPNGよりも高画質のままファイルサイズを小さくできるのが特徴です。

これらの対策を行うことで、見た目を大きく変えずにLCPを改善でき、スマホでの表示速度を大きく向上させることが可能です。

②ファーストビュー画像のLazy Loadを確認し、必要に応じて調整(LCP改善)

「Lazy Load」とは、画面に表示されていない画像の読み込みを後回しにすることで、ページ全体の表示速度を改善する仕組みです。

WordPressでは5.5以降、このLazy Loadが標準機能として搭載され、すべての画像に自動的に付与されるようになりました。

ただし、ファーストビューに表示される主要な画像まで遅延読み込みされると、LCPが悪化するケースがあります。

そのため、WordPress 6.3以降では、画像の読み込み最適化が見直され、ファーストビュー内の画像が遅延読み込みされにくい仕様に改善されています。
(参考:WordPress「Image performance enhancements in WordPress 6.3」

この仕様により、多くのサイトでは特別な設定を行わなくてもLCPに配慮した画像読み込みが行われています。

ただし、テーマやプラグインの影響で意図せずLazy Loadが付与される場合もあるため、実際の挙動を確認することが重要です。

Lazy Loadの確認方法

  1. ブラウザ上で画像を右クリックする
  2. 「検証」を選択する
  3. imgタグに loading="lazy" が付いているかを確認する
  4. ファーストビュー画像にLazy Loadが付いている場合は、必要に応じて設定を見直す

注意したいのが、「loading=”lazy”」が付いているからといって、すべて無効化すれば良いわけではありません。

Lazy Loadは、ページ下部の画像に対して有効な最適化であり、ファーストビューに表示される主要画像にのみ注意して調整することが重要です。

③マイクロモーメントに応じた情報配置と導線設計(UX全体の核)

マイクロモーメントに応じた情報配置と導線設計は、スマホ対応のSEOにおけるUX全体の核となる考え方です。

スマホユーザーは「じっくり読む」よりも「今すぐ目的を達成したい」状態でアクセスしてきます。

Googleが提唱するマイクロモーメントには「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」という欲求があります。

この4つの欲求を満たすために、情報をどう書くか以上に、どこに置くか、どう辿らせるかが重要になります。

特に画面サイズが限られ、スクロール量が増えやすいスマホでは、配置の差が体験の差として顕著に表れます。

マイクロモーメントを意識した情報配置のポイントは、以下の通りです。

  • 結論ファーストの文章構成
  • 親指で操作しやすい位置への導線配置
  • 目次やアンカーリンクによるジャンプ導線
  • 店舗や場所を探す人のために、アクセス方法やマップは早めに配置

これらを意識することで、スマホ特有の行動心理に合った導線設計ができ、UXとSEOの両立がしやすくなります。

④JavaScriptやCSSを圧縮・削減(INP・LCP改善)

JavaScriptやCSSの最適化で初心者が最初に取り組みやすいのは、不要なプラグインの見直しです。

WordPressのプラグインは便利な反面、導入するだけでJavaScriptやCSSが自動的に追加され、スマホ表示の負荷を高める原因になります。

まずは、現在のサイト運営に本当に必要かどうかという視点で整理することが重要です。

見直したいプラグインの代表例は、以下の通りです。

  • アクセス解析系プラグインで、GA4など外部ツールと役割が重複しているもの
  • SNSシェアボタン系プラグインで、実際にはほとんど使われていないもの
  • 装飾やアニメーションを追加するプラグインで、見た目以上に処理が重いもの
  • 過去に試しただけで、現在は使っていないプラグイン

ただし、これらを一気に無効化すると表示崩れや機能停止が起きる可能性があります。

そのため、プラグインは一つずつ無効化し、その都度サイト表示や動作に問題がないかを確認することが重要です。

この手順で進めれば、大きなトラブルを避けながらJavaScriptやCSSを減らすことができ、INP改善にもつながります。

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⑤スマホ用メニューの改善(INP・操作性)

⑤スマホ用メニューの改善(INP・操作性)
スマホサイトでは、メニューの設計が操作性とINPに大きく影響します。

多くのスマホサイトで採用されているのが、画面上部のアイコンから開くハンバーガーメニューです。

ハンバーガーメニューは、画面を広く使える一方で、操作回数が増えるという特性があります。

そのため、何でもハンバーガーメニューに入れる設計は、ユーザーの操作負荷を高めやすくなります。

【ハンバーガーメニューのメリット・デメリット】

メリット

  • 初期表示がすっきりする
  • コンテンツを広く見せられる
  • 情報を1か所にまとめられる
  • デザイン性を保ちやすい
  • 初期描画を軽くしやすい情報設計
  • 階層構造を整理しやすい

デメリット

  • メニューの存在に気づかれにくい
  • 目的ページまでのタップ回数が増える
  • 「今すぐ行動したい」ユーザーには不向き
  • メニュー展開時の処理が重いと反応が遅れる
  • 重要導線まで隠れてしまう可能性あり

そのためスマホ用メニューでは、役割ごとに配置を分けて考えることが重要です。

頻繁に使われるページや重要な導線は、ヘッダーに常時表示する設計が有効です。

逆に、会社概要や詳細情報など、使用頻度が低いページはハンバーガーメニュー内にまとめます。

またフッターは、スクロール後に自然と目に入るため、補助的な導線や信頼性のある情報を配置する場所として適しています。

このように、ハンバーガーメニューを前提としつつも、ヘッダー・フッターと役割分担することで、操作性が向上します。

結果として無駄なタップや待ち時間が減り、INP改善とスマホユーザーのストレス軽減につながります。

⑥フォントサイズ・画像サイズの最適化(可読性・操作性)

スマホ対応SEOでは、フォントサイズと画像サイズの最適化が、可読性と操作性の両方に直結します。

文字が小さすぎると読みづらいだけでなく、リンクやボタンがタップしにくくなり、操作ミスやストレスの原因になります。

特にスマホは指で操作するため、見やすさと押しやすさを同時に満たす設計が重要です。

フォントサイズについては「16pxが推奨」と言われることがありますが、これはGoogleが公式に定めた基準ではありません。

重要なのは数値そのものではなく、拡大操作をせずに自然に読めるかどうかです。

また、文字サイズだけでなく行間や余白を適切に確保することで、視線移動が楽になり、読みやすさが向上します。

画像についても同様で、特にリンクやボタンとして使う画像は、指で押しやすい大きさを意識する必要があります。

フォントサイズと画像サイズを適切に整えることで、スマホでも読みやすく操作しやすいページになり、UXとSEOの両面で評価されやすくなります。

【フォントサイズに関する誤解と実態】

  • 16px推奨とはGoogleは定めていない
  • ChromeやSafariのデフォルトフォントサイズが16pxのため、そのように誤解されていることが多い
  • 過去にGoogleの測定ツール「Lighthouse」では、12px未満なら改善が必要と判定されていた
  • 明確な基準はないが「拡大せずに自然に読めるサイズ」として、結果として16px前後になるケースが多い

(参考:Chrome for developers / Lighthouse「書類で判読可能なフォントサイズが使用されていません」

⑦タイトルとメタディスクリプションの最適化(CTR改善)

⑦タイトルとメタディスクリプションの最適化(CTR改善)
検索結果に表示されるタイトルとメタディスクリプションは、クリック率(CTR)を左右する重要な要素です。

同じ順位でも、検索結果上での見え方によって、クリックされやすさは大きく変わります。

上の図の通り、同じ記事でもPCとスマホでは表示される文字数が異なります。

実はタイトルは、スマホの方が文字数が多くなっており、一方でメタディスクリプションはPCの方が文字数が多くなっています。

このように、表示文字数は固定ではなくデバイスによって変動します。

文字数が多い場合、検索結果では途中が「…」のように省略されるため、重要な情報が後半にあるとユーザーに伝わらない可能性があります。

そのため、タイトルやメタディスクリプションは、省略される前に何を伝えるかを基準に設計することが重要です。

特にスマホ検索を前提とする場合は、前半に重要キーワードを集約し、省略されても意味が崩れない構成にすることで、CTR改善につながります。

モバイルフレンドリーかどうか確認するテスト方法

スマホ対応のSEOを進めるうえでは、自社サイトがモバイルフレンドリーかどうかを客観的に確認することが重要です。

以前は、Googleの「モバイル フレンドリーテスト」というツールによって簡易的な確認が可能でしたが、このツールは2023年12月1日に提供終了となりました。
(参考:Google Search Central Blog「Search Console のモバイル フレンドリー テストツール(提供終了)」

そのため現在は、別のツールを使って、スマホ対応状況をチェックする必要があります。

ここでは、モバイルフレンドリーテストの代替として、活用しやすい確認方法を紹介します。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが提供しているページ速度とユーザー体験を総合的に確認できるツールです。

URLを入力するだけで、スマホとパソコンそれぞれの評価結果を個別に確認できます。

実際のユーザーの利用状況をもとにした評価(画面上部)と、ツール上でシミュレーションした評価(画面下部)の両方が表示される点が特徴です。

上部に表示される評価は、実際にユーザーのアクセス状況をもとにしており、現在のページが現実の環境でどの程度快適に使われているかを示します。

一方、画面下部に表示される各種スコアや改善提案は、一定の条件下でページを読み込んだ場合の結果をもとに算出されています。

これは実際のユーザー行動を示すものではありませんが、「どこを直せば表示速度や操作性が改善するか」を把握するための参考情報です。

そのためPageSpeed Insightsは、現状のスマホ体験を確認しつつ、改善の優先順位を考えるためのツールとして活用できます。

モバイルフレンドリーかどうかを確認する際は、まずスマホ評価で実際のユーザー体験に大きな問題がないかを確認し、必要に応じて下部の改善提案を参考に対応していくのが基本です。

【PageSpeed Insightsの画面上部の見方】

  • 「携帯電話」タブが選択されているかを確認する
  • 「ウェブに関する主な指標の評価」が「合格」ならOK
  • LCP、INP、CLSの3指標がすべて緑色かを確認する(黄色や赤は改善が必要)
  • LCPは表示速度、INPは操作の反応速度、CLSは画面の安定性を見る指標
  • FCPやTTFBは補助指標として、初期表示やサーバー応答の参考にする

Google Search Console

Google Search Console
Google Search Consoleは、Google検索におけるサイトの状態を管理・確認できる公式ツールです。

このツールでは、各URLが LCP・INP・CLS の3指標をもとに、「良好」「改善が必要」「低速」の3段階で自動的に分類してくれます。

上の図では、「緑=良好、オレンジ=改善が必要、赤=低速」という形で、サイト全体の状態が一目で分かるようになっています。

この判定は感覚的なものではなく、下記のような明確な数値基準に基づいています。

指標 良好(緑) 改善が必要(オレンジ) 低速(赤)
LCP 2.5秒以下 4秒以下 4秒を超える
INP 200ミリ秒以下 500ミリ秒以下 500ミリ秒を超える
CLS 0.1以下 0.25以下 0.25を超える

参考:Google Search Consoleヘルプ「Core Web Vitals レポート」

これらはURL単位ではなく、「URLグループ」単位で評価できるため、特定の1ページだけが遅いのか、サイトの共通構造に問題があるのかといった点を把握しやすいのが特徴です。

そのため、スマホ対応や表示速度の確認では、まずGoogle Search Consoleで全体の傾向を把握し、必要に応じて個別ページを改善するという使い方が基本になります。

スマホ対応におすすめなWordPressのテーマ

スマホ対応SEOを意識する場合、WordPressのテーマ選びは重要です。

なぜならテーマによっても、表示速度や操作性、Core Web Vitalsの達成しやすさが異なり、評価基準に大きく左右されるからです。

スマホ対応に強いWordPressテーマを選ぶ際は、「デザインがきれいか」だけでなく、スマホ表示を前提に最適化されているかという視点が欠かせません。

具体的には、以下のような基準を満たしているテーマが理想です。

  • レスポンシブデザインが標準で実装されている
  • 余計なJavaScriptやCSSが少なく、表示が軽い
  • Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)を意識した設計になっている
  • スマホでの文字サイズやボタン配置が最初から最適化されている

これらの条件を満たしていれば、細かいカスタマイズをしなくても、スマホ対応SEOの土台を作りやすくなります。

ここでは、実際にスマホ表示と速度評価の両面で評価が高いWordPressテーマとして、「SWELL」と「Cocoon」を紹介します。

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SWELL(コアウェブバイタル最適)

SWELLは、スマホ対応と表示速度を最初から強く意識して設計されている、有料のWordPressテーマです。

特に特徴的なのは、Core Web Vitalsを満たしやすい構造がテーマ側でほぼ完成している点です。

LCPやINP、CLSを改善するために後から調整を行わなくても、初期状態のままで高い評価を狙いやすくなっています。

また、SWELLはレスポンシブデザインを前提として設計されており、パソコン・タブレット・スマホで同一URLのまま最適な表示が行われます。

SWELLがスマホ対応に強い理由は、以下の点にあります。

  • ページ下部のコンテンツの遅延読み込み
  • 画像・動画・iframeへの自動Lazyload付与
  • JavaScriptの遅延読み込み
  • 使用ブロックに合わせたCSSの読み込み
  • CSSや複雑なパーツのキャッシュ機能

これらの最適化がテーマ側であらかじめ組み込まれているため、スマホ表示の速度や安定性を、追加設定に頼らず確保しやすいのがSWELLの強みです。

Cocoon(無料で高速)

Cocoonは、無料で利用できるWordPressテーマの中でも、表示速度とスマホ対応に優れたテーマです。

最大の特徴は、高速化やスマホ最適化に関する設定項目が充実している点にあります。

テーマ自体は軽量に作られており、必要な機能を管理画面から取捨選択することで、表示速度を調整できます。

また、Cocoonもレスポンシブデザインを標準で採用しており、スマホでも同一URLのままで最適な表示が行われます。

Cocoonがスマホ対応に強い理由は、以下の点にあります。

  • テーマ機能だけで表示速度の最適化を行いやすい
  • HTML構造がシンプルで、エラーが出にくい設計
  • モバイルフレンドリーを前提とした設計
  • 構造化データに配慮したマークアップ

一方で、Cocoonは設定項目が多いため、初期状態のままでは最適化が十分でないケースもあります。

そのためCocoonは、「無料で始めたい」「自分で設定を調整しながら最適化したい」という人に向いたテーマです。

調整次第で十分にスマホ対応SEOを満たせる、拡張性の高い無料テーマと言えるでしょう。

「スマホ対応のSEO」のよくある質問(FAQ)

スマホ対応のSEOについて調べていると、「結局何を優先すればいいのか」といった疑問を持つ方も多いと思います。

特に、モバイルファーストインデックスやCore Web Vitalsなどの用語は分かりづらく、情報も断片的になりがちです。

ここでは、スマホ対応SEOに関してつまずきやすい点をピックアップし、初心者の方でも判断に迷わないよう、実務目線で分かりやすく解説します。

Q:スマホ対応しないと検索順位は下がる?

スマホにも対応したSEO対策を行わないと、検索順位が下がる可能性は高いです。

なぜなら、現在のGoogleでは「モバイルファーストインデックス」といって、スマホ版ページの内容や使いやすさを基準に評価を行っているからです。

いくらパソコン上で問題がなくても、スマホ画面で「見にくい・操作しにくい・反応が遅い」というようなことがあると、Google評価は下がります。

また現代の検索ユーザーは、スマホを使って情報収集していることが多いです。

そのためスマホに最適化していないサイトは、離脱率が上がったり、コンバージョンにつながりにくくなったりします。

このように、Google評価とユーザー体験の2つの側面から、スマホ対応はSEOにおける必須要件と言えます。

Q:自社サイトのスマホのアクセス数の調べ方が分からない

Q:自社サイトのスマホのアクセス数の調べ方が分からない
Q:自社サイトのスマホのアクセス数の調べ方が分からない
Googleが無料で提供しているアクセス解析ツール GA4(Googleアナリティクス4) を使えば、調べることが可能です。

標準状態ではデバイス別のデータが表示されていない場合があるため、個別にデータカードを上の図の手順で追加します。

これによって、スマホ、PC、タブレットからのアクセスが全体のどれくらいを占めているのかが、一目で把握できるようになります。

  • スマホの割合が全体の何%を占めているか?
  • PCよりスマホのアクセスが多いのかどうか?

このように、自社サイトの実データをみることで、なんとなく「スマホ対応したほうがよさそう」ではなく、スマホ対応がどれほど重要なのかを根拠を持って判断できるようになります。

Q:モバイル専用ページかレスポンシブ化のどっちがいい?

現在のGoogleは、レスポンシブデザインを公式に推奨しており、モバイルファーストインデックスもレスポンシブを前提に設計されています。

レスポンシブ化とは、1つのURL・1つのHTMLを使い、画面サイズに応じてレイアウトだけを切り替える方法です。

この方式であれば、PC・スマホで評価が分断されず、SEO管理もシンプルになります。

一方、「m.example.com」のようにモバイル専用ページを作ることは、PCとスマホで管理が分かれたり、コンテンツ差分や設定ミスが起きやすいデメリットがあります。

これは、PCとスマホのコンテンツを同じにすることが重要だとするGoogleの考え方にも反します。

特別な理由がない限り、新規サイト・リニューアルではレスポンシブ化を選ぶのが現実的かつ安全な選択です。

(参考:Google Search Central「モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」

Q:スマホSEOにAMPは必要ない?

現在のスマホSEOにおいて、AMPは必須ではありません。

AMPとは、モバイルページを高速に表示することを目的に、Googleが主導して開発した仕組みです。

AMPが注目された背景には、モバイル通信環境が不安定だった時代に、速く表示されるページがUX改善につながっていたという事情があります。

ただし現在のGoogle検索では、AMPであるかどうか自体が検索順位に直接影響することはありません。

Googleは公式に、ページがAMPかどうかではなく、表示速度やユーザー体験の質を同じ基準で評価するとしています。

また現在は、レスポンシブ対応やCore Web Vitalsの改善が進み、通常のHTMLページでもAMPと同等、もしくはそれ以上のUXを実現できる環境が整ってるため、必須ではありません。

(参考:Google Search Central「AMP が検索結果にどのように作用するかを理解する」

まとめ:SEO対策のスマホ対応は「ついで」ではなくGoogle評価基準では「必須」

SEO対策におけるスマホ対応は、もはや後回しにする「ついでの対応」ではありません。

2018年以降、Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、スマホでの見やすさや使いやすさを前提にページを評価するようになりました。

表示速度、操作性、情報配置といったスマホ体験の質は、Core Web Vitalsを通じて明確に数値化されて、検索評価にも反映されます。

また、実際に多くのユーザーがスマホを使って検索している現在では、スマホ対応は検索順位だけでなく、その後の成果にも直結します。

そのため、SEO対策ではスマホを基準にサイト設計し、PCをその延長線上として考える視点の切り替えが必要になります。

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