弊社のクライアントである「ドヒハウス株式会社」様にインタビューを行いました。

「広島 ガレージハウス」「岩国 ガレージハウス」で上位TOP3を獲得しており、コロナ過を皮切りにWEB集客に貢献させていただいていると聞き、広報の小川様にSEO対策の取り組み状況を伺いました。

取材担当

白銀:株式会社NEXER マーケティング事業部(SEOサポート担当)
山崎:株式会社NEXER マーケティング事業部(インタビュアー)

取材にご協力いただいた方

ドヒハウス株式会社 広報 小川様 

ドヒハウス株式会社の概要

ドヒハウス株式会社の創業は明治38年。広島県を中心に、これまで100年以上にわたり不動産事業を営まれています。注文住宅では「ガレージハウス」が人気ですが、実際に施工するのは一般住宅だけでなく、マンションやホテル、保育園等の施設、公共工事など幅広く携わっています。

これまでは展示場中心の集客施策でしたが、コロナ過をきっかけにWEB集客に注力し始めたとのことで、弊社のSEOサービスを導入いただきました。

コンテンツの作り込みには独自性専門性を感じることができ、現代のSEO対策では必要不可欠な要素ですので業界問わず参考にいただけるインタビュー内容になっています。

ドヒハウス株式会社
DOHI HOUSEのWEBサイトより引用

ドヒハウス株式会社の事業内容について

──御社の事業内容についてお伺いしてよろしいでしょうか。

小川様
弊社は戸建てやビルを中心とした建築会社でございます。戸建てであれば、今はガレージの戸建て住宅に一番力を入れてやっている形で。ビルの施工の方は、狭小のビルの建設というのがうちの強みなので、狭小で困ってるお客さんの資産活用や土地活用のような形で施工しています。

小川様6
ドヒハウス株式会社 小川様

──拝見するとガレージハウスの施工事例が多い印象だったのですが、元々ガレージハウス系の路線で売られているんですか?

小川様
元々はとってもナチュラルな木の風合いだったりとか、ふわっとした優しい感じの雰囲気の住宅をずっと施工していたんですが、ある日お客様からガレージを作りたいんですっていう依頼をいただいて、今まで事例はなかったんですが、そこで初めてガレージハウスを作らせていただいたのが始まりです。

今は8~9割くらいのお客様がバイクの入る小さいガレージだったり、2台3台入るもっと大きいガレージハウスの施工を注文いただいてます。

山崎
そこからは基本的ガレージハウスのご依頼がずっと続いてるっていうような形ですか?

小川様
元々「ガレージハウスといえばドヒハウス」っていう流れは全く無かったんですけど、ガレージハウスの実績が出来てそのお客様からも凄い満足してもらえたことをきっかけに、看板でも「ガレージハウス」というワードを含めて宣伝したこと、あとはモデルハウスにもガレージを増築したことも影響があったと思います。

今のモデルハウスは全部ガレージ付になっていまして、それを見て来られる方もいます。HPやSNSでガレージ付のモデルハウスに興味を持っていただいて来場に繋がっている流れですね。

モデルハウス一例
ドヒハウス「モデルハウス」のページより引用
※計4つのモデルハウスの内部を写真見学することができる
https://www.dohihouse.co.jp/modelhouse/

コンテンツマーケティングをほぼ内製化

──小川様は普段どのような業務に携わられていますか?

小川様
普段はWEBサイト管理と更新、SNSの更新、あとはドヒハウスの販促物のデザイン~印刷。看板の作成もしています。それから初回の接客も行いますね。まとめると広報の業務にはなりますが、かなり幅広く担当しています。

山崎
サイトを拝見すると、TikTok、インスタ、youtube、あと オーナー様へのインタビューとか、良い意味でコンテンツがあふれている印象だったんですが、こうしたコンテンツマーケティングには元々力を入れていたんですか?

小川様
私が担当するまではPC表示にしか対応していないサイトで、SNS等には全く触れていませんでした。当時の社内はWEBどころか、パソコンに慣れていない人間も多かったんですよ。

それで私が「パソコン触れます」っていうところから広報に着任して、それから色々展開していった感じです。

以前は外部に頼る体制だったんですが、代表は「内製化」したいという意向を持っていたので、ぜひやってもらえないかという打診をいただいて、大半を私が管理するようになりました。

山崎
内製化すると大変なイメージがありますが、いかがでしたか??

小川様
もちろん覚えなければいけないことは増えるのですが、弊社だとイベント情報等の更新がわりと定期的に発生しまして、今すぐ更新したい情報をすぐに更新できないところは気にかかっていました。制作ベンダーさんにも当然都合があるのはわかっているんですが、自社でやることで間違いなくサイトの稼働速度は上がりました。

イラストレーターも触ったことなかったですし、ホームページも別に作ったことも管理した経験もなかったので、もう探り探りでした。

注文住宅業界では珍しく「お客様は20代が中心」・SNSの反響も◎

──SEO以外で集客に力を入れているチャンネルはありますか?

小川様
instagramに力を入れようと思ってやってたんですけど。顧客層がマッチしていないのか、インスタのアルゴリズムなのかあまりわかっていないんですが、「TikTok」の方が見ていただける機会がすごい多くて

全く同じルームツアーの動画をinstagramであげても、 確かにTikTokの方がしっかり回ってくれたり、反応をしてくれる方が多いっていう印象です。

@dohihouse

小川様
弊社のお客様は若い方がとても多くて、建築会社の中でも多分珍しい方だと思うんですけど、20代前半~20代後半、いっても30台前半が中心です。30歳後半~40代の層だけほとんどいなくて、その次は逆に50代以降になります。

なので、その20代とか30代前半までの層に「ガレージハウス」っていう商品が凄く合ってて、それがTikTokの年齢層ともマッチしているんだと思います。

これからはTikTokの動画配信、あとはやるとしてもYoutubeショートの配信を少しやっていけたらいいなとは思ってます。

コロナ過をきっかけに集客がほぼゼロに

──弊社のSEOサービスを導入する前、貴社で課題になっていた点は何ですか?

小川様
モデルハウスが商業施設の中に並んでるのを御覧になったことがあると思うんですが、弊社もそこにモデルハウスを出しているんです。ただ、そこでの来場者ってどちらかというと「フラッと」立ち寄る方が多くて、検討段階の方が少なくて、申し込みとか問合せには繋がりづらかったんですね。

そこでさらにコロナの波が来て、来場者がほとんどいなくなってしまい、集客がほとんどなくなってしまったんですね。当然いくつか展示場には出していましたし、そこが集客の頼りだったんですが、全国で「人が外に出ない」状況になってしまったので。

でその時に、「WEBで本格的に集客をしなければならない」という課題にぶつかりました。

小川様4

小川様
ただ、来場者の母数は減っても、その状況下で展示場に来てくれる人は逆に確度が高くて、そこが唯一メリットではありました。それこそsuumoの冊子を握りしめてきてくれるような、そんな感じのお客さんだけになったというか。

でも家を建てたい人は世間に一定数いる中で、どこから探してくるんだろうってなった時に「WEBだよね」ってなって。なのに弊社のWEBサイトの露出が全然できていない状況でした。

その時にちょうどNEXERさんから連絡をいただいて、SEOを検討してみたっていう感じです。

提案内容と営業担当者との関係性が決め手で導入

──SEO会社がいくつもある中で、弊社に決めていただいた理由は?

小川様
その時の営業さんが、他愛のない普通の会話をたくさんしてくださって。打ち解けて楽しかったんです。仕事の話しなくていいのかなって思ったくらい(笑)もちろん、その後の提案内容がしっかりしていたというのもあります。

あと一番印象に残っているのは、「同じエリア・同じ業種のご契約は制限している」というのを聞いて、信頼できそうだなと思ったことです。

元々「SEOは絶対やった方がいい」というのは代表にも話していたので、ここで一回チャレンジしてみようかということになりました。

TOP3へのランクイン理由はライティングの精度?

まずは特化ページを作るところから始めた

山崎
ここからは担当の白銀さんにも伺います。

──現在「広島 ガレージハウス」「岩国 ガレージハウス」がTOP3以内にランクインしていますが、これまでに行った主な施策を教えてもらえますか?

白銀
ガレージハウス関連のキーワードについては、元々小川さんからも露出していきたいという強い要望をいただいていたものになります。

ドヒハウスさんは「ガレージハウス」が強みではあったんですけど、開けてみると「ガレージハウス」に特化しているページが無かったので、まずはガレージハウス専用の案内ページを作るところから始めました

小川さんに作成をお願いしてすぐに作っていただいたんですが、ページをリリースした瞬間からもうすぐに上位に食い込んでいったっていう状況でした。あとは基本的なタグ周りとかを見直して、今も順位が維持できているっていう形です。

「広島 ガレージハウス」順位動向
「広島 ガレージハウス」順位動向
※弊社では2022年7月よりSEOサポート開始

文章の専門性やリアルさが影響している可能性

──その対策の中で、白銀さんが効果的だったと思う対策って何かありますか?

白銀
ちょっとWEBサイト写しますね。(サイトを見せながら)もう小川さんのライティング力なんですよ(笑)

山崎
小川さん、ライティングもいけるんですね(笑)

白銀
「こういうコンテンツを入れてほしいです」みたいなご提案は通常通りというか、正直特別なご案内はしていないんですが、小川さんの言葉のチョイスとか情報の信憑性が高いところも凄く良くて、内容がリアルなんです。

あとは、ガレージハウスを得意としているメーカーさんというだけあって、書かれている内容が専門的で、且つわかりやすいんです。私の提案だけではなくて、小川さんと一緒にやらせてもらったことでいい形になったと思っています。

山崎
なるほど、ではご提案内容だけではなく、コンテンツや文章の”“も響いているのではないかっていうことですね。

白銀
凄いですよホントに、一回読んでもらいたいです!

ガレージハウス特集
上位表示されている「ガレージハウス特集」のページを一部キャプチャ
自然な文章で、業界知識のない自分もすぐに魅力を理解することができた
https://www.dohihouse.co.jp/garagehousefuture/

山崎
ライティングもいけるとか、凄い多彩ですね・・・。

小川様
私自身も住宅を建てたお客様に直接ヒアリングして1つの記事としてまとめるっていうお仕事も持っていて、お客様から直接いただいた声は「絶対サイトの中に入れていきたい」という思いで、私の発信でやらせてもらってるんですけど、これも活かされているのではないかと思います。

集客ほぼゼロだったのが、今では予約がない月は無い

──SEO対策を始めてから、反響に変化はありましたか?

小川様
序盤にもお話させてもらったんですが、WEBサイトがPCしか対応しておらず、WEB経由でのお問い合わせや来場要約はほぼゼロだったんですが、今では毎月サイトからの予約は絶対にありますし、毎月コンスタントに来るようになったっていう印象はあります。

──サイトからの資料請求やお問い合わせの中で、ご成約まで繋がったお客様もいますか?

小川様
WEBサイト経由で来たお客様は、やっぱり確度が高いお客様が多くて。プランを作らせていただいたお客様であれば、ほぼご成約になっているんじゃないかと思います。

直近2年間トラフィック推移
対策開始当初(2022年7月)と比較すると
4~5倍程のトラフィックを獲得している ※ahrefsデータ

担当者の白銀さんが「ドヒハウス」を好きでいてくれ、親身になってくれる

──担当の白銀の印象はいかがですか?

小川様
いつも凄い楽しくお話しさせていただいてまして、お仕事の話ももちろんするんですけど、 全然違う話とかもしちゃったりとか。わからないこともすぐ対応してくれますし、提案もいただけるし。

何より、私がやっていることを評価してもらえるんですよね。ずっと1人でこの担当をやってきたので私の仕事は前任も上司もいなくて基準も正解も無いので(笑)

誰にも判断ができない状態でやってきたことが徐々にわかってきて。それに伴って来場の予約も入ってきたり、見てくれてる方が増えたり。「ガレージハウスといえばドヒハウス」って思って来ました!とかいう人もいて。それが凄くありがたいです。

本当に一緒に作ってもらってるというか。あとは白銀さんがとってもドヒハウスを好きでいてくれているので。それがすごくいつも伝わるので嬉しいです。

山崎
嬉しいですね、ありがとうございます。

白銀
ありがとうございます。なんか言わせてしまったみたいになっちゃってすいません(笑)

今後は「ほぼWEB集客」にシフトしたい

──今後の貴社の目標やビジョンはありますか?

小川様
先ほどお話した商業施設に入っているモデルハウスが、この10月で取り壊すことになっていまして。

なので、その10月までに今のWEB集客がもう少し増えてくればいいなとは思っています。なのでその準備を今ずっと、この2~3年やっているところですね。

それに合わせてもう1棟モデルハウスがオープンすることもありますし、各拠点で今後は「ほぼWEB集客という形に変わってくるので、10月までに変化したいです。

──今後、弊社NEXERに期待されることをお伺いできますか?

小川様
いつも親身になって対策してくださっているので、今後も変わらずにいていただけたらなと。今後も仲良くできたらなと思っています(笑)

小川様7

SEO対策無料相談

必須会社名
必須氏名
必須TEL
必須メールアドレス
必須お問い合わせ内容