LANケーブルおすすめランキング15選!口コミでも人気のメーカーを紹介
インターネット回線やネットワーク機器を高速なものに交換したのに、今までと変わらない。その原因は、LANケーブルかもしれません。
実はLANケーブルにも色々種類があって、古いLANケーブルだと100Mbpsとか10Mbpsまでしか速度が出ないのです。ネットワーク関係をアップグレードしたときは、LANケーブルの見直しも必要です。
またインターネットの回線速度や、用途によって、LANケーブルを使い分けた方が高速で安定した通信ができるようになるんですよ。
そこで今回はついつい見落とされがちなLANケーブルについて、ITライターとして20年のキャリアを持つ柳谷智宣さんにおすすめのLANケーブルと選び方についてお伺いしました。
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キャリア20年目のITライター。 2017年Microsoftの「Windows Insider Meetup in Japan 2」に登壇。TV出演や新聞・雑誌の取材など、様々なメディアで情報を発信中。 著書『クラウドの達人はなぜChromeを使うのか』ほか多数。
目次
ITライターおすすめのLANケーブル
まずは、ITライターの柳谷智宣さんおすすめのLANケーブルをご紹介します。
おすすめ
サンワサプライ
カテゴリ6AフラットLANケーブル
KB-FL6A
薄さ1.4mmのフラットタイプですので、わずかなすき間でも配線できます。
折り曲げに強く、高弾力PVC(ポリ塩化ビニル)製ケーブルを採用してるので、断線しにくいのが特徴。
カテゴリ6Aに対応していて、余裕の伝送特性でエラーを防ぐ高性能LANケーブルです。
ケーブルの部分がフラットなタイプがおすすめです。
配線の途中に扉があってもすき間を通せますし、カーペットの下に敷いても目立ちません。
断線に強いのが特徴です。
『サンワサプライ』のパッチケーブル(規格ケーブル)は、量産されていても全てハンドメイドで作られていて、しかも特別な教育を受けた作業員さんが1本1本手作りで加工しています。
LANケーブルは、ネットワークが繋がらない、時々繋がらない、速度が遅いなどの障害の原因であることが多いと言われているだけに、『サンワサプライ』の真摯な姿勢がユーザーの信頼感を引き付けるのではないでしょうか。
サンワサプライ カテゴリ6AフラットLANケーブル KB-FL6A の詳細 | |
メーカー | サンワサプライ |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 1,188円(税込)(1m) |
LANケーブルの選び方
LANケーブルを選ぶときの注意点をITライターの柳谷智宣さんに伺いました。
まずはLANケーブルの規格で選びましょう。それから価格で選ぶようにしてください。また無名メーカーのものは選ばないでください。
インターネット回線やネットワーク機器が高速通信に対応しているのに、LANケーブルが高速通信に対応していないと、本来のスピードで通信することができなくなってしまってはもったいないですよ。
カテゴリに関しては、5eでも充分ですが、6以上がおすすめです。
例えば1ギガの光回線を契約していて、パソコンやネットワーク機器も1Gbpsの通信速度に対応していたとしても、そこに接続したLANケーブルが100Mbps対応であれば、100Mbps以上の速度はでません。
- 100Mbps・・・最大で1秒間に100MBのデータ通信が可能。
- 1Gbps・・・最大で1秒間に1GB(1000MB)のデータ通信が可能
LANケーブルの種類
ストレートケーブルとクロスケーブル
LANケーブルを探していると、製品名の中に「ストレートケーブル」とか「クロスケーブル」と記載されていることがあります。
以前は、パソコン同士、ハブ(ネットワーク機器)同士を接続するときはクロスケーブルを使用しないと接続できませんでした。
現在では、パソコンやネットワーク機器の方で、相手側のポートの状態を自動で認識し、自らのポートを相手にあわせるのでストレートかクロスかを気にする必要はありません。
UTPケーブルとSTPケーブル
シールドが施され、ノイズに強いケーブルがSTPケーブルです。
UTPケーブルはシールドが施されていませんが、ケーブルの中を通っている電線をより合わせることで、ノイズに強くなるよう工夫がされています。
PoE(Power over Ethernet)
「PoE」とは「パワー オーバー イーサネット」の略で、LANケーブルを通じてデータと一緒に電力も供給できる仕組みのことです。
この仕組みを利用すれば、外のWEBカメラや天井裏のハブにどこから電源をとるのか悩む必要が無くなります。
そのためには、電力を送る側の機器と、電力を供給される側の機器、それにLANケーブルがそれぞれPoEに対応している必要があります。
LANケーブルは「カテゴリ5e」以上であれば使用できますが、ケーブルによって、流せる電気の量が異なります。
カテゴリ5e以上のLANケーブルを使用しても電力の供給不足が起こる可能性がありますので、「PoE対応」製品として販売されているものを購入する方が安心です。
長さで選ぶ
ルーターやハブなどから距離が短く、家具の配置などに沿ってケーブルを敷きたいときには「より線」タイプがおすすめです。それ以外は「単線」がおすすめとなります。
今回おすすめの逸品でご紹介した『サンワサプライ』では、10m以上は単線、5m以下はより線をおすすめしています。
単線のケーブルは、1本の太い線が8本入っているという構造なのですが、これに対しより線のケーブルは、7本の細い線がより合わさって1本の線となり、それが8本入っている構成となります。
画像:sanwa.co.jp
そのため、単線の方が高速な通信が可能ですが、ケーブルが固く柔軟性は低くなり、より線はケーブルが柔らかいので、家具等の配置にあわせて取り回しすることができます。
距離は短くてもネットワーク機器同士を接続するときは「単線」タイプがおすすめです。
形状で選ぶ
フラット
きしめんの様に平たい形状の薄型LANケーブル。壁際をはわせたり、ドアのすき間を通すことが容易にできます。
またカーペットの下に敷いても、踏みつけに強いのが特徴です。
極細
普通のLANケーブルの半分ほどの太さで、柔軟性があります。
配線するときに取り扱いやすいのが特徴です。
巻き取りLANケーブル
ケーブルを巻き取ることが出来るタイプで、持ち運びに便利です。出張時のホテルや、コワーキングスペースなどで活躍します。
デスク周りで使用すれば、ケーブルのゴチャゴチャからも解放されますね。
画像:sanwa.co.jp
通信速度で選ぶ
LANケーブルは、種類によって通信速度が異なります。
LANケーブルの通信速度は、ケーブルに記載されていて、小さくて見えにくいのですが、「Cat.〇」と印字されている部分で判断できます。
基本的にはCAT.の後の数字が大きいほど高速通信回線に対応でき、通信速度が速くなるという仕組みです。
CAT6以上になると、速度に与える影響はほとんど変わらないと言われているため、快適にインターネットを使いたい場合はCAT6のケーブルで問題ありません。
しかし、使用環境によってはノイズが生じて遅延や速度低下の原因になってしまうこともあり、オンラインゲームなどをする人は、CAT7のようなノイズ耐性が高いケーブルがおすすめ。
CAT8は最大通信速度や伝送帯域が優れており、膨大な情報処理が必要な場合や、ノイズが多い環境でも快適に通信できるケーブルで、業務用として使われていることが多いです。
インターネット回線やネットワーク機器を速いタイプに変更しても、速度が上がらなかったときは使用しているLANケーブルの規格を確認してみてください。
レビュー評価の高いLANケーブル人気ランキングTOP15
ここからは、プロの逸品編集部調べによるレビュー評価の高いLANケーブルTOP15をご紹介します。
▼商品名をタップすると詳細情報を確認できます。
カテゴリー6準拠スーパーフラットLANケーブル
ギガビットLANの規格に最適な、カテゴリー6に準拠したLANケーブルです。
ケーブル部分の厚さが1.4mm、幅6mmの薄さに加え、より線を使用しているのでケーブルが柔らかく取り回しもしやすい製品です。
スリムコネクタ採用で、となりのポートに接続されているLANケーブルが邪魔になることはありません。
レビューでも、「配線がしやすい」「ドアのすき間も通せる」と高評価です。
エレコム カテゴリー6準拠スーパーフラットLANケーブル LD-GFシリーズの詳細 | |
メーカー | エレコム |
カテゴリ | 6 |
参考価格 | 1,296円(税込)(1m) |
ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6 ストレート フラットタイプ
こちらのLANケーブル最大の特徴は、180度曲げても折れない「新素材」のツメを採用し、抜き差しを頻繁に行ってもツメが破損しないこと!
こちらの動画をご覧いただくと、従来品との違いは一目瞭然です。
ほかにも、ケーブルが持ちやすいように傾斜をつけたオリジナルデザインのコネクターが採用されています。
厚さ1.5mmのフラットケーブルなので、床と絨毯の間にはわせても厚さが気になりません。
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6 ストレート フラットタイプ BSLS6AFUの詳細 | |
メーカー | iBUFFALO |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 1,080円(税込)(1m) |
LANケーブル CAT7準拠
こちらのLANケーブルは、ケーブルの外側を高強度ナイロンメッシュ素材を採用していて、断線しにくい構造です。
コネクタ部分には、信頼性が高い金メッキシールドを採用し、外部ノイズによる通信エラーをストップします。
フラット仕様ですので、取り回しが効き簡単に配線できます。
DanYee LANケーブル CAT7準拠の詳細 | |
メーカー | DanYee |
カテゴリ | 7 |
参考価格 | 780円(税込)(1m) |
ウルトラフラットケーブル やわらか
厚さ1.2mmで、超薄いフラットデザインのLANケーブル。スペース節約、カーペットの下や細い隙間にスッキリ配線できます。
ケーブルクリップが20個同梱されているのは嬉しいポイントです。
レビューでも「非常に扱いやすかった」と好評です。
lovicool ウルトラフラットケーブル やわらか LCWH-20の詳細 | |
メーカー | lovicool |
カテゴリ | 6 |
参考価格 | 1,256円(税込)(20m) |
カテゴリ6フラットケーブル
薄さ1.5mmの超フラットで、カーペットの下や、細い隙間にスッキリ配線できます。「壁の幅木沿いにケーブルをはわせてもほとんど目立たない」と好評です。
またコネクタ部の爪が折れにくいよう、ツメ折れ防止カバーを採用。LANケーブルの寿命はツメで決まるといっても過言ではありません。
ツメ折れ対策で、少しでも長く使えるのが嬉しいですね。
サンワサプライ カテゴリ6フラットケーブル LA-FL6シリーズの詳細 | |
メーカー | サンワサプライ |
カテゴリ | 6 |
参考価格 | 702円(税込)(1m) |
CAT7ウルトラフラットLANケーブル
薄さ1.9mmで取り回しが簡単で、カーペットの下や細いすき間にスッキリ配線できます。またコネクタのツメが折れるのを防ぐ、ツメ折れ防止カバー付きで安心。
ケーブル部分は、内部を加工し、性能特性が落ちないように工夫されていて、火災の延焼原因になりにくい素材です。
コネクタ部分は、サビや酸化被膜の発生を抑え、高精度の接触を保証する金メッキシールドプラグを採用しています。
サンワサプライ CAT7ウルトラフラットLANケーブル KB-FLU7シリーズの詳細 | |
メーカー | サンワサプライ |
カテゴリ | 7 |
参考価格 | 1,836円(税込)(1m) |
カテゴリ7LANケーブル
ギガビット以上で通信を行う場合、LANケーブルを複数本束ねるとお互いに干渉し、著しく性能が低下して通信エラーが発生します。
CAT7ケーブルは、各4対のペアと外周をそれぞれシールドする「二重シールド」構造なので、複数本束ねた状態でも使用できます。
画像:amazon.co.jp
また外部から侵入してくる様々な妨害電波を防ぎ、高速伝送を可能にします。
錆や酸化被膜の発生を抑え、高精度の接触を保証する金メッキシールドプラグを採用しています。
サンワサプライ カテゴリ7LANケーブル KB-T7PKシリーズの詳細 | |
メーカー | サンワサプライ |
カテゴリ | 7 |
参考価格 | 2,678円(税込)(2m) |
Cat6準拠LANケーブル
カテゴリー6は、ケーブルの中に十字の形をしたプラスチック部品が入っているのですが、こちらのLANケーブルはそれが入っておらず、より線仕様なので、柔らかく取り回しが簡単です。
スリムコネクタを採用していますので、隣接するポートでも干渉することがありません。
エレコム Cat6準拠LANケーブル LD-GPNの詳細 | |
メーカー | エレコム |
カテゴリ | 6 |
参考価格 | 745円(税込)(1m) |
ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6 ストレート スタンダードタイプ
コネクタのツメを180度曲げても折れない新素材を採用。抜き差しを頻繁に行ってもツメの破損が起こらず、しっかり固定できます。
ツメ折れ防止カバー付きのコネクターより約40%薄いコネクターですので、スイッチングハブやサーバーで干渉しにくい構造です。
ケーブルが持ちやすいように傾斜をつけたオリジナルデザインのコネクターで、扱いやすいのが特徴です。
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6 ストレート スタンダードタイプ BSLS6NUの詳細 | |
メーカー | iBUFFALO |
カテゴリ | 6 |
参考価格 | 750円(税込)(1m) |
ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6A ストレート スタンダードタイプ
こちらは先ほどご紹介したLANケーブルのカテゴリ6Aタイプになります。
500MHzの伝送帯域で、ケーブル内のノイズ干渉によるエラーを防止。またカテゴリ6Aですので、安全で堅実なネットワーク環境を実現します。
次世代の10ギガの通信環境に対応していますので、将来インターネット回線を10GB対応に変更してもケーブルを買い替える必要がありません。
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6A ストレート スタンダードタイプ BSLS6ANUの詳細 | |
メーカー | iBUFFALO |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 890円(税込)(1m) |
LANケーブル CAT6A 爪折れ防止 フラット
ツメ折れ防止プロテクタと屈曲に対する耐久性が高い新素材コネクタを採用したダブル構造で、通常の使用環境では絶対にツメが折れないLANケーブルです。
高速光通信に最適な、次世代10ギガビット・イーサネットの「10GBASE-T」に対応したカテゴリー6Aに準拠しています。
柔らかく取り回しがしやすいツイストペア(ヨリ対線)仕様なので、狭い場所での敷設も簡単。隣接するポートに干渉することがないスリムコネクタが採用されています。
LANケーブル CAT6A 爪折れ防止 フラットの詳細 | |
メーカー | エレコム |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 2,178円(税込)(10m) |
LANケーブル フラットタイプ
次世代10ギガビットイーサネットに完全対応したLANケーブルです。CAT5の6.0倍、CAT6の2.4倍の伝送帯域である600MHzをクリアしており、伝送による信号ロスを防いで安定した高速通信を楽しめます。
ノイズ干渉による通信エラーや信号ロスを防ぐ二重シールド構造と金メッキ銅製コネクタを採用しており、従来のケーブルより遮蔽効果に優れた設計です。
柔らかく高屈曲性と耐久性を持つPVC線材を使用しており、厚さわずか2㎜のフラット構造を採用することで踏みつけに強い仕様になっています。カーペットの下・部屋のコーター・ドアの横など、部屋の外観を損なわずに配置できますよ。
LANケーブル フラットタイプの詳細 | |
メーカー | NINGMEI |
カテゴリ | 7 |
参考価格 | 598円(税込) |
イーサネットケーブル
カテゴリ7に準拠した高速LANケーブルで、次世代の10Gbps対応高速、600MHz伝送帯域幅のイーサネット環境を実現してくれます。
薄さ2.1mmの平ケーブルなので、カーペットの下やドアの隙間や扉の下などを通しても邪魔になりません。隠しやすいケーブルなら、部屋の景観を保つことができますね。
イーサネットケーブルの詳細 | |
メーカー | UGREEN GROUP LIMITED |
カテゴリ | 7 |
参考価格 | 1,198円(税込) |
CAT6A 屋外仕様 2重被覆 LANケーブル
通常のLANケーブルを、耐候性被覆(PVC被覆+PE被覆)でコーティングした高品質ネットワーク(LAN)ケーブルです。屋外での使用が想定されていて、難燃性、防水、防鼠咬の特徴を持っています。
内部には十字セパレータが採用されており、信号線間の耐ノイズ性も高く安定した通信を確保できます。ケーブル自体に若干の硬さがありますが、その分信頼性も向上しています。
CAT6A 屋外仕様 2重被覆 LANケーブルの詳細 | |
メーカー | vacan |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 5,780円(税込) |
フラットLANケーブル ホワイト
光ブロードバンドに最適な超高速10ギガ(10Gbps)対応LANケーブルです。室内に配線しやすいの極薄フラットタイプで、接続部分にはツメ折れ防止構造のスリムコネクタが採用されています。
LANケーブルとしての性能については、次世代の10GBASE-T対応で最高クラスの伝送性能です。環境に優しいRoHS2準拠で作られている点にも注目が集まっています。
フラットLANケーブル ホワイトの詳細 | |
メーカー | ミヨシ |
カテゴリ | 6A |
参考価格 | 2,076円(税込) |
LANケーブル配線の注意点
ネットワークトラブルの8割ほどは、配線が原因のトラブルだと言われています。LANケーブルも例外ではなく、自分で配線する際には細心の注意が必要です。
LANケーブルの接続自体はとても簡単なので、自力でも簡単に接続できるでしょう。
しかし配線の仕方が悪いだけで、回線速度が低下したり不安定になったり、最悪の場合は全く接続できなんという問題も起こってしまうのです。
配線を行う際には、ケーブルの上に物を置いたり1か所に複数のケーブルが集まりすぎないように気を付けてください。
ケーブルに負担がかかって気づかないうちに抜けてしまったり、耐え切れずに断線してしまう恐れがあるためです。
なるべく踏まれたりものを置いたりしない場所にケーブルを這わせ、他のケーブルと同じ場所を通す場合は絡まらないように固定して配線を行いましょう。
万が一不安な場合は、思い切って業者に頼んだ方がいいですよ。
LANケーブル選びで失敗しないためのポイント
LANケーブルを購入するにあたって、事前にチェックしておきたいポイントが4つあります。
ケーブルの購入と接続で失敗しないためにも、念入りに確認しておきましょう。
LANポートの数
接続する機器に対して、LANポートの数は足りていますか?
LANポートはLANハブやスイッチハブで増やすことができるので、足りていない場合は同時にそれらの購入も検討しましょう。
パソコン側のLANポート
以前はどんなパソコンにも必ずLANポートが接続されていましたが、最近のノートPCにはLANポートがついていないものも増えてきました。
その場合はLANアダプタ(変換アダプタ)を使ってLANケーブルを接続できる状態にする必要があります。
差し込み口付近のスペース
単線のLANケーブルは太さがあって固いので、狭い隙間ではうまく配線ができない可能性があります。
スペースが心配だったら、取り回しやすい「より線」のケーブルを選んでください。
接続距離は短めに
LANケーブルは100m以上の距離で接続すると、通信が安定せずにうまく認識されなくなってしまいます。
なるべく短い距離で接続できるように工夫しましょう。
もしどうしても長い距離での接続が必要な場合は、光ファイバーケーブルやLANハブなどを活用すればうまく接続できるはずです。
LANケーブルに関するよくある質問
最後に、LANケーブルに関するよくある質問をいくつかまとめました。
LANケーブルを使用する際の不安はここで解決しておきましょう。
きちんと管理された環境であれば、平均で10~15年ほどの耐久性があります。踏みつけられたり引っ張られたりすると寿命が縮まってしまうため、配線場所には十分気を付けてください。
ケーブルとケーブルの間に中継アダプターを配置すれば延長することができます。ただしノイズが入らない保証はないため、できれば必要な長さのケーブルを購入するようにしましょう。
まとめ
今回はLANケーブルについてご紹介しました。
インターネットを快適に使うためには、パソコンやネットワーク機器に合ったLANケーブルを正しく選ぶことが大切です。
ITライターの柳谷智宣さんが教えてくれた「LANケーブルの選び方」を参考に、お使いの機器に合ったLANケーブルを探してみてくださいね。