弊社NEXERのSEO事業における「重要人物インタビュー」、第1回目はSEO事業の一部である「コンテンツSEO」を提供しているコンテンツSEO事業部マネージャーの田村を紹介します。
現在のSEOでは「コンテンツSEO」が非常に重要視されています。実際に、弊社SEOサービスを導入いただくお客様からも「コンテンツに力を入れたい」という声を沢山いただいており、コンテンツSEOの需要はますます高まる傾向にあります。
現場でコンテンツのディレクションを行っている田村には、コンテンツSEOに対する考えについてインタビューを行いました。
山崎:株式会社NEXER マーケティング事業部(インタビュアー)
田村俊樹さん:株式会社NEXER コンテンツマーケティング事業部 マネージャー
田村俊樹さんのプロフィール
所属 | コンテンツマーケティング事業部 |
出身地 | 埼玉県 |
入社年 | 2017年 |
得意なこと | 競合コラム分析、コラム運用戦略立案・コンサル、薬機法関連ビジネス広告アドバイス(ビジネス)料理、中国語(カジュアル) |
──現在の田村さんの業務内容について教えてください。
田村
現在はお客様のサイトにコラム記事を提供するというのをメインにして、コンサルティングも含めたサービス提供をさせてもらっています。メインはコンテンツ提供となりますが、それとは別にコンテンツSEOに付随したサービスとして「ナチュラルリンクサービス」という、プレスリリースを利用した記事配信の代行も行っているので、そちらの記事のディレクションなども行っています。
──なぜWEBマーケティング業界に興味を持たれたのですか?
田村
元々僕自身が中国で経済学部を選考してたのもあるんですけど、その時にちょうど Googleがものすごい勢いに乗ってるタイミングで、Googleの勢いにしっかりと乗れるか乗れないかっていうところは、今後の経済においても重要なところだなとは思っていたんです。
縁があって、運よくこういう形でWEBマーケ業界に携わらせてもらえるような形になりました。WEB業界に興味を持ったっていうよりは、経済を学んでいくうえでGoogleを攻略していくスキルを磨く必要性を感じていたからですね。
コンテンツマーケティング事業部 マネージャー 田村俊樹
──NEXERのSEOサービスが優れていると思うところは何ですか?
田村
良くも悪くもあるかもしれないですけど、分析だとかお客様とのコミュニケーションっていうところを、ちゃんと「人」が動いてやっているっていうところが一番良いところじゃないかな、と思います。順位レポートや分析結果とか、ツール上で見れる情報を伝えることも大切なんですが、そこに付く「人」もサービスの一部というか。
──コンテンツSEO(記事制作)のディレクションをしている中で、田村さんが意識されてることは何でしょうか?
田村
1番意識しているのは、お客様がそもそも「どうしていきたいか」という目標に、ちゃんと寄り添うっていうところですかね。
コンテンツは基本的にお客様のサイトに入れていくものであって、それはお客様のサイトでちゃんと栄えるものでないといけないものになるので、その記事でそのユーザーに届けたいことであったりだとか、その記事を読んでユーザーにどうなってほしいのかというのが一番重要なポイントだと思っているので、最後までそこがブレないようにディレクションは心がけています。
──例えば、お客さんから求められることってどんなことがありますか。
田村
もちろん最終のコンバージョンを求められることが殆どではありますね。
ただ、そもそもコンバージョンに辿り着くまでのアクセスをどう獲得していくかだったり、アクセスしてくれたお客さんにどうなってもらうかっていうところも加味しながらコンサルティングしています。
──コンテンツSEOの領域って業界内でもかなり重要視されていますが、難しいと感じる部分はありますか?
田村
細かい話をすれば、もちろんコンテンツSEOは難しいっていうのは間違いなくあるんですけど、おそらく自社でやろうとするとさらに難しいものになっているっていうところが1番大きいですかね。
ユーザーが検索をしてるキーワードに対して、そのユーザーが必要としてる情報がしっかりとオリジナル性が高い形で届けられているかどうかっていうところを当然Googleは重視しているわけなんですが、ここの分析を自分たちでやるってやっぱり結構大変なんだと思うんですよ。しかも、ユーザーが今どういうキーワードで検索をしてるのかとか、そういう領域ってすごい難しい領域になってると思うんですよね。
なのでうちは、さっきもお話した「人間」がちゃんと分析をして、その領域をどういう風に乗り越えていくべきなのかっていうところを仮説立ててやっているので、むしろ、その一番難しいところをうちに任せていただきたいっていう思いです。
──参考までに伺いたいのですが、コンテンツSEOでよく言われる、オリジナル性とか権威性とか、最近特に色々言われてますよね。記事のオリジナル性ってどんなところで強化していますか?
田村
1番スタンダードな形だと、検索キーワードと関連性のあるキーワードで、 ユーザーが必要としている潜在的なニーズも掘り下げてコンテンツにすることですかね。
例えば、「釣り」について調べてる人からすれば、「釣りとは?」っていう情報は当然必要としてるけど、その人の細かい心情に合わせて、必要な情報を提供するっていう感じです。「釣りをするためにはどういう道具が必要なのか?」とか、実はこのキーワードを検索してる人ってこういう情報も求めてるのでは?というような、潜在的なキーワードとの関連性も考えて付け加えていくっていう。これが一番スタンダードなんじゃないかって思います。
あとNEXERは”アンケート調査”も実施できるので、そういったアンケートの調査データもオリジナルのデータとして記事の中に盛り込むということもできます。「オリジナル性」のところだと、うちは色々な角度から提供ができているんじゃないかなって思います。
──田村さんはこの事業の担当になってから「薬局法管理資格者」を取得されたと聞きました。
田村
NEXERのSEOについての知見の高さだったり、分析してる人とコンテンツを提供してる人とっていう形で人材も揃っていたりっていうのは強みだとは思っていたんです。
ちょっと下世話な言い方にはなるんですが、化粧品業界のようにウェブマーケティングに対して大きい予算をかけているような企業さんとお付き合いできていないという事実があって。それはなぜなのか?って言ったら、特殊な状況下にある会社さんに対して対応できる人間がうちにはいないなってずっと感じてたんです。
今回コンテンツ事業部を任せていただいたっていうタイミングもあって、絶対これは必要になってくる領域になるので、取得した方が今後プラスになるはずだっていうことで取得に至りました。
──率直な質問なんですが、資格の試験は難しかったですか?
田村
ぶっちゃけ、僕からすると全然簡単でしたよ(笑)
──すごいですね!この発言そのまま載せておきます、ありがとうございます(笑)
田村
多分細かいことを言えば難しい人には難しいんだろうけど、そもそも薬機法の法律自体がすごくシンプルというか。注意しなきゃいけない本質っていうのはもう決まってるので、そこをちゃんと理解してるかどうかっていうところが試験に出てくるんですよ。
なので、資格を取得すること自体は本当に難しくないんですが、どちらかっていうとそれを運用していくにあたって、「法律に触れないけどユーザーには自分たちの優位性っていうのを伝えたい」っていう部分が一番重要で難しいのではないかと。資格を取ることは本当にスタートラインです。
──今は薬機法管理資格者を持たれて業務に当たってると思うんですけど、実際品質に影響はありましたか?
田村
企業さんの名前は言えないんですけど、いわゆるサプリメントだとか化粧品だとか、あとは医薬部外品って、全部薬機法にすごい絡んでくるんですよね。もっと細かいことを言えば、さらに違う分類でも薬機法に絡んでくることがあるんです。
機能性表示食品だとかっていうのも全部そうなんですけど、こういうジャンルのお客様からコンテンツの相談が実際結構あるので、直接品質に影響があったかっていうのとは少し違うんですが、薬機法に絡む領域でちゃんと回答ができるようになったっていうのは取った意味があったかなとは思いますね。
──コンテンツSEOの事業に携わって良かったことは何ですか?
田村
やっぱり目に見えてちゃんとお客さんの顔となるものを提供できるっていうところが、まず1つです。
通常のSEOコンサルとは違う部分で「完成形」を提供することができるから、そこに自分自身充実感を得やすいですし、それによってちゃんとアクセスに繋がっているだとか、そういう状況が生まれることでお客様に喜んでもらえた声を聞けるっていうのは、もう本当に凄い良かったなって思うところですね。
──今後田村さんがNEXERで挑戦してみたいことは何ですか?
田村
お客様と一緒に結構大きめのプロジェクトっていう形で、オウンドメディアの運営を任せてもらうっていうのがやりたいですね。
うちもまだそんなに「オウンドメディアの運用代行」みたいな問い合わせをたくさんもらってるわけじゃないので、そこはもうちょっと広げていきたいですね。NEXERは既にオウンドメディアをたくさん持ってるので、ノウハウは全然あると思うんです。
メディア運営の知見もちゃんと自社で経験値が貯められてるし、SEOの知見も活かせる分野だし。
今やってるこのコンテンツSEOっていうところも、やっぱりオウンドメディアをやる上では1番重要な部分になってくるので、うちでやってるサービスがほぼ全部活かせるんですよね。
実際かなり良い形で提供できるんじゃないかなと思っているところなので、本当にその業界の顔となるみたいなオウンドメディアをお客様と一緒に立ち上げるみたいなことができたら、楽しそうだなとは思います。ぜひやりたいですね。
──インタビューは以上になります。
本日はありがとうございました。