この記事の監修SEO会社
株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
「ロングテールキーワードとはどんなキーワード?」「どうやってSEOに使うの?」と、ロングテールキーワードという名前は聞いたことがあっても、どういったものなのかわからないという方は少なくないでしょう。
ロングテールキーワードは競合が少ないため、うまく戦略を立てれば個人サイトでも上位検索を狙えるチャンスがあります。
このページでは、ロングテールキーワードで上位検索を狙う方法やSEO対策を詳しく説明し、以下のことを解説します。
- ロングテールキーワードとは
- ロングテールSEOとは
- ロングテールキーワードのメリット・デメリット
- ロングテールキーワードの探し方
記事を最後までお読みいただければ、上位検索を狙えるロングテールキーワードの選定方法が理解できます。
ロングテールキーワードを含めて記事を作成すると詳細なニーズにも応えられるため、自然と記事の内容も充実したものになります。
内容を簡単にまとめると…
- ロングテールキーワードとは複数の単語を掛け合わせて検索されるキーワード
- ロングテールSEOとは複数キーワードとそれに関連キーワードすべてをヒットさせて、幅広くユーザーを獲得するためのもの
- ロングテールキーワードのメリットは競合が少なく狙いやすいこと
- ロングテールキーワードのデメリットは短期的な成功が見込めないこと
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目次
ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは、3~4語以上の複数の単語を掛け合わせて検索されるキーワードを指します。
たとえば「ロングテールキーワード SEO おすすめ 本」のように複数キーワードを使用したものがロングテールキーワードに当てはまるでしょう。
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないため、それに応じて競合も少ないことになります。
しかし、目的を絞ったユーザーがキーワードを検索するため検索意図がわかりやすく、的確にそのキーワードを狙ったコンテンツを作成できればコンバージョン(CV)につながりやすいのがロングテールキーワードの特徴です。
加えて、ロングテールキーワードでの検索は「購買意欲が高い」という特徴もあります。
すでに商品の利用・購入を検討している段階で検索することも、コンバージョンにつながりやすい理由といえるでしょう。
ビッグキーワード・ミドルキーワードとの違いについて
ロングテールキーワードの他にも「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」と呼ばれるキーワードもあります。
ここではそれぞれの特徴を説明していきましょう。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは?
ビッグキーワードとは、その名のとおり検索数が多い単体のキーワードを指します。
具体的な検索数は定義されていませんが、ひと月あたり10,000回以上であればビッグキーワードといえます。
ビッグキーワードは検索数が非常に多いことから、上位表示ができれば多くの流入を得られるでしょう。しかし競合の少ないロングテールキーワードとは違いビッグキーワードは競合が多いため、検索上位を狙うためには長期的な戦略とSEO知識が必要です。
また、単体のキーワードだけではターゲットが広すぎて狙いにくいため、他のキーワードとかけ合わせて対策するのが一般的です。たとえば「東京」は月間55万回検索されていますが、「東京」というキーワードからは何を求めて検索したのかがわからず、コンバージョンにつなげるのは難しいでしょう。
ビッグキーワードについてさらに詳しく知りたい方は「ビッグキーワードとは」の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ビッグキーワードを狙うメリット
2.ブランドの認知度が上がる
3.ビッグキーワードの関連キーワードで、検索順位が上がりやすくなる
1.大量のアクセスを狙える
ビッグキーワードで検索上位を獲得できた場合には、大量のアクセスが見込めます。
もしビッグキーワードで検索上位を狙える見込みがあるならば、優先的に狙っていきたいです。
2.ブランドの認知度が上がる
ビッグキーワードで検索上位に表示されれば、大量のアクセスを見込めるため、今まであなたのサイトやサービスのことを知らなかった人の目に付き、サイトの認知度が上昇します。
また、ビッグキーワードで検索上位を取れているサイトは、それだけでそのキーワードジャンルの大手企業のように感じる方が多いので、少なからず信頼性の面でもブランディング効果を発揮してくれるでしょう。
3.ビッグキーワードの関連キーワードで、検索順位が上がりやすくなる
ビッグキーワードで順位を取れているサイトは、ミドルキーワードやロングキーワードでも順位が取れていることが多いです。
これは、「ビッグキーワードで順位が取れているサイトはGoogleの評価が高くなる」という直接的な効果ではありません。
ビッグキーワードで順位が取れているということは、ドメインの力が充分にあるということなので、ビッグキーワードより難易度が下がる関連キーワードならば、質の良いコンテンツ内容で、内部リンクを正しくやるだけで、高確率で検索上位を狙えます。
ただし、ビッグキーワードで検索上位を獲得するには、余程強いドメインを保有していない限り、まずはミドルキーワードやロングテールキーワードから対策していく必要があります。
ビッグキーワードで検索上位を獲得できれば、大量のアクセスが見込めます。
また、ビッグキーワードはロングテールキーワードとは異なり、検索順位が付いている1ページをリライトするだけで良いため、SEOの記事管理がしやすいです。
ビッグキーワードのデメリット
2.ビッグキーワードの順位が低下すると、サイトのアクセス数が大幅に落ちる
3.アクセス数に対してのコンバージョン率が低い
1.検索上位を獲得するのが難しい
ビッグキーワードを新しく狙っていくのは、非常に難度が高いです。
全ての「競合会社」or「関連する会社」と競うことになります。
例えば「SEO」というビッグキーワードを狙う場合は、当然全てのSEO会社やSEOコンサルタントと競うことになるでしょう。
それに加えて、amazonなどのSEOに関する書籍の通販サイトや、SEOという名前の全く関係ないサービスと競うことになるかもしれません。
ビッグキーワードの中には、ジャンルによっては、どれだけ頑張っても現実的に検索上位を獲得できないキーワードも存在します。
そのようなジャンルでSEO対策をしたい場合は、ミドルキーワードやロングテールキーワードに狙いを変えなければいけません。
2.ビッグキーワードの順位が低下すると、サイトのアクセス数が大幅に落ちる
アクセス数の大部分がビッグキーワードによる流入の場合、ビッグキーワードの検索順位が1位下がるだけで、アクセス数が大幅に落ちてしまいます。
もし検索結果の1ページから落ちるようなことがあれば、サイトの存続が危ぶまれる状況になってしまうかもしれません。
リスクヘッジの観点でも、1つビッグキーワードのみに頼らず、ミドルキーワードやロングテールキーワードからもアクセスを確保できる状態にしておくと良いでしょう。
3.アクセス数に対してのコンバージョン率が低い
ビッグキーワードは、ミドルキーワードやロングテールキーワードと比べて、コンバージョン率が低くなる傾向にあります。
例えば、「iPhone」というビッグキーワードで検索順位を獲得した場合、流入してくるユーザーのニーズは以下のように、分散しているでしょう。
・「iPhoneに機種変更をしたい人」←ターゲット
・「iPhoneの操作を知りたい人」←ターゲットではない
・「iPhoneの修理をしたい人」←ターゲットではない
・「新しいiPhoneの噂を知りたい人」←ターゲットではない 等
狙っていないニーズのユーザーも流入するため、一般的にコンバージョン率は低下します。
しかし、アクセス数が大きく上昇するので、コンバージョンの絶対数は上昇するでしょう。
ビッグキーワードは、自社と同ジャンルのあらゆる競合他社と競っていかなければいけないため、検索上位を獲得するのがとても難しいです。
ビッグキーワードのみを狙う場合、検索順位が上がるまではアクセスが見込めず、成果が上がらないまま途中で挫折してしまうことが多いです。サイトがまだ育っていない状態では、ビッグキーワードではなくロングテールキーワードやミドルキーワードを狙うほうが良いでしょう。
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは?
ミドルキーワードとは、ビッグキーワードとロングテールキーワードの間のキーワードのことをいいます。
具体的には、2つの単語を掛け合わせたキーワードです。
ビッグキーワードほどの検索数や競合は少なく、ロングテールキーワードよりも検索数や競合は多いことから、ミドルキーワードは比較的中小サイトでも上位表示を狙いやすい人気のキーワードとなっています。
Googleキーワードプランナーで、月に月間1千回〜1万回ほど検索されるキーワードがミドルキーワードに該当します。
ミドルキーワードのメリット
2.ビッグキーワードより検索上位を狙いやすい
1.ビッグキーワードよりコンバージョン率が高い
ミドルキーワードはビッグキーワードとロングテールキーワード(スモールキーワード)の中間に位置します。
「iPhone」というビッグキーワードだと、流入するユーザーはiPhoneに関するニーズは様々でしたが、「iPhone 機種変更」というミドルキーワードであれば、iPhone関連で機種変更を検討しているユーザーにターゲットを絞ることができます。
ビッグキーワードに比べて流入数は少なくなりますが、コンバージョン見込みの高いユーザーを集客可能です。
2.ビッグキーワードより検索上位を狙いやすい
ジャンルによっては、ビッグキーワードで順位を獲得することがほぼ不可能な場合もあります。
その場合は、無駄にビッグキーワードを狙うためにリソースを割かずに、ミドルキーワードをメインの集客源にするべきでしょう。
ミドルキーワードならば、ビッグキーワードに比べて競合が絞られるので、その分検索上位を狙いやすく、コンバージョンしやすいユーザーを集客できるため、ミドルキーワードをメインターゲットに運用しているメディアは多いです。
ミドルキーワードは、ビッグキーワードに比べてキーワードが絞り込めているため、ニーズがマッチしているユーザーの流入を増やすことができます。
また、新しく始めるメディアでも、コツコツとSEO対策をおこなっていけば、検索上位を獲得することは現実的なレベルなので、まずはミドルキーワードを目標にキーワード設計をおこなうと良いでしょう。
ロングテールSEOとは
ロングテールキーワードに応えた記事作成はSEO施策の一環でもあり「ロングテールSEO」といわれています。
複数キーワードとそれに関連するキーワードすべてをヒットさせて、幅広くユーザーを獲得するのがロングテールSEOです。
ビッグキーワードのような特定のキーワードだけで上位表示を狙うのではなく、ロングテールキーワードの3~4語以上の複数単語のキーワードで上位表示を狙っていきます。
SEO対策全般について知りたいという人は「SEO対策とは?」で詳しく解説しています。
ロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードを取り入れると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1.競合が少ないため検索順位が上がりやすい
ビッグキーワードは単体での検索ボリュームが多いぶん競合も多く、検索上位を狙うのは容易ではありません。
しかし、ロングテールキーワードは複数単語を組み合わせたキーワードのため、ビッグキーワードと比べると競合の数は非常に少なくなります。
ユーザーのニーズを汲み、それに合ったコンテンツを用意できれば検索上位を狙いやすいといえるでしょう。
2.検索意図がわかりやすい
ロングテールキーワードはユーザーの検索意図がわかりやすく、ニーズに応えるコンテンツを作成しやすいのもメリットです。
たとえば「高円寺 居酒屋 人気」といったキーワードからは「高円寺の居酒屋で人気のお店が知りたい」というニーズがあるとわかります。
ロングテールキーワードは、ドメインの力が弱い新規サイトでも、キーワード次第では充分上位表示を狙っていけます。
中には、競合他社がまだ記事を作っていない穴場のキーワードも存在するでしょう。ただし、検索ボリューム自体が少ないため、記事をたくさん作ることが必須です。
また、ロングテールキーワードは検索上位を獲得しやすいと言っても、コンバージョンに繋がりやすいキーワードは競合他社もしっかり記事を作りこんでいる場合が多いので、1記事1記事のクオリティを下げず、最低でも既存の検索上位の記事に負けないコンテンツを作ることを心掛けましょう。
ロングテールキーワードのデメリット
ロングテールキーワードのメリットとともに、デメリットについても理解しておきましょう。ロングテールキーワードのデメリットには以下のようなものがあります。
1.特定のユーザーにしか検索されない
「特定のユーザーを狙いやすい」というロングテールキーワードのメリットは、裏を返すと特定のユーザーしか狙えないということになります。
ロングテールキーワードは複数単語を掛け合わせたキーワードのため、ビッグキーワードのように幅広いユーザーに検索される可能性は極めて低くなってしまうのです。
2.キーワードの管理が大変
ロングテールキーワードは、上位検索を狙えたからといってビッグキーワードのように多くの流入を得られるわけではありません。ロングテールキーワードで上位表示されても、特定のユーザーからのコンバージョン(CV)しか得られないのです。
数少ない特定のユーザーからの流入を継続して得るためには、常に新しく詳細なコンテンツをキープし、さまざまなロングテールキーワードで検索上位を狙っていく必要があるでしょう。
また、ロングテールキーワードの数が増えるにつれて検索順位の管理が大変になることからも、記事ごとのリンククリック率・コンバージョン率(CV)を上げるにはかなりの労力が必要となります。
3.長期的に考える必要がある
きちんと戦略を立てれば、ロングテールキーワードで上位検索を狙うのは難しくありません。
しかし、特定のユーザーからの流入があっても、ビッグキーワードほどのコンバージョン(CV)数や流入は得られません。
複数のロングテールキーワードをヒットさせてコンテンツを長期的に育てていく必要があるため、短期的な成功は難しいのです。
また、検索結果で上位を獲得するためにはリライト作業が欠かせません。
ロングテールキーワードの対策は短期的にはとてもコストパフォーマンスが悪く感じるでしょう。
有益なキーワードを調査し、検索上位サイトに負けない記事を大量に作っても、実際に検索上位を獲得できるキーワードは作成した記事の一部のみということも多いです。だからこそ、キーワード選びが非常に重要となっています。
キーワードの検索ボリューム、検索上位のサイト傾向、競合他社の順位獲得状況などさまざまな情報を参考にし、「検索上位を獲得できそう」&「成果に繋がりそう」なキーワードをピックアップする必要があります。キーワード設計を上手くできそうにない場合は、SEO会社にキーワード設計を依頼するのも一つの手でしょう。
ロングテールキーワードの選定方法
ロングテールキーワードの選定方法は以下です。
② キーワードツールで関連キーワードを調べる
③ 競合サイトの獲得キーワードを取得する
④ キーワードの検索ボリュームを調べる
⑤ 実際に狙うキーワードの候補を絞る
⑥ 記事を作成する
① 軸キーワードを選ぶ
ロングテールキーワードを選ぶ時は、まず軸キーワードを選びましょう。
軸キーワードの決定に関しては、あなたのサイトのメインターゲットをイメージすると良いです。例えば、当サイトであれば「SEOの情報を知りたい人」や「コンテンツマーケティングのやり方を知りたい人」がメインターゲットなので、軸キーワードは「SEO」「コンテンツマーケティング」になります。
② キーワードツールで関連キーワードを調べる
軸となるキーワードが決定したら、その軸キーワードの関連キーワードを、キーワード調査ツールを使って調べていきましょう。
キーワード調査ツールは下記のものが、無料で使えるのでおすすめです。
③ 競合サイトの獲得キーワードを調査する
関連キーワードを取得できたら、次は競合サイトが獲得しているキーワードを調査すると良いでしょう。
使用するツールにもよりますが、関連キーワードの場合は、「軸キーワード + ●●」などその軸キーワードとの掛け合わせワードが一覧として抽出されることが多いです。
一方で、競合サイトが獲得しているキーワードは、実際にユーザーが調べているキーワードです。
キーワード調査ツールでは出てこない、狙うべきキーワードが混ざっています。
それを、ピックアップしていきましょう。
競合サイトの獲得キーワードを調査するには「ahrefs」などを利用すると良いです。
④ キーワードの検索ボリュームを調べる
キーワード調査ツールで、関連キーワードをある程度調べられたら、その検索ボリュームを調べましょう。
検索ボリュームの調査には、「キーワードプランナー」の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を利用すると良いでしょう。
AdWordsに費用をかけている場合は、キーワードごとの詳細の検索ボリュームを調べることができます。AdWordsを利用していない場合は、検索ボリューム「10~100」など、ざっくりとした数値を見ることができます。
⑤ 実際に狙うキーワードの候補を絞る
関連キーワードや競合サイトの獲得キーワードから、ロングテールキーワードの候補が集まったら、キーワードごとの検索ボリュームや競合性を見ながら、どのキーワードを実際に狙っていくか選定していきましょう。
ロングテールキーワードを狙う場合は、軸キーワードと関連しているものであれば、直接的にコンバージョンに繋がらなさそうなものでも、積極的に狙っていきましょう。
一つ一つの記事に大きな力はありませんが、その記事が重なっていくことでサイトの権威性が高まり、その後のミドルキーワードやビッグキーワードでの検索上位化に繋がります。
⑥ 記事を作成する
狙うロングテールキーワードが決まったら実際に記事を作成していきます。
記事作成をおこなうには以下の方法があります。
・記事代行会社に発注する
・クラウドソーシングで発注する
・ChatGPTなど、生成AIを使用する
それぞれの記事作成方法にメリットデメリットがあります。
・自社(自分)で作成する
メリット:費用が発生しない。想定どおりの記事を作成できる。
デメリット:時間がかかる。
・記事代行会社に発注する
メリット:記事の品質が比較的安定している。最も楽に記事を増やせる。
デメリット:最も金銭的なコストが高い
・クラウドソーシングで発注する
メリット:短期間で記事を量産できる
デメリット:記事の品質がバラバラ。個人個人に依頼するので、管理が大変。
・ChatGPTなど、生成AIを使用する
メリット:記事内容を自社でコントロールできる。自分でテキストを考えるより圧倒的に楽で早い。
デメリット:ジャンルによっては使用できない。クオリティに限界がある。
記事を増やす速度を重視しているなら「記事代行会社」や「クラウドソーシング」を使用すべきです。
記事のクオリティを重視しているなら「自社で作成」すると良いでしょう。
費用を抑えて、且つスピーディに作成したい場合は「生成AIの使用」を検討しましょう。
ロングテールキーワードを実際に選定してみた
① 軸キーワードを選ぶ
今回は「ゲーミングPC」というキーワードを軸キーワードにします。
② キーワードツールで関連キーワードを調べる
まずは「ラッコキーワード」を使って関連ワードを調べてみます。
まず、検索窓に「ゲーミングPC」と入力して虫眼鏡ボタンをクリック。
すると、「ゲーミングPC」というキーワードを軸にしたサジェストがたくさん表示されます。
数はたくさん出てくるのですが、やはり検索ボリュームや競合サイトの状況が知りたいのでahrefsを使ってみます。
③ 競合サイトの獲得キーワードを調査する
ahrefsを使用して競合サイト(仮)の獲得キーワードを調査します。
ahrefsの「Site Exploler」を使います。
今回は”ゲーミングPC”で5位に表示されている「パソコンショップ7(セブン)」さんのサイトを仮の競合サイトとして設定します。
検索窓に競合サイトのURLを入力し、テールワードを探したいので”単語数”を3~5に設定します。
競合サイトが獲得している膨大なキーワードが表示されるので、今回軸となる「ゲーミングPC」でフィルタリングしてあげると、「ゲーミングPC+〇〇+〇〇」といったキーワードだけが表示されます。
その中から今回は「ゲーミングpc スペック 目安」というキーワードを使用することにします。
④ キーワードの検索ボリュームを調べる
ahrefsは検索ボリュームの調査も同時にできるので、ahrefsを使用しない場合ば別のツールで検索回数を調べます。
見たところ検索ボリュームは月間300回、競合サイトが37位という順位なので、まだ競合サイトも上位を獲得できていないキーワードとなります。
⑤ 実際に狙うキーワードの候補を絞る
この要領でいくつかキーワード候補を決めます。
キーワードを絞り込んだら、実際にそのキーワードで検索して上位サイトをいくつか覗いてみましょう。大切なのは、ツールで抽出したデータだけを頼りにするだけでなく、必ず自分の目で上位サイトを確かめて記事の内容をイメージすることです。単純に、上位サイトをクオリティを上回る記事を書くことができれば上位表示の確立は高くなります。
⑥ 記事を作成する
キーワードを絞り込んだら実際に記事を書いていきましょう。
ロングテールキーワードを利用したSEOの対策手順
② ロングテールキーワードを抽出する
③ 記事を書く
④ 内部リンクを設定する
⑤ 順位変動を確認し、都度リライト&新規記事作成をする
①サイトの最終的な目標を設定する
まずは闇雲にロングテールキーワードの記事作成をするのではなく、サイトをどのようにしたいのか、目標を決める必要があります。
例えば、「最終的には特定のビッグキーワード・ミドルキーワードで検索上位を獲得したい」「ロングテールキーワードの記事を量産して、何かしらのキーワード流入が増えていけば良い」
など、サイトの目指す形を最初に決めましょう。
「今後どのくらいの期間で、どんなサイトにしたいのか」は事前に決めておくべきでしょう。
簡単な目標設定方法は、参考にする目標サイトを一つ定めることです。
例えば「競合会社のオウンドメディアが成功しているから、1年かけて競合以上のオウンドメディアを作りたい」と目標設定した場合、1年間で最低でも目標サイトと同じくらいの記事数になるように記事作成をおこなう必要がありそうです。
リソースが足りず、記事の数で勝てない場合は、成果に直結しそうな記事のみをピックアップして、その記事では競合に負けないように記事内容をとことん追求するという方針も考えられます。このように、まずは目標と期間を定めて、計画を練ってみましょう。
②ロングテールキーワードを探す
私がオウンドメディアを複数運営している中で、実際に行っているロングテールキーワードを探す方法をお教えします。
ロングテールキーワード探す方法は主に5つあります。
2.Googleの検索サジェストキーワードを確認する
3.ロングテールキーワード抽出ツールを利用する
4.競合サイトのキーワード獲得データを確認する
5.「自分だったらこう検索する」を考える
1.Googleの関連キーワードを確認する
まず初めに確認するのは、Googleの関連キーワードです。
Googleの関連キーワードとは、検索した際に検索結果の一番下に表示される、検索キーワードに関連するキーワード群です。
これは、Googleがそのキーワードで検索したユーザーが、過去にどんなものを検索しているかを分析し、関連性が高そうなものを上から順に8キーワードほどピックアップして表示しています。
そのため、関連キーワードの記事を作成すれば、メインキーワードに関連性の高い記事となります。
2.Googleの検索サジェストキーワードを確認する
同様にGoogleの検索サジェストキーワードも確認しましょう。
Googleの検索サジェストキーワードとは、Googleの検索欄に文字を入力した際に、予測入力として提案されるキーワードのことです。
例えば、検索欄に「iPhone」まで入力すると、検索欄の下に「iPhone14」「iPhone15」「iPhone 初期化」などのキーワードが表示されます。
これは、過去の検索結果を基に「iPhone」までキーワード入力したユーザーが、次に何の文字を入力するかを予測し、よく調べられているものとして、予測キーワードを提示してくれています。
関連キーワードと似ていますが、少し異なります。
例えば「iPhone」のロングテールキーワードを調べる場合、下記のような違いがあります。
関連キーワード→「iPhone」に関連性が高いキーワード。必ずしも「iPhone」というワードが入るとは限らない。
サジェストキーワード→よく調べられている「iPhone」の複合ワード。「iPhone ○○」というキーワードになる。
関連キーワードとサジェストキーワードで、同じキーワードが出てくることも珍しくはありません。
両者ともに、「iPhone」と検索しているユーザーのニーズを知れるので、最初に確認しておくべき項目と言えます。
3.ロングテールキーワード抽出ツールを利用する
ロングテールキーワードのメリット・デメリットを理解したら、実際にロングテールキーワードを探してみましょう。
ロングテールキーワードを探すには、下記のツール・コマンドを使用すると便利です。
Googleキーワードプランナー
GoogleキーワードプランナーはGoogle広告を利用していれば無料で使えるツールです。
Google広告で広告配信を行なう配信者向けに、効率よく情報収集できるよう提供されています。
Googleキーワードプランナーでは狙いたいキーワードの検索ボリュームや関連キーワードをすぐに調査でき、サイトにどんなキーワードでユーザーが流入しているのかがわかります。
キーワード難易度チェックツール
SEOパックのキーワード難易度チェックツールは、キーワードを入力すると難易度・月間検索予想・月間アクセスと関連するキーワードを表示してくれます。
また、どのキーワードを狙っていくのか困った際には、キーワード無料相談窓口というサービスも設けられています。
SEOパック/キーワード難易度チェックツール
4.競合サイトのキーワード獲得データを確認する
同ジャンルで目標(参考)にするサイトを決めて、そのサイトのキーワード獲得データを調べてみましょう。
目標とするサイトは、なるべく自分のサイトと同じタイプのサイトを選ぶようにしましょう。
例えば、「自社の公式サイトの検索順位を上げたい場合は、検索上位を獲得している競合の自社サイト」を
「アフィリエイトメディアの場合は、検索上位を獲得している競合のアフィリエイトメディア」を
「ポータルサイトの場合は、検索上位を獲得している競合のポータルサイト」を参考にすべきです。
理由は、キーワードによって、検索上位を獲得しやすいサイトタイプが分かれていることがあります。
例えば「銀座 ランチ」と調べると、検索上位はレストランのポータルサイトに埋め尽くされていて、自社の公式サイトでは上位を狙いづらいと考えられます。
一方で、同じタイプのサイトが検索上位を獲得しているキーワードは、あなたのサイトでも充分狙える可能性があるということです。
競合サイトの獲得キーワードを調べることができるツールは以下です。
https://ahrefs.com/dashboard
5.「自分だったらこう検索する」を考える
「このキーワードで検索する場合、自分だったらこのことを知りたい」という、ペルソナを自分自身に設定して、記事設計するのも時には有効です。
ただし、思いついたキーワードは、一般的ニーズと乖離している可能性もあるので、検索ボリュームを確認した上で、最終的に記事作成するかどうか判断しましょう。
キーワードの検討については、Googleの公式の発言も参考にしてみると良いでしょう。
読者が求めているものを把握して提供する
ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみましょう。そのトピックについてよく知っているユーザーは、よく知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリで使用するかもしれません。たとえば、長年のサッカーファンは国際サッカー連盟(Fédération Internationale de Football Association)の略語である「fifa」を検索し、新しいファンは「サッカー プレーオフ」のような一般的なクエリを使用するかもしれません。検索行動におけるこのような違いを予測し、コンテンツを記述する際に考慮する(キーワードを適切にミックスする)ことで、良い結果がもたらされる可能性があります。Google 広告には便利なキーワード プランナーが用意されています。このツールを使用すると、新しいキーワードのバリエーションを発見し、各キーワードのおおよその検索ボリュームを確認することができます。また、Google Search Console の検索パフォーマンス レポートでは、あなたのサイトが表示される上位の検索クエリと、サイトに多くのユーザーを導いている検索クエリを確認できます。
たとえ同じ目的でも、検索しているユーザーの層によって、検索クエリは異なる可能性があります、
各属性のユーザーがどのように検索するのかを分析しましょう。
ロングテールキーワードは無数にありますが、その中でも成果に結びつきそうなキーワードをピックアップする必要があります。ロングテールキーワードを探すなら、Googleの公式ツールキーワードプランナーを使用することをおすすめします。
③競合サイトに負けない記事を書く
ロングテール記事を書く際に気を付けるポイントは以下です。
・オリジナルコンテンツを入れる
・「自分だったらこれを知りたい」を入れる
競合サイトに負けない記事を書くには「競合サイトが書いている情報を網羅し、より詳しく書くこと」と「競合サイトが書いていない、ユーザーに有益な情報を書くこと」が大切です。
そのためには「競合サイトの分析」と「オリジナルコンテンツの追加」が必要になります。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
競合分析がSEOで重要な理由は?競合調査する方法やコツをご紹介
よくあるロングテールSEOの失敗例として、記事を量産したもののコンテンツの質が悪く検索順位が上がらないことが挙げられます。
期間を定めて、短期間で記事を量産したくなりますが、「記事をたくさん作る」ことに意識がよりすぎて「検索順位が上がる記事を書くこと」ができていないためです。時間をかけてでも、1記事1記事競合調査をおこない、競合サイトに負けないコンテンツを作成した方が、結果的に成功しやすいです。SEOの競合調査を学びたい方は「競合分析がSEOで重要な理由は?競合調査する方法やコツをご紹介」を読んでみてください。
④内部リンクを設定する
記事の作成が完了したら、内部リンクを見直しましょう。
内部リンクで意識するポイントは以下です。
2.重要なページに内部リンクを集める
3.内部リンクは「検索順位を上げたいキーワード」を含めたアンカーテキストで設置
1.関連性の高いページを内部リンクで繋ぐ
まず、内部リンクをおこなう上で考えなければいけないのは、関連性の高いページを内部リンクで繋ぐことです。
内部リンクによる、SEOの効果は「クローラーに回遊を促す」「ページの重要度を知らせる」ことです。
例えば、検索上位を獲得している既存記事Aがあり、新たに関連性の高い新規記事Bを作成した場合、既存記事Aから新規記事Bに内部リンクを送ることで、新規記事Bも関連性が高い記事と判断され、「順位が早く付きやすい」&「順位が上がりやすい」効果を期待できます。
2.重要なページに内部リンクを集める
Googleは内部リンクが集まっているページを、そのサイト内で重要なページと認識して、評価が高まる傾向にあります。
ロングテールキーワードで順位を上げるのも大切ですが、作成したロングテール記事から、重要なミドルキーワードやビッグキーワードのページに内部リンクを送ることで、ミドルキーワード、ビッグキーワードの順位向上にも期待できます。
3.内部リンクは「検索順位を上げたいキーワード」を含めたアンカーテキストで設置
内部リンクの効果を最大限にするためには、内部リンクをアンカーテキスト(文字のリンク)にするべきでしょう。
例えば「SEO ロングテール」で検索順位を上げたい場合は、他のページから「SEOの評価が高まるロングテールキーワード対策はこちら」のように、対策キーワードを混ぜたアンカーテキストにすると良いです。
また、内部リンクにバナーなどの画像を使用する際は、altタグに対策キーワードを混ぜると良いでしょう。
ただし、SEO対策を意識しすぎて、あまりにも不自然な内部リンクになってしまうと、ユーザビリティが低下し、過剰なSEO対策としてGoogleの評価も落ちかねません。
自然なアンカーテキストを設置しましょう。
SEOと言えば「コンテンツ(記事内容)」と「ドメインの力」の2つの要素が重要視されていますが、意外にも差がでるのがこの内部リンクです。内部リンクには「他記事との関係を表す」効果と「クローラーの巡回を促す」効果があります。
私自身、オウンドメディアを運営している中で、ディレクトリ構造を整えて、関連性の高い記事を内部リンクで繋ぐだけで、順位が改善されたこともあります。もし、競合サイトにコンテンツ内容は勝っているのに検索順位が上がらない場合は、一度内部リンクを整えてみると良いかもしれません。内部リンクについて詳しく知りたい方は「内部リンクとは?SEO効果と設置の際のポイントを解説」を読んでみてください。
⑤順位変動を確認し、都度リライト&新規記事作成をする
競合サイトに負けない記事が書けたら、Googleサーチコンソールでインデックスを促す作業をおこない、数週間順位変動を見守りましょう。
なかなか順位が上がらない記事は、再度検索上位のサイトと見比べて、自サイトに足りないコンテンツを増やしましょう。
また、キーワードのジャンルによっては、定期的に新しい情報に変えることで順位が上がりやすくなる場合があります。
一例として、ニュースサイトの場合1ヶ月間情報が更新されていないサイトは、情報が古く、ニュースとしてユーザーに有益ではないとGoogleが判断して、順位が下がりやすくなると考えられます。
もし順位が下がってきた記事があれば、少し情報の更新をおこなうだけでも、順位が回復することもあるので、定期的なリライトはおこなうべきでしょう。
ロングテールキーワード選定に役立つツール
ロングテールキーワードを選定するには、下記のツールが役立ちます。
実際、私はSEO会社で約7年間働いていますが、ロングテールキーワードを選定するのによく使うのが「キーワードプランナー」「ラッコキーワード」「ahrefs」です。
② ラッコキーワード
③ aramakijake.jp
④ ahrefs
① Googleキーワードプランナー
ロングテールキーワードを選定する上で一番役立つのはキーワードプランナーと言えるでしょう。
キーワードプランナーでは、「新しいキーワードを見つける」と「検索ボリュームを確認する」という機能を利用できます。
「新しいキーワードを見つける」という機能では、軸キーワードの関連キーワードを一覧で表示してくれます。
また、キーワードごとの検索ボリュームや競合性も表示してくれるので、「ロングテールキーワードの一覧を作る」と「ロングテールキーワードの検索ボリュームを調べる」ということが、両方無料で可能です。
既にロングテールキーワードの一覧を取得できていて、各キーワードの検索ボリュームを調べたい場合は「検索ボリュームを確認する」機能を利用すれば、キーワードの検索ボリュームを一括で調査することが可能です。
ただし、検索ボリュームに関しては、Google AdWordsに費用をかけていない場合、ざっくりとした数値しか見れないため、競合性が高いのか低いのかを知るのに役立ててください。
② ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料で「登録なしで使用できる」関連キーワードツールの中で、個人的に一番使いやすいです。多くの無料キーワードツールでは少しだけキーワードを表示して、全部見るには有料版、という形が多い中、ラッコキーワードでは全部無料で見ることができます。
③ aramakijake.jp
aramakijake.jpは主にキーワードごとの検索ボリュームを調べることができるツールです。GoogleとYahoo! JAPANの両方の検索ボリュームを知ることができて、検索順位ごとの月間アクセス予測数まで表示してくれます。
ただし、検索ボリュームはGoogle公式から取得しているわけではなく、数値に多少ずれはあるので、あくまでおおよその参考程度にご使用ください。
また、同時に関連語も10キーワード程度表示してくれるので、関連語調査に役立ちます。
④ ahrefs
Ahrefsは有料のサイト分析ツールです。
今回紹介する中で、唯一有料のツールですが、自分自身もロングテールキーワードを選定する際に必ず使っているツールです。
Ahrefsでは、競合サイトのURLを入れるだけで、その競合サイトが獲得しているキーワードを一覧で取得することができます。
Googleキーワードプランナーやラッコキーワードなどの関連キーワードを取得するツールでは見つけられないような、ロングテールキーワードを発見できます。
ロングテールSEOの成功事例
マイナビニュース ビューティー
大手求人サイトのマイナビは、「マイナビニュース」というオウンドメディアを運営しています。
マイナビニュースの中ではさまざまなロングテールキーワードを獲得できていますが、その中のカテゴリーの一部である「マイナビニュース ビューティー」に注目して、解説します。
マイナビニュース ビューティーでは、「アートメイク」「エクササイズ」「スキンケア」など美容に関連するジャンルの記事作成をおこない、アクセスを獲得することに成功しています。
実際にアクセスデータを見ていきましょう。
サイトデータ
会社名 | 株式会社マイナビ |
サイト名 | マイナビニュース ビューティー |
URL | https://news.mynavi.jp/beauty/ |
ページ数 | 780ページ |
獲得キーワード
<アクセス構成比>
獲得キーワード数 | |||
アクセス数 | |||
アクセス比率 |
サイト分析ツールのahrefsの予測データを基にしています。
獲得しているキーワード数は12123キーワード、獲得アクセス数は月間30890となっています。
アクセスの獲得比率をキーワードタイプ別に分けると、ビッグキーワードが約11.6%、ミドルキーワードが約22.5%、ロングテールキーワードが約66%となっています。
上記の通り、アクセスのうちの2/3がロングテールキーワードになっており、マイナビニュースビューティーがロングテールSEOで成功していることがわかります。
ロングテールキーワードでアクセスを増やすことで、例え直接的な成果に繋がらなくても、記事の引用や外部リンクを獲得でき、ドメインの力を上げることにも役立ちます。
すぐには効果がでないロングテールSEOですが、長期的に続けることでアクセス数もドメインの力も差が開いていくので、可能であればロングテールSEOは取り組むべきでしょう。
まとめ:ロングテールキーワードとは
今回は、ロングテールキーワードについて解説しましたが、ロングテールキーワードの特徴と活用法について理解は深まったでしょうか。
このページの要点は以下になります。
- ロングテールキーワードとは3~4語以上の複合キーワード(例:ペットフード 犬 食べやすい)
- ロングテールSEOとは複合キーワードと関連キーワードすべてをヒットさせて、幅広くユーザーを獲得できる
- ロングテールキーワードのメリットは、競合が少なく検索順位が上がりやすい・特定のユーザーを狙いやすい・コンバージョン(CV)につながる可能性が高いこと
- デメリットは特定のユーザーにしか検索されない・ホームページを頻繁にメンテナンスする必要がある・短期的な成功は見込めないこと
- ロングテールキーワードを探すには、Googleキーワードプランナーが便利
ロングテールキーワードは特定のユーザーしか狙えないため、上位表示されても大きな成果には直結しません。
しかし競合が少ないため、そのロングテールキーワードで検索したユーザーのニーズに応えるコンテンツを作っていれば、複数のキーワードで継続して上位検索を狙える可能性が高いです。
ロングテールキーワードで上位表示できている記事を着実に増やしていけば、やがて大きな成果を得られるでしょう。
ロングテールキーワードをうまく活用して、サイト運営を上手に行いましょう。
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