この記事の監修SEO会社
株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
「Webを使って集客したい、けど何から始めたらいいんだろう」とお悩みではありませんか?
この記事では、Web集客の方法を一から解説します。
インターネットの利用が一般的となった今、Web集客についての知識を深めておくことで、サイトへの流入を大きく増やすことができます。ひいてはサービスの認知や購買につなげることもできるでしょう。
当記事を最後までお読みいただくことで、Web集客でまず取り組むべき施策がわかります。集客にお悩みの方はぜひ、役立ててみてください。
目次
Web集客とは?
Web集客とは、インターネットを活用して行う集客全般のことを指します。
Web広告やSNSによる集客、検索結果からの流入など、集客経路は幅広く、それぞれで必要な戦略も異なります。
ここではWeb集客の概要や、メリット・デメリットについて解説します。
Web集客の概要
Web集客とは、インターネットのさまざまな媒体で行われる集客活動のことです。
具体的には、リスティング広告やディスプレイ広告、検索流入の増加を目指したSEO、Webメディアの制作・運営、SNSでの広告活動などがこれにあたります。
総務省の令和3年版情報通信白書によると、個人のインターネットの利用率は2020年で83.4%と非常に高く 、現代においてWeb集客は強いアピール力を持った広告手段のひとつなっています。
Web集客のメリット
Web集客のメリットとしてまず挙げられるのが、運用コストの低さです。
たとえばSNSのアカウントは開設や維持に費用がかからないため、少ない費用で集客活動を始めることができます。まとまった予算を必要とすることなく広告活動を始められるのは、大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
またサイト集客はデータ収集に強く、流入元の種類やランディングページ、またその後の閲覧経路など、多くの情報を得ることができます。
ページごとのクリック箇所やクリック率、注視されている場所なども分かるため、ユーザー行動にもとづいた施策改善が行いやすいのもメリットです。このようにWeb集客はユーザーのデータをベースに行えるため、ターゲティングに強いのも特徴です。
これは特にSNS集客において顕著で、ユーザーの利用者情報から対象に合わせた広告出稿が可能なほか、投稿のキーワードでも対象を指定できるなど、広告対象を強力に絞り込めます。
また、施策の結果がデータとして回収できるため、数字にもとづいた具体的な施策改善を行いやすいのもメリットといえるでしょう。
Web集客のデメリット
Web集客のデメリットは、運用に専門的な知識や技術が必要なことです。Web集客の代表的な手法であるSEOの場合、検索エンジンで上位表示させるための知識やノウハウ、またライティングに関する技術などが必要になります。
YouTubeなどを使った集客を行う場合も、映像制作や編集の技術が必要になります。これらすべてを自社リソースでまかなうことができれば低コストで運用できますが、外注にまかせる場合は、費用が想定以上にかさむケースがあります。
また広告を除いた大部分のWeb集客は、効果を得るまでに時間がかかります。長期間にわたる継続的な運用が前提となる点はデメリットといえるでしょう。
検索エンジンからのWeb集客
Web集客で高い効果を持つのが検索エンジンからの集客です。ここでは検索エンジンでの集客の手法について詳しく解説します。
SEO対策
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」のことです。Googleの検索アルゴリズムに評価されやすいコンテンツ作りによって、検索結果での上位表示を目指します。
SEOのメリットは、一度検索上位を獲得すると、継続して上位表示が可能なことです。リスティング広告のように出稿をやめると消えるものではないため、低コストで継続した広告効果を維持できます。
業界、業種を問わず全般的に高い効果を期待できますが、上位表示までに中期~長期間の継続した施策が必要となるのがデメリットです。
内部対策・外部対策
内部対策・外部対策は、SEOで用いられる施策のひとつです。内部対策はサイトの内部の構造やCSS、HTMLの記述や設定を最適化することで、Googleのアルゴリズムにより評価されることを目指す手法です。
施策の対象が自サイトのみに限られるため、施策を安定して推進できるのと、効果を手堅く得られるのがメリットです。また、外部施策はおもに「被リンク」の獲得を目指します。
以前は自演リンクの購入などがこの施策の中心的な手法でしたが、現在ではナチュラルリンクの獲得を目指すものが中心です。被リンクは検索アルゴリズムのコンテンツ評価に大きくプラスの影響を与えるため、非常に重要性の高い施策です。
リスティング広告
リスティング広告は、広告を枠を購入することで、特定の検索結果の画面最上位にテキスト広告を表示するものです。長期的施策が不可避なSEOと比べて、比較的早い段階で上位表示を獲得できることがメリットで、即効性が必要なビジネスや季節性の高いビジネスに向いた集客方法です。
ただし広告出稿への応募が多い場合は、入札によって出稿者が決まるため、収益性の高い検索キーワードの場合は、広告単価が高騰しがちです。掲載費用にはクリック課金が採用されているため、コンバージョン率とクリック率を見越した予算設定が不可欠でとなります。
MEO(Googleビジネスプロフィール)
MEOとは、Map Engine Optimizationの頭文字を取ったもので、マップエンジン最適化のことです。Googleビジネスプロフィールへの登録を進めることで、マップエンジンへの登録と地域情報に関わる検索への優先表示を狙います。
地域の名称を含んだ関連ワードや地域性を含む検索でGoogleマップとともに表示されるのが特徴で、地域性の高いビジネスで推奨される施策です。
施策にかかる費用も低く抑えられるので、取り組みやすいのも特徴です。また、検索ニーズが高く来店へのハードルが低いため、収益性の向上に結びつきやすいのもメリットです。
Googleショッピング
Googleショッピングとは、Googleが提供する商品価格の検索サービスです。検索結果にバーティカル検索のひとつとしてショッピングというカテゴリーを設け、そこへ登録した商品データを表示します。
商品データは無料で表示されますが、より優先表示したい場合は、検索窓下に設けられた広告枠に出稿します。広告への課金方法はリスティング広告と同じく「クリック課金」です。
SNSからのWeb集客
SNS集客とは、広告用のSNSアカウントを運用することで、一般のユーザーへの広告活動を行い、目標とするコンバージョンへと導くことです。ここではSNSごとに集客の方法やユーザー層の特徴、プラットフォームに適したサービス・商品を紹介します。
大手SNSによる対策
ここではまず代表的な有名SNSでの集客対策について解説します。
Twitterでは、主に140文字のテキストで交流を行います。画像や動画、音声も添付できますが、投稿は文章が中心です。Twitterは情報の拡散性が高く、よりユーザーに刺さる投稿を行うことで、短期間で爆発的な認知を獲得できる場合があります。
またユーザー層が幅広いのも特徴で、幅広い世代にリーチできるSNSといえます。Twitterは国内で人気が定着してからの期間も長く、ツールが豊富に揃っているため、SNS集客の分析にも向いています。
基本機能にアナリティクス機能が用意されていますが、サードパーティのツールを導入することで、より詳細な分析や運用の自動化が可能です。
Instagramは画像や動画を中心にしたSNSです。ファーストビューにおけるテキストの排除が特徴的で、視覚情報に比重を置いたUIになっています。
また利用者は女性が多く、年代も20〜40代が中心です。そのため、アパレルや美容、飲食店などのビジュアルが映える商品やサービスで効果を発揮します。
検索機能もハッシュタグが中心で自然検索の柔軟性が低いため、画像の作り込みから話題性を獲得する戦略が有効です。
Facebookは実名での利用を前提としたSNSでビジネス関連での利用が多いのが特徴です。年代でも30〜40代の利用が中心で、男女比はほぼ変わりません。
実名登録に加え、年齢や性別、出身地、現在地、職業など詳細な経歴が登録できます。そのためターゲティング広告の精度が高く、より効果的にアプローチできるのがポイントです。
また、投稿できるテキストの文字数に制限がないため、しっかりとした文章を投稿できます。SNSの性質として、現実の社会生活との距離が近いことから、広告はビジネス系のセミナーやイベントに向いています。
TikTok
TikTokは短時間の動画をアップロードできるSNSです。最短15秒から最長10分間の動画を投稿可能で 、10〜20代の利用が中心です 。TikTokはAIによるリコメンド機能が強く、ユーザー行動をもとに興味を持ちそうな動画を自動でピックアップしてくれます。
潜在層に見てもらえる機会は高まりますが、その反面意図的な誘導が難しいという特徴もあります。特に若年層のユーザーは購買力が弱く、面白い動画の視聴を求めていることから、商品やサービスが訴求しづらい傾向があります。
直接的な購入に結びつけるよりも、ユーザーの興味関心や好感度の向上に繋げるための運用が求められます。
YouTube
YouTubeは動画を投稿できるプラットフォームで、TikTokとは異なり長時間の動画にも対応しているのが特徴です。利用者層が全世代で極めて高く、非常に多くの層にリーチしやすいという特徴があります。
動画の特性としてビジュアルに訴えかけやすく、文章と比べて見てもらいやすく伝わりやすいという特徴があります。アパレルや美容、家電や、PC、スマホなどからビジネス系まで、オールマイティに利用できるプラットフォームといえるでしょう。
参入者が一気に増加したことから、過当競争になりつつありますが、参入者の少ない領域も残っており、ジャンル選定の重要性が高まっています。
LINE
LINEは通話ツールとしての普及率が非常に高く、2020年3月時点の国内での月間アクティブユーザー数は約8,400万人にも達しています 。広告機能の非表示などもないことから広告の認知率が高く、広告効果から出稿を考える企業も増えています。
ビジネスアカウントであるLINE公式アカウントからは、さまざまな機能が使えます。メッセージ機能やタイムライン投稿機能など、友だちと同様の機能を使ってユーザーに訴求できるのが特徴です。
興味関心に訴えかける投稿であれば見てもらいやすい反面、ブロックが簡単なのがデメリットです。
SNS広告による集客
SNS広告とは、ユーザーアカウントのタイムラインなどに表示される広告のことです。Twitter広告やInstagram広告、Facebook広告などがあります。
SNSの種類によってユーザー層や興味関心が異なるため、それぞれのプラットフォームに適した広告を出稿することが、広告効果を高めるコツです。
SNS広告はユーザー行動などをもとにパーソナライズされるのが特徴です。広告内容と相性のよいユーザーに自動的にリーチできるのはメリットといえるでしょう。
SNS広告でかかる費用には、クリック課金やインプレッション広告、インストール課金などがあります。クリック課金ではクリックごとに費用が発生し、インプレッション広告では広告の表示回数によって費用が課金されます。
SNSは潜在的な拡散力の高さを持っているため、いわゆるバズる現象が起きると想像以上に広告費がかかってしまう場合があります。予算上限を設定するなど、想定外を防ぐ広告運用が必要です。
外部サイトからのWeb集客
ここでは外部サイトからWeb集客をする方法を解説します。
ディスプレイ広告・リマーケティング広告
ディスプレイ広告とはいわゆる「画像広告」のことで、バナー広告とも呼ばれます。代表的なものに、Googleディスプレイ広告があります。ディスプレイ広告はターゲティング機能が充実しており、性別や年齢などによって、広告を表示する条件を絞り込めます。
また表示箇所は特定のサイトに限定されないため、広告枠を設置しているサイト上で、対象を追跡するかのように何度も表示され続けます。
ディスプレイ広告の費用は、基本的にクリック課金によります。入札制になっており、入札額が高いほど表示回数が多くなるのが特徴です。予算に不安がある場合は上限設定ができるなど、予算に応じた運用ができるのも特徴です。
リマーケティング広告とはディスプレイ広告の一種で、一度自社サイトに訪問したユーザーに自社広告を再度表示するものです。一度ニーズが高まったユーザーに対してさらに広告を訴求できるという点で、非常に効果の高い広告です。
記事広告
記事広告とは、Webメディア上に一般の記事と同じ体裁で掲載される広告用の記事のことです。その他の一般の記事と区別できるように、記事タイトルなどに「広告」「PR」などと明記されることが一般的です。
記事広告の内容や構成にはさまざまなものがあり、PRする商品やサービス、掲載するメディアによって大きく異なります。費用は固定で支払う場合が多く、掲載メディアのPVなどに応じて数十万円から数百万円までさまざまです。
アフェリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイトサイトに掲載される広告です。アフィリエイトサイトがコンテンツによって集客を行い、アフィリエイトリンクを経由して広告主のLPへ送客します。
アフィリエイト広告を出稿する場合は、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に登録する方法が一般的です。アフィリエイターは自社サイトのテーマやカテゴリーから、それにあったアフィリエイト広告を選び、自社コンテンツに掲載します。
アフィリエイターへは、自サイトを経由してコンバージョンした場合に、広告主から報酬が支払われます。広告主にとっては広告費用をかけることなく、広く広告活動を展開できるしくみですが、集客コンテンツの品質を管理しづらいという問題があります。
また報酬額は広告主が任意で設定できますが、アフィリエイターが取り組みたくなる程度の金額にする必要があります。またASPを介している場合は、成約ごとにASPに手数料を支払わなければなりません。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、特定の業界やジャンルの情報を集約した、業界やジャンルの情報の玄関口となるようなサイトのことです。具体的には、ぐるなびやじゃらんなどがこれにあたります。
ポータルサイトはユーザーの認知度が高く、グルメ情報ならぐるなび、ホテル予約ならじゃらんなど、ニーズに応じた訪問が期待しやすいのが特徴です。
登録料金は無料で、登録されれば掲載されますが、より露出を増やしたい場合は月額課金型の広告費用を支払うという形式が一般的です。また申し込みや資料のダウンロードなど、コンバージョンの発生に応じて手数料を支払う成果課金型も多く採用されています。
オウンドメディア
オウンドメディアは自社で運営するWebメディアのことです。広義にはSNSなども含まれますが、通常は自社ホームページ以外に運営する自社メディアを指します。
オウンドメディアは主にブランディングの一環として運営されることが多く、有益なコンテンツの上位表示を通して潜在顧客の認知を獲得することを目的としています。
自社の事業と関連性の深いコンテンツでの発信が基本ですが、ブランディングによっては新たなイメージの獲得にも繋がるため、戦略的に展開されることの多い広告方法です。
制作費用は、メディアの規模とどこまでを自社リソースで行うかに大きく左右されます。数十万円から数百万円まで幅が広いため、集客の効果などを正しく見積もった計画が求められます。
直接流入からのWeb集客
直接流入とは、URLを直接入力したり、ブックマークからアクセスした場合の集客をいいます。ブラウザの入力欄でサジェストされてアクセスされるようなものもこれに含みます。
ここではWeb集客という観点から、リファラルとメール配信の2種類の直接流入について解説します。
リファラル
リファラルとは、紹介による集客のことを指します。家族や友人に対する紹介で獲得する方法から、現代ではSNSなどの拡散を利用した方法まで、さまざまな手法が考えられています。
またリファラルによる顧客獲得を推進するために、紹介によってクーポンや特典が得られるなどのキャンペーンを展開することもあります。
メール配信
メール配信から直接流入を獲得する方法もあります。メール配信のメリットは、ツールによる自動化に向いているという点です。
メール配信はニーズが異なると開封されないまま捨てられてしまうことも多いため、顧客のニーズに合わせたメールの送付が非常に重要です。
またWebでのダイレクトマーケティングは、開封率などの計測が簡単にできます。分析と効果測定が容易なのもメール配信の特徴です。
Web集客のポイント
ここではWeb集客をするうえで大切なポイントについて解説します。
ここで紹介する3つのポイントは、どれも集客効果を高めるために非常に重要です。Web集客の手法にかかわらず必ず押さえておくべき方法といえます。
目的やターゲットの決定
Web集客では「何を目的に」「誰に向かって行うのか」が非常に重要です。まずは最終的な目標地点は何なのかを明確にしましょう。
自社サイトへの訪問がゴールなのか、またもう一歩踏み込んで無料登録をしてもらうのかなど、最終地点は明確化しておきましょう。このポイントによって、訴求方法が大きく変わる場合があります。
同時にターゲットは誰なのかも明確にします。ターゲットがはっきりしないままでは、適切な媒体が選ぶことができません。またユーザー属性が絞り込めないため、訴求が弱くなってしまいます。
カスタマージャーニーの整理
カスタマージャーニーとは、顧客が製品やサービスを認知し、購入や契約までにいたる心理的な過程のことをいいます。顧客は商品やサービスについて認知したあと、情報収集を経て比較検討を行い最終的に購入に至ります。
それぞれの段階で顧客は何を感じ、考えるのかを想像することで、それぞれの段階にあった適切な情報をあらかじめ用意できます。
顧客が求める情報を適切なタイミングで提供し、同時に次のステップに向けての誘導を行うことで、最終的なコンバージョンまで顧客を導くことができるでしょう。
Web集客の効果を振り返って分析・改善
Web集客のメリットは、集客の過程で得られるデータをもとに、施策や効果を分析できることです。結果を評価し、改善のうえで次の行動へと繋げることで、より効果的な施策へとステップアップできます。
Web集客の始め方
Web集客はやや専門性が高く、いざ始めようとしてもすぐに動き出せるとは限りません。特に初めてのWeb集客では、専門的な人材不足は必ず直面する問題となります。
ここではWeb集客を始めるにあたっての2つの方法について解説します。
マーケティング部門の強化
Web集客を始める場合に考えなければならないのが、マーケティング部門の強化です。しかし、社内に人材がいない場合も多く、その場合に考えられるのが「外部からのマーケター雇用」です。
社外に経験や技術を求めることで、社内の人材育成、部門強化に繋げられます。ただしチームとしての成熟には時間がかかるため、ある程度中長期的な視点をもった計画が必要です。
この場合は、勉強会の定期的な実施などによって、社内の人材を育成していきます。
マーケティング関連会社に外注する
コンサルティング会社やマーケティング会社への外注も方法のひとつです。チームでの関与となるため、スピード感をもった対応が可能です。
ただし外注は費用がかかります。施策の規模と実施期間によってはかなりの予算の確保が必要となります。費用対効果の妥当性はあらかじめ検討する必要があるでしょう。
Web集客のツール
ここではWeb集客に有用なツールについて解説します。
キーワードプランナー
キーワードプランナーは検索ボリュームやリスティング広告の単価、キーワードの難易度などを総合的にチェックできるツールです。リスティング広告の出稿はもちろん、SEO施策にも有効に利用できます。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスはアクセス状況を監視するツールです。流入経路が分かるほか、ユーザー行動も詳細に分かるため、ユーザーの興味のあるコンテンツが把握できます。
関連記事の設置が適切であるかなどもGoogleアナリティクスを見ることで評価できます。またユーザー情報を分析して年齢層や性別、地域などに加え使用デバイスやOSまで分かるので、顧客の分析にも利用できます。
サーチコンソール
Googleの提供するサーチコンソールでは、サイトのコンテンツに関連するキーワードが確認できます。
どういった語句で検索されているのか、またそのキーワードに対してどのページが表示されているかが分かるため、コンテンツ改善やあらたなニーズの発掘に役立ちます。
また被リンクの状況もわかるので、外部流入の経路も把握できます。
SNSのアナリティクス機能
TwitterやYouTubeには基本機能としてアナリティクス機能が用意されています。インプレッション数や再生時間などが確認できるので、施策に対する反応を数字で確認できます。
まとめ
今回は、Web集客の具体的な方法として、検索エンジンからの流入のほか、SNSや広告、オウンドメディアなどの手段をご紹介しました。
どんな集客方法が適しているかは、商品やサービス、集客したいターゲットの属性などによって異なります。費用対効果の高いWeb集客方法を見つけ出すためには実践をとおしてのPDCAが必要です。
しかし、Web集客の実績とノウハウを豊富にもつサポーターを受ければ、これまでのデータや傾向を活かしたアドバイスを受けられ、効率よく費用対効果の高いWeb集客を実践できます。
Web集客にお悩みのある方、Webをとおして商品やサービスを一人でも多くの顧客に届けたい方は、ぜひ私たちにご相談ください。
「WEB集客」といっても、直接コンバージョンを求めることだけではなく、潜在層への認知拡大、ナーチャリング、直接的な集客につながらないフェーズもあります。
たとえば、SNSであればブランディングや認知拡散を目的スル傾向に多く、リスティング広告は直接的なコンバージョンを追い求めるケースが多くなります。重要なのは目的によって集客方法が異なるということです。全ての施策に手を出したからといって、その分CVが格段に増えるわけではないということも覚えておきましょう。