メンズインナーおすすめ9選!ファッションのプロ逸品&コスパ最強アイテム
突然ですが、インナー(下着)をちゃんと選んだことはあるでしょうか。社会人として、スーツなど目に付きやすい部分は気にしていても、見えないインナーまでは気を配れている人は少ないのでは…と思います。
休みの日でもインナーは着ると思います。シャツの下からインナーがちらっと見えても、「まあ、大丈夫だろう」と思ってしまう人はいませんか?
その小さな悩みは、インナーの選び方次第で、簡単に解消することができるのです。
今回は、人気スタイリスト大山旬さんに「おすすめのインナーと選び方のポイント」についてお聞きしました。日常生活の必需品、自分に一番合うモノをそろえてみてはいかがでしょうか。
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メンズスタイリスト
人気スタイリスト。日本最大級のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」主宰。これまでに著書は5冊出版。累計8万部を突破。読売新聞、朝日新聞、NHK、TBS、テレビ朝日、フジテレビなどメディア出演も多数。
インナーの選び方
インナーを選ぶポイントは「襟元の深さ」と「色」。
「深めのVネック」で「ベージュ」がおすすめ
インナーは「見えないようにすること」が大切です。そのためには、襟元が深くなっている必要があります。
シャツの第一ボタンを外した時に、見えない程度のものを選びましょう。
以下の写真をご覧ください。
画像:amazon.co.jp
コットン100%、首まわり・袖口ががしっかりした作りで、白い丸首インナーは多くの方が愛用していると思います。
しかし、白色はアウターに響く可能性があるので、メンズインナーはシャツの上から色が透けないよう肌に近いベージュがおすすめです。
ベージュの下着は「ラクダシャツ…」という古い臭いイメージがあるかもしれませんが、最も透けない色なので、ぜひ試してみてください。
もしもベージュインナーに抵抗がある人は、ライトグレーのようなやや暗めの色が良いでしょう。
ただし、暗めの色だからと黒までいってしまうとシャツからハッキリと透けてしまうので、黒色のインナーを着る際は同じく暗めの色のシャツと合わせるのがおすすめ。
テレビで「男性の乳首が透けているのはものすごく不快…」という女性の声が取り上げられていました。
確かに、下着なしでシャツだけ着ると、乳首が透けたり盛り上がったりする訳です。これが女性のみなさまから言わせると「ものすごく不快」なのだそうです。
色は、ベージュが1番アウターに響きにくく目立ちにくいです。
シャツの隙間からインナーが見える人がいますが、これは絶対にNGです。インナーは着ているのが分からない位に自然に馴染ませるものだと思います。襟元が深いものを選んでみてください。
オールシーズン使用するなら半袖がおすすめ
インナーシャツの袖の長さは、半袖、長袖の他にノースリーブやタンクトップなどもありますが、オールシーズン着られるのは半袖タイプ。
長袖のインナーはシャツの袖から、インナーが覗かない程度の長さであれば問題ありませんので、寒さによっては長袖を選ぶのも良いでしょう。
ノースリーブやタンクトップは、脇部分の汗じみができやすかったり、湿度が高い際にシャツが腕に張り付いてしまうなども起こるので、涼しい一方で夏のビジネスシーンでは使いにくいと感じることもあります。
季節別インナーの選び方は?
インナーは寒い時期に必要なものと思われがちですが、春や夏でも快適に過ごせるインナーが多数発売されています。
ここからは、季節に合わせたインナーの選び方を見ていきましょう。
春・夏用インナー
暖かい季節にファッションで気になることといえば、汗によるシミやべたつき感。それを解消してくれるのがインナーシャツです。
暑い日の重ね着は余計に汗をかく恐れもあるので、選ぶなら吸水性・速乾性に優れたものがベスト。汗をかいてもすぐに蒸発し、さらっとした着心地で1日過ごせますよ。
インナーを着ずに流れた汗をそのまま放っておくと、体が冷えて風邪をひいてしまう恐れも。
冷え対策と風邪予防のためにも、涼しく着られるインナーを選びたいですね。
秋・冬用インナー
気温が下がってきたら、保温性の高いインナーの出番。今度は薄すぎずごわつかない、程よい厚みのインナーを選びましょう。
ただ厚いだけではムレる心配もあるので、生地の吸湿性も確認してください。湿気を抑える生地は静電気も起きにくいので、バチっとするのが苦手な人も要チェックです。
数年前から汗を吸って発熱する機能性インナーが人気ですが、乾燥肌の人が着ると肌に負担をかけてしまう恐れもあります。
シンプルなコットン性のシャツでも着方次第で十分に防寒できるので、いろいろ試して肌に合うものを見つけられるといいですね。
大山旬さんおすすめのインナー
次に、大山旬さんおすすめのインナーをご紹介していきます。
おすすめ
Uネック Tシャツ
『SEEK(シーク)』は、大手下着メーカーGUNZE(グンゼ)のブランドで、上質な着心地を提供することにこだわりを持ち、設計から縫製まで全て「メイドインジャパン」で行われています。
このアイテムの特徴は「CUT OFF」ということです。「CUT OFF」とは、襟・袖口・裾に縫い目がないものです。フラットでなめらかなので、違和感なく着用することができます。
値段はやや高いですが、その分、着心地は最高です!汗をかいてもベタつきにくい、ソフトな伸縮性、サラサラした肌触りなど、機能性は抜群ですね。
このインナーの面白い点が、全て「切りっぱなし」になっている点です。縫い目がないので、上にシャツを着ても、シルエットがほぼ響かないんです。
僕は、次にご紹介するユニクロより、『SEEK(シーク)』の肌触りの方が好きです。
こちらのインナーは、ちょっと形が変わっていて、Vネック部分が縦ではなく横に広がっています。これは、Tシャツやニット下に着る用に作られているインナーなのです。
シークのインナーは本当に重宝しますので、ぜひ2枚は揃えておくと良いですね。オン・オフ問わずに使って頂けるアイテムだと思います。
【SEEK】UネックTシャツ(U首)(紳士)の詳細 | |
サイズ | S・M・L・LL |
素材 | 綿、ポリエステル、ポリウレタン |
カラー | スキンベージュ |
メーカー希望小売価格 | 3,024円(税込) |
おすすめ
エアリズム シームレスVネックT(半袖)
『UNIQLO(ユニクロ)』は下着でも人気が高く、高コストパフォーマンスが魅力的なブランドです。
こちらは先ほど紹介した「SEEK」のインナーの半額という価格が魅力的ですね。
汗を乾かすドライ機能、消臭・抗菌機能などが満載なので、特に夏場に重宝するアイテムです。1週間分まとめて購入する人は、ユニクロもおすすめです。
『UNIQLO(ユニクロ)』のエアリズムもすごく良いです。なるべく襟元が深いものを選んでみてください。
最近では、Tシャツやポロシャツの下に着るインナーも登場していますので、そのような物を取り入れてみるのも良いかもしれません。
大人のファッションで大切なのは、とびきりお洒落である前に「清潔感があって、不快でないこと」だと思います。
特に、夏場はよく汗をかくので気軽に買い換えることができるユニクロのインナーが活躍します。
【UNIQLO】 エアリズムシームレスVネックT(半袖)の詳細 | |
サイズ | S・M・L・XL |
メイン素材 | ナイロン、ポリウレタン |
カラー | ベージュ |
メーカー希望小売価格 | 1,620円(税込) |
おすすめのインナー【長袖編】
大山旬さんは半袖のインナーをおすすめしていますが、TPOに応じて長袖のインナーを着ることもあるでしょう。そこで、こちらでは人気の長袖インナーをご紹介したいと思います。
Uネックロングスリーブ(U首)(紳士)
こちらは「SEEK」の長袖Uネックです。さきほどご紹介したUネックTシャツと同じように、CUT OFFになっています。
天然のコットンと、コットンからできた再生繊維を原材料としたオリジナル素材を使っています。コットンは、優れた吸湿性と保湿性を持っており、ムレにくいのが特徴です。
レビューからは「これ以上のインナーはありません」という声があるほど、高評価を得ています。
【SEEK】Uネックロングスリーブ(U首)(紳士)の詳細 | |
サイズ | M・L |
メイン素材 | 綿、キュプラ、ポリエステル、ポリウレタン |
カラー | ライトベージュ |
メーカー希望小売価格 | 3,456円(税込) |
ヒートテックエクストラウォームVネックT(9分袖・極暖)
こちらはみなさんご存知、大人気のユニクロのヒートテックです。ヒートテックとは、身体から蒸発する汗などの水分を繊維が吸い取り、熱に変換するため素材です。これは、15年ほど前に、東レと共同開発したものです。
繊維は特殊な編み方になっていて、布の中に空気の層を作り出します。この空気の層が断熱効果を高めることで、熱が外へ逃げにくく暖かい状態をキープできる、という下着なのです。
こちらも、下からインナーが見えないように深めのVネック、そして色はベージュなので使いやすく便利です。
【UNIQLO】ヒートテックエクストラウォームVネックT(9分袖・極暖)の詳細 | |
サイズ | S・M・L・XL |
素材 | アクリル、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタン |
カラー | ベージュ |
メーカー希望小売価格 | 1,393円(税込) |
ボディタフネス 冷感・消臭パワーストレッチ 長袖ハイネックシャツ
高い接触冷感機能と吸汗速乾機能を発揮する異形断面ポリエステル糸を使用した、機能性の高いインナーシャツです。
洗濯を繰り返しても性能が落ちることがなく、ニオイの気になる首回りとワキ部分には消臭コアーミシン糸スイトールCが採用されています。
ボディタフネス 冷感・消臭パワーストレッチ 長袖ハイネックシャツの詳細 | |
サイズ | S・M・L・LL・3L |
素材 | ポリエステル混 |
カラー | ブラック |
メーカー希望小売価格 | 2,289円(税込) |
コンプレッショントップス
通気性と速乾性を誇る素材で作られており、水や汗などで体を冷やすこともなく快適な着心地です。紫外線カット機能と、吸汗防臭機能も備わっています。
生地自体の伸縮性も高く、肌に密着するパワーストレッチ仕様です。縫い目はフラットな縫製で、肌に負担をかけません。
コンプレッショントップスの詳細 | |
サイズ | S・M・L・XL・2XL・3XL |
素材 | ポリエステル、 ポリウレタン |
カラー | ブラック |
メーカー希望小売価格 | 2,799円(税込) |
YG インナーシャツ
グンゼの「YG」は、「Young mind, Gentle style さりげなくここちよく、内側から装う」をブランドコンセプトに掲げているシリーズ。柔らかさが持続し、選択を重ねてもソフトな風合いが長持ちします。
この商品は絶妙な柔らかさが特徴的で、着心地を楽しめるインナーです。世界的に評価の高い上質なアメリカ綿を使用し、特殊紡績手法で、なめらかな触感に仕上げられています。
YG インナーシャツの詳細 | |
サイズ | M・L・LL |
素材 | 綿、ポリエステル |
カラー | ホワイト |
メーカー希望小売価格 | 1,100円(税込) |
快動インナー
長時間使用しても快適に運動ができるよう、ナイロン90%・ポリウレタン10%の配合で作られています。縫製も独自の方法で行われており、心地いい肌触りになっています。
吸水速乾作用により、夏は汗をかいてもすぐに乾くので快適な着心地です。洗濯による色落ちや生地の伸びも少なく、コスパがいいと人気のインナーです。
快動インナーの詳細 | |
サイズ | S・M・L・XL |
素材 | ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル |
カラー | 黒 |
メーカー希望小売価格 | 1,530円(税込) |
コンプレッション モックネック
吸水速乾素材を使用した、柔らかいコンプレッション素材のモックネックLSシャツです。襟元からシャツが見えるハイネックデザインですが、首元にはおなじみのロゴが入っています。
男性の体にぴったりとフィットするデザインなので、ジャストサイズを選ぶのがおすすめ。重ね着してもごわつくことなく着こなせますよ。
コンプレッション モックネックの詳細 | |
サイズ | S・M・L・XL・2XL・3XL・4XL |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
カラー | シルバー/ブラック |
メーカー希望小売価格 | 4,180円(税込) |
スポーツ派にはコンプレッションウェアも
インナーに機能性を求める人の中には、体にぴったりとフィットするコンプレッションウェアを選ぶ人もいるようです。
コンプレッションウェアは、身体の各部位に適度な着圧を加えることで運動時のパフォーマンスを上げるためのインナーです。
筋肉の動きを効率的にサポートしてくれるため、疲労回復、怪我防止、姿勢の強制といった効果も期待できる点が人気。
一般的にはスポーツやトレーニングの際に着用するものですが、デスクワークや営業周りで疲労が溜まりやすいビジネスマンにもぴったりです。
温感や冷感などの機能性下着を兼ねているものも多いので、使い勝手を重視する人にはおすすめです。
メンズインナーに関するよくある質問
多くの製品は家庭で洗濯できるように作られています。洗濯機で簡単に洗えるインナーなら、毎日気兼ねなく使えますね。
素材と肌の相性が悪いのかもしれません。まずはコットンなどの天然素材を試してみてください。化繊や混合素材のインナーは、肌質によって合う合わないがあります。ただし人によっては天然素材より化繊の方が合うというケースもあるため、購入する際は素材もチェックしてみましょう。
まとめ
ここまで大山旬さんおすすめのインナーとおすすめの長袖インナーを紹介していきましたがいかがでしょうか?
おさらいすると以下のポイントを抑えるのがおすすめ。
- 襟元は深めのUネック
- 色はベージュ
インナーは中に着るものなので何となく選んでいる人が多いかもしれません。
インナーは分けて着れば、長持ちするので高品質なものを選んでもいいのではと思います。
一度、自分に合うインナーを選んでみてはいかがでしょうか。