住友林業のキッチンは、様々なメーカーのキッチンを選択することができます。標準仕様(推奨仕様)では「リクシル」「トクラス」「クリナップ」の3種類から選ぶことができます。
どのメーカーも高品質で追加オプションも豊富なため、「どのキッチンがおすすめ?」「標準以外で選べるキッチンは?」「後悔しないためには?」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、住友林業のキッチンについて徹底解説していきます。
キッチン設計の際の抑えておくべきポイントや、後悔しないための方法についても紹介していますので、ぜひ最後まで本記事を読んでみてくださいね。
住友林業で家を建てる際の坪単価を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
こちらのページでは住友林業の坪単価に関する情報を掲載しています。 この記事でわかること ①住友林業の坪単価 ②住友林業の建築費用を安くするコツ ③住友林業の特徴 ④住友林業の評判・口コミ ⑤ハウスメーカー選びで失敗しないためのポイント ※[…]
住友林業で契約する前に知っておきたいこと
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例えば注文住宅会社選びの失敗例としては以下のようなものがあります。
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・1社から間取りの提案を受けて、注文住宅会社のおすすめの通りに進めた結果、家が完成し実際に住んでみると間取りや収納が自分のライフスタイルと合わずに、気に入らないマイホームになってしまった。
注文住宅会社選びを失敗してしまうと、せっかくの人生を懸けて購入したマイホームが気に入らないものになってしまいます。そのため、注文住宅会社選びは絶対に失敗したくないポイントです。
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住友林業の標準仕様(推奨仕様)キッチン一覧
冒頭でお伝えした通り、住友林業の標準仕様(推奨仕様)キッチンは「リクシル」「トラクス」「クリナップ」の3つのメーカーから選ぶことができます。
ここでは、それぞれの特徴や選べるオプション(提案仕様)について解説していきます。
リクシル:「リシェル」
リクシルからは、「リシェル」を標準仕様で選ぶことができます。
項目 | 詳細 |
---|---|
ワークトップ | 【標準仕様】 ・セラミックトップ ・人造大理石 |
キッチンタイプ | 【標準仕様】 ・壁付けI型キッチン 【オプション】 ・アイランドキッチン ・ペニンシュラキッチン等 |
シンク | 【標準仕様】 ・ひろびろラクリーンシンク(ステンレス) 【オプション】 ・Wサポートシンク(人造大理石トップのみ) ・ハイブリッドクォーツシンク(セラミックトップのみ)(黒色) |
カラーバリエーション | 【標準仕様】 ・木目の扉デザイン(アッシュグレイ、ライトグレイ、ベールグレイ、ウォルナット、チェスナット、クリエモカ) ・単色、抽象柄の扉デザイン(グレーズグレー、グレーズホワイト、ミストベージュ、マットグレー) ・ワークトップ(ラパートトープ、グレーズグレー、グレーズホワイト、バサルトブラック) |
選べる取手 | 【標準仕様】 ・スリムハンドル取手(シルバー、ブラック) ・ライン取手(シルバー、ブラック) |
食洗機 | 【標準仕様】 ・リンナイ製の浅型食洗機(450㎜幅) 【オプション】 ・パナソニック製の深型食洗機(450㎜幅) ・ミーレの食洗機(450㎜・600㎜幅) |
調理機器 | 【標準仕様】 ・IH(2口IH+ラジエント) ・ガスコンロ(3口コンロ・ガラストップ 【オプション】 ・IH(3口フルIH・スタンダードタイプ) ・IH(3口フルIH・ダブルオールメタルタイプ) ・ガスコンロ(3口コンロ・ガラストップ) ・ガスコンロ(3口コンロ・ガラストップ・デリシア) ・オーブン(ガスオーブン/ガスオーブン・レンジ) |
収納 | 【標準仕様】 ・楽パっと収納 ・スライドストッカー(コンロ用キャビネット) 【オプション】 ・らくパっと収納シェルフ付(ワイヤー仕様)/らくパッと収納シェルフ無(コンロ用キャビネット) |
レンジフード | 【標準仕様】 ・I型、ペニンシュラ、アイランド ※I型キッチンのレンジフードは加熱調理機器連動が付いていない 【オプション】 ・よごれんフード(I型用、ペニンシュラ用、アイランド用) |
その他オプション(提案仕様) | ・キッチンコンセント ・ミーレ食洗機 ・カップボード |
料理や片付けがしやすい工夫と機能が充実しているキッチンのため、料理をすることが多い「料理好きな方」におすすめです。
特徴は、ワークトップにセラミック素材を採用していることです。熱や傷に強く、高温の鍋を直置できたり、まな板無しで包丁を使うこともできます(まな板や鍋敷きの使用は推奨しています。)。
オプションを追加するなら、レンジフードの「よごれんフード」がおすすめです。内部の油汚れが溜まりにくく、ファンのお手入れは約10年間不要です。普段のお手入れも3ヶ月に1回のペースでキレイが保てます。
カップボードはどのメーカーもオプションとなります。採用する場合は、クレストなどの他社メーカーを選ぶことも可能です。
トクラス:「コラージア」
トラクスからは、「コラージア」が標準仕様となっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
ワークトップ | 【標準仕様】 ・テノールカウンター(人造大理石) ・グラーナカウンター(人造大理石) ※高さ170㎜のハイバックカウンターorII型キッチンは「グラーナカウンター」のみ ※クックコンセント2口付き |
キッチンタイプ | 【標準仕様】 ・壁付けI型キッチン 【オプション】 ・アイランドキッチン ・ペニンシュラキッチン等 |
シンク | 【標準仕様】 ・スムースワークシンク 【オプション】 ・奥までシンク(水栓デッキが斜め配置) ・H2シンク(オーソドックスタイプ) |
カラーバリエーション | 【標準仕様】 ・扉 ウッドトーン※住友林業オリジナル内装色(アッシュ、オーク、チェリー、チーク、ウォルナット、ブラックグレイン) ・扉 リュッケファーブ(ホワイト、ライトベージュ、セージ、ダークグレー) ・扉 クラフトオーク(スモーキークラフト、モスクラフト) ・ワークトップ(メテオダークグレー、ソルティホワイト、アイアンブラック、バーストブラウン) 【オプション】 ・Zシリーズ(グレーストーン、エイジングゴールド、クリームストーン、スムースモルタル) |
選べる取手 | 【オプション】 ・Zシリーズ(クラフトオーク専用取手、スリムバー取手) |
食洗機 | 【標準仕様】 ・リンナイ製のの浅型食洗機(450㎜幅) 【オプション】 ・パナソニックの深型食洗機(450㎜幅) ・ミーレの食洗機(450㎜・600㎜幅) |
調理機器 | 【標準仕様】 ・IH(2口IH+ラジエント) ・ガスコンロ(3口カラストップコンロ) 【オプション】 ・IH(3口IH) ・IH(3口IHシングルオールメタル) ・ガスコンロ(リッセ) ・ガスコンロ(デリシア) ・ガスコンロ(グリルガラストップコンロ) ・オーブン(ガスオーブン/電子レンジ・ガスオーブン) |
収納 | 【標準仕様】 ・シンク下・ステップドロワー付き引き出し ・コンロ下・フィットスタンドユニット引き出し |
レンジフード | 【標準仕様】 ・浅型フード(I型用、ペニンシュラ用) ・デザインフード((I型用、アイランド用)) 【オプション】 ・オイルスマッシャー(I型用、ペニンシュラ用、アイランド用) ・デザインフード(ペニンシュラ用) |
その他オプション(提案仕様) | ・カップボード(奥行き45cm、65cm) |
もともと「ヤマハ」の住宅設備部門として誕生したトクラスは、独立するまで高級木製家具の製造・販売を手掛けていました。現在は、これまで積み上げてきた技術や知識を活かし、おしゃれな住宅設備の製造・販売を行っています。
トクラスのキッチンは、色合いに特徴があります。ヤマハで培われた塗装技術を活かし、くすみカラーの塗装扉や、内側から淡く光るワークトップなど、他社メーカーには真似できない美しい仕上がりを実現しています。上記でもわかる通り、住友林業オリジナルの内装色をはじめ、豊富なカラー展開を標準仕様で用意しています。
インテリアの一部にもなる洗練された見た目なので、デザイン性にこだわりたい方にぴったりなキッチンと言えるでしょう。
クリナップ:「ステディア」
クリナップからは、「ステディア」を標準仕様としています。
項目 | 詳細 |
---|---|
ワークトップ | 【標準仕様】 ・フィオレストーン(人工大理石) 【オプション】 ・人工大理石ワークトップ ・ステンレスワークトップ |
キッチンタイプ | 【標準仕様】 ・壁付けI型キッチン 【オプション】 ・アイランドキッチン ・ペニンシュラキッチン等 |
シンク | 【標準仕様】 ・流レールシンク(ステンレス・人工大理石) |
カラーバリエーション | 【標準仕様】 ・扉(コンテクストホワイト、コンテクスグレー、ロッシュチャコール、オークラテ、ウォールナットビター、チェリーブレンド) ・ワークトップ(ホワイトプラネット、ローズティー、ミスティブラック) 【オプション】 ・扉カラー(カシミアエトープ、スタウトシリウス、ソナタウッドウォールナット、ボーテシルバー) ・人工大理石ワークトップ(シュガーホワイト) ・ステンレスワークトップ(ドット柄コイニング、バイブレーション・美コート) |
選べる取手 | 【標準仕様】 ・ラインシルバー、ラインブラック、ロングバーシルバー、ロングバーブラック 【オプション】 ・扉カラー(カシミアエトープ、スタウトシリウス、ソナタウッドウォールナット)は、ロングバーブラックか猫足ブラック ・扉カラー(ボーテシルバー)は、ラインシルバー |
食洗機 | 【標準仕様】 ・リンナイ製の浅型食洗機(450㎜幅) 【オプション】 ・パナソニックの深型食洗機(450㎜幅) |
調理機器 | 【標準仕様】 ・IH(2口IH+ラジエント) ・ガスコンロ(3口) 【オプション】 ・IH(3口IH) ・ガスコンロ(リンナイ製ガラストップコンロ) |
収納 | 【標準仕様】 ・コンロキャビネット ・シンクキャビネット |
レンジフード | 【標準仕様】 ・スタンダードタイプ 【オプション】 ・洗エールレンジフード |
その他オプション(提案仕様) | ・カップボード |
ステディアは、クリナップキッチンの上位機種であり、ステンレスキャビネットを採用しているのが特徴です。
内部をステンレス製にすることで、湿気によるカビの繁殖やニオイを抑制します。丈夫でサビにくく耐久性もあり、再利用可能な素材でもあるため、環境に配慮しながら長く安心して使えます。
また、オプションで用意されている「洗エール」も魅力です。給水トレイにお湯を入れてボタンを押すだけで、ファンフィルターの油汚れを自動洗浄します。
給水・排水トレイは食洗機で洗うことができ、お手入れも非常に簡単です。キッチンの清潔さや、掃除のしやすさにこだわりたい方におすすめです。
住友林業のオプション(提案仕様)キッチン一覧
標準以外のメーカーでは、「キッチンハウス」「パナソニック」などのキッチンも採用可能です。
オプション(提案仕様)扱いとなるため標準仕様よりも価格は上がりますが、標準仕様分は減額されるため、少しお得に採用できます。
ここでは、各メーカーのキッチンについて解説していきます。
キッチンハウス
「キッチンハウス」は、住友林業と提携を結んでいる日本のキッチンメーカーです。初めはドイツ製のキッチン販売を手掛けていましたが、現在は国内でオリジナルシステムキッチンを生産しています。
「キッチンハウス」自体はセミオーダーとフルオーダーのキッチンを販売していますが、住友林業では提携仕様という形でも販売されています。
提携仕様は、セミオーダーと同じく決められた中から選択します。具体的には、キッチン本体とカップボードが選べて、価格はおよそ185万円〜です。普通なら300万円以上するキッチンが、半額近い価格で採用できる、お得な仕様となっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
ワークトップ | 【標準仕様】 ・エバルト(11㎜の薄型、40㎜の厚型) 【オプション】 ・フェニックス |
キッチンタイプ | 【標準仕様】 ・アイランド ・デュエ ・ペニンシュラ |
シンク | 【標準仕様】 ・スクエアシンク ・ポケット付きスクエアシンク |
カラーバリエーション | 【標準仕様】 ・エバルト全29種類(プレミアムホワイト、ビアンコマーブル、ルーナ、サクラ、アカシアベージュ、ピスタチオ、フォッググレー、ノッティホワイト、ウォームグレー、ライラック、アッシュベージュ、サンドオーク、ピアノべトン、トープ、オークナチュラル、ピアノメルクリオ※ワークトップ限定、ブルーグレー、ノッティナチュラル、ノッティブラウン、ローズグレー、ラーバグレー、オークショコラ、オニキスグレー、アンティコパイン、ブラックウォルナット、ベトングレー、メルクリオ、ダークオーク、フォルテべトン) 【オプション】 ・フェニックス(ブラックのみ) |
食洗機 | 【標準仕様】 ・リンナイ製のの浅型食洗機(450㎜幅) 【オプション】 ・パナソニックの深型食洗機(450㎜幅) ・ボッシュ製の代用慮モデル(450㎜幅・600㎜幅) |
調理機器 | 【標準仕様】 ・IH(日立製) ・ガスコンロ(リンナイ製) 【オプション】 ・3口IHオーブン機能付きモデル(日立製) ・3口ガスコンロ 機能充実モデル(ハーマン製) |
水栓 | 【標準仕様】 ・浄水器一体型(KVK製・クリンスイ製) ・通常の水栓(KVK製・クリンスイ製) 【オプション】 ・カラーがブラック系を選べる ・タッチレスモデルが選べる ・浄水専用水栓の追加ができる |
レンジフード | 【標準仕様】 ・スタンダードモデル プッシュ方式(TAJIMAレンジフード製) 【オプション】 ・スタンダードモデル タッチ方式(TAJIMAレンジフード製) ・ヴィンテージテイストモデル(アリアフィーナ製「アリエッタシリーズ」) ・同時給排モデル(FUJIOH製) ・機能充実モデル(アリアフィーナ製) |
カップボード | 【標準仕様】 ・セパレート ・ハーフトール ・フルトート ※どれも幅1800 【オプション】 ・幅2750までサイズアップ可能 ・吊戸棚下のLED照明 |
オプション | ・ダイニング側収納追加 ・トップカウンター ・キッチンコンセント ・キッチンパネル変更 ・ダイニングテーブル |
住友林業提携仕様の「キッチンハウス」は、標準仕様メーカー(リクシル・トクラス・クリナップ)より選択肢が豊富なのが特徴です。選べるキッチンタイプや、カップボードが標準で用意されています。食洗機は海外製のボッシュがお得に採用できるため、多くの方が選択しているようです。
「キッチンハウス」といえば、メラミン化粧材の「エバルト」という素材が特徴です。エバルトは、汚れや傷に強く、耐熱性を備えています。また、木目や金属といった見た目も表現できるため、機能性だけでなくデザイン性も満足できる素材です。天板や扉のどちらにも採用でき、カラーの組み合わせも自由自在です。
レンジフードなどの機能性は必要最低限といったシンプルさで、人によっては他メーカーよりも物足りなさを感じるかもしれません。オプションが豊富なので、採用を検討してみてください。
キッチンと一緒に、ダイニングテーブルをお得にオーダーすることもできます。価格は約17万円で、幅1500~2100の間ならどのサイズを選んでも同じ価格です。キッチンに使われるエバルト素材と同じなので、統一感のある空間が実現できます。
パナソニック:「ラクシーナ」
パナソニックからは、「ラクシーナ」を提案仕様として採用できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
ワークトップ素材 | 人造大理石 |
キッチンタイプ | 【標準仕様】 ・壁付けI型キッチン 【オプション】 ・アイランドキッチン ・ペニンシュラキッチン等 |
シンク | スキマレスシンク(スゴピカ素材の人造大理石) ・ステンレス素材 |
調理機器 | 3口IH(トリプルワイド)(ガスコンロも可能) |
レンジフード | 【標準仕様】 ・スマートフード2 【オプション】 ・ほっとくリーンフード |
「ラクシーナ」は、3口IHのワイドタイプを標準で用意しています。IHヒーターが横に3つ並んでいるため、同時調理しやすいのが魅力です。
シンクには、汚れや傷がつきにくいスゴピカ素材のシンクを採用。奥行きは510㎜もあるため、広々としたスペースで使いやすくなっています。
レンジフードでは、年1回の掃除だけでキレイが続く「ほっとくリーンフード」がオプションで付けられます。ただし、熱機器連動機能を採用したい場合は、ペニンシュラ・アイランド用といったキッチンタイプを選ぶ必要があるため、注意が必要です。
住友林業のキッチン選びの7つのポイント
用意されているキッチンは、どのメーカーも高品質でデザイン性に優れています。オプションで追加できる内容も豊富なため、「便利そう」といった気持ちだけで採用すると、後々後悔する可能性があります。
ここでは、住友林業のキッチン選びで後悔しないよう、押さえておくべきポイントをお伝えします。
「キッチンタイプ」はライフスタイルに合っているか
キッチンには、オープンキッチン、アイランドキッチン、I型キッチンなどのキッチンタイプが用意されています。SNSやブログを見るとおしゃれなキッチンの写真が表示されるため、つい同じようなキッチンタイプを選んでしまいがちです。後悔しないためにも、自分のライフスタイルや考えに合わせてキッチンタイプを選ぶことが大切です。
例えば、対面式のオープンキッチンの場合。「コミュニケーションがとりやすい」「カウンター越しに子供の勉強が見られる」などのメリットがある一方、「通路が狭くなりがち」「部屋への油跳ねが気になる」といったデメリットもあります。
「料理を1人でする」「子どもはカウンターで勉強しない」「狭い通路にストレスを感じる」「掃除を楽にしたい」というご家庭であれば、壁付けタイプのキッチンの方がオススメかもしれません。キッチンでの作業時に何を重視するかよく考えて選びましょう。
「キッチンカウンターの高さ」は使いやすいか
キッチンカウンターの高さは、毎日の作業に大きな影響を与える場合があります。キッチンに立った時、作業しやすい高さかどうか、しっかり確認しておきましょう。
標準は85㎝ですが、「(身長÷2)+5」の計算で身長に合わせた目安を割り出すこともできるので、選ぶ際の目安としてみてください。とはいえ、数字だけではわからない部分もあるため、実物のあるショールームへ行って確かめるのがおすすめです。実際に立ってみると、もっと高い方がいい・低い方がいいと感じるかもしれません。
万が一完成後に後悔するようであれば、アイテムで工夫しましょう。高いと感じる場合は、高さのあるスリッパやフロアマットを採用し、低い場合は作業台を用意してみてください。無理したまま使っていると、肩こりや腰痛の原因となります。身体に負担がかからないよう、対策してみてください。
「キッチンの通路幅」はストレスのない広さか
キッチンの通路幅は、キッチン設計で後悔しやすいポイントの一つです。特に対面式のキッチンを選ぶ際は、「2人で料理するとどうなるか」「キャビネットの開閉時に後ろが邪魔にならないか」などをしっかり確認する必要があります。
通路幅は、広すぎても狭すぎても作業効率が悪くなるため、1人で作業することが多いなら80〜90㎝を、2人ならそれ以上の広さを目安に検討してみてください。冷蔵庫付近は狭くなりやすいので、置いた場合も想定しておくといいでしょう。
また、キッチンは包丁や火を使う危険が多い場所のため、小さいお子さんがいるご家庭は特に気を付けたいポイントでもあります。使い勝手の良さだけでなく、様々なトラブルが起きないための通路幅を検討しましょう。展示場・ショールームでしっかり確認することをおすすめします。
「床材」は水に強い
忘れてはならないのが、「床材」です。水や油など、何かと汚れることが多いキッチンは、なるべく掃除がしやすい「床材」を選ぶようにしましょう。
そこでおすすめなのが、塩ビ素材に木目や石目に見えるデザインがプリントされた「フロアタイル」です。水や汚れに強いため、水ぶき掃除でキレイが保てます。サニタリーフロアやクッションフロアよりも、デザインに高級感があるのも魅力です。
ただし、「フロアタイル」は住友林業の標準仕様ではありません。採用する際は、フロアタイルを扱っているメーカーで直接確認する必要があります。直接確認することはもちろん、サンプルを必ず取り寄せて質感や柄をチェックしてみてください。
「コンセントの数・位置」は十分か
キッチンで見落としがちなのが、コンセントです。家電を使う機会が多い方はとくに意識したいポイントです。
コンセントの数はもちろん、位置は特に重要です。「この辺にあればいいだろう」という軽い気持ちで設計すると、「物が置けない」「見えててダサい」と後悔しかねません。あらかじめ数と位置をしっかり決めるようにしましょう。
住友林業の標準仕様の中には、オプションとなっている場合があります。追加しすぎて予算オーバーとならないようにだけ気を付けてください。
「食洗機」の大きさや設置場所は問題ないか
住友林業で後悔する方の中には、食洗機の選択を誤ったという方もいます。とくに、今まで食洗機を使ったことが無い方は、後から後悔する方が多い印象です。
後悔の原因は、大きさや設置場所を金額や言われたままに選んでしまっているから。選ぶ際は、家族構成やメリット・デメリットを考慮し、「調理器具が入らない」「大きくて邪魔」とならないようにしましょう。食洗機のメリットは「節水効果」「家事時間の短縮」「手が汚れない」、デメリットは「汚れが残る」「メンテナンスが面倒」「汚れが残る場合がある」などがあります。
住友林業の標準仕様では、どのメーカーもリンナイ製の浅型引き出しタイプを用意し、オプションでは深型や海外製を用意しています。食洗機を不要にすると、約8万円程減額されるため、使用したことが無い人はよく考えてから採用を決めましょう。
「空間デザイン」にもこだわってみる
キッチンそのものの使い勝手だけでなく、空間にも目を向けてみましょう。下がり天井やアクセントクロスなどを採用すれば、より満足度の高いキッチンが実現できるはずです。
デザインが良いと、キッチンでの作業時間が楽しくなります。今までよりも、もっと大切にしたくなるキッチンとなるでしょう。
下がり天井とは、他の天井よりも低く設計された天井のことです。その部分だけ色を変えれば、空間にメリハリが生まれデザイン性が高まります。アクセントクロスも同様にキッチンに採用すると、印象が変わっておしゃれな空間となるでしょう。
「デザインにこだわりたいけど自信が無い」という場合は、住友林業の実例やカタログを参考にしてみてください。
住友林業のキッチン選びで後悔しない4つの方法
キッチンの設計で気を付けたいポイントがわかったところで、具体的にどうすれば回避できるのか知りたいですよね。
ここでは、失敗して後悔しないための4つの方法をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
方法①展示場・ショールームへ行く
まず1つめの方法は、展示場・ショールームへ行くことです。実物のキッチンや素材を見る・触れることができるため、カタログだけではイメージしにくい質感や大きさを確認できます。
また、展示場・ショールームでは、スタッフからキッチンについてのリアルな情報を聞くこともできます。知識が増えれば、オプションを追加するかどうかも判断しやすくなり、余計な出費を減らせるかもしれません。
カタログを請求して内容を確認した後は、お近くの展示場・ショールームまで足を運んでみてください。
方法②ご入居宅・構造現場見学会のイベントに参加する
キッチンを後悔しない2つめの方法は、ご購入宅・構造現場見学会のイベントに参加することです。住友林業では、実際に家を建てた方の家を見学できるイベントを開催しています。
展示場・ショールーム以外のキッチンを見ることで、新しいアイデアや気付きを発見できるかもしれません。施主と話ができれば、デザインを選んだ理由や、後悔ポイントも聞くことができます。情報が集まることで、満足度の高いキッチンが実現できるでしょう。
希望のキッチンメーカーがある場合は、見学できる家のキッチンが採用されているかどうか、スタッフに確認してみるといいかもしれません。
方法③SNSやブログで情報を集める
3つめの方法は、情報を集めることです。展示場・ショールーム、イベント、公式サイト以外に、SNSやブログなどをチェックするのがおすすめです。
インスタグラムやX(旧:Twitter)では、住友林業で家を建てた方の暮らしを見ることができます。カラーやデザインに迷っている方は、とても参考になるでしょう。
見積もりを公開している方のブログでは、オプションの予算を決める際の参考にもなります。情報が古い場合もあるため、内容はあくまで参考程度にしておきましょう。
方法④オプションの優先順位を決めておく
住み始めてからお金の問題に縛られないためにも、キッチンのオプション追加は予算オーバーしないよう優先順位を決めておくようにしましょう。
一生に一度の家づくりだからこそ、予算をオーバーしてでも憧れを実現したい!と考える方は少なくないと思います。本当に必要なものか、自分たちで用意できるものなのか、といった視点から考えてみてください。
キッチンのオプション内容によっては、後から追加できない場合もあるため、そのあたりも確認しておくと安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
住友林業では、高性能なキッチンを標準仕様(推奨仕様)で用意していることが分かったと思います。オプション(提案仕様)で採用できるメーカーも、選択肢が豊富でオシャレなものばかりです。提携仕様で、お得に採用できるのも嬉しいですね。
標準仕様の中にも、オプションによって選択できる機能が豊富です。予算に余裕がある方は、オーバーしない程度に検討してみてください。
住友林業のキッチン選びを後悔しないよう、本記事を参考に選択してみてくださいね。
ハウスメーカー選びを失敗しないためのポイント
まずは複数業者の見積もりを取ろう
注文住宅を建てる際に依頼するハウスメーカーや工務店は全国で1000社以上存在します。その中には、いわゆる欠陥住宅を建ててしまう会社も存在します。
多くの人にとって注文住宅は人生で1度きりの大きな買い物。『何千万円をかけて建てた夢のマイホームが欠陥住宅でした』では人生の取返しがつかなくなってしまうかもしれません。
そんなハウスメーカー選びで失敗しないために絶対におこなうべきことは、複数の業者を比較検討することです。
業者ごとに、費用、施工方法、建材、可能なデザインなど全く異なります。ホームページなどの情報を見て、一発で自分の希望に沿えるハウスメーカーを見つけることはとても難しいです。まずは複数の業者から見積もりや間取り設計を貰うことで、自分の理想を実現できそうなハウスメーカーをピックアップすることができます。
ただし一社ずつ自分で見積もり相談をすると、大変な労力と時間を使うことになってしまいます。複数の業者比較は、タウンライフやライフルホームズなどの一括資料請求サイト使うと簡単に比較することができるので、それらを利用すべきです。
どの一括資料請求サイトを利用すべき?
一括資料請求サイトは複数あり、どのサイトも一長一短があるので、どのサイトを利用すれば良いのかも迷ってしまうでしょう。
それぞれのサイトについて、一覧形式でまとめてみました。
結論から言えば、注文住宅初心者の場合は「LIFULL HOME’S」か「タウンライフ」がおすすめです。LIFULL HOME’Sかタウンライフを利用しておけば「ハズレ業者」を引くリスクは軽減されるでしょう。
注文住宅の検討し始めで、理想のマイホームのイメージを固めるために一括でカタログを取り寄せたい方は「LIFULL HOME’S」を
すでに検討が進んでおり、「家の間取り」などを細かく決めていきたいという方は「タウンライフ」を選ぶと良いです。
情報が多いに越したことはないので、両方ともやっておくことをオススメします。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)がおすすめな理由
LIFULL HOME’Sがおすすめな理由を紹介します。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)とは?
まずLIFULL HOME’Sとはどのようなサービスなのか説明します。
一部上場企業「株式会社LIFULL」が運営している安心感
たった数分で、複数のハウスメーカーの一括カタログ請求依頼ができる(無料)
掲載のハウスメーカーはLIFULLが厳選した優良住宅メーカー
LIFULL HOME’Sは注文住宅のカタログを一括で無料お取り寄せできる、資料一括請求サービスです。
注文住宅の検討を始めたばかりの方はこちらのカタログ一括請求サービスを利用すると良いです。
注文住宅の最初の一歩目は「どんな家を建てたいか、イメージを具体化すること」です。
LIFULL HOME’Sなら、あなたが検討している地域に対応しているハウスメーカーのカタログを一括請求できるので、そのカタログを見て、どんな家を建てたいかイメージを固めましょう。
LIFULL HOME’Sのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもLIFULL HOME’Sを使った方が良い理由を説明します。
① 全国のハウスメーカーのカタログ資料を無料で簡単に手に入れられる
LIFULL HOME’Sでは、あなたのご希望の地域を選択し、気になるハウスメーカーをチェックして、必要情報を入力するだけで、簡単に複数のハウスメーカーのカタログを取り寄せできてしまいます。
もちろん、全て無料で利用可能です。
もしLIFULL HOME’Sのようなカタログ一括請求サービスを利用しない場合は、1社1社全て自分で電話などをおこない、都度自分の情報を伝えて、ヒアリング&営業トークを聞き、とても疲弊してしまうことでしょう。
1社1社連絡を取るのが面倒になり、最終的に「もうこの会社でいいや」と、妥協してしまうかもしれません。
そんなことにならないように、楽できるところはしっかり楽しましょう。
② 日本最大級の不動産サイトを運営している「株式会社LIFULL」が運営
LIFULL HOME’Sは東証一部の大手不動産サイトを運営している「株式会社LIFULL」がおこなっているサービスです。
一括資料請求サイトは自分の情報を入力する必要がありますが、大手の「株式会社LIFULL」が情報を管理してくれるなら安心ですね。
③ 今なら「家づくりノート」がもらえる!!
LIFULL HOME’Sでカタログ請求をすると、今なら「家づくりノート」がもらえます。
これはLIFULL HOME’Sが、家づくりのためのお金や土地・スケジュール・見学会など、知っておきたいことを一冊にまとめてくれた、注文住宅検討者にはとても有難い小冊子です!
夢のマイホームで失敗しないためにも、ぜひ下記から資料請求してGETしてみてください!
タウンライフがおすすめな理由
タウンライフがおすすめな理由を紹介します。
タウンライフとは?
まずタウンライフとはどのようなサービスなのか説明します。
無料であなた専用の家づくり計画書を作ってくれる
たった3分でネット一括依頼ができる
厳選された優良注文住宅会社600社から相見積もりを取れる
タウンライフは注文住宅会社を比較するためのツールだと思ってください。希望のエリアを入れて計画書作成依頼することで、複数の会社があなたの希望に合わせた「間取りプラン」「見積もり」「土地探し」を作成してくれます。この間取りプランや見積もりなどを比較した上で、あなたの希望に合いそうな注文住宅会社と話を進めることができます。
ある程度依頼するハウスメーカーを決めている方でも、他社の見積もりと比較して、料金交渉などもおこないやすくなるので、基本的にはどなたでもまずは一括資料請求サイトを利用した方が良いでしょう。
タウンライフのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもタウンライフを使った方が良い理由を説明します。
① 注文住宅部門で3冠達成!
タウンライフは第三者機関の調査で、「利用満足度」「知人に勧めたいサイト」「使いやすさ」の部門において3冠を達成しています。
使いやすさと、一括請求で得られる資料の内容をトータル的に考えると、タウンライフが一番人気なのも納得です。
② 厳格な基準をクリアした600社の優良注文住宅会社を掲載
例えば、他の一括資料請求サービスだと複数の注文住宅会社を掲載しており、その中から自分で選んでカタログや見積もりを貰うことができるシステムですが、この注文住宅会社の中には、あまり良くないハウスメーカーや工務店が混ざっていることもあります。タウンライフの場合は、独自の厳格な基準にクリアした優良注文住宅会社しか掲載できないため、良くない会社を引いてしまう可能性が低いです。
まずはタウンライフを利用して、良い業者が見つからなかった場合は他の一括資料請求サイトを利用するという使い方が一番安全でしょう。
③ カタログでは得られないあなたの好みに合わせた間取り提案書を作成してくれる
注文住宅の資料請求サイトだと、カタログしかもらえないケースが多いです。カタログだけ見てもなかなか理想のマイホームを想像するのは難しいですし、実際に建てようと思った時に、オプション費用などで想定より高額なってしまい、結局一から考え直さなければいけなくなってしまうケースもあり得るでしょう。
タウンライフはしっかりとあなたの希望に合わせた間取り提案書と見積書を用意してくれるので、より具体的に想像することができるでしょう。なお、あなたの希望にそったオリジナル間取りプランまで用意してくれるサイトは日本でライフタウンのみとなっています。
④ 土地探しをおこなってくれる
土地探しは注文住宅を建てる上で、人によっては一番めんどうに感じるかもしれません。とくに業者に頼まず自分で土地を探す場合は、購入した区域によっては建築規制があり、自分の思い描いていた家を建てられなくなってしまったというケースもあり得るでしょう。
また、一つのハウスメーカーに土地探しを依頼したけど、あまり良い土地が無いというケースもあります。土地の取り扱いはハウスメーカーによって異なるので、土地探しで失敗しないコツは複数業者から土地提案を貰い、理想の間取りと自分が実際に生活することをイメージして、最適な場所を選ぶ必要があります。
タウンライフなら、間取り設計と見積もりだけではなく、専門家ならではの土地提案までもらえるので、「より失敗しない家づくり」をおこなえるでしょう。
他にも、毎月先着で99名様に「成功する家づくり7つの法則」という49ページの小冊子をプレゼントしているなど、メリットが多いです。注文住宅の資料請求サイトの中なら個人的にはタウンライフ一択ですね。