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Googleマップに店舗情報を勝手に登録・修正されてしまうのはなぜ?理由と対処法を解説2025.09.30

Googleマップに店舗情報を勝手に登録・修正されてしまうのはなぜ?理由と対処法を解説

さまざまな店舗が登録されているGoogleマップは、多くのユーザーが利用しています。集客の手助けをしてくれる場合もあり、店舗でしっかり管理したいサービスです。しかし、オーナーが知らないうちに店舗が登録され、情報がマップ上に掲載されていることもあるのではないでしょうか。

間違った情報が記載されてしまうこともあり、店舗にとっては大きな問題です。そういったトラブルを回避するために、この記事ではGoogleマップの店舗情報について詳しい仕組みを解説します。勝手に店舗情報を掲載されたおぼえがあるオーナーは、ぜひ対処法などを参考にしてください。

Googleマップに店舗情報を勝手に登録されてしまう理由

まず、なぜGoogleマップに店舗の情報が知らない間に登録されるのか解説します。Googleマップでは、オーナー以外にもユーザーやGoogleが、店舗の情報を追加することが可能です。利用者が登録する場合もあり、オーナーが申請しなくてもGoogleマップに掲載されてしまいます。

ここからは、どうやってオーナーが登録しないのに情報が掲載されるのか、順を追って説明します。

Googleによる自動生成

勝手に登録されてしまう1つ目の原因は、マップを運営しているGoogleが自動で掲載するケースです。Googleでは、さまざまな情報を基にユーザーの利便性を優先して店舗情報を掲載します。

つまり、オーナーが登録しなくても、いつの間にかマップ上に店舗の情報が掲載されてしまうのです。

この場合、ネットにある情報を集約してプロフィールを作成するので、間違いが反映される可能性がでます。営業時間や連絡先が古い場合などもあるので、しっかりと確認して修正することが大切です。

一般ユーザーによる追加

また、もう一つの原因は、店舗を利用したことがあるユーザーが勝手に登録してしまうケースです。Googleを頻繁に使っているユーザーの中には、情報を多く提供しているローカルガイドという立場の人がいます。

こういったユーザーたちが、マップの利便性を高めるために未登録の店舗を追加してしまうのです。また、一般のユーザーが店舗情報の変更を提案することもあります。こういった動きは止められないので、自己防衛するのが一番です。

そもそも、オーナー以外のユーザーが登録や修正をすると、間違った情報が掲載されることもあるでしょう。店舗へのクレームに繋がる可能性があるので、きちんと自分が経営する店舗に対して、どんな情報が記載されているのか確認する必要があります。

Googleマップに店舗情報を勝手に登録されてしまった時の対処法

ここまで説明したように、Googleマップにはオーナーが知らないうちに店舗の情報が出てしまう場合が多くあります。削除要請しても必ず認められるわけではなく、管理を放置するオーナーも中にはいるようです。

しかし、マップ上に店舗の情報が掲載されてしまったのであれば、何も対策を行わないのは危険だといえるでしょう。間違った情報が掲載され続けるリスクもあり、口コミで低評価を多く書き込まれ店舗の評判が落ちる可能性があるからです。

また、中にはライバル店が悪意を持って間違った店舗情報を掲載することもあります。ユーザーがいたずらで情報を書き込むケースもあり、放置をすると何も対策ができなくなってしまいます。

特に、飲食店などを個人経営しているオーナーは、マップの管理にまで手が回らないこともあるでしょう。登録や修正が煩雑なのは理解できますが、評判が落ちる危険を考えれば対応するしかありません。

ちなみに、マップに情報が掲載されたくないオーナーでも、完璧に阻止することが現時点では難しい状況です。削除依頼が認められても、また第三者によって登録され情報が露出してしまいます。

Googleマップがある限り店舗情報は掲載されてしまうので、あきらめて情報を自分で管理するのが最善の対処方法です。

Googleビジネスプロフィールのオーナー登録の手順

では、これまでGoogleマップに興味がなかったオーナーは、何からはじめたら良いのでしょうか。ここからは、実際にオーナーとしてGoogleに申請するための方法を解説します。

まずは、Googleにオーナーであることを知らせるために、Googleビジネスプロフィールに登録しましょう。店舗情報をオーナーが管理できる無料のツールで、修正などを行う際に活用できます。

また、登録すると口コミに対して管理や返信ができるようになります。さらに、最新情報などを編集できるので、店舗のPRに役立てることが可能です。

Googleマップで登録したい店舗または施設を表示する

まず登録方法ですが、Googleマップで自分がオーナーの店舗名などを検索します。

「このビジネスのオーナーですか?」を押す

自分の店舗を見つけたら、「このビジネスのオーナですか?」という部分をタップします。次に、「管理を開始」という部分をタップすると登録に進めます。

確認方法を選ぶ

オーナーであることを証明するために、電話、ハガキ、メールなどで確認を行う必要があります。自分が行いたい方法で確認方法を選択してください。

確認コードを入力する

確認コードが取得できたら、間違えないように入力しましょう。

オーナー確認が完了する

確認コードが認められれば、オーナーとしての登録作業は終了です。これで、オーナーが優先して店舗情報を修正できるようになります。

Googleビジネスプロフィールの店舗情報を勝手に変えられてしまう原因

晴れて店舗情報のオーナーになれたわけですが、そもそもなぜマップ上の情報が書き換えられるのでしょうか。いくつか原因がありますが、中には嫌がらせをしているケースもあります。

トラブルを回避するためにも、なぜ店舗情報が勝手に書き換えられるのか理解することが大切です。ここからは、情報が勝手に変えられるいくつかの原因を紹介します。

Googleによる自動更新

まず考えられるのは、マップを管理しているGoogleによる更新です。Googleでは、常にネット上に掲載されている情報をクロールして最新のデータを取得しています。店舗の場合は、公式ホームページだけでなく、SNSや予約サイトの情報、ニュースなどと照らし合わせてチェックが行われます。

その結果、オーナーが打ち込んだビジネスプロフィールの情報が間違っていると判断されるケースも出てしまうのです。Googleではより正確な情報を掲載するために、さまざまな形で情報の確認を行います。

もし、オーナーの情報より正しいと判断された場合、勝手に情報が書き換えられる恐れがあることを理解しましょう。ある飲食店では、過去の情報が引き継がれてしまい自動で閉業と判断されたこともあるようです。

間違った情報が自動更新された場合は、速やかに修正を行うようにしましょう。定期的に、どんな情報が掲載されているのか確認することが大切です。

店舗を利用したユーザーによる善意の修正

さらに、店舗を実際に利用した一般ユーザーが修正するケースがあります。Googleマップでは、オーナーだけでなくどのユーザーでも修正を提案することが可能です。その結果として、店舗の利用者が気を利かせて最新情報にする場合があります。

便利な機能ではあるのですが、店舗をよく使ってくれているユーザーでも情報が正しいとは限りません。臨時休業などを勘違いして、休業日をGoogleに申請してしまう恐れがあるからです。

この提案は、しっかりと審査を経て間違いがないと判断されて更新される仕組みです。しかし、実際はオーナーの確認がなく内容が結果に反映される場合もあります。店舗の情報を管理しているのはオーナーだけです。この善意ある修正も混乱をまねく可能性があり、しっかりと管理する必要があります。

ローカルガイドによる修正

また、ローカルガイドが情報を修正してしまう場合もあります。このローカルガイドですが、個人を対象としているもので多くのユーザーが有志で協力中です。口コミや店舗に関係する写真の登録だけでなく、情報の編集なども行われています。

このガイドですが、店舗に関するさまざまな情報を更新していくとポイントが加算される仕組みです。このポイントなどを基にレベルが上がっていく設定で、中には修正点などを探しているガイドもいます。

修正を迅速に行って、効率よくポイントを稼ごうとしているガイドもいるでしょう。そういったガイドが、店舗情報を変更する可能性があります。

悪意を持ったユーザーによる修正

あまり多くないですが、中には悪意を持って修正の提案をするユーザーもいます。店舗で嫌な思いをしたなど、逆恨みをして嫌がらせをするケースです。

また、ライバル店が営業妨害のために書き換えを行うこともあります。営業時間や連絡先が頻繁に変えられるなど、おかしな修正が多い場合はこういった悪意のある第三者を疑いましょう。

修正された情報は「Googleによる変更」から確認可能

オーナーだけでなく、さまざまな要因で行われた修正はしっかりと確認することが可能です。ビジネスプロフィールマネージャにて、右側のプルダウンにある管理店舗の中から「Googleによる変更」という部分から変更を見てみましょう。

定期的に、どういった形で修正されたのか確認することが大切です。また、ビジネスプロフィールの管理画面から通知設定を有効にすれば、情報修正提案があった場合にメールで通知されるようにできます。

こういった機能を有効に活用して、思ってもみなかった修正が行われないようにしっかり監視しましょう。

Googleビジネスプロフィールの店舗情報を勝手に変えられてしまった場合の対処法

そして、店舗情報が自分の意思とは反する形で修正された場合はきちんと対応する必要があります。

自分で情報を修正する

まずは、オーナーとして自分が情報の修正を行うようにしましょう。正しい情報を打ち込んだ場合、保存をしてからGoogleの審査を経て修正が完了します。修正にかかる日数ですが、数時間から場合によっては数日かかって反映されることもあります。

また、修正が行われる際にはメールに更新通知が来ます。内容をクリックすると管理画面に移れるのですが、まったく違う情報の場合は提案を却下することも可能です。ただ、この通知は必ず届くものではなく、勝手に変更される場合もあります。

必ずオーナーが定期的に確認する必要があり、頻繁に変更依頼が来る場合は嫌がらせの可能性も高いので報告をするようにしましょう。

Googleサポートに連絡する

嫌がらせの可能性が高い場合は、Googleのサポートに連絡してください。サポートに問い合わせという部分から申請ができ、修正点がおかしいことを報告しましょう。その際に、証拠を添えて提出します。

また、あまり事例はないですが、オーナーとしての権限を乗っ取られることも想定しておきましょう。確認コード、ID、パスワードが流出した場合は、第三者がオーナーになりすまして店舗の情報を書き換える恐れがあるからです。

この場合も、早急にサポートへ連絡して対処してもらうのがベストです。

勝手に登録・修正されないように小まめにチェックしよう

Googleマップは、現在では飲食店をはじめさまざまなサービス業で集客に重要なサービスです。利用者が多いだけに、店舗情報を勝手に登録されたり、修正される可能性も高くなっています。

もし、営業時間や電話番号、定休日が書き換えられたら、売り上げが落ちる実害を被ることも考えられます。それだけに、オーナーがしっかりと管理してチェックを欠かさないことが肝心です。

その上で、小まめに情報を編集してユーザーに最適な情報を提供し続ける必要があります。そのためにも、ビジネスプロフィールにしっかりと登録して、管理を行うようにしてください。

また、これまでマップを利用してこなかったオーナーは、これをキッカケに有効活用を考えるべきです。どんなサービスでもGoogleマップは集客に便利で、多くの顧客が来るチャンスがあるからです。不正に登録や編集をされないように、Googleマップを頻繁に確認するくせをつけてください。

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