プロに聞く!オリーブオイルのおすすめ20選|ピュア・エクストラバージンに分けて紹介

オリーブオイルはパスタ、サラダ、ピザ、カルパッチョなど様々なお料理に使えるので使用している人が多いアイテムです。

しかし、スーパーでオリーブオイルの棚を見ると「エクストラバージンオリーブオイル」「ピュアオリーブオイル」などを見かけませんか?

「それぞれのオリーブオイルにどんな違いがあるの?」という方のために、今回合同会社HITOOMOIに在籍するフードコーディネーター・細野沙也加さんにお話を伺いました。

細野さんがおすすめするオリーブオイル、そしてオリーブオイルの選び方、人気があるオリーブオイル20選をご紹介します。

オリーブオイルの選び方にお悩みの方にも分かりやすく解説していくので、参考にしてみてください。

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最終更新日:2024年2月22日
合同会社HITOOMOI監修者

フードコーディネーター&管理栄養士がいる会社

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フードコーディネーター(細野沙也加)・管理栄養士(牧田淑美)が在籍する料理研究家の会社。
大切な人のため、手作りの食事で「作る人・食べる人」お互いが大事にされていることを実感し、「生きててよかった」と思える社会を創ることを目指し活動中。

料理研究家おすすめのオリーブオイル

まずはプロのフードコーディネーター細野沙也加さんおすすめのオリーブオイルを紹介します。

画像:amazon.co.jp
プロの
おすすめ
ボレイ

エクストラバージンオリーブオイル プレミアム

参考価格1,500円(税込)

『ボレイ エクストラバージンオリーブオイル プレミアム』は、オリーブオイルの中でも最高品質であるコロネイキ種を使用しています。

コロネイキ種は、りんごの果実のような風味と味わいを持ち、酸味が少ないのでサッパリしているのが特徴です。

そのままかけるだけで十分美味しいので、魚介類や野菜と組み合わせるのがおすすめ。

他にもコロネイキ種には病気の予防に効果があるポリフェノールがたくさん含まれています。一切化学調味料を使用していないので安心・安全にお使いいただけます。

合同会社HITOOMOI
フードコーディネーター/細野沙也加さん

『ボレイ』社は色々なオリーブオイルを出していますが、その中でも一番オーソドックスに使えるのが「エクストラバージンオリーブオイル プレミアム」です。

香りが強いのが特徴で、鼻からフレッシュな香りがスーっと抜けます。

パスタなどでの加熱調理に使ってももちろん良いですし、オイルをそのままパンにつけて食べるのもおすすめですね。あと、マリネやカルパッチョに使用しても美味しいです。

エクストラバージンオリーブオイル プレミアムの詳細
メーカーボレイ
内容量250ml
メーカー希望小売価格1,500円(税込)
1mlあたりの値段6.0円

オリーブオイルの種類

オリーブオイルはIOC(国際オリーブ協会:International Olive Councilの略)によって、バージンオリーブオイルと、オリーブオイル、オリーブポマースオイルの3種類に分けられています。

こちらでは、それぞれの種類や特徴について解説していきます。

バージンオリーブオイル

画像:amazon.co.jp

バージンオリーブオイルは、オリーブを加熱処理などせず、そのまま絞っただけのオイルのことです。

オリーブオイルには鮮度を表す数値があり、これを酸度と言いますが、その品質によってバージンオリーブオイルの中でも4つの等級に分けることができます。

品質種類酸度
↑高いエクストラバージンオリーブオイル0.8%以下
 ファインバージンオリーブオイル2.0%以下
 オーディナリーバージンオリーブオイル3.3%以下
↓低いランパンテバージンオリーブオイル3.3%以上

オリーブオイルは、酸度が少なければ少ないほど極上を意味しており、高品質オリーブオイルに該当するのが「エクストラバージンオリーブオイル」です。

エクストラバージンオリーブオイルの特徴
  • オリーブオイルの中で最高品質
  • 酸度は0.8%以下
  • 生食用として使うのがおすすめ

エクストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下であることが基準とされており、香りがとても強いのが特徴的。

オリーブのフレッシュジュースのようなもので、果実を感じさせる香りや味わいなど、オリーブ本来の味を楽しめます。

エクストラバージンオリーブオイルに含まれる成分は、加熱することにより失われやすいため、ドレッシングやカルパッチョなどの生食用として使うのがおすすめ

ただし、加熱することで香りが移るので、オリーブの香りを楽しみたい方は加熱用として使用するのも良いでしょう。

オリーブオイル

画像:amazon.co.jp

バージンオリーブオイルの中でも食用に向いていないオリーブオイルがあり、そのオリーブオイルの酸度や味、香りや色などの調整をされたものは精製オリーブオイルと分類されます。

一般的に、オリーブオイルと分類して販売されているものは、精製オリーブオイルと、食用に適しているバージンオリーブオイルをブレンドして作られたもののことで、食材の味を際立たせたい料理に使われることが多いですね。

※日本ではオリーブオイルと分類されるものをピュアオリーブオイルと呼んでいることが多いです。

オリーブオイルの特徴
  • オリーブオイルの中で品質はふつう
  • 酸度は1%以下
  • 加熱用として使うのがおすすめ

オリーブオイルは、酸度基準は1%以下でマイルドな味わいが特徴。

バージンオリーブオイルより香りや風味が弱いのですが、その分他の調味料とのバランスを崩しにくく、香りづけ用よりサラダ油のような加熱用として扱われることが多いです。

比較的安価で購入しやすいので、アヒージョのようなオイルをたくさん使用する料理でも、気軽に使いやすいというメリットもあります。

オリーブポマースオイル

画像:amazon.co.jp

抽出したオリーブの残りカスを用いて精製されたものがオリーブポマースオイルです。

多くの国では食用として認められていませんが、日本においては、酸度を0.3%以下に精製したことを条件に食用として認められています。

オリーブポマースオイルの特徴
  • オリーブオイルとしては最も低い品質
  • 酸度は0.3%以下
  • 揚げ物用や美容に使うのがおすすめ

酸度が0.3%以下でも、エクストラバージンオリーブオイルのような品質はなく、酸化がしにくいだけなので、オリーブの風味はほぼありません。

オリーブポマースオイルの用途としては、価格が安いことから揚げ物用の油として用いることがおすすめです。

食用以外にもメイク落としや、お肌のお手入れなどの美容に使われている場合も多くありますよ。

オリーブオイルの選び方

オリーブオイルの種類がわかったところで、選び方のポイントや、高級なオリーブオイルは何を基準にすれば良いのかを解説していきます。

種類

オリーブオイルの種類でもご紹介しましたが、オリーブオイルは「バージンオリーブオイル」「オリーブオイル」「オリーブポマースオイル」の3種類でそれぞれ特徴なども異なります。

生食や香りづけに使用したいのであればエクストラバージンオリーブオイル、なるべく安価でくせの少ないものや加熱ができるものであればオリーブオイル、揚げ物をしたいから大量にオリーブオイルが必要な場合はオリーブポマースオイルが適しています。

ただし、エクストラバージンオリーブオイルが必ずしも生食の時だけにしか使用できないというわけではありません
エクストラバージンオリーブオイルは価格が高価なものが多く、加熱すると風味が失われてしまうことからもったいないと生食がおすすめなだけで、加熱して使用することができないわけではないのです。

オリーブオイルも加熱用としてだけでなく、食材の味を活かすドレッシングのベースにはおすすめなので、生食に使えないわけではありません。

調理方法だけでなく味付けなどにも注目してみると、料理にピッタリなオリーブオイルが見つけやすいでしょう。

内容量で選ぶ

エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの収穫時期や種類によって味わいや香りが大きく異なります。

大容量のものを購入したが、苦手な味で使い切れないということにもなりかねません。

まずはお試しで少量のものから、気に入ったオイルを見つけるのが良いでしょう。

また、気に入ったオイルでも料理によっては使用しないという場合があるかと思いますので、毎日使用する人は750ml程度、それ以外は500ml程度のものを選ぶと2~3か月以内に使い切りやすいです。

エクストラバージンオリーブオイルに限らず、一度開封したオリーブオイルは、劣化が進んでいくにつれ味が落ちてしまいますので、使い切れる分を見極めるのも重要です。

安さだけを優先しないように気を付けましょう。

生産国で選ぶ

オリーブオイルの味や香りは、生産国によっても異なります。

また、同じ国でも地域が異なればオリーブの種類が違ったり、製法によっても変わってくるので大切なポイントです。

オリーブオイルが多くつくられる国や、おすすめしたい国のオリーブオイルの特徴を紹介していきますので、気に入りそうなものがある場合は、オリーブオイルのラベルからどこの国のものかなどを確認して購入してみて下さい。

イタリア

オリーブオイル生産量3位を誇るイタリアですが、イタリアの中でも地域によってオリーブオイルの特徴が異なります。

北部

北部でつくられるオリーブオイルはマイルドな味わいでクリームソースのような濃厚な料理と相性が合います。

中部

中部でつくられるオリーブオイルはピリッとした辛味を持ち、お肉との組み合わせが抜群です。

南部

イタリアの中でも70%の生産量を占めるのが南部です。南部は青々としたフレッシュな香りが特徴的で、お魚や野菜などサッパリしたお料理に合います。

スペイン

オリーブオイル生産量が最も多いスペイン。そんなスペインで栽培されている品種は200を超えると言われているほど、豊富にオリーブが栽培されています。

なかでも、気候に恵まれているアンダルシア地方でつくられたオリーブオイルは、味がまろやかで苦味が少なくおすすめです。

ギリシャ

ギリシャはオリーブオイル生産量2位ですが、最高品質であるエクストラバージンオリーブオイルの生産量が最も多い国です。

フルーティーな香りが強く、濃厚な味わいが楽しめます。料理に合わせるには仕上げやドレッシングなどに使うと良いでしょう。

日本

オリーブオイルと言えばヨーロッパが主体ですが、実は日本でも良質なオリーブオイルを生産している地域があります。

それは香川県にある小豆島と呼ばれる場所です。

小豆島のオリーブオイルはクセが少なく料理と合わせやすいのが特徴です。さらに、2013年には「国際オリーブコンテスト」で金賞を受賞しており、世界中から注目されています。

海外のオリーブオイルに不安を感じる方や日本製を楽しみたい方などは、小豆島のオリーブオイルを一度試してみてはいかがでしょうか。

高級なオリーブオイルの見分け方

オリーブオイルの品質は、IOC(国際オリーブ協会:International Olive Councilの略)が管轄して分類されていますが、日本はIOCに加盟していないため、農林水産省(JAS)が定めたルールに沿って分類をしています。

農林水産省(JAS)が定めたルール
  • 酸度が2.0%以下
  • 食用オリーブ油か精製オリーブ油か記載すること

JASが定めたルールでは、IOCのような細かな分類はなく「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2つの分類のみとなっているため、IOC基準より酸度が高いものでも、日本ではエクストラバージンオリーブオイルとして販売されているのです。

そこで、IOCが分類した本物のエクストラバージンオリーブオイルの見分け方をご紹介しますので、選ぶ際に気を付けるべきポイントとして注目してみて下さい。

認証マーク

認証マークは、認証機関が定めた一定の基準をクリアしているオリーブオイルの証です。

例えば、オリーブオイルの本場であるEU(欧州連合)では、オリーブオイルの品質や安全を守るため、「IGP」と「DOP」という2つの認定マークを制定しています。

IGPとDOP

画像:assolatte.it

2つとも、その産地の特産物を保持するための認定マークで、同じ意味を持ちます。IGPは州のような広い範囲で、DOPは町や村など狭い範囲で用いられます。

厳しい審査にクリアしたオリーブオイルのみ認定されるので、ラベルに認定マークが貼られているかどうか参考にしてみると良いでしょう。

有機JAS

画像:maff.go.jp

日本でも食品の品質を守る「有機JASマーク」という制度を設けています。薬品や化学肥料を一切使用していない食品にのみ与えられます。

ラベルの情報

画像:amazon.co.jp

判断する材料の1つとして、ラベルを確認する方法があります。

ラベルに記載されている言語によって異なる場合もありますが、日本語ラベルの多くには以下の項目が記載されています。

ラベル記載項目
  • 名称
  • 原材料名
  • 内容量
  • 賞味期限
  • 保存方法
  • 原産国
名称

日本に輸入されたエクストラバージンオリーブオイルは、名称に「食用オリーブ油」と記載することが決まっています。

もしここに、食用オリーブ油以外の明記がされていたらそれはIOCが分類したエクストラバージンオリーブオイルではない可能性が高いので注意しましょう。

原産国

海外産のオリーブオイルの場合、ラベルの表と裏の2か所で原産国が確認ができますが、表に記載されている国と、裏の日本語ラベルの原産国が一致しているかどうかも判断基準になります。

また、原産国の住所がきちんと記載されているかも確認してみてください。

酸度や製法

最高品質であるエクストラバージンオリーブオイルは酸度が0.8%以下と決まっています。

ラベルのどこかに酸度が記載されているものの場合は、0.8%以下かどうかの確認が重要です。
外国語のラベルの場合は「acid」や「acidity」のあとにある数字を確認してみて下さい。

もしもラベルに酸度の記載がない場合は、ホームページなどの記載がないかを確認してみて下さい。

面倒かもしれませんが、ホームページで酸度の確認をすることができる場合もあるということを覚えておきましょう。

また、製法が「コールドプレス(低温圧搾)製法」とされているものであれば、よりおすすめです。

オリーブオイルは加熱によって香りや味わい、栄養成分が失われてしまいますが、圧搾時の加熱でそれが起こってしまうこともあるのです。

しかし、コールドプレス製法は香りや品質を保つための製法になっていますので、香りや味わいなどをより良いものを選びたい場合は必ずチェックしましょう

メモ

必要最低限な項目しか記載していない場合は情報不足のため、IOCが分類したものなのかどうかという判断が難しいので、購入を止めた方がよいかもしれませんね。

オリーブオイルコンテスト

画像:amazon.co.jp

毎年優れたオリーブオイルを決める祭典「OLIVE JAPAN」が開催されます。2018年に開催されたコンテストでは、22カ国、727品にも及ぶオリーブオイルが集まりました。

審査員には世界各国から選ばれたソムリエたちが集い、厳選なる審査の元、本当に優れたオリーブオイルにのみ最優秀賞が贈られます。

また、金賞以上のオリーブオイルは、OLIVE JAPANが発行するガイドブックに掲載されます。ソムリエが選んだオリーブオイルを試してみたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

価格も目安

エクストラオリーブオイルは純度が高いため、オリーブオイルの中でも価格が高めに設定されています。

価格の目安として下記を参考にしてください。

価格の目安
  • 1L:3,000円以上
  • 500ml:1,500円以上
  • 250ml:750円以上

1mlが3円以上するオリーブオイルを購入することがポイントです。

ただ、高ければ必ずエクストラバージンオリーブオイルというわけではなく、中には偽物でも高く設定しているアイテムや、有名なオリーブオイルの会社『BOSCO』のように本物でも安く設定しているメーカーもあります。

あまりにも安いオリーブオイルや、聞いたことのない銘柄は偽物である可能性があるのでご注意ください。

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レビュー評価の高いオリーブオイル人気ランキング

レビュー評価が高い人気のオリーブオイルを「エクストラバージンオリーブオイル」、「ピュアオリーブオイル」、「オリーブポマースオイル」の3項目に分けて紹介していきます。

 

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すこやか工房

オリーブハート

参考価格2本4,104円(税込)~

料理のプロの認める最上級オリーブオイル『オリーブハート』が日本初上陸。

3ヵ月に1回、季節に合ったオリーブオイルが2本セットで届く定期便です。

  • 春(3月~5月):プリメーラ
  • 夏(6月~8月):アルマゴ
  • 秋(9月~11月):ブリージョ
  • 冬(12月~3月):スアーベ

口当たりがよく、フレッシュな香りと甘みを感じるオリーブハートは、魚介料理やパンとの相性が抜群。

欧州の食品安全機関エサフ認定のエクストラバージンオリーブオイルなので、健康志向が高い方にもおすすめです。

公式サイトで詳細を見る

公式サイトにてオリーブハートを活用したおすすめレシピが掲載されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

体験レビュー(利用者の声)
いつもどれを買えばいいのか悩んでいたので、本物のオイルに出逢えてとっても嬉しいです。納豆や冷奴、味噌汁などなんでもかけています。

オリーブハートはくせがなく、オリーブのフレッシュな香りがして、今までのオイルとは比べ物にならないくらい美味しいです。

季節ごとに味の違うオイルが届くのも毎回楽しみです。(公式サイトより)

すこやか工房 オリーブハート の詳細
メーカーすこやか工房
内容量225g×2
参考価格2本4,104円(税込)~

エクストラバージンオリーブオイル

▼商品名をタップすると詳細情報を確認できます。

順位プロおすすめ1位2位3位4位5位6位7位8位
商品画像
商品名エクストラバージンオリーブオイル プレミアムオーガニックエクストラバージンオリーブオイルエキストラヴァージン オリーブオイル “フルクトゥス”EV オリーブオイル UNICOエキストラバージンオリーブオイルピクーダ エクストラバージン オリーブオイルカルボネール オーガニックEVオリーブオイルエキストラバージン オリーブオイル ICONOサルバーニョ エキストラヴァージンオリーブオイル
価格1,500円(税込)1,071円(税込)3,456円(税込)1,886円(税込)961円(税込)1,080円(税込)1,532円(税込)2,980円(税込)2,080円(税込)
メーカーボレイヴィラブランカアルドイノGoyaオリテラ日本珈琲貿易SOSマイスタヴェルクサルバーニョ
内容量
250ml500ml750ml500ml1000ml500ml458g500ml500ml
商品リンクAmazonAmazon
楽天
Amazon
楽天
AmazonAmazonAmazon
楽天
Amazon
楽天
Amazon
楽天
Amazon
楽天

 

画像:amazon.co.jp
1位
ヴィラブランカ

オーガニックエクストラバージンオリーブオイル

参考価格1,071円(税込)

1位にランクインした『ヴィラブランカ』は、有機JAS認定マークを受けたオーガニックオリーブオイルなので、とにかく安全です。

オリーブオイルの芳醇な香りが楽しめ、クセが少ないのでお料理の邪魔をしません。パスタ、サラダはもちろん、パンにつけても美味しいですよ。

500mlのオーガニックオリーブオイルは通常3,000円以上するのが当たり前ですが、価格も大変リーズナブル。エクストラバージンオリーブオイル購入が初めての方におすすめです。

オーガニックエクストラバージンオリーブオイルの詳細
メーカーヴィラブランカ
内容量500ml
参考価格1,071円(税込)
1mlあたりの値段2.1円
画像:amazon.co.jp
2位
メーカー

エキストラヴァージン オリーブオイル “フルクトゥス”

参考価格3,456円(税込)

上質なオリーブオイルは酸度が少ないことを解説しましたが、このオリーブオイルに含まれる酸度はわずか0.28%しかありません。

その理由は製法にあります。メーカーである『アルドイノ』は、電極を利用してオイル分だけを集める方法で製造しています。

この製法は上質な味を引き出すことが可能ですが、抽出量が極端に少ないため限られたオリーブオイルでしか行われていません。

だからこそ『エキストラヴァージン オリーブオイル”フルクトゥス”』は、えぐみが感じられず様々なお料理を引き立ててくれます。

フレンチやイタリアンのシェフも愛用している一品、是非一度お試しください。

エキストラヴァージン オリーブオイル “フルクトゥス”の詳細
メーカーアルドイノ
内容量750ml
メーカー希望小売価格3,456円(税込)
1mlあたりの値段4.6円
画像:amazon.co.jp
3位
Goya

EV オリーブオイル UNICO

参考価格1,886円(税込)

スペインにあるアンダルシア地方で採れたオリーブを贅沢に使用した上質なエクストラバージンオリーブオイル、それが『EV オリーブオイルUNICO』です。

太陽の光をたっぷりと浴びたオリーブは、香りが非常にフレッシュでフタを開けた瞬間から、フルーティーな香りが充満します。

さらに、ほんの少しの苦味と辛味のバランスが最高のハーモニーを引き出し、プレミアムな風味を感じられます。

お肉やお魚との相性が良く、もちろんサラダやカルパッチョなど素材そのものにかけて召し上がることもおすすめです。

メーカーである『GOYA』は、国際オリーブオイルコンテストで上位に入賞する常連。是非、そのプレミアムな味を試してみてはいかがでしょうか。

EV オリーブオイル UNICOの詳細
メーカーGoya
内容量500ml
メーカー希望小売価格1,886円(税込)
1mlあたりの値段3.7円
画像:amazon.co.jp
4位
オリテラ

エキストラバージンオリーブオイル

参考価格961円(税込)

苦味や辛味があるエクストラバージンオリーブオイルはお肉やお魚のグリルと良く合いますが、それが苦手と感じる方も少なくありません。

フレッシュな味わいがお好みの方におすすめしたいのが『オリテラ』がプロデュースしたエクソトラバージンオリーブオイルです。

クセが少なく、様々なお料理に合わせられる優れもの。実際に購入したユーザーからも「何にでも使えてとっても便利」「クセがないから料理の味を損なわない」と好評価ばかり。

オリーブ本来の味を最大限活かしたフルーティーな味わいを感じられます。

エキストラバージンオリーブオイルの詳細
メーカーオリテラ
内容量1000ml
メーカー希望小売価格961円(税込)
1gあたりの値段0.9円
画像:amazon.co.jp
5位
日本珈琲貿易

ピクーダ エクストラバージン オリーブオイル

参考価格1,080円(税込)

日本で唯一行われるオリーブオイルの祭典、「オリーブジャパン2015」で最優秀賞を受賞した、プロも舌を巻いたオリーブオイル、それが『ピクーダ エクストラバージン オリーブオイル』です。

スペインのピクード種を100%使用した贅沢なオリーブオイルは、香りがとても高く、若い果実ゆえの風味があります。

口に含んだときに広がるフレッシュな甘さとスパイシーな風味のバランスが絶妙で、パスタやサラダとの相性が抜群です。

お手軽な価格もリピーターを続々と増やしています。コンテスト最優秀賞だけあり、ソムリエが選んだ味をお楽しみください。

ピクーダ エクストラバージン オリーブオイルの詳細
メーカー日本珈琲貿易
内容量500ml
参考価格1,080円(税込)
1mlあたりの値段2.1円
カルボネール オーガニックEVオリーブオイル
画像:amazon.co.jp
6位
SOS

カルボネール オーガニックEVオリーブオイル

参考価格1,532円(税込)

EUの農産物規定に従って作られたオーガニックオリーブオイルです。

厳しい管理のもとで製造されていて、専用ラインで直接貯蔵タンクから瓶に充填することで有機オリーブオイルとしての純粋性が保たれています。

ドレッシング、マリネ、各種料理の仕上げに風味付けに便利な1本です。塩コショウを加えてパンに付けても美味しいですよ。

カルボネール オーガニックEVオリーブオイルの詳細
メーカーSOS
内容量458g
参考価格1,532円(税込)
1mlあたりの値段3.3円
エキストラバージン オリーブオイル ICONO
画像:amazon.co.jp
7位
マイスタヴェルク

エキストラバージン オリーブオイル ICONO

参考価格2,980円(税込)

ICONOのオリーブオイルは全ての官能試験をクリアしており、国際オリーブ協会(IOC)に認められたオーガニックな本物の「エクストラバージンオリーブオイル」です。酸敗臭や発酵臭といった余計な香りは一切排除されています。

パイシーさとまろやかさが絶妙なハーモニーを生み出していて、グリーントマトのようなフレッシュな香りもさわやか。ローストしたアーモンドのような快い苦みを味わうことができます。

オリーブオイルは温度変化が繰り返されると品質が低下してしまうため、遮光性とデザイン性を兼ね備えたマットなブラックボトルが採用されています。高級感のある見た目なので、プレゼントにもピッタリです。

エキストラバージン オリーブオイル ICONOの詳細
メーカーマイスタヴェルク
内容量500ml
参考価格2,980円(税込)
1mlあたりの値段6円
サルバーニョ エキストラヴァージンオリーブオイル
画像:amazon.co.jp
8位
メーカー

サルバーニョ エキストラヴァージンオリーブオイル

参考価格2,080円(税込)

イタリアのオリーブオイルの国際コンクールで優勝した実績を持つオリーブオイルです。ドイツで開催されたバイオのフード展でも金賞を受賞しました。

有機栽培オリーブの実から搾られるまろやかで芳醇な香りのオイルなので、ベローナにある「ル・デスコ」「ボッテガ・デルヴィーノ」などの有名レストランでも愛用されています。

マイルドな味わいので、そそのままサラダやパンにつけてもOK。豆やグリルした肉にも合います。また調理の際にオイルへ火を入れても、香りの良さが変化することがありません。

サルバーニョ エキストラヴァージンオリーブオイルの詳細
メーカーサルバーニョ
内容量500ml
参考価格2,080円(税込)
1mlあたりの値段4.16円

ピュアオリーブオイル

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順位1位2位3位4位5位6位7位
商品画像
商品名SOLLEONE Olio di Olivaモンテベッロ ピュア・オリーブオイルピュアオリーブ油[極み]オリーブオイル〜ピュア&ナチュラル〜オリーブオイルピュアギャバン オリーブオイル ピュアカサアルバート ピュアオリーブオイル
価格891円(税込)7,711円(税込)1,620(税込)842円(税込)1,733円(税込)1,944円(税込)994円(税込)
メーカーソル・レオーネモンテベッロ東洋オリーブBOSCOGABANギャバンカサアルバート
内容量
500ml5000ml300ml456g1000ml1L1L
商品リンクAmazon
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楽天
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楽天

 

画像:amazon.co.jp
1位
SOLLEONE

Olio di Oliva

参考価格891円(税込)

ピュアオリーブオイルに求められるもの、それは良質であり安価な価格であることでしょう。

『ソル・レオーネ』のピュアオリーブオイルはそんなユーザーからの希望を最大限叶えたアイテムです。

イタリアで採れたオリーブオリーブはクセがなく素材の味を引き立ててくれます。使い勝手が良く、お手頃価格だからこそふんだんに使えます。

お料理に合わせるのはもちろん、揚げ物油に使用したりと、万能にお使いいただけます。

SOLLEONE Olio di Olivaの詳細
メーカーソル・レオーネ
内容量500ml
メーカー希望小売価格891円(税込)
1mlあたりの値段1.7円
画像:amazon.co.jp
2位
モンテベッロ

ピュア・オリーブオイル

参考価格7,711円(税込)

地中海の暖かな気候でつくられたオリーブは、自然の恵みをたっぷりと受けており甘みが特徴的です。マイルドな味わいなので様々なお料理の引き立て役になるでしょう。

ブレンドしたオリーブオイルにはエクストラバージンオリーブオイルを使用しており、ピュアオリーブオイルであるのに、上質な香りが楽しめます。

さらに5Lの大容量。コスパ最高のオリーブオイルなのでオリーブオイルを良く使う方におすすめです。

モンテベッロ ピュア・オリーブオイルの詳細
メーカーモンテベッロ
内容量5000ml
メーカー希望小売価格7,711円(税込)
1mlあたりの値段1.5円
画像:rakuten.co.jp
3位
東洋オリーブ

ピュアオリーブ油[極み]

参考価格1,620(税込)

3位にランクインしたのは日本でつくられたオリーブを用いた完全な国産オリーブオイルです。

香川県にある小豆島は、日本でオリーブを栽培している数少ない地域で、日本でつくられたからこそ、日本人の好みに良く合う仕上がりとなっています。

オリーブの香りはそこまで強くなく、油のしつこさを感じさせないのでサッパリとしています。繊細な日本人の舌と良く合うでしょう。

品質への高いこだわりを持っているため、価格は少々高めではありますが、国産物を使用したい方にピッタリなオリーブオイルです。

ピュアオリーブ油[極み]の詳細
メーカー東洋オリーブ
内容量300ml
メーカー希望小売価格1,620(税込)
1mlあたりの値段5.4円
画像:amazon.co.jp
4位
BOSCO

オリーブオイル〜ピュア&ナチュラル〜

参考価格842円(税込)

純度の高いオリーブオイルをブレンドしてつくられた『BOSCO』のピュアオリーブオイルは、オリーブの風味をそのまま残し、まるでエクストラバージンオリーブオイルのような香りを楽しめます。

味は非常にまろやかでオリーブの苦味が苦手という方でも美味しく召しあがれるでしょう。後味はサッパリしているので素材の邪魔をしません。

焼いても良し。揚げても良し。炒めても良し。となんでも合わせやすいオリーブオイルです。

BOSCO オリーブオイル〜ピュア&ナチュラル〜の詳細
メーカーBOSCO
内容量456g
参考価格842円(税込)
1mlあたりの値段1.6円
画像:amazon.co.jp
5位
GABAN

オリーブオイルピュア

参考価格1,733円(税込)

調味料で有名な『GABAN』が手がけたピュアオリーブオイルは、イタリアで採れたオリーブをブレンドした贅沢な一品です。

とにかく風味が良く、ピュアオリーブオイルですがサラダやカルパッチョなど生食用にも使えます。

実際に使用したユーザーからは「普段使いに最高!」「コスパが良くてドバドバ使っちゃう」と喜びの声がたくさん上がっています。

GABAN オリーブオイルピュアの詳細
メーカーGABAN
内容量1000ml
参考価格1,733円(税込)
1mlあたりの値段1.7円
ギャバン オリーブオイル ピュア
画像:amazon.co.jp
6位
ギャバン

ギャバン オリーブオイル ピュア

参考価格1,944円(税込)

酸度が0.8%以下で、風味・香りともに上質なオリーブオイルです。イタリア料理のマリネやドレッシング等、主に加熱しない料理に使用されます。

一般的にピュアオリーブオイルは焼き物、炒め物によいと言われていますが、風味を生かせる調理法や相性のいい食材と一緒であれば用途に縛られず使うことができます。

ギャバン オリーブオイル ピュアの詳細
メーカーギャバン
内容量1L
参考価格1,944円(税込)
1mlあたりの値段2円
カサアルバート ピュアオリーブオイル
画像:amazon.co.jp
7位
メーカー

カサアルバート ピュアオリーブオイル

参考価格994円(税込)

カサアルバートのオリーブオイルは、パエリア発祥の地として知られているバレンシア地方で生まれました。バレンシア地方はオリーブの名産地でもあり、オリーブオイルの生産地として世界に知られています。

こちらのピュアオリーブオイルは、味わいを向上させるために精製したオリーブオイルにエキストラヴァージンオイルを30%ほどブレンドしたものです。

カサアルバート ピュアオリーブオイルの詳細
メーカーカサアルバート
内容量1L
参考価格994円(税込)
1mlあたりの値段1円

オリーブポマースオイル

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順位1位2位3位4位5位
商品画像
商品名サンサオリーブオイルポマスオリーブオイルオリーブポマスオイルオリーブ ポマスオイルLA PEDRIZA オルホ オリーブオイル
価格4,082円(税込)2,999円(税込)668円(税込)702円(税込)3,380円(税込)
メーカールグリオAroサンタプリスカGreenZADES
内容量
5000ml5000ml1000ml1000ml5000ml
商品リンクAmazon
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楽天
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楽天
楽天Amazon

 

画像:amazon.co.jp
1位
ルグリオ

サンサ オリーブオイル

参考価格4,082円(税込)

「揚げ物用のオリーブオイルをたくさん使いたい」という方におすすめなのが『ルグリオ』が手がけたポマースオイルです。

「サンサ」はイタリア語ですが、英語で「ポマース」のことを意味し、一番搾りしたオリーブの油分を用いて精製されました。

とにかくコスパが良いのが魅力的です。5Lの大容量が、約4,000円で購入できるので、たくさんの油を使用する揚げ物用としてピッタリです。

ユーザーからも「量が多いのに安くて重宝してます」「ピュアオリーブオイルが高騰しているので助かります」との声が多く聞こえました。

ルグリオ サンサオリーブオイルの詳細
メーカールグリオ
内容量5000ml
メーカー希望小売価格4,082円(税込)
1mlあたりの値段0.8円
画像:amazon.co.jp
2位
Aro

ポマスオリーブオイル

参考価格2,999円(税込)

日本のスーパーで販売されているオリーブオイルは大抵は美味しい部分を用いた一番搾りが主流です。

しかし、揚げ物や炒め物用としてたくさんのオイルを使用したい方には一番搾りのオリーブオイルでは少々もったいないところがありますよね。

そこでおすすめしたいのが『Aro』の『ポマスオリーブオイル』です。すでに絞ったオリーブをさらに精製してつくられた二番絞りなのでとにかく価格が良心的。

大量にオリーブオイルを使いたい方におすすめです。

Aro ポマスオリーブオイルの詳細
メーカーAro
内容量5000ml
参考価格2,999円(税込)
1mlあたりの値段0.5円
画像:amazon.co.jp
3位
サンタプリスカ

オリーブポマスオイル

参考価格668円(税込)

「とにかく良いものをたくさん使いたい」という方におすすめしたいのが『サンタプリスカ』の『オリーブポマスオイル』です。

ニ番搾りした良質なオリーブをブレンドしたオリーブオイルはオリーブ特有の香りが少ないので、揚げ物や炒め用として用いるときに、素材の邪魔をしません。

サッパリした味わいなので、使い勝手が良いでしょう。

サンタプリスカ オリーブポマスオイルの詳細
メーカーサンタプリスカ
内容量1000ml
参考価格668円(税込)
1mlあたりの値段0.6円
4位
Green

オリーブ ポマスオイル

参考価格702円(税込)

オリーブオイルの本場、スペインから輸入された『Green』のポマスオイルが4位にランクインしました。

スペインの太陽をたっぷりと浴びてつくられたエクストラバージンオリーブオイルを15%配合したポマースオイルは風味が良い仕上がりとなっています。

クセはなく、揚げ物はもちろん、ドレッシングに混ぜたりと普段使いにお使いください。

生活習慣病の予防になるオレイン酸がたくさん含まれているので、健康を意識して使いたい方にいかがでしょうか。

Green オリーブ ポマスオイルの詳細
メーカーGreen
内容量1000ml
参考価格702円(税込)
1mlあたりの値段0.7円
画像:amazon.co.jp
5位
ZADES

LA PEDRIZA オルホ オリーブオイル

参考価格3,380円(税込)

5位にランクインしたのは、各国のプロ料理人が業務用オリーブオイルとして使用している『ZADES』のポマースオイルです。

スペインのコルドバ産のオリーブを含んでおり、サッパリとしています。風味はほぼありませんが、揚げ物用として使うなら最適でしょう。

価格も5Lに対して約3,300円とリーズナブルに買えることから、お手軽に使えるポマースオイルです。

LA PEDRIZA オルホ オリーブオイルの詳細
メーカーZADES
内容量5000ml
参考価格3,380円(税込)
1mlあたりの値段0.6円

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オリーブオイルの栄養素

オリーブオイルが健康にいいと言われているのには、いつくかの理由があります。

どんな栄養素が含まれていてどんな効果があるのか、具体的に解説していきます。

一価不飽和脂肪酸のオメガ9系に分類される

脂の主成分である脂肪酸は、固形の飽和脂肪酸と液体の不飽和脂肪酸に分けられます。

そこから多価不飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸、オメガ3系、6系、9系と分類されていくのですが、オリーブオイルは一価不飽和脂肪酸のオメガ9系に分類されるのです。

オメガ9系の脂は酸化しにくい特性があり、体内で作られる量では不足することもある栄養素。

そのため食事での摂取が推奨されています。

主成分となるオメガ9系脂肪酸以外にも、必須脂肪酸であるオメガ3系・6系のリノール酸やリノレン酸も含まれています。

抗酸化作用のあるポリフェノール

オリーブオイルの規格は厳格に決められていますが、収穫された地域や磁器によって味や風味に若干変化があります。

この変化を左右する1~2%の微量な成分にも、健康に良いとされている栄養素が含まれています。

例えばポリフェノール類やフェノール類などのフェノール化合物は、抗酸化作用がある栄養素。

中でもオリーブオイルには、オレオカンタールオレウロペインといった独自の成分も含まれています。

オリーブオイルの苦味・辛味の由来となる成分でもあります。

その他の健康成分

脂肪酸やポリフェノールのほかにも、美容成分としておなじみの「トコフェロール(ビタミンE)」、オリーブオイルの色を左右する「クロロフィル」なども有名。

どちらも抗酸化作用のある成分です。

また植物性のステロール類である「β-シトステロール」には、コレステロールの吸収を阻害する作用が。

特定保健用食品の有効成分としても利用されています。

オリーブオイルを摂取するとどうなる?

エクストラバージンオリーブオイルに含まれるオイレン酸には、悪玉コレステロール値を下げる効能があります。

善玉コレステロール値は下げることがないので、動脈硬化・高血圧・心疾患など生活習慣病の予防、改善につながります。

またそのままオリーブオイルを飲めばオレイン酸による作用で便秘の解消が見込めます。

消化されにくいオレイン酸は、小腸で消化・吸収がなされず大腸まで届く成分。

オレイン酸が腸壁を刺激すると、ぜん動運動が促進されて便が柔らかくなるのです。

保管方法や使用期限(ビンの種類)

保管方法

オリーブオイルを保管する方法は以下の点に気をつけていれば難しいことではありません。

保管の際の注意点
  • 高温多湿な場所に置かない
  • 冷蔵庫や寒い場所に置かない
  • 直射日光を避けて暗い場所に保管する
  • 透明なビンとペットボトルはアルミホイルで包む

温度は、5度以上、30度以下の場所に保管することが大切です。寒い場所に保管すると、澱が発生するので、冷蔵庫で管理するのもNGです。

オリーブオイルは光に当たることで風味が損なわれます。暗い場所に保管し、光を遮りましょう。注意して欲しいのはビンの種類です。

透明なビン

オリーブオイルは遮光ビンで販売されているのもありますが、透明なビンは遮光対策が施されていません。

そのため、保管する前にまずはアルミホイルに包むことが大切です。

暗いビン

見た目が暗く、中身の色が確認できないようなビンは遮光対策ができています。そのまま冷暗所に保管が可能です。

また、ペットボトルの容器も透明なビンと同じく遮光対策がされていないので、保管する前にアルミホイルで包むことがポイントです。

使用期限

オリーブオイルの使用期限は、栓を開けてから1〜2ヶ月がベストです。

オリーブオイルは酸素に触れることで酸化します。風味が落ちるため、なるべく早くに使い切りましょう。

オリーブオイルの“ちょい足し”アレンジ方法

オリーブオイルはどんな料理にも合う万能な調味料ですが、初心者の場合はいきなりいつもと違ったレシピに挑戦するのは勇気がいりますよね。

そこでオリーブオイルを使い慣れていない人のために、“ちょい足し”アレンジのレシピをご紹介します。

サッとかけるだけで美味しく味わえるのは、以下の食材。

オリーブオイルと相性のいい食材
  • オレンジ
  • チーズ
  • 生ハム
  • パン
  • トマト

お皿に盛りつけた食材にオリーブオイルをかけるだけで、ちょっとリッチな前菜の完成です。

意外なところでは、ご飯やお味噌汁、納豆といった和食とも相性が抜群。ご飯は炊く前の炊飯器におおさじ1杯加え、味噌汁には小さじ1杯ほどを入れるといいでしょう。

もずく酢などの酢の物に入れると、酸味が中和されてマイルドな味わいに。醤油と混ぜてお刺身につける食べ方も人気があります。

さらに食事の後に食べるデザートとして、アイスクリームにかけるアレンジもおすすめです。フルーティーな風味と上品なコクがプラスされて、高級アイスのような味を楽しめますよ。

オリーブオイルに関するよくある質問

最後に、オリーブオイルに関するよくある質問をいくつかまとめました。

オリーブオイルを使用する際の不安はここで解決しておきましょう。

オリーブオイルをそのまま飲んでも大丈夫ですか?

純粋なエクストラバージンオイルならそのまま飲むことができます。ただし1日の摂取目安量は大さじ2杯までなので、飲みすぎには気を付けてください。

オリーブオイルは何歳から摂取できますか?

生後6か月あたりから食べさせても大丈夫です。ただし、いきなりたくさん使わずに1~2滴程度の少量から試してみましょう。

オリーブオイル刃どのくらいの期間保存できますか?

開封後は3ヶ月以内に使いきるといいでしょう。空気に触れると酸化が進んでしまうため、温度が一定に保たれていて直射日光が当たらない場所に保管してください。

まとめ

今回はオリーブオイルについてご紹介しました。

「エクストラバージンオリーブオイル」「ピュアオリーブオイル」「オリーブポマースオイル」など様々なオリーブオイルがありますので、それぞれの特徴をもとに自分好みのオリーブオイルを探してみてください。

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