オイルポットおすすめ10選!油の再利用や注意点も紹介
「まだ使えそうな油なのに捨てるのがもったいない」
そんな悩みを抱える方におすすめしたいのが、料理で使った油を保存・再利用できるオイルポットです。
オイルポットには網や紙のフィルターがついており、油をろ過することで臭いや汚れなどの不純物を取り除くことができるほか、次に使う機会まで保存しておけるメリットがあります。
しかし、オイルポットの素材や、ろ過フィルターにはさまざまな種類があり、どれを選んでよいのか分からなくなってしまうことも多いです。
そこで今回は、合同会社HITOOMOIに在籍するフードコーディネーター・細野沙也加さんと、管理栄養士・牧田淑美さんおすすめのオイルポットをご紹介!
他にもプロの逸品編集部が選ぶオイルポットおすすめ10選や、オイルポットの使い方、油の再利用方法ついても解説します。
油をきれいな状態で保管して再利用したい方は、ぜひオイルポットを活用してくださいね!
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フードコーディネーター(細野沙也加)・管理栄養士(牧田淑美)が在籍する料理研究家の会社。
大切な人のため、手作りの食事で「作る人・食べる人」お互いが大事にされていることを実感し、「生きててよかった」と思える社会を創ることを目指し活動中。
目次
オイルポットの選び方
オイルポットには、さまざまな大きさや種類があるので、選ぶ時に迷ってしまいますよね。
ここでは、オイルポットの選び方を解説します。
オイルポットの素材で選ぶ
オイルポットには、ガラスやホーロー・ステンレスなどの種類があります。
ガラス製のオイルポットは、パッと見た時に油の残量がわかりやすいのが特徴です。油の色をチェックしやすいので、かんたんに油の状態を確認することができます。
ホーロー製のオイルポットは、見た目がおしゃれで油の臭いや汚れが本体につきにくい特徴があるので、見た目と機能のどちらも求めている方におすすめです。
ステンレスでできたオイルポットは、丈夫で劣化しにくい特徴があります。
油が酸化するのを防ぐこともできるので、長期間安心してオイルポットを使いたい方に適していますよ。
また、内側にフッ素加工やシリコン加工しているオイルポットは、汚れが落ちやすく臭いがつきにくいので、お手入れがカンタンなものを求めている方におすすめです。
ろ過フィルターの種類で選ぶ
オイルポットで保管する油の質に大きな影響を与えるのが、ろ過機能です。
ろ過機能が高ければ高いほど、油の臭いや汚れなどをキレイに取り除き、油をよい状態に再生させることができます。
また、ろ過の種類は大きく分けて3つほどあり、こし網・紙フィルター・活性炭カートリッジの3種類です。
それぞれ、機能やランニングコストに違いがあるので、ろ過の種類によってオイルポットを選ぶのもよいでしょう。
こし網
こし網は何度も繰り返し使えるため、ランニングコストがかかりません。フィルター類を買わずに済むメリットがあるので、手間をかけたくない方におすすめです。
また、こし網は紙フィルターや活性炭カートリッジほどろ過機能は高くありませんが、目の細かいものを選べば小さなカスをキャッチできるので、できるだけ網目が細かいものを選ぶとよいでしょう。
紙フィルター
紙フィルターは使い捨てができるので、いつでも清潔な状態を維持することができます。
紙フィルターは安価なため、あまりランニングコストをかけたくない方や、ある程度の汚れを取り除き、油をキレイにしたいという方におすすめです。
活性炭フィルター
活性炭フィルターは、油の臭いや汚れをキレイに取り除きたい方に適しています。ランニングコストはかかりますが、中には10回ほど繰り返し使える活性炭カートリッジもありますよ。
このように、ろ過の種類にはさまざまなものがあり、ランニングコストやろ過機能に違いがあるので、自分が求めているものを選ぶとよいでしょう。
紙フィルターやステンレスのこし網などがあります。
活性炭カートリッジは、油のにおいや微粒な汚れまで取り除く力が1番大きいためおすすめです。
油の保存容量で選ぶ
使う油の量は、家族の人数に比例します。
家族の人数が4人以上の場合は、オイルポットの保存量が1.5L以上のものを選びましょう。
また、家族の人数が3人以下または一人暮らしの方は、1L前後のオイルポットが適していますよ。
容器の形にも注目
オイルポットの形は、主にポット型と鍋型の2種類があります。
ポット型 | 鍋型 | |
特徴 | 一人暮らし向け | ファミリー向け |
持ち手が付いていて、片手で扱える | ろ過に手間がかからず、そのまま火にかけて調理もできる | |
縦長で保存も省スペース | 揚げ鍋とオイルポットが一体型 |
この形状は、油の移しやすさや、保存スペースといった使い勝手にも関わってきます。
例えばキッチンを汚したくないのであれば、注ぎ口の先が鋭く尖っているタイプの方が油がしっかり切れて垂れにくい傾向にあります。
また、ポット型の場合は受け皿付きのものを選べば、液垂れしたとしても油を受け止めてくれます。
容量と共にこうした使いやすさまで確認しておくのが良いでしょう。
注ぎ口が二重口構造だと液だれしにくい
オイルポットから油を注ぐ、注ぎ口にも注目してみてください。
ポットから油を再利用する際、注ぎ口があるものだと楽に注ぎやすいですよね?逆に注ぎ口が無いものだと、ポット側面が油で汚れてしまいがち。
注ぎ口があるもので、その注ぎ口が二重口構造になっているものだと、ポットの内側に油が戻る仕組みになっているのでより液だれしくいのでおすすめです。
フードコーディネーターおすすめのオイルポット
おすすめ
八角ホーローオイルポット
おすすめのポイント
- 家族分の揚げ物にも安心の大容量450ml
- 小さな揚げカスも逃さないメッシュフィルター
暮らしに役立つアイテムを多く展開しているベルメゾンから登場した、ホーロータイプのオイルポットです。
一度でろ過できる量の目安は450ml。これは唐揚げ500g(4~5人分)ほどの量なので、家族の食卓でも十分に使えますね。
注目すべきは、ベルメゾンオリジナルの活性炭カートリッジ。市販では数少ないビッグなサイズ感が魅力的!ろ過スピードが速く、キッチンの後片付けが効率的に進みます。
活性炭カートリッジに加えてメッシュフィルターも付いているため、油を再利用するときに気になる小さな揚げカスも逃がしません。
カラーは、可愛らしいピンクとシックなチャコールグレーの2種類。キッチンの雰囲気に合わせて選びましょう。
活性炭カートリッジは、20~30回と繰り返し使えるため便利です。
見た目もかわいく、キッチンの作業台に置いたままでもおしゃれですよ。
八角ホーローオイルポット の詳細 | |
本体サイズ | 幅23 × 奥行12.5 × 高さ18cm |
参考価格 | 6,990円(税込) |
重量 | 約740g |
油保存可能容量 | 650ml |
素材 | ホーロー |
ろ過フィルター | 活性炭フィルター、メッシュフィルター |
オイルポットおすすめ10選
続いては、『プロの逸品』がお届けするおすすめのオイルポット10選を紹介します。
上記の選び方を参考にしながら、自分に合ったオイルポットを探してみてください。
▼商品名をタップすると詳細情報を確認できます。
プロおすすめ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
商品画像 | |||||||||||
商品名 | ベルメゾン 八角ホーローオイルポット | アイリスオーヤマ 活性炭オイルポット H-OP1200 | パール金属 オイルポット H-5076 | 万年 オイルポット m.design SMD-11 | ダスキン 天ぷら油ろ過器 油っくりんナイス | 富士ホーロー 活性炭カートリッジ付オイルポット OP-1.5C・R | 高木金属 耐熱ガラスオイルポット KWP-GN-W | 和平フレイズ エブリック ER-7574 | アーネスト 小さなオイルポット For 油 A-77105 | 野田琺瑯 ロカポ NOL-800 | ツインバード オイルポット EP-D696S |
本体サイズ | 幅23 × 奥行12.5 × 高さ18cm | 幅19.8 × 奥行15.5 × 高さ19.3cm | 幅18.0×奥行14.0×高さ15.0cm | 幅13.4×奥行18.7×高さ10.5cm | 幅20.5×高さ16.4cm | 幅19.8×奥行15.6×高さ17.2cm | 18×14×16.3cm | 190×152×160mm | 幅19.0× 奥行14.5× 高さ1.0cm | 幅18.5×奥行き14×高さ21cm | 幅18.5×奥行き15.0×高さ18.5cm |
参考価格 | 6,990円(税込) | 4,912円(税込) | 1,345円(税込) | 2,100円 | 5,259円 | 3,633円(税込) | 4,166円 | 1,433円 | 2,400円 | 5,036円 | 3,672円 |
重量 | 約740g | 約508g | 約300g | 330g | 960g | 110g | 680g | 460g | 約310g | 850g | 510g |
油保存可能容量 | 650ml | 1.2L | 1.0L | 0.8L | 0.7L | 1.5L | 0.7L | 1.3L | 0.6L | 2.3L | 0.8 L |
素材 | ホーロー | スチール(フッ素樹脂加工) | 鉄(フッ素樹脂加工) | 鉄(シリコンコート加工) | ステンレス、フェノール樹脂、ポリスチレン樹脂 | 鉄ホーロー | 耐熱ガラス | 鉄(ふっ素樹脂加工) | ステンレス | 琺瑯(ホーロー) | SUS |
ろ過フィルター | 活性炭フィルター、メッシュフィルター | 網、活性炭フィルター | 網 | 網 | 網、活性炭フィルター | 活性炭フィルター | 活性炭フィルター | 網 | 網 | 活性炭フィルター、網 | 活性炭フィルター |
商品リンク | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
活性炭オイルポット H-OP1200
おすすめのポイント
- 10回使える活性炭フィルター
- コンパクトに見えて大容量
10回も使える活性炭フィルターが油の汚れや臭いをしっかりと受け止めるため、油をキレイな状態に戻しつつ再利用することができるでしょう。
フィルターは使い終わったあと、ゴミとして捨てられます。また、カートリッジが1つ付属しているので、すぐに買い足す必要がなく助かりますね。
ポットはフッ素加工が施してあるため油を弾きやすく、各パーツが分解できるので洗いやすいのが特徴です。
また、一見コンパクトに見えますが、保存ポットは1.2Lと大容量なので、4〜6人家族の方に適しています。
しっかりとキレイに油をろ過したい方や、家族の人数が多い方にぴったりなオイルポットです!
アイリスオーヤマ 活性炭オイルポット H-OP1200の詳細 | |
本体サイズ | 幅19.8 × 奥行15.5 × 高さ19.3cm |
参考価格 | 4,912円(税込) |
重量 | 約508g |
油保存可能容量 | 1.2L |
素材 | スチール(フッ素樹脂加工) |
ろ過フィルター | 網、活性炭フィルター |
オイルポット H-5076
おすすめのポイント
- 軽くて扱いやすい
- 油がこびりつかないフッ素加工
パーツが少なく本体はフッ素加工が施されているので、油が付着しにくくお手入れがカンタンです。
本体が300gという軽量設計かつ取っ手がしっかりとしているため、片手で持ちやすく料理の時にも便利でしょう。
取っ手の根本にあるバーを親指で下に向かって押すと、フタと網が一緒に持ち上がるので、鍋に油を注ぎやすいです。
また、日本製で品質が高く、安心して長期間使うことができますね。
トレーは凸凹な形状なので本体の底が油で汚れにくく、清潔な状態を保ちやすいでしょう。
パール金属 オイルポット H-5076の詳細 | |
本体サイズ | 幅18.0×奥行14.0×高さ15.0cm |
参考価格 | 1,345円(税込) |
重量 | 約300g |
油保存可能容量 | 1.0L |
素材 | 鉄(フッ素樹脂加工) |
ろ過フィルター | 網 |
オイルポット m.design SMD-11
おすすめのポイント
- 置く場所や収納に困らないコンパクトタイプ
- 本体に手が触れにくい
コンパクトサイズのオイルポットなので、置く場所に困らずキッチンを広々と使えます。
本体と取っ手の間に隙間があり、オイルポットに手が触れにくく、油でベトベトしにくいでしょう。
また、ポット本体につなぎ目がないため油漏れしにくく、調理の際も気持ちよく作業することができます。
本体の内側がシリコンなので、油切れがよく洗いやすいです。
網は洗って繰り返し使うことができるため、カートリッジを買う必要がなく経済的でしょう。
ホワイトとオレンジの2種類のカラー展開で、自分のキッチンに合ったカラーを選べますよ。
一度にたくさん油を使わない方や、ひとり暮らしの方に適したオイルポットです。
万年 オイルポット m.design SMD-11の詳細 | |
本体サイズ | 幅13.4×奥行18.7×高さ10.5cm |
参考価格 | 2,100円 |
重量 | 330g |
油保存可能容量 | 0.8L |
素材 | 鉄(シリコンコート加工) |
ろ過フィルター | 網 |
天ぷら油ろ過器 油っくりんナイス
おすすめのポイント
- 2種類のフィルター
- 特殊構造の注ぎ口
メッシュフィルターで大きな油カスを取り除き、ろ過フィルターで油の臭いや小さな汚れをブロックする2重構造なので、しっかりと油をキレイにしたい方に適しているオイルポットです。
注ぎ口の下に溝があり、油が溝からポットに戻る構造のため、液垂れしにくい特徴があります。
手や作業スペースに油がつきにくいので、気持ちよく使えるでしょう。
コンパクトでシンプルなオイルポットのため場所を取らず、キッチンをスッキリした状態に見せることができます。
取っ手が大きくしっかりした作りなので、握りやすく油を注ぎやすいでしょう。
ダスキン 天ぷら油ろ過器 油っくりんナイスの詳細 | |
本体サイズ | 幅20.5×高さ16.4cm |
参考価格 | 5,259円 |
重量 | 960g |
油保存可能容量 | 0.7L |
素材 | ステンレス、フェノール樹脂、ポリスチレン樹脂 |
ろ過フィルター | 網、活性炭入りろ過フィルター |
活性炭カートリッジ付オイルポット OP-1.5C・R
おすすめのポイント
- 10回使える活性炭フィルター
- ホーロー製でお手入れがカンタン
本体は腐食しにくい鉄ホーローでできているため、長期間安心して使えます。
表面がガラス質でできておりキレイなツヤが美しく、臭いや汚れが付きにくいためお手入れしやすいでしょう。
見た目がビビットなカラーなので、キッチンを明るく色鮮やかに見せてくれます。
網目の細かいこし網がカスを取り除き、分厚い活性炭フィルターが油の汚れや臭いをキャッチするため、油をしっかりとキレイにすることができるでしょう。
1.5Lの大容量タイプなので、一度にたくさん油を使うことが多い方や、見た目と機能面のどちらも求めている方に適しているオイルポットです。
富士ホーロー 活性炭カートリッジ付オイルポット OP-1.5C・Rの詳細 | |
本体サイズ | 幅19.8×奥行15.6×高さ17.2cm |
参考価格 | 3,633円(税込) |
重量 | 110g |
油保存可能容量 | 1.5L |
素材 | 鉄ホーロー |
ろ過フィルター | 活性炭フィルター |
耐熱ガラスオイルポット KWP-GN-W
おすすめのポイント
- ガラス製の本体
- コンパクトな活性炭ろ過フィルター
本体がガラス製で透けており、表面にはメモリがついているため、油をどのくらい注いだのか一目でわかりやすいでしょう。
また、見た目がスッキリしているので、キッチンに置いても清潔感があり、気持ちよく料理ができます。
コンパクトな活性炭ろ過フィルターとこし網で油の不純物をしっかりとキャッチし、油を再利用できる状態までキレイにすることができますよ。
底の部分は割れにくい素材なので、取り扱う際にも安心でしょう。
すべて天然素材でできているので、体や環境にも配慮しているオイルポットです。
ガラスの表面に付いた汚れは、サッと拭くことでカンタンにキレイになるので、お手入れしやすいでしょう。
高木金属 耐熱ガラスオイルポット KWP-GN-Wの詳細 | |
本体サイズ | 18×14×16.3cm |
参考価格 | 4,166円 |
重量 | 680g |
油保存可能容量 | 0.7L |
素材 | 耐熱ガラス |
ろ過フィルター | 活性炭ろ過フィルター |
エブリック ER-7574
おすすめのポイント
- フッ素加工した鉄製の本体
- 目がきめ細やかな網
本体にはフッ素加工が施してあり、油汚れが付きにくく洗いやすいので、日々のお手入れが楽でしょう。
本体や網などはすべて分解して、洗うことができるので衛生的です。
受け皿が付いているので、キッチンが汚れにくいですよ。また、受け皿が凸凹仕様なので本体を持ち上げた時に、くっついてしまうのを防ぎます。
目の細やかな網が油のカスや不純物を取り除き、油をキレイにしてくれるでしょう。
取っ手は内側が凸凹しており握りやすく、万が一油が手についてしまっても滑りにくいですよ。
1.3Lと大容量なので、家族の人数が多い方におすすめのオイルポットです!
和平フレイズ エブリック ER-7574の詳細 | |
本体サイズ | 190×152×160mm |
参考価格 | 1,433円 |
重量 | 460g |
油保存可能容量 | 1.3L |
素材 | 鉄(ふっ素樹脂加工) |
ろ過フィルター | 網 |
小さなオイルポット For 油 A-77105
おすすめのポイント
- 安心の日本製
- 液垂れしにくい2重構造
コンパクトサイズなので、キッチンに置いても作業しやすく、収納する際にも場所を取りません。
片手でフタが開閉できたり、2重構造の注ぎ口は液垂れしにくかったりするので、油で汚れにくく作業しやすいでしょう。また、フタは大きく開くので鍋に油が注ぎやすいですよ。
オイルポットとしてだけでなく、網に揚げ物を乗せて油切りとしても使うこともできるのでとても便利です。
日本製でつくりがしっかりしており丈夫なステンレス製なので、長い間安心して使うことができるでしょう。
質がよく、コンパクトで使い勝手のよいオイルポットを探している方におすすめです。
アーネスト 小さなオイルポット For 油 A-77105の詳細 | |
本体サイズ | 幅19.0× 奥行14.5× 高さ1.0cm |
参考価格 | 2,400円 |
重量 | 約310g |
油保存可能容量 | 0.6L |
素材 | ステンレス |
ろ過フィルター | 網 |
ロカポ NOL-800
おすすめのポイント
- 琺瑯(ホーロー)で作られている
- フタが受け皿として使える
鉄とガラス質からできている、琺瑯(ホーロー)のオイルポットです。
琺瑯は、油の風味が変化しにくい特徴があり、職人が1つずつ丁寧につくっています。
また、琺瑯は汚れがつきにくいので、キッチンペーパーなどでサッと拭くだけで汚れが落ちるでしょう。
網と活性炭入りカートリッジでろ過した油は、臭いや汚れが取り除かれ、気持ちよく再利用できる状態になります。
フタを裏返せば、ろ過器の受け皿として使えるので便利でしょう。
一度に0.8Lの油が漉せます。ろ過器を取り外せば、2.3Lの油を保存しておくことができるので、油をたくさん保存しておきたい方におすすめです。
野田琺瑯 ロカポ NOL-800の詳細 | |
本体サイズ | 幅18.5×奥行き14×高さ21cm |
参考価格 | 5,036円 |
重量 | 850g |
油保存可能容量 | 2.3L |
素材 | 琺瑯(ホーロー) |
ろ過フィルター | 活性炭入りカートリッジ、網 |
オイルポット EP-D696S
おすすめのポイント
- 3層のろ過構造
- 使い捨てできるペーパーフィルターと活性炭カートリッジ
メッシュフィルター・ペーパーフィルター・活性炭カートリッジの3層構造のろ過器は、油の細かい不純物までキャッチできるので、油を気持ちよく再利用できるでしょう。
ろ過器と本体を分解できる2段構造なので、ろ過器の部分だけを取り外して油を保管することができます。
活性炭カートリッジは、10回ほど繰り返し使えるので経済的でしょう。また、ペーパーフィルターと活性炭カートリッジは、使い捨てることができます。
ろ過器はすべて分解することができるので、お手入れしやすく汚れを落としやすいですよ。
しっかりと油をろ過したい方に適しているオイルポットです。
ツインバード オイルポット EP-D696Sの詳細 | |
本体サイズ | 幅18.5×奥行き15.0×高さ18.5cm |
参考価格 | 3,672円 |
重量 | 510g |
油保存可能容量 | 0.8 L |
素材 | SUS |
ろ過フィルター | 活性炭カートリッジ |
オイルポットの使い方
油を鮮度のよい状態で保存しておくことができるオイルポットですが、どのように使うのでしょうか?
オイルポットの使い方や、お手入れの方法を解説します。
油をこす
はじめに、使い終わった油の表面に浮いている大きなカスを取り除きます。
次に、油をオイルポットに注いでこしましょう。
油は冷えると粘り気が出てしまい、うまく漉せなくなります。そのため、油に程よく熱が残っている状態の時に、油をこし終えましょう。
オイルポットに入っている油の熱が冷めたら、フタをします。熱が残っている状態の時にフタをすると、フタの内側に水滴が付き油に水が入ってしまうので、必ず油の熱が冷めてからフタをしましょう。
オイルポットの種類によって耐熱温度にそれぞれ違いがあるため、必ず耐熱温度を確認しましょう。
こし網タイプはキッチンペーパーを使う
こし網タイプは、紙フィルターや活性炭フィルターと比べてろ過機能が高くないので、キッチンペーパーを網の上に乗せて油をこすようにすると、きれいな油が保管しやすいです。
温度が高い油はサラサラなので、キッチンペーパーには揚げかすなどだけが残りやすいという特徴があります。
キッチンペーパーというどのご家庭にもあるもので、フィルター類などの購入をせず、より効果的にろ過できるのでぜひ実践してみてください。
油を保存する
油は空気に触れると、空気中に含まれている酸素と結合し、酸化していきます。
他にも、日に当たることで酸化が徐々に進んでしまいますので、油は冷暗所で保管するようにしましょう。
また、油を保管する際は必ずオイルポットのフタを閉めて、油ができるだけ空気に触れないように保管します。
フタをして油を保管することによって、ホコリやチリが入らないので衛生的です。
このように適切な場所で保管すると油の鮮度を保つことができますので、次に油を使った時も風味のよい油を味わうことができます。
洗い方
まずは、オイルポットの内側についている油をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
ある程度の油が取り除けたら、オイルポットに大さじ3杯の重曹をふりかけ、お湯を注ぎ一晩放置します。オイルポットを放置し終えたら、スポンジで内部をやさしく洗いましょう。
また、オイルポットの外側についた油や汚れは、キッチンペーパーで軽く拭き取り、重曹をふりかけてスポンジで洗い落とします。
こし網は、鍋や容器に大さじ1杯の重曹とお湯を入れ、しばらくの間つけ置きします。その後、流水で軽く洗いスポンジでやさしく洗いましょう。
油を別の容器に入れ替えてオイルポットを洗うのは大変なので、油を使い切った時や古くなった油を捨てるタイミングで洗うことをおすすめします。
気を付けて使用するようにしましょう。
油の再利用をする上での注意点
油を再利用できるのは便利ですが、いつまで使えるのかのラインが分からなくなってしまうこともあるでしょう。
そこで、再利用している油の状態をよく観察することが重要になってきます。
必ず油の色や臭いのチェックや、再利用できる回数・期間を確認してから再利用しましょう。
こんな状態の油は再利用しないで!
油を加熱した時に泡が消えにくくなっている場合は、油が酸化してきている証拠です。
油が酸化してきたようであれば、少しもったいない気もしますが再利用せずに捨てましょう。
また、油からイヤな臭いがする場合や油の粘り気が強くなり、揚げ物の油切れが悪くなってきた場合も油が酸化してきています。
色が濃くなったりしてきた場合も、油が古くなってきているので再利用せずに処分しましょう。
油の再利用は2~4回まで!
油の再利用できる回数は、2〜4回が目安です。
ただし、揚げる食材によって油が劣化したり汚れたりするスピードが異なりますので、油の状態をよく見てから再利用できるのか慎重に判断する必要があります。
また、再利用している油の状態がよくても、使いはじめてから2〜3週間以内には使いきるように心がけましょう。
油の処分方法
使わなくなった油は、どのように処分すればよいのか困ってしまいますよね。
油を処分する時は、ビニール袋に丸めた新聞紙を詰め、そこに油を注いでいきます。この時、熱を帯びた状態の油を注ぐとビニールに穴が空いたり、やけどの原因になったりしますので、必ず油の熱が引いてからビニール袋に注ぐようにしましょう。
最後にビニール袋の口を結んで、燃えるゴミとして出します。
油を固めて捨てられるアイテムなども市販品で入手できるため、そういったものを使って油を処分するのも1つの手です。
水道に大量の油を流すと、排水管が詰まったり臭いがしたりする原因になるので、ご紹介した方法や市販の凝固剤を使って油を処分しましょう。
オイルポットに関するよくある質問
最後に、オイルポットに関するよくある質問をいくつかまとめました。
オイルポットを使用する際の不安はここで解決しておきましょう。
油を加熱した際に水分がはねてケガややけどの原因になりますので、水分が入ってしまった油は再利用しないことをおすすめします。
油に含まれている臭い物質ができるだけオイルポットの本体につかないように「油こし紙」を使うと、油特有のイヤな臭いがつきにくくなります。
特にオイルポットの底には油がこびりつきやすいので、ペースト状にした重曹を使ってお手入れすることをおすすめします。重曹にお湯を混ぜてペースト状にし、オイルポットの底や頑固な汚れ部分に塗って、放置したあとに洗い流しましょう。
まとめ
この記事では、おすすめのオイルポットと使い方や選び方のポイントをご紹介しました。
オイルポットは、油の中の不純物を取り除きキレイな状態に再生させ、油を保存しておけるので便利です。
揚げ物の油切りとして使えるものもあるので、重宝するでしょう。
保存しておきたい油の量や本体の素材・ろ過機能によって、自分にあったオイルポットを見つけてくださいね。