観葉植物おすすめ10選!初心者でも安心して育てられる植物を紹介
家に1つあるだけで部屋を華やかにしてくれる観葉植物。しかし観葉植物を買うにも、どれを選んだら良いのか、正しい育て方など気になる点がたくさんあります。
そこで今回は、観葉植物専門店店主の中山裕二さんにおすすめの観葉植物について教えていただきました。
他にも観葉植物の育て方や、育てる上での注意点についても紹介します。ぜひ参考にして、自分にぴったりの観葉植物を見つけてみてください。
この記事を読み進めることで、観葉植物の選び方や育て方を知ることができるでしょう。
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観葉植物、多肉植物、エアプランツ、など全般にわたり取り扱っている専門店を経営。枯らした植物は数知れず、もはやどうやったら枯れるのかを熟知。その知識を活かして植物の再生メンテナンスや園芸相談などの業務も承っている。
観葉植物の育て方
観葉植物は、種類によって育て方や管理方法が違います。そのため、勢いで買ってしまうと失敗してしまう恐れがあります。
せっかく買った観葉植物を枯れさせないために、水やりや日当たりなど正しい育て方を知って元気に育てましょう。
水やり
意外にも難しいと言われているのが水やりです。観葉植物は、ただ水をやれば良いわけではありません。こまめに水やりが必要なものもあれば、月に数回で良いものもあります。
間違った水やりをしてしまうと、腐らせてしまう恐れがありますので、必ず観葉植物に合わせて正しいタイミングで水をやってください。
では、どのタイミングで水やりをしたら良いのでしょうか?ポイントは「土が乾燥したとき」です。
乾燥をしていると、土の表面が乾いているため、指に土がつきません。割り箸をさし、まったく土がついてこない場合は、中まで乾燥しているサインです。
水の量は、鉢の底から流れてくるくらいがベスト。そうすることで土全体に水が行き渡り、土中に溜まったガスも排出してくれるでしょう。
ただし、受け皿に溜まった水をそのままにしておくと根腐れの恐れがあるので注意してください。葉や茎への水やりもお忘れなく。
肥料
肥料は、5月~9月頃がベストなタイミングです。冬に与えてしまうと栄養過多になってしまうので注意してください。
また肥料の種類は、チッソ・リン酸・カリウムに大きく分類されます。
チッソは葉や茎にタンパク質を与え元気にしますし、リン酸は花や実に働きかけ成長を促進します。カリウムは、根や茎に栄養を与え、丈夫で健康な植物へと育ててくれます。
また有機肥料・化学肥料・液体肥料・個体肥料でそれぞれ原料が異なります。
このなかで観葉植物に適しているのは化学肥料です。ニオイが少なく虫がつきにくので、室内でも安心して使えるでしょう。
植え替え
観葉植物は、買った鉢のままにしておくと窮屈で成長の妨げになってしまいます。そのため、1~2年に1回の頻度で植え替える必要があります。
一般的に土を新しくしたり、鉢を大きくしますが、目安としては鉢の底から根が出てきたときです。
他にも、水が表面しか染み込んでいない場合や鉢植えが倒れるようになると植え替えのサインになります。
すぐに作業ができるように、必要なものは準備しておきましょう。
日当たり
水やりの次に欠かせないのが日当たりです。ただし、陽射しが強い時間帯に日光浴をさせてしまうと、葉焼けの原因になります。
場合によっては弱ってしまうこともあるため、必ず観葉植物に合わせて調節してください。
また置き場所にも配慮が必要です。特に冬場は気温が下がりすぎないところを選び、温度管理をしてあげましょう。
日当たり重視で窓際に置くと結露など寒さの影響を受けて弱ってしまうことがありますので注意してください。
植物を育てるうえで大事なものは、なにより置き場所です。観葉植物、とひとまとめにしても種類は様々でそれぞれの品種ごとに寒さ、暗さなどの耐性が違います。
また、読んで字のごとし`植‘わっている`物’と書いて植物ですので、自分で動けない植物には周りの環境がすべてです。
弱ったらすぐに場所移動して最適な場所を見つけるようにしてあげてください。
観葉植物の選び方
簡単なようで、種類によって育て方が難しい観葉植物。初心者でも手軽に育てるには、どんな種類が良いのでしょうか?
観葉植物の選び方について解説します。
育てやすさ
育てやすい観葉植物は複雑な管理が不要なので、初心者はもちろんのこと忙しい方でも手軽に育てることができます。また乾燥に強いものも水やりの手間が省けるので育てやすいでしょう。
人気のパキラは、まさに育てやすい観葉植物として人気があります。Money Treeとも呼ばれており、日当たりの良い場所でも日陰でも年中元気に育ってくれます。
害虫の付きにくさもポイント
育てやすいものでも、お手入れが少ない方が初心者には嬉しいポイントですよね。
中でも害虫の付きにくい品種を選べば、駆除の手間もかからないうえ、虫が苦手な人でも管理しやすいです。
ガジュマル、サンスベリア、シェフレラ、クルシアなどが虫がつきにくいといわれている品種なので、その中から好みのものを選ぶのもおすすめ。
また、土の代わりに腐敗しにくいスポンジなどでも育つ植物であれば、土よりコバエが湧きにくいのでおすすめです。
耐陰性
日陰に強い観葉植物は、部屋でも安心して育てることができます。水やりをすればスクスクと育ってくれますから、入念なお手入れも不要です。
ただし環境に馴染む必要があるため、合わない場所に置いておくと元気がなくなってしまいます。
モンステラは、耐寒性・耐暑性もあり、特に日当たりの良い場所に置くと長生きすると言われています。
置き場所を決める、ということが大事です。
植物は自分で移動できないので置きたい場所に置いて弱らない植物を選んであげるのが大事です。
サイズ・価格
室内に置くものですから、サイズもチェックしたいところ。小さいサイズは狭い部屋でも場所を取りませんが、品種によっては植え替えが必要になります。
インテリアとしても映えさせたい方は、大きいサイズもおすすめでしょう。
ペペロミアやエバーフレッシュなどが人気です。
お店に並んでいたりオンラインストアなどで見た感じですと実際のサイズ感がぼやけてしまい、いざ置いてみたら大きすぎたなどというお話をよく耳にします。
小さければそのうち大きくなると考えることも出来ますが、大きいものは剪定するなどして切り詰めるしかないのでせっかく選んだ形が崩れてしまう事になります。
サイズ選びも慎重に行いましょう。
ペットに害がないか
ペットを飼っている場合は、ペットに害がない品種かどうかも確認が必要です。
例えば犬や猫にユリ科の植物が有毒とされている、というのは有名な話ですが、観葉植物にも有毒の品種がたくさんあります。
環境省からは「ディフェンバキア」「アイビー」「モンステラ」が中毒症状を起こす観葉植物と紹介されていますので、犬や猫を飼っている人は注意しましょう。
他にもポトスやアロエ、ドラセナなどもペットにとっては危険な植物になってしまうので、食べさせないような対策をして育てるようにしましょう。
参考:ペットが出会う危険な植物
アフターケア
アフターケアの有無も、観葉植物を選ぶときのポイントになります。お手入れが簡単なものなら自分でも行えますが、原因が分からない方や対処方法を知りたい方は、アフターケアを行ってくれるお店で購入するのもおすすめです。
他にも、風水や花言葉で選んだり、見た目で選んだり、自分の好みに合わせて購入してみてください。
自分が気に入った種類の植物を置くようにしましょう。植物に興味が持てないとついつい管理がおざなりになってしまいがちです。
植物は生きていますので、しっかり育ててあげればきちんと応えて美しく成長してくれます。
どうせならご自分の好きな植物を育ててあげてください。
初めて植物を育てられる方は普及種とよばれるどこのお店でもよく見かける種類のものから初めてみると良いと思います。
パキラやガジュマルなどですね。
上手に管理できるようになったら、今度は自分の好きな葉の形や色などで選んでみましょう。
お部屋の環境に合うかどうか心配であればぜひ相談のできるショップなどで色々聞いてみると良いと思います。
私としては、まず置いてみてから色々と調べて勉強していくのも楽しいと思います。
観葉植物専門店店主おすすめの観葉植物
おすすめ
サンスベリア 各種
おすすめのポイント
- 乾燥に強く、丈夫で枯れにくい
- 室内での空気清浄効果も期待できる
サンスベリアは熱帯地域や乾燥地域が原産地とされる植物で、乾燥に強く、初心者でも枯らさずに育てやすい観葉植物です。
暑さにも強いので、直射日光にさえ気を付ければ春から秋の間は屋外で育てることも可能。
ただし、乾燥に強い反面過失に弱いという特徴もあるので、風通しの良い場所においてあげるのが大切。
また、冬場の気温が10℃を下回った時には、冬眠状態になって生長が止まるため水やりが不要になることも。
複雑なお世話がいらないため、まさに初心者にも優しい観葉植物と言えます。
今回おすすめしたい観葉植物はサンスベリアです。
サンスベリアというとご存知の方はあの虎の尾と呼ばれるシマシマの葉の植物を思い浮かべると思われます。しかしながら、虎の尾と呼ばれる種類はサンスベリアのほんの一種類にしかすぎません。
アフリカなどに数十種類の仲間がおり、また様々な園芸品種が作出されています。そのどれもが、非常に乾燥に強く扱いやすいというのが特徴です。
暑さや暗い場所にもよく耐えますが、唯一の弱点は寒さに弱いということのみ。なので冬の間は暖かい場所に置いて土が乾ききってからお水を与えれば大丈夫というお手軽な植物です。
逆に夏は温度と日当たりがある程度あればぐんぐんと育ちます。育ててもインテリアとして置いてもカッコいいサンスベリアは、昨今様々な種類が流通していますので、色々とコレクションしてみても楽しいと思います。
サンスベリア の詳細 | |
参考価格 | 1,250円(税込)~ |
大きさ | 商品によって異なる |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 10℃ |
観葉植物おすすめ10選
続いては、『プロの逸品』がお届けするおすすめの観葉植物10選を紹介します。
上記の選び方を参考にしながら、自分に合った観葉植物を探してみてください。
▼商品名をタップすると詳細情報を確認できます。
プロのおすすめ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
商品画像 | |||||||||||
商品名 | サンスベリア | 花のギフト社 ガジュマル | 彩植健美 ポトス | 彩植健美 パキラ | 花のギフト社 モンステラ | ブルーミングスケープ サンスベリア | 彩植健美 ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木) | 花のギフト社 オリーブの木 | miipas アイビー ハイドロカルチャー | フラワーネット 日本花キ流通 フィカス ベンジャミン バロック | フe-RAN ストレリチア オーガス |
参考価格 | 1,250円(税込)~ | 2,950円(税込)~ | 8,400円(税込) | 8,400円(税込) | 4,580円(税込) | 4,270円(税込) | 8,800円(税込) | 2,880円(税込) | 1,980円(税込) | 3,980円(税込) | 15,400円(税込) |
大きさ | 商品によって異なる | 約10cm × 20cm | 約80~90cm × 40cm | 約80cm × 110cm | 約30cm × 50cm | 約55~70cm × 15~20cm | 約110~130cm × 40cm | 約15cm × 35cm | 約10~14cm × 12~16cm | – | 約60~120cm × 30~60cm |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 | 日当たりの良い場所、半日陰 | 半日陰 | 明るい窓際 | 半日陰 | 日当たりの良い場所、半日陰 | 半日陰 | 日当たりの良い場所 | 日当たりの良い場所、半日陰 | 日当たりの良い場所、半日陰 | 日当たりの良い場所 |
耐寒・耐暑性 | 10℃ | 5℃以上を保つ | 10℃ | 10℃ | 5℃以上 | 10℃以下 | 15℃ | -3℃まで | 10℃以上 | 10℃ | 5℃以上 |
商品リンク | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
花のギフト社 ガジュマル
おすすめのポイント
- 沖縄ではキジムナーと呼ぶ
- 初心者でも育てやすい
ガジュマルは、主に沖縄から屋久島にかけて生息している植物です。「多幸の木」として知られており、初心者でも育てやすく、日陰でも元気に成長してくれます。
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルになったアンコールワットには、ガジュマルがどっしりと存在感を放っていると言われています。ちなみに、別名「締め殺しの木」とも。
多種多様な形は非常に個性的で、贈り物としても喜ばれます。
花のギフト社 ガジュマルの詳細 | |
参考価格 | 2,950円(税込)~ |
大きさ | 約10cm × 20cm |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 5℃以上を保つ |
彩植健美 ポトス
おすすめのポイント
- 数十メートルまで伸びる
- 日陰でも育てられる
ポトスは、幅広い層の方が「育てやすい」と太鼓判を押している観葉植物です。季節問わず緑の葉をつけ、ハート形が可愛いと評判。見ているだけで温かい気持ちにさせてくれます。
また日陰でも元気に育ってくれるので、温度管理さえ気をつけていれば冬でも枯れずに成長します。「永遠の富」「華やかな明るさ」という花言葉を持っているのも魅力的。
ポトスが成長すると、花が咲く場合もあると言われていますが、10年に1度咲くか咲かないかというほど貴重なので、長い年月をかけて育てる必要があります。
彩植健美 ポトスの詳細 | |
参考価格 | 8,400円(税込) |
大きさ | 約80~90cm × 40cm |
日当たり | 半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 10℃ |
彩植健美 パキラ
おすすめのポイント
- 日陰や乾燥に強い
- 大きいものは2メートル程
おしゃれなカフェに飾っていることが多いパキラは、メキシコや中南米といった熱帯地域に自生しています。
そのため、日当たりが良い場所や日陰でも育てることができ、サイズも10cmくらいの小さなものから2m程の大きいものまでさまざまです。
葉にも特徴があり、5~7枚が放射状に広がっています。元気なパキラは表面がツヤツヤとしているので、目視でも状態を把握することができます。
別名「Money Tree」。金運に良いと言われているのはそのためですが、風水的としてもとても人気があり、一家に1つ置いておくと運気アップになるでしょう。
彩植健美 パキラの詳細 | |
参考価格 | 8,400円(税込) |
大きさ | 約80cm × 110cm |
日当たり | 明るい窓際 |
耐寒・耐暑性 | 10℃ |
花のギフト社 モンステラ
おすすめのポイント
- サトイモ科の多年草
- 癒し効果がある
モンステラは、アクセサリーのモチーフにもなっているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
熱帯アメリカに生息しており、葉の深い切れ込みは独特な形をしています。そのため、一度目にすると忘れられない魅力があります。
観葉植物として流通しているのはホウライショウとヒメモンステラですが、同じモンステラでも葉の形がまったく異なります。そこもモンステラのおもしろいところです。
「嬉しい便り」「壮大な計画」といった花言葉を持っており、ポジティブな気持ちにさせてくれる観葉植物でしょう。
花のギフト社 モンステラの詳細 | |
参考価格 | 4,580円(税込) |
大きさ | 約30cm × 50cm |
日当たり | 半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 5℃以上 |
ブルーミングスケープ サンスベリア
おすすめのポイント
- 亜熱帯で61種自生
- 流通名はトラノオ
サンスベリアは、上に伸びた葉が印象的な亜熱帯に自生している植物です。
がっしりとした葉は分厚く、縞模様が個性的。まるで虎の尻尾のような模様をしていることから「トラノオ」という流通名が付けられました。
鉢植えにして育てるのが適しているため初心者でも育てやすいですが、成長とともに植え替えが必要になるので少々コツが要ります。
また、鉢植えの場合は数時間日の当たる場所に置くことも大切です。しっかり日光浴をさせることで、元気な植物に成長してくれるでしょう。
ブルーミングスケープ サンスベリアの詳細 | |
参考価格 | 4,270円(税込) |
大きさ | 約55~70cm × 15~20cm |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 10℃以下 |
彩植健美 ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)
おすすめのポイント
- 邪気を払ってくれる
- 新築祝いや開店祝いに
ドラセナ・マッサンゲアナはあまり聞きなれない植物ですが、「幸福の木」と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。
濃い緑と鮮やかなライムグリーンが美しい葉が印象的で、見るからに縁起が良いのが分かります。
また生命力も旺盛なので、長寿としても知られています。長くじっくり育てたい方にぴったりでしょう。
風水的にとても良いとされるため、気の通りが多い玄関や人が集まりやすいリビングにおすすめです。部屋を明るくし、ポジティブン気持ちにさせてくれるでしょう。
彩植健美 ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木) の詳細 | |
参考価格 | 8,800円(税込) |
大きさ | 約110~130cm × 40cm |
日当たり | 半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 15℃ |
花のギフト社 オリーブの木
おすすめのポイント
- 寒さに強い
- 幸せを呼ぶ木
オリーブの木は、国連のモチーフになっていることでも知られています。そのため、さまざまなシーンで利用され、世界中で愛されているのが特徴です。
またお手入れが簡単なのもオリーブの木ならでは。水のやりすぎには注意が必要ですが、落ち葉が少なく1年を通して鮮やかな葉を楽しめるのは非常に魅力的でしょう。
実がなる可能性は低いですが、日本ではアルベキナ種やルッカ種などが実を作る場合があると言われています。ただし2種以上植える必要があるため、やはり単独では難しくなります。
花のギフト社 オリーブの木の詳細 | |
参考価格 | 2,880円(税込) |
大きさ | 約15cm × 35cm |
日当たり | 日当たりの良い場所 |
耐寒・耐暑性 | -3℃まで |
miipas アイビー ハイドロカルチャー
おすすめのポイント
- 耐陰性と耐寒性に優れている
- 水耕栽培でも育てられる
アイビーは、耐寒性にも耐陰性にも優れたウコギ科キヅタ属のつる性植物です。
北アフリカやヨーロッパ辺りに自生しており、グレーやライトグリーンといったマーブル模様の葉がインテリアにも適しています。
また、家庭で育てやすいことでも知られています。特に日の当たらない場所でも、しっかり成長してくれるので、水やりと病害虫にさえ気をつければ安心です。
ただし、斑入りのものは直射日光に弱いため、葉焼けには十分注意してください。
miipas アイビー ハイドロカルチャーの詳細 | |
参考価格 | 1,980円(税込) |
大きさ | 約10~14cm × 12~16cm |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 10℃以上 |
フラワーネット 日本花キ流通 フィカス ベンジャミン バロック
おすすめのポイント
- 環境適応能力が高い
- 枯れにくい
部屋に1つあるだけで華やかにしてくれるフィカス・ベンジャミン・バロック。くるくるとカールした葉は可愛い印象を与え、光沢感があります。
また環境適応能力が高いので比較的どんな環境でも育ってくれますが、環境の変化は嫌いなため、できるだけ安定した場所で育てるのがポイントです。
花言葉は「信頼」「家族の絆」「夫婦の愛」。そのため、家族や夫婦への贈り物にもぴったりでしょう。
フラワーネット 日本花キ流通 フィカス ベンジャミン バロックの詳細 | |
参考価格 | 3,980円(税込) |
大きさ | – |
日当たり | 日当たりの良い場所、半日陰 |
耐寒・耐暑性 | 10℃ |
e-RAN ストレリチア オーガスタ
おすすめのポイント
- 由来は皇帝ニコライ一世
- 極楽鳥を連想させる
ストレリチア オーガスタは、存在感のある大きな葉が特徴的です。葉が成長するとくるんと巻いた角のようなものが伸びてくるので、さらにインパクトのある観葉植物になります。
また葉は極楽鳥を連想させ、店やオフィスのシンボルツリーとしても活躍します。
基本的に乾燥に強いため育てやすいと言われていますが、日当たりと水やりには注意が必要です。
そのため、春から秋にかけてはたっぷり、冬は少なめを目安に与えましょう。寒い日に水やりをしすぎると根腐れを起こすので注意してください。
e-RAN ストレリチア オーガスタの詳細 | |
参考価格 | 15,400円(税込) |
大きさ | 約60~120cm × 30~60cm |
日当たり | 日当たりの良い場所 |
耐寒・耐暑性 | 5℃以上 |
観葉植物を育てる上での注意点
安心安全に観葉植物を育てるには、明るさや湿度、気温などを意識する必要があります。
「いつもすぐ枯らしてしまう」「根腐れしてしまう」という方は、もしかしたら間違った育て方をしているかもしれません。
必ずしも日光浴が良いわけではない
植物は、水分をしっかり与え、たっぷり日光浴をしてあげたほうが良いと思われがちです。
しかし実際は、根腐れや葉焼けの原因になるため、直射日光は避けなければいけません。また季節によって日当たりを調節する必要があります。
夏場なら太陽が昇りきる午前中に、冬場は気温が高い時間帯(11時~14時頃)に日に当てるのがベスト。
観葉植物にも耐陰性があるものとそうでないものがありますから、日陰に弱いものはしっかり日光浴をさせてあげてください。
湿度と気温に気をつける
湿度と気温もとても重要です。ほとんどの観葉植物は高温多湿でも問題なく育ちますが、大体50~60%がベストと言われています。湿気が多いほどよく育つ植物には、積極的に水やりをしましょう。
一方で気温は、高すぎるとNG。最低でも10℃以上は必要になり、25℃前後が快適です。なかなか気温が上がらない冬場は、暖房器具で工夫をしてみてください。
また玄関や北側は年中を通して気温が上がりにくいので、なるべく日当たりが良い部屋に置きましょう。
風通しの良いところ
湿度が高いところでもしっかり育ってくれる観葉植物ですが、だからと言って風通しが悪い場所は病気やカビの原因になります。
特に湿度が高い季節は、定期的に窓を開けたり、サーキュレーターなどを使用して風通しを良くしてあげましょう。
プラントハンガーを使用するのもおすすめです。
観葉植物を育てるうえでなにより注意していただきたいのは、その植物の変化を見逃さない、ということです。
成長して元気になっていく良い変化はモチベーションアップにつながりますし、葉が落ちたり萎れたりという悪い変化は早期発見することによりそれ以上弱るのを防ぐ目安になります。
いざという時のために相談できる場所を探しておくとよいかもしれませんね。
観葉植物に関するよくある質問
最後に、観葉植物に関するよくある質問をいくつかまとめました。
観葉植物を育てる際の不安はここで解決しておきましょう。
観葉植物には耐陰性が高い性質のものがあり、日陰でも元気に育ってくれます。たとえば、パキラやモンステラなどが挙げられます。しかし、日当たりの良い場所が必要な観葉植物は育ちにくいので注意してください。
観葉植物に合わせて選ぶのがベストですが、元気に育ちやすいのは「元肥入り」の土になります。肥料が入っているのですぐに使用できますし、初心者でも扱いやすいでしょう。病害虫を避けたい方は、ハイドロボールもおすすめです。繰り返し使用でき、エコなのもメリットです。
ハート型の葉が可愛いウンベラータは、初心者でも育てやすいと言われています。見た目が可愛いことからインテリアとしてもおすすめです。他にも、ドラセナやサンスベリアも室内向けの観葉植物。水やりの頻度が少ないので、育てやすいでしょう。
まとめ
この記事では、観葉植物についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
観葉植物は、種類によって日当たりや水やりなど育て方が異なるので、少しでも育て方を間違えてしまうと枯れてしまったり、根腐れを起こしてしまったり、きちんと成長できなくなってしまいます。
これから観葉植物を購入する方は、ぜひひとつひとつ慎重に選んでみてくださいね。