【家電のプロが教える】除湿機おすすめ10選!選び方から置き方まで詳しく紹介

花粉や梅雨の時期など、洗濯物を部屋干しにしなければならない日が続くと憂鬱ですよね。

湿気や特有のニオイが気になりますし、部屋のジメジメ感も悩みの種。そんな時に活躍するのが除湿機です。

しかし、各メーカーがさまざまな機能を搭載した除湿機を販売しているので、初めて除湿機を買う方にとっては「結局、どれが一番おすすめなの?」と迷ってしまうでしょう。

そこで今回は、テレビでも活躍する家電コンサルタント・大岩俊之さんおすすめの除湿機をご紹介!

他にも、プロの逸品編集部が厳選する除湿機おすすめ10選や、お部屋に合う除湿機の選び方、効率的な使い方についても解説します。

この記事を参考にして、お部屋にぴったりな除湿機を見つけましょう!

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最終更新日:2024年2月21日
大岩俊之監修者

家電コンサルタント

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家電製品総合アドバイザー。 ITエンジニアからメーカー営業に転身。電子部品メーカー・半導体商社で家電メーカー向け営業、パソコンメーカーで家電量販店向け営業をしていたため、家電の裏事情に詳しい。 TBS『ラヴィット』や東海地区の番組にも出演。 趣味は、家電、カメラ、最新テクノロジーの追っかけ。

 除湿機の種類

除湿機の種類

除湿機は文字どおり部屋の湿度を取り除く機器であり、湿度を下げることで快適に過ごせるようになります。

湿気の多い部屋だと、ジメジメ感が気分的に不快なだけでなく、カビの繁殖を促して健康的にもよくありませんし、夏場に湿気が多いと、余計に暑苦しく感じてしまいます。 

日本の気候の特徴として湿度の高い地域が多く、除湿機を活用すると快適に過ごせるようになるのは間違いないでしょう。

ただ除湿機にも種類があり、それぞれの目的に合わせて選ぶことが大切です。そこでここでは、除湿機の種類について解説します。

  1. コンプレッサー方式
  2. デシカント方式
  3. ハイブリッド方式

コンプレッサー方式

コンプレッサーを動かして、フロンガスなどの冷媒をパイプ内で循環させて冷却し、湿った空気を冷やして水滴にすることで除湿する方式です。 

エアコンの除湿機能と、同じ原理と考えればイメージしやすいでしょう。

エアコンでは除湿の際に、発生する水をドレンホースから排水しますが、除湿機では機器のタンク内に水を溜めるタイプが多いです。 

梅雨や夏場に利用すれば、効率のよい除湿効果を得ることができますが、機械音は大きめで重量もあるため、寝室での利用や除湿機を移動させての利用を考えている方には不向き。気温の低い冬場の除湿にも向きません。

デシカント方式

デシカント方式の除湿機は、湿気を含んだ空気がデシカント素子で構成された乾燥剤のフィルターを通ることで、フィルターに湿気を吸着させて乾いた空気を吹き出す方式です。 

フィルターに吸着した水分は、電気ヒーターで温められて熱交換器内で冷やされ、水滴となりタンクに溜まります。

室温が低下しても高い除湿能力を保つので、冬場でも利用可能で1年を通じて利用できる除湿機 

ただし、電気ヒーターを内蔵しているので電気代が高くなることと、乾いた空気は温度が上がるため夏場には不向きなケースもあります。

ハイブリッド方式

ハイブリッド方式は先の「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」の、両方のいいところ取りをした除湿機です。 

コンプレッサー方式によって夏場や梅雨時期にメリットがあり、秋冬にはデシカント方式にて、室温が下がっても高い除湿機能を維持することが可能。 

1年中除湿機を利用したい方にはおすすめですが、コンプレッサーを搭載するので本体が大きく重たくなるのがデメリットです。

 

除湿方式ハイブリッド方式デシカント方式コンプレッサー方式

梅雨時期の除湿能力
(約20℃

★★★★★★★★★★★

冬時期の除湿能力
(約10℃

★★★★★★
電気代★★★★★★
特徴1年中利用可能冬に強いが夏場は部屋の温度が上がる冬は除湿両能力が低下 
大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
コンプレッサー式は、電気代が抑えられますが、音が気になる方、特に、寝室で使う方には不向きかもしれません。音が気になるかどうかは、個人差があるようです。

デシカント式は、年中通して使えますが、ヒーターを使うため電気代がかかるのと、温かい空気が出てくるため、少し室温が上がってしまいます。

梅雨から夏の時期に使用する場合は、どうしても、コンプレッサー式が主流になってしまいます。ハイブリッド式は、高すぎて候補から外れてしまう方も多いでしょう。

 除湿機の選び方

除湿機の選び方

除湿機を選ぶには先に解説した種類はもちろん、スペックや価格、付属機能などを比較して選ぶ必要があります。

近年では単に部屋の湿度を除去するだけでなく、部屋干しの衣類乾燥機能を搭載した除湿機が人気。

そのほかにも除湿機能を搭載した空気清浄器など、さまざまなタイプの除湿機が登場しています。

ここでは、除湿機の選び方のポイントについて解説します。

部屋干しする家庭では衣類乾燥機能搭載がおすすめ

除湿機の使い方が部屋干しの衣類を早く乾燥させるためであれば、衣類乾燥機能を搭載した除湿機がおすすめ

乾燥機能が非搭載の除湿機と比べると、乾燥スピードが速く送風力も強いので、家族の多い家庭でも大丈夫です。

部屋干しの衣類が早く乾燥できるため独特の匂いを抑えられますし、衣類乾燥機にペットやたばこのにおいを抑制する機能が付帯するタイプもあります。

ルーバーの有無もチェック

乾燥機能付きのものは、送風で衣類を乾かしてくれますが、風を送る向きによっては衣類が多いと乾かしきれないなどの問題も生じます。

ルーバーがあれば風の向きをコントロールすることができるので、広範囲に干された洗濯物も短時間で乾かしやすくなります。

送風のパワーを調整できると電気代を安くできたりもするので、衣類乾燥機能搭載の場合は、ルーバーの有無と風速調整ができるかどうかも確認しましょう。

除湿機の方式で選ぶ

先に解説したとおり除湿機には、コンプレッサー方式・デシカント方式・ハイブリッド方式の3種類があります。

それぞれの特徴は既にお伝えしたとおりですが、夏場や梅雨時期にしっかり除湿したい方にはコンプレッサー方式の除湿機が、秋から冬にかけて室温が低下する時期にしっかり除湿したい方には、デシカント方式の除湿機がおすすめです。

1年をとおして除湿機を使用したい方には、ハイブリッド方式がおすすめ。

どのように使うかによって、除湿機の方式を考慮するのもポイントです。

大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
寝室で使う人、音が気になる人、冬にも使う人は、デシカント式がおすすめです。
電気代を抑えたい人、梅雨から夏の時期に使用する人は、コンプレッサー式がおすすめです。

お手入れのしやすさは?

除湿器はタンクやフィルターの定期的なメンテナンスが必要になります。

タンクの容量が大きいタイプであれば、タンク内に溜まる水を捨てる回数は少なくなりますが、水を捨てずに使っていると内部にカビが発生する可能性があります。

基本的には、こまめに水は捨てるようにした方が良いので、タンクの持ち運びやすさや洗いやすさなどもチェックしましょう。

例えば、タンクに蓋ができるタイプであれば、排水する際に水を零さないように運べます

フィルター類も外しやすいものであれば、お掃除が簡単に行えますね。

もし就寝中や外出中でも使用したい場合は、2~3L以上のタンク容量や、ホースをつなげることで連続排水できるタイプのものがおすすめです。

除湿能力で選ぶ

同じ方式の除湿機でも、機器によって除湿能力が異なってきます。大は小を兼ねるといいますが、狭い部屋に大容量のスペックを持つ除湿機を置いては無駄になってしまいます。

逆に、広い部屋に能力の低い除湿機を置いたのでは、しっかり部屋を除湿できません。

部屋の大きさに見合った除湿機を選ぶのは、失敗しないポイントです。

除湿能力(1日あたり)木造住宅鉄筋住宅
4.5~6.3L 6~8畳未満13~16畳未満
6.3~8.0L8~10畳未満

16~20畳未満

8.0~11.0L10~14畳未満20~28畳未満
11.0~18.0L14~23畳未満28~45畳未満
大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
除湿能力もチェックしましょう。除湿能力の低いものを買って効果が薄れるよりは、若干、大きめの部屋に対応したものがおすすめです。

特に、リビングでの使用、室内干しする部屋で使用する場合は、大きめのサイズを選びましょう。

搭載する機能で選ぶ

除湿機のモデルによってはさまざまな機能が搭載されていて、使える機能があればより便利に除湿機を活用できます。

ここでは、代表的な搭載機能を紹介しておきますので参考にしてください。

  • 温度センサー
  • 湿度センサー
  • 冷風機能
  • 空気清浄機機能
  • カビブロック
  • 自動停止機能
  • 連続排水
  • 除菌機能
  • 内部乾燥機能
  • タイマー機能
大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
機能や方式も大切ですが、なるべく除湿能力の高い製品を選びましょう。
値段や方式に目が向きがちですが、実際に除湿できなければ意味がありません。
最近は、衣類乾燥を目的に使う人が多いようです。

家電コンサルタントおすすめの除湿機

プロの
おすすめ
アイリスオーヤマ

サーキュレーター衣類乾燥除湿機  IJD-I50-WH

サーキュレーターのついた除湿機でWパワーで乾燥

おすすめのポイント

  • 静音29デシベルで静か
  • 湿度が55%以上の時は自動で除湿

アイリスオーヤマのサーキュレーター衣類乾燥除湿機は、サーキュレーターのついた除湿機で、衣類を素早く乾かし、部屋干し時間を短縮できます。

弱モードだと、静音29デシベルで静かなので、お部屋のどこでも安心して使用できます。

首振りモードは50・70・90度の3段階で調節が可能。センサーが湿度を感知し、部屋の空気中の水分量をランプでお知らせ。

おまかせモードがついているので、湿度が55%以上の時は自動で除湿してくれます。

大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
除湿機にサーキュレーターが付いているため、大容量の風を送ることができます。

風の向きや角度をコントロールできるため、部屋に干した衣類を乾燥させるには、ピッタリで、スピード乾燥が可能。

デシカント式のため、1年中使える上に、除湿機、サーキュレーター単独でも使用することができる、便利な商品です。

アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50-WHの詳細
価格22,800円(税込)
容量2500ml
製品寸法64×28.7×23.4cm
お手入れ方法布拭き

除湿機おすすめ10選

おすすめの除湿機

続いては、『プロの逸品』がお届けするおすすめの除湿機10選を紹介します。

上記の選び方を参考にしながら、自分に合った除湿機を探してみてください。

▼商品名をタップすると詳細情報を確認できます。

プロおすすめ12345678910
商品画像
アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50-WH
商品名アイリスオーヤマ
サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50-WH
シャープ
CM-N100-W
CORONA
CD-P63A2(W)
三菱電機
MJ-P180RX-W
CORONA
CD-H10A(K)
アイリスオーヤマ
IJCP-J160
シャープ
CV-P60-W
パナソニック
F-YHVX120-W
シャープ
CV-EF120-W
日立
HJS-DR601
シャープ
KI-LD50-W
価格22,800円(税込)27,350円(税込)21,800円(税込)40,800円(税込)39,800円(税込)28,500円(税込)16,999円(税込)70,000円(税込)27,800円(税込)
※12L・11畳タイプ
17,442円(税込)45,000円(税込)
※ハイグレードタイプ
容量2500ml2500ml3,500ml4,700ml4,500ml5,000ml1,500ml3,200ml3,100ml約2,500ml400ml(除湿・加湿トレー)
製品寸法64×28.7×23.4cm23.5 x 31.5 x 57.5cm
重さ 12.5kg
22 x 33 x 51.5cm

重さ 7.9kg
59.4 x 37.2 x 28.1cm

重さ 14.9kg
36.5 x 20.2 x 57cm

重さ 12kg
28.3 x 38.4 x 65.9cm

重さ 18kg
30 x 30 x 32.3cm

重さ 約6.7kg
58.3 x 37 x 22.5cm

重さ 約13.9kg
36 x 26 x 56.5cm

重量 約12.4kg
30.1 x 20.4 x 50.2cm

重さ 5.9kg
28.5 x 35 x 65.6cm

重さ 13.98kg
お手入れ方法布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き布拭き
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画像:amazon.co.jp
1.
シャープ

CM-N100-W

衣類乾燥・除湿・消臭・冷風の1台4役の除湿機

おすすめのポイント

  • 衣類や部屋の匂いも爽やかにする消臭機能付き
  • プラズマクラスターが部屋干し特有の匂いを制御

シャープ CM-N100-Wは、シャープ独自のプラズマクラスターを搭載している、衣類乾燥・除湿・消臭・冷風の1台4役と活躍する除湿機です。 

プラズマクラスターにて、部屋干し特有の生乾き臭を消臭しながら乾燥させるので、嫌な匂いが残りません。

また、部屋のなかのペットやたばこの匂いも消臭できるので、いつでも爽やかな部屋でいられます。 

除湿においてもプラズマクラスターが活躍し、カビ菌の増殖を抑えてくれます。

さらに、室温よりも約10℃低い除湿された冷風を送り出すので、夏場やお風呂上がりの火照った体にはとても便利。

暑い日には、エアコンの風の届かない場所の冷房をサポートできます。

シャープ CM-N100-Wの詳細
価格27,350円(税込)
容量2500ml
製品寸法23.5 x 31.5 x 57.5cm
重さ 12.5kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
2.
CORONA

CD-P63A2(W)

10年間交換不要フィルター搭載の衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • 梅雨でも冬でもしっかり部屋干しできる
  • コンパクト設計なのに除湿力は6.3Lと大容量

CORONA(コロナ) CD-P63A2(W)は、梅雨でも冬でもしっかり部屋干しできる、10年間交換不要フィルター搭載の衣類乾燥除湿機です。 

安心の日本製品で洗濯物2kg相当なら173分で乾燥でき、ワイシャツ1枚なら約42分と即効で乾かすことができます。 

コンパクト設計ながら除湿力は高く、1日の最大除湿量は約6.3Lと頼もしいスペック。

水捨て回数が少なくて済む3.5Lのビッグタンクは、60Hz地域では連続運転約13時間、50Hz地域での連続運転は約15時間を実現させています。

CORONA CD-P63A2(W)の詳細
価格21,800円(税込)
容量3,500ml
製品寸法22 x 33 x 51.5cm
重さ7.9kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
3.
三菱電機

MJ-P180RX-W

大家族世帯にぴったりな大容量タイプの衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • 冬モード搭載なので室温1℃でもパワフルに除湿
  • 4.7Lの大容量タンクとホースで連続排水が可能な2WAY仕様

三菱電機 MJ-P180RX-Wは、パワフルな大容量タイプの衣類乾燥除湿機なので大家族世帯や子育て世帯など、洗濯物の多い家庭に最適です。

ハイパワー除湿で広い部屋でも即効に除湿できるので、いつでも部屋を爽やかに保てます。

冬モード搭載で自動霜取りが可能なので、室温1℃でもパワフルに除湿できるのも魅力的。

排水回数が少なくなる大容量の4.7Lタンクと、ホースをつなげば連続排水が可能な2WAY仕様なのもうれしい機能です。

除湿能力は50Hz地域では15.5L/日、60Hz地域では18L/日と大容量なので、部屋全体をしっかり除湿できます。

三菱電機 MJ-P180RX-Wの詳細
価格40,800円(税込)
容量4,700ml
製品寸法59.4 x 37.2 x 28.1cm
重さ 14.9kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
4.
CORONA

CD-H10A(K)

高性能でシンプルデザインが魅力の衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • 最大10Lの強力除湿でたっぷり部屋干しできる
  • 消費電力が少なく電気代が抑えられるコンプレッサー方式を採用

CORONA(コロナ)  CD-H10A (K)は、消費電力が少なく電気代が抑えられるコンプレッサー方式を採用した、高性能でシンプルデザインが魅力の衣類乾燥除湿機です。 

1日あたりの除湿量は最大10Lなので、強力除湿でたっぷり部屋干しが可能。

標準モード・ecoモード・夜干しモード・厚物モードの4つのモードを搭載し、寝ている間に洗濯物を乾かすことができます。

また、厚手のデニムなどには温風にてしっかり乾かせますし、スイングの方向も選べて、洗濯物に対して無駄なく風を送れます。

タンク容量も4.5Lの大容量なので、水を捨てる回数が少なくて面倒がありません。

CORONA(コロナ) CD-H10A(K)の詳細
価格39,800円(税込)
容量4,500ml
製品寸法36.5 x 20.2 x 57cm
重さ 12kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
5.
アイリスオーヤマ

IJCP-J160

除湿・部屋干し・空気清浄機の3役をこなす空気清浄機付除湿機

おすすめのポイント

  • 除湿機能40畳、空気清浄20畳のハイスペック
  • 1日約16Lのパワフル除湿で部屋干しもラクラク

アイリスオーヤマ IJCP-J160は、除湿・部屋干し・空気清浄機の、3役をこなす空気清浄機付除湿機です。

しかも、除湿機能40畳、空気清浄20畳のハイスペックで、1日約16Lのパワフル除湿で部屋干しもきれいに乾きます。

自動・手動・静音・衣類乾燥の各モードを自由に選べるので、用途に応じて使い分けが可能。

タンクも約5Lの大容量なので、水を捨てに行く回数が少なく、取り外しもスライドして端を開けるだけで排水できる、うれしい設計がなされています。

花粉・PM2.5・黄砂などを95%以上除去し、部屋の空気をきれいにしながらパワフル除湿する、1年中大活躍の除湿機です。

アイリスオーヤマ IJCP-J160の詳細
価格28,500円(税込)
容量5,000ml
製品寸法28.3 x 38.4 x 65.9cm
重さ 18kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
6.
シャープ

CV-P60-W

360°全周吹き出し・省スペース設計の衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • プラズマクラスター搭載で生乾き臭をブロック
  • デシカント方式で冬場もしっかり部屋干しを乾かす

シャープCV-P60-Wは、高さ約32cmのコンパクトで省スペース設計の衣類乾燥除湿機です。本体上部全体が吹き出し口となるため、360°全周吹き出しが可能。

洗濯物の真下から効率よく風を吹き上げるので、しっかり無駄なく衣類を乾燥できます。

シャープ独自のプラズマクラスターを搭載し、生乾き臭をブロックして嫌な匂いが残りません。

デシカント方式でヒーターを使用するので、寒い冬でも高い除湿能力を誇り、しっかり部屋干しを乾かします。

コンパクトでも2kgの洗濯物を、約99分で乾かすことが可能なパワフルさも魅力です。

シャープCV-P60-Wの詳細
価格16,999円(税込)
容量1,500ml
製品寸法30 x 30 x 32.3cm
重さ 約6.7kg
お手入れ方法布拭き
画像:rakuten.co.jp
7.
パナソニック

F-YHVX120-W

大容量ハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • 約2kgの洗濯物を約75分でスピード乾燥
  • ナノイーX搭載で部屋干しの生乾き臭を防ぐ

パナソニックF-YHVX120は、大容量ハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機で、約2kgの洗濯物を約75分で1年中スピード乾燥できます。

しかも進化したナノイーX搭載で、部屋干しの生乾き臭を防ぐうれしい機能を搭載。

ハイブリッド方式による衣類乾燥除湿機として、 国内累計販売台数100万台を誇り、パナソニックの特許技術にて、コンプレッサー方式で梅雨や夏に強く、デシカント方式で秋・冬に強い、1年中をとおして強い除湿力を誇っています。 

さらに、左右独立したツインルーバーとワイド送風にて、大量の部屋干しも一気に乾かすことが可能です。

パナソニックF-YHVX120-Wの詳細
価格70,000円(税込)
容量3,200ml
製品寸法58.3 x 37 x 22.5cm
重さ 約13.9kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
8.
シャープ

CV-EF120-W

プラズマクラスターを集中照射する「スポット消臭」を搭載

おすすめのポイント

  • プラズマクラスターのスポット消臭で生乾き臭を失くす
  • 上下最大180°の広角自動スイングルーバーで衣類を素早く乾燥

シャープ CV-EF120-Wは、独自のプラズマクラスターを集中照射する「スポット消臭」を搭載する、 除湿機 兼 空気清浄機です。

プラズマクラスターによって衣類の消臭だけでなく、花粉やPM2.5、汗臭、タバコ臭、ペット臭など、部屋の空気をきれいにする空気清浄機能を搭載。

衣類乾燥の乾きムラを抑える最大180°送風が可能な、広角自動スイングルーバーにて、2段干しの衣類や床に置いた靴までもしっかり乾燥させます。

除湿力は1日12Lの大容量なので、広いリビングでの衣類乾燥や部屋の除湿に高い効果があります。

シャープ CV-EF120-Wの詳細
価格27,800円(税込)
※12L・11畳タイプ
容量3,100ml
製品寸法36 x 26 x 56.5cm
重量 約12.4kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
9.
日立

HJS-DR601

手軽に持ち運べるコンパクトな衣類乾燥除湿機

おすすめのポイント

  • デシカント方式で1年中部屋干しを乾燥可能
  • コンパクトサイズで軽量なのでどこでも持ち運べる

日立 HJS-DR601は「私は、部屋干しを楽しんで暮らす」をコンセプトにした、コンパクト設計のどこでも持ち運べる衣類乾燥除湿機です。

 デシカント方式採用なので冬はもちろん、1年中洗濯物をカラッと乾燥できます。

熱触媒加工されたローター乾燥剤にて、臭いを吸着・分解する脱臭機能が搭載され、部屋の嫌な匂いを失くすことが可能。

重量は5.9kgと軽量なので、女性でも片手でどこへでも移動させられるので、下駄箱や脱衣所など家中で大活躍です。

風向きを選んで効率よく乾燥できる送風口や、約2.5Lの大容量タンクなど魅力満載の衣類乾燥除湿機です。

日立 HJS-DR601の詳細
価格17,442円(税込)
容量約2,500ml
製品寸法30.1 x 20.4 x 50.2cm
重さ 5.9kg
お手入れ方法布拭き
画像:amazon.co.jp
10.
シャープ

KI-LD50-W

衣類乾燥・除湿・加湿・空気清浄機とマルチに活躍する除湿機

おすすめのポイント

  • コンパクト設計なのに高い空気洗浄力を誇る
  • スイングルーバーで衣類を素早く乾燥できる

シャープ KI-LD50-Wは、衣類乾燥・除湿・加湿・空気清浄機と、マルチに活躍する除湿機。

独自のプラズマクラスターにて生乾き臭をスポット消臭し、付着するカビ菌の増殖を抑え込みます。

花粉やPM2.5なども除去する高い清浄機能にて、きれいな部屋の空気を保ちます。

さらに、加湿機能も搭載しているので、乾燥が気になる季節でもお肌の乾燥を防ぐことが可能。

空気清浄機能は、約19畳~21畳と広い部屋にも適応し、除湿力は1日約5.0L、加湿量は400ml/hの実力を誇っているので、家中マルチに使えて大活躍します。

シャープ KI-LD50-Wの詳細
価格45,000円(税込)
※ハイグレードタイプ
容量400ml(除湿・加湿トレー)
製品寸法28.5 x 35 x 65.6cm
重さ 13.98kg
お手入れ方法布拭き

除湿機の効率がいい使い方|どこに置くのが正解?

除湿機の効率がいい使い方

除湿機を購入しても置き場所によっては、スペックを十分に活用できないケースもあります。

また、除湿機は部屋だけでなく玄関の靴箱や部屋の押し入れのなか、脱衣所などで使用することも可能。

ただし、その際には除湿機の置き方や注意点もあります。

そこでここでは、除湿機を効率的に使う方法と、置き方などについて解説します。

  • 衣類を乾燥させるには洗濯物の下に配置
  • 洗濯物が多い場合は横から風をあてる
  • 部屋全体を除湿するなら部屋の中央に置く
  • 押し入れや靴箱はその近くに置く
  • カーテンなどの側に置くのはNG
  • 脱衣所で使用するなら水に注意

衣類を乾燥させるには洗濯物の下に配置

部屋干しする衣類の乾燥を目的とするなら、干している洗濯物の下に除湿機を置きます。

そして除湿機を作動させる際には、部屋のドアや窓をしっかり閉めることで、効率よく乾かすことが可能。

洗濯物の下に置くことで、水分が多い衣類の下部分をしっかり乾燥させることで、乾きが早くなりますし電気代の節約にもつながります。

ただし早く乾かしたいからと、洗濯物を除湿機に近づけてしまうと逆効果になりますので、40cmは距離を保ちます。

洗濯物が多い場合は横から風をあてる

洗濯物が少ない場合は衣類の下に除湿機を置きますが、洗濯物が多い場合は横から風があたる位置に除湿機を置きます。 

洗濯物が多いと下の位置だと、すべての衣類に風が当たらないので両端と中央とに乾きのズレがでるからです。洗濯物を干して横から全体に風があたる位置に除湿機を置けば、衣類全体が早く乾きます。 

さらに洗濯物は中央に短い衣類、端にいくにつれて段々長い衣類を干す「アーチ干し」にすると、より早く乾くようになるでしょう。

大岩俊之
家電コンサルタント/大岩俊之さん
除湿機に衣類乾燥モードが付いているからといって、一気に、たくさんの洗濯物を乾かそうとしてはいけません。
洗濯物は一定の間隔を開けましょう。
室温の低いときは、暖房機を併用して室温を上げると乾きやすくなります。

部屋全体を除湿するなら部屋の中央に置く

リビングや寝室などの部屋全体をしっかり除湿するなら、除湿機は部屋の中央に置くのがベスト。

厳密にど真ん中にならなくてもいいので、概ね部屋の中央に除湿機を配置します。

そうすることで、どの場所からも均等に除湿されるのでムラなく除湿ができます。

押し入れや靴箱はその近くに置く

除湿機があるならせっかくなので、押し入れや靴箱も除湿してしまいましょう。

これらの場所も意外に湿気が多く、湿気取りなどを入れておくと直ぐに水が一杯になります。 

押し入れや靴箱のなかに除湿機を入れることはできないので、そばに置いてそれぞれのなかに向かって、風があたるようにします。

カーテンなどの側に置くのはNG

除湿機は、カーテンなどの近くに置くのはNGなので要注意です。

その理由は、吸入口にカーテンが吸い込まれたり、吹き出し口をカーテンが塞いでしまったりする可能性があるからです。 

そうなると除湿機のスペックを活かせないですし、故障の原因になりかねません。

脱衣所で使用するなら水に注意

脱衣所が湿気でジメジメするからと除湿機を使うケースもありますが、その際には水がかからないように注意が必要です。 

除湿機は電化製品であり、水のある場所で使う仕様になっていないので、水がかかると故障や漏電、感電の危険性もあります。

お風呂場での使用は絶対にNGですが、脱衣所も十分注意が必要です。

 除湿機に関するよくある質問

最後に、除湿機に関するよくある質問をいくつかまとめました。

除湿機を使用する際の不安はここで解決しておきましょう。

すべての除湿機に衣類乾燥機能が付いているのですか?

最近の除湿機の多くに衣類乾燥機能が搭載されていますが、すべてではありません。
搭載のない除湿機でも、部屋干しする洗濯物の下に置けば衣類乾燥が可能です。ただ、部屋干しの洗濯物を乾燥させる目的があるなら、衣類乾燥機能搭載の除湿機を購入しましょう。

ハイブリッド方式がいいと聞いたのですが本当ですか?

除湿機には、コンプレッサー方式・デシカント方式があり、これらのいいとこだけを採用したのがハイブリッド方式です。
したがって、1年中利用するならハイブリッド方式がおすすめとなります。しかし、それぞれ特徴があるので必ずハイブリッド方式がいい訳ではありません。

除湿機は必ず水を捨てる必要があるのですか?

除湿機は空気中の水分を除去して、乾いた空気に変える装置なので必ず本体内に水を溜めるタンクが付いています。
除湿機の大きさによってタンクの大きさも異なりますが、必ず溜まった水を捨てないと運転が止まってしまいます。
機種によってはホースをつないで、継続して除湿できるタイプもありますが、基本的に水を捨てる必要があると考えた方がいいでしょう。

まとめ

今回は、おすすめの衣類乾燥除湿機と、選び方からおき置き方まで詳しく紹介してきました。 

除湿機はジメジメした部屋の空気を爽やかにしてくれますし、結露防止や部屋干しする洗濯物を早く乾燥させてくれます。

最近では洗濯物を外に干すよりも、部屋干しする家庭が多くなっています。 

衣類乾燥機能が搭載された除湿機の購入に迷ったなら、本ページで紹介しているおすすめの除湿機をご検討ください。

どの機種も衣類乾燥機能を搭載していますので、部屋の大きさやライフスタイルに合わせて選ぶことができるでしょう。

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