レーザープリンターおすすめ人気ランキング10選|家庭用・複合機タイプも
プリンターの中でも、業務用・ビジネス用というイメージを持たれやすいレーザープリンター。
しかし、大きさや価格帯、性能も含め、個性の異なる幅広いラインナップが揃っているため、家庭でもレーザープリンターを使っている方が増えています。
レーザープリンターの性能の良さは気になってはいても、インクジェットプリンターに比べて価格の高い製品も多いことから、どのようなモデルを選んだらいいのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、PCや周辺機器に関する情報を発信するなど、PCガイドとしても活躍する内川功一朗さんに、おすすめのレーザープリンターをお聞きしました。
また、あわせてIPPING編集部調べによる選び方や人気ランキングも紹介します。
PCガイド。AllAboutコンピュータ系ガイド。システムエンジニア。 パソコンに限らず、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する情報を発信中。上級写真整理アドバイザーの顔も持つ。
目次
PCガイドおすすめのレーザープリンター
まずはじめに、内川功一朗さんおすすめのレーザープリンターをご紹介します。
おすすめ
Satera MF644Cdw
スモールオフィスモデルとして人気の高い『MF644Cdw』。
両面同時スキャン機能や、5インチのカラータッチパネルで、操作性と事務業務の短縮化を図ることができます。
内川功一朗さんレビュー
モバイル対応しているのもポイントで、営業の方などがPCを開かずに印刷できます。
Satera MF644Cdw の詳細 | |
メーカー | Canon |
印紙速度 | 21枚/分(モノクロ・カラー) |
参考価格 | 64,584円(税込) |
おすすめ
HL-L3230CDW
無線LAN、自動両面プリントに対応した万能型カラーレーザープリンター。
各種専用アプリケーションと連動させることで、簡単にワイヤレス通信が可能。ランニングコストにも優れたコストパフォーマンス重視の逸品です。
内川功一朗さんレビュー
無線LAN対応やスマホからのダイレクトプリントなど、インクジェット機で標準となりつつある機能もカバーしているので家庭でも導入しやすいです。
HL-L3230CDW の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印紙速度 | 24枚/分(モノクロ・カラー) |
参考価格 | 36,180円(税込) |
レーザープリンターとインクジェットプリンタの違い
ここからは、レーザープリンターとインクジェットプリンターの違いについて、紹介します。
レーザープリンターとは?
レーザープリンターとは、コンビニなどにある複合機と同様にレーザーを利用してするプリンタです。
トナーと呼ばれる特殊なインクを筒状のドラムに吹き付け、それをつかって印刷します。紙の端から端まで同時に印刷するので高速です。
それに対してインクジェットプリンターは、インクを直接吹き付けて印刷します。
インクの入ったインクタンクを利用します。インクの出る場所を紙の端から端まで移動させて印刷するので速度が劣ります。
早いかつ大量の印刷に向いたレーザープリンター
レーザープリンターの印刷スピードは、インクジェットに比べて数十倍早いと言われています。
また、文字印刷に優れているので、文章などの印刷が多い場面で活躍します。
コストパフォーマンスはレーザープリンターに軍配
プリンターの比較でよく見られるのが、「1枚あたりの印刷コスト」です。
レーザープリンターの場合には、トナーの交換。インクジェットプリンターの場合には、インクの交換が必要になります。
トナーとインクの価格を比べると、一見インクの方がお得に見えます。しかし、トナーの方が印刷できる枚数が多く、経済的です。
導入や交換部品に費用の掛かるレーザープリンターですが、1枚あたりの印刷コストに換算すると、インクジェットよりもコストパフォーマンスに優れていると言えます。
レーザープリンターのデメリット
印刷能力にも優れ、コストパフォーマンスの高いレーザープリンターですが、デメリットもあります。
ひとつは、本体サイズが大きいこと。場所を取るため、設置する場所を選びます。また、本体サイズが大きい分、消費電力が大きいこともデメリットと言えるでしょう。
もうひとつは、解像度が低いということ。
レーザープリンターの解像度はインクジェットプリンターに比べると劣ります。そのため、写真印刷などをしたいという方には不向きです。
印刷能力や、コストパフォーマンスを重視する場合には、レーザープリンター。
印刷の綺麗さや、本体のコンパクトさを重視する場合には、インクジェットプリンターを選ぶのがおすすめです。
レーザープリンターの選び方
ここからは、レーザープリンターの選び方を紹介します。
印刷のスピード
印刷スピードが早いというメリットがあるレーザープリンターですが、製品によってその能力には差があります。
目安となるのは、公式サイトの製品概要ページにある「〇〇枚/分」という表記。
これは、1分間で何枚印刷できる能力があるのかを示しています。
ご自宅や店舗などで使用するプリンターを選ぶ際には、「30枚/分」を超える製品を選べば、問題なく使用することができるでしょう。
解像度
解像度とは、画素の密度を表し、「dpi」という単位で表記されます。
数字が大きければ大きいほど、密度が高い。つまり、より鮮明な印刷物を作ることができます。
印刷の綺麗さにこだわりたいという方は、解像度もチェックしてみてください。
対応する印刷用紙の範囲
製品の価格帯が非常に幅広いレーザープリンター。
価格の差に影響するのが、性能の差です。コストパフォーマンスを重視して選ぶ場合には、性能の差を見極めながら、選んでいくことをおすすめします。
まずは、印刷用紙の範囲です。
レーザープリンターの中には、A4印刷しか対応しないモデルと、A3印刷も可能なモデルに分けられます。
A4印刷しか対応しないモデルは、比較的価格が抑えられているのが特徴。
一方、A3印刷も可能なモデルは、全体的な基礎性能も高い製品が多いですが、本体も大きくなりがちで、価格帯も上がっていきます。
もしA4サイズでしか印刷しないというのであれば、複数の用紙で印刷でができる価格の高いモデルを選ぶ必要はありません。
普段よく使用する印刷用紙のサイズを考えて選ぶようにしましょう。
モノクロ印刷とカラー印刷
レーザープリンターを選ぶ際には、カラー印刷が必要かどうかという点も重要です。
モノクロ印刷のみに対応するモデルであれば、大幅に本体価格を抑えることができ、複数のトナーを用意する必要もないため、経済的です。
カラー印刷ができるかどうかも、用途にあわせてチェックする必要があります。
レーザープリンター複合機について
レーザープリンターの中には、「複合機」として販売されているものがあります。
複合機というのは、通常のコピー機能に加えてプリンター、スキャナー、FAXなど便利な機能がいくつも搭載されたプリンターのことです。
全ての機能を使いこなす予定がなくても、コピー機とプリンター、プリンターとファックスなど最低でも2つの機能が欲しいなら複合機を購入するのがおすすめ。
本体サイズも最近はコンパクトなものが増えてきているため、置き場所に困ることもありません。
一般的な家庭でも複合機が活躍する場面は意外と多いため、おすすめですよ。
レーザープリンター人気ランキング10選
ここからは、『プロの逸品』がお届けするレーザープリンター人気ランキングをご紹介します。
HL-L2375DW
無線LANと自動両面プリントに対応。USB接続を必要としない分、設置場所も選ばず思いのままに置くことができます。
1分間あたり34枚の印刷能力を誇るモノクロレーザープリンターでありながら、コンパクトな設計で、消耗品の交換も簡単なのが、嬉しいポイントです。
印刷スピードの早さを高く評価する声が多く、塾運営などプリントの印刷が多い業種の方にも広く使われているモデルです。
HL-L2375DW の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 34枚/分(モノクロ) |
解像度 | 1200×1200dpi |
参考価格 | 18,900円(税込) |
HL-3170CDW
専用アプリケーションを使用することで、快適なワイヤレス通信を実現。パソコンを開かなくても、スマートフォンから印刷することができます。
トナーとドラムを別々に交換できる分離型を採用。それぞれ最後まで使い切ることができるため、非常に経済的で、ランニングコストを抑えることができます。
安定した品質と、カラー・モノクロ問わずに早く多くの印刷を行うことができる点で、高く評価されています。
HL-3170CDW の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 22枚/分(モノクロ・カラー) |
解像度 | 600×2400dpi |
参考価格 | 30,837円(税込) |
Satera MF232w
毎分23枚の印刷能力を持ちながら、コピー・スキャン機能も備えた複合機タイプのレーザープリンター。
無線LAN接続は最大5台まで可能で、有線LANと併用して使うことができます。各種アプリケーションにも対応しており、スマートフォンやタブレットからも印刷も可能です。
コピーやスキャン機能を備えており、初心者でも使いやすいことからライトユーザーからビジネス利用まで幅広く使われています。
Satera MF232w の詳細 | |
メーカー | キヤノン |
印刷速度 | 23枚/分 |
解像度 | 600×600dpi |
参考価格 | 12,937円(税込) |
DCP-L2535D
給紙は手差しとカセットから、排紙は正面と背面からどちらも2通り利用できる便利さが好評の『DCP-L2535D』。
また、消耗品の交換も正面から行えるため、わざわざ裏に回り込んだりすることなく、手軽に消耗品の交換が可能です。
複合機タイプで多機能な点と、印刷スピードの早さで、インクジェットプリンターからの乗り換えユーザーによる評価が多く集まっています。
DCP-L2535D の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 34枚/分(モノクロ) |
解像度 | 1200×1200dpi |
参考価格 | 25,380円(税込) |
HL-L2330D
ドラムとトナーが別々に交換できる分離型を採用。それぞれ無駄なく使い切ることができるため、一体型に比べて、ランニングコストを抑えることができます。
操作パネル上にはLEDランプを搭載。プリンターの状態をひと目で知らせてくれるため、非常に便利です。
多くのユーザーが、コストパフォーマンスを重視した結果、このプリンターに。
レビューには、純正トナーではなく互換性のあるトナーを利用している方も多く、クオリティよりコスパ重視な一品と言えます。
HL-L2330D の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 30枚/分(モノクロ) |
解像度 | 1200×1200dpi |
参考価格 | 13,500円(税込) |
DCP-L2550DW
無線LAN接続が可能で、WPS方式にも対応。接続のみならずセキュリティの設定も行うことができます。
排紙部分は、厚みのある原稿に最適なフラットベッド方式を採用。また最大50枚の連続印刷が可能なADFを搭載しています。
「カラー印刷はコンビニで」と割り切って利用しているユーザーも見受けられました。カラーの利用頻度を踏まえ、スキャン機能と高いモノクロ印刷能力を考慮すれば、コストパフォーマンスは高く評価できる一品です。
DCP-L2550DW の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 34枚/分(モノクロ) |
参考価格 | 31,860円(税込) |
Satera LBP6240
無線および有線接続に対応。複数の端末からワイヤレスで印刷することが可能。また、専用アプリケーションを利用することで、スマートフォンやタブレットから印刷することもできます。
プリンター未使用時には、スリープモードに切り替わり消費電力量を抑えてくれます。
接続も簡単で、印刷品質も安定していることからインクジェットプリンターや他ブランドからの切り替えユーザーの声も多く、モノクロ利用の方にとっては必要十分といえる一品です。
Satera LBP6240 の詳細 | |
メーカー | キヤノン |
印刷速度 | 25枚/分(モノクロ) |
解像度 | 600×2400dpi |
参考価格 | 14,266円(税込) |
MFC-L2750DW
直感的な操作が可能なカラー液晶タッチパネルを搭載。ひと目でコピーやスキャン機能に移ることができます。
モノクロ高速印刷34枚/分を誇りながら、両面同時スキャン機能や、各種クラウドサービス連携が可能で、業務効率化に役立つ機能が取り揃えられています。
2.7型のタッチパネルには、液晶の小ささを指摘する声もありますが、操作性・機能面を高く評価する声も多く、総じてハイコストパフォーマンス製品と評されています。
MFC-L2750DW の詳細 | |
メーカー | ブラザー工業 |
印刷速度 | 34枚/分(モノクロ) |
解像度 | 1200×1200dpi |
参考価格 | 50,220円(税込) |
Satera LBP6030
USB接続のみながらも多くのレビューを集めているコンパクトタイプのレーザープリンター。
1枚目のプリントが出力されるまでのスピードが平均7.8秒とすばやく取り出せるのが特徴のひとつ。消費電力を抑え、音も静かなファンレス設計になっているため、家庭用としても利用しやすいです。
印刷速度も早く、コンパクトな一品として評価されており、家庭用としては充分な機能と評されています。
Satera LBP6030 の詳細 | |
メーカー | キヤノン |
印刷速度 | 18枚/分(モノクロ) |
解像度 | 600×2400dpi |
参考価格 | 8,629円(税込) |
Satera LBP7010C
カラー印刷も可能なコンパクト&省電力タイプ。
『キヤノン』独自のオンデマンド定着方式を採用。利用時の消費電力を抑える対策を講じています。また、設定を行うことで最短1分間でスリープモードへ移行し、消費電力を抑えてくれます。
インクジェットプリンターからの乗り換えも多く、インク詰まりなどのトラブルに比べると印刷スピードや性能の高さは申し分ないという声が多く見受けられました。
Satera LBP7010C の詳細 | |
メーカー | キヤノン |
印刷速度 | 16枚/分(モノクロ) |
参考価格 | 19,008円(税込) |
レーザープリンターに関するよくある質問
インクジェット用の紙に印刷できますか?
トナーの定着不良や紙詰まりの恐れがあるため、インクジェット専用用紙は使わないでください。
光沢のあるはがき、印刷済みだったり色加工されているはがき、切込み・ミシン目のある用紙、曲がっている用紙もレーザープリンターでは使えません。
印刷がかすれる、きれいに印刷ができない
トナーカートリッジを振って片寄ったトナー粉を均一にする、LEDヘッドの掃除、用紙を変えてみるといった対処法を試してみてください。
どの方法を試しても改善されない場合、プリンターの経年劣化による症状の可能性もあるのでサポートやメーカーの窓口に相談しましょう。
おすすめのレーザープリンター比較表
今回紹介したおすすめのレーザープリンターを一覧にまとめました。
選び方や比較表を参考に、自分に合った製品を選んでみてくださいね。
順位 | プロおすすめ | プロおすすめ | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
商品画像 | ||||||||||||
商品名 | Satera MF644Cdw | HL-L3230CDW | HL-L2375DW | HL-3170CDW | Satera MF232w | DCP-L2535D | HL-L2330D | DCP-L2550DW | Satera LBP6240 | MFC-L2750DW | Satera LBP6030 | Satera LBP7010C |
価格 | 64,584円(税込) | 36,180円(税込) | 18,900円(税込) | 30,837円(税込) | 12,937円(税込) | 25,380円(税込) | 13,500円(税込) | 31,860円(税込) | 14,266円(税込) | 50,220円(税込) | 8,629円(税込) | 19,008円(税込) |
メーカー | Canon | ブラザー工業 | ブラザー工業 | ブラザー工業 | キヤノン | ブラザー工業 | ブラザー工業 | ブラザー工業 | キヤノン | ブラザー工業 | キヤノン | キヤノン |
印紙速度 | 21枚/分(モノクロ・カラー) | 24枚/分(モノクロ・カラー) | 34枚/分(モノクロ) | 22枚/分(モノクロ・カラー) | 23枚/分 | 34枚/分(モノクロ) | 30枚/分(モノクロ) | 34枚/分(モノクロ) | 25枚/分(モノクロ) | 34枚/分(モノクロ) | 18枚/分(モノクロ) | 16枚/分(モノクロ) |
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