ゲームキャスターが選ぶ『信長の野望』シリーズのおすすめ3作｜歴代全作品も紹介

緊張感のあるプレイが楽しめる『信長の野望 革新』。

シリーズ初の「全国3D 1枚マップ」が導入され、施設を建設する内政や敵対勢力との合戦、すべてがリアルタイムで進行、スピーディな展開が絶えず繰り広げられていきます。

例えば他国攻略のために国を空けると、第3国が攻め込んできたりなど、相互作用性の高い戦略が必要となります。

天下統一へ向けた、リアルな臨場感を味わいたいという方にはぜひおすすめのタイトルです。

eスポーツキャスター/吉﨑智宏さん
Windows10対応verも発売されており、今からお手軽に信長の野望を始めたい人におすすめです！

ファミコン・スーパーファミコン時代から価格が1つ抜けていた『信長の野望』シリーズも『革新』はPK(パワーアップキット版)併せても4000円と大変リーズナブル！

しかし大変よく作り込まれている事から、今でも十分にやり込める魅力満載！「革新」は当時初の3D全国1枚マップと『町並内政システム』の相性がよく、地理的優位性を感じさせてくれる素敵なシステムです！　

また下記のPC要件を満たしていれば、ほぼ今のPCで出来るのも魅力となります。

「DirectX® 9.0cに対応した3Dアクセラレータチップを搭載し、32MB以上のVRAMをもつもの（推奨：64MB以上）」

お子様が「信長の野望」か「三国志」にはまれば、歴史・人物・文化・地理へと推移していくので、日本史・日本地理は将来点数が良くなるかも……しかしどっぷりはまりすぎると一部の人物・文化に偏ります(笑)

様々な価値観が交錯する乱世を楽しめる『信長の野望 大志』。

登録武将数2,000人以上、大名・武将1人1人が抱く「志」によってコマンドや勢力運営の方針、得意な戦術やシミュレーションAIの判断などが変わってきます。

さらにそれぞれの武将の側面を掘り下げるべく、人柄が表われる逸話や全国各地の伝承などを描いたイベントも多数収録。

より歴史への興味を掘り下げながら、ゲームも楽しむことができる『信長の野望』の第15作目となります。

eスポーツキャスター/吉﨑智宏さん
最新作(2019年3月現在)の為、フルプライスではありますが時間のとれない社会人におすすめです。

今回はなんとクロスセーブ（PCのプレイデータをスマホと共有して遊ぶ）が出来るので、通勤通学時間も信長の野望にどっぷり浸ることが出来ます。

モバイル版の追加購入で値段はしますが、PK版も出たので時間をかけて『信長の野望』が楽しめます！

従来の『信長の野望』とは違ったテイストですが、携帯でも『信長の野望』は一つの魅力！(移動中にゲーム時間を捻出する自分には大きい！)

よりダイナミックな合戦が可能になり、歴史の謎にも切り込んだ『信長の野望 天道』。

「陣形」や「軍事施設」「連係攻撃」など多彩な戦術要素が加わり、更に敵国から領地を削り取れる「集落システム」などが搭載されています。

タイトルにあるように「道」が重要な要素となり、城から集落へ街道を敷くことで、集落を支配し敵国を弱らせることができます。

すべての大名に専用のイベントが用意されるなどボリューム十分のシナリオで様々なシチュエーションを楽しむことができます。

eスポーツキャスター/吉﨑智宏さん
『信長の野望 革新』を更に微細に・深く作り込んだ印象の『天道』。

その分選択肢も増え、従来は相手の城や街に攻め入って戦力を削っていましたが、今回は自城と敵方の集落に街道を敷く事で敵の勢力を削げる等、楽しみ方の幅が広がっています！

歴史ifストーリー、昔から伝説と言われていた「家康影武者説・上杉謙信女説」伝承イベントも用意されています。

一つの仮説を楽しむこともできます！

『信長の野望』シリーズの原点である第1作。

『三国志』や数々の歴史シミュレーションゲームのクレジットに名を連ねる『コーエー』のデザイナーであり創業者、シブサワ・コウ自らソースを書いています。

「領地を経営する」「ゲーム内に経済が存在する」など、『信長の野望』がほかのストラテジーゲームと一線を画すゲームとなったコンセプトが詰まっています。

今作のゲーム設計思想が継承されてもうすぐ40年近くが経ちますが、『信長の野望』シリーズは今作と同じ轍の上を進みながら、今でも人気作として名を上げ続けています。

バーチャルコンソール（Wii U/Wii）やゲームアーカイブス（PS3/PS Vita/PSP）、iOSアプリでプレイすることができる『信長の野望 全国版』。

武将が出てこなくとも、戦国時代の国盗りはこんなにも面白いと思わせるほどにゲームとして完成度が高いと定評があります。

「戦略の難しさや、地の利を活かした戦術に頭を悩ませて全国統一したときの爽快さは、今のゲームにも劣らない」との声も。

『信長の野望』の魅力が詰まった、今なお評価が下がることのない名作です。

シリーズのスタート地点ともいえる『信長の野望 戦国群雄伝』。

今作から導入された「武将」システムにより、「戦国大名として配下の武将をマネジメントし、国を富ませ、兵を養って、天下統一を目指すゲーム」として『信長の野望』シリーズの基本が築かれました。

シンプルなゲームシステムで「絶妙のゲームバランスで、間口が広く奥が深い」との声もあるなど、初心者にもおすすめで好評です。

最新作に負けず劣らず「プレイする楽しみ」を実感できるタイトルです。

武将をマネジメントすることに力点が置かれた『信長の野望 武将風雲録』。

特徴的なのが、行動力が大名や城主の能力で決まるのですが、大名や城主本人が行動すると行動力が大きく消費されてしまう点。

優秀な武将を大名や城主にし、実際の行動はその配下に就けた武将に行わせるという形をとるのが理想的な形となります。

他にも技術や文化など新しい要素が盛り込まれ、これらを高めることで経済が回りやすくなるなどマネジメント能力が試されます。

論功行賞や知行制のシステムが特徴的な『信長の野望 覇王伝』。

これまでの忠誠度は、俸禄（給料のようなもの）を払えなかったりすると下がり、褒美を与えるとあがるといったシンプルなものでしたが、今作では知行制（より広い領地を与えること）が導入されています。

優秀な武将を留めておくには領地を与えなければなりませんが、与えすぎると大名家の収入が減ります。

褒美を与えるためにも、プレイヤーは農地を開発したり他人から土地を奪わなければなりません。

「安定感がある」との声もあり、「これぞ歴史シミュレーションの決定版」と好評です。

優れたゲームシステムとダイナミックな広域の戦闘が楽しめる『信長の野望 天翔記』。

優れた武将は便利ですが謀反の可能性もあるなど、バランスを見ながら長を決めなければなりません。

他にも統治を委任することになるAIはプレイヤーの行動を自動で学習したり、プレイヤーもAIに「指導」が行えるなど、新しいシステムが試されています。

武将を育てる教育システムもやりがいがあり、存分にやり込めるおすすめのタイトルです。

直感的な街づくりが楽しめる『信長の野望 将星録』。

今作より導入された箱庭内政システムによって、視覚的に町の発展度を見ることができます。

「プレイヤーによって十人十色の城下町が作れる」と自由な町並みが作れる点が好評。

これまで『信長の野望』は数値と向かい合う傾向のゲームでしたが、今作以降は視覚的にも楽しめる仕様となった最初のタイトルといえます。

シリーズの中でも段違いの迫力ある戦が魅力的な『信長の野望 烈風伝』。

戦闘・内政・外交、どれもシンプルですが、戦の規模によって拡縮するマップや、特殊な陣形や戦術を駆使して手に汗握る合戦を楽しむことができます。

「戦闘シーンは規模が格段に大きくなった」「陣形が新たに加わり、陣形の相性によって1発で壊滅状態にすることも」など、油断できない合戦システムになっています。

ただ戦闘はターン制のため、じっくりと戦略を練りながら遊ぶことができますよ。

戦国の乱世を楽しむことができる『信長の野望 嵐世記』。

リアルタイムの合戦システムに加え、一揆を引き起こす「寺社」や謀略活動に長けた「忍者衆」「水軍衆」、大名家の存在を脅かす「国人衆」など、乱世において特殊な影響力をもった大名以外の勢力が入り乱れます。

「時代背景やドラマチックなストーリーはとても魅力的！女性にもおすすめです」との声も。

また「戦闘シーンがかなり白熱してて最高」との評価もあり、激しい戦乱の世を楽しむことができそうです。

『信長の野望』シリーズの中でも、大名以外の武将でプレイすることができる唯一無二のタイトルです。

これまでの内政で人気だった「箱庭システム」が廃止され、代わりに大名以外の城主や家臣を主人公にプレイすることができます。

例えば織田家でプレイしたら通常、織田信長として勢力を拡大していきますが、今作では明智光秀や柴田勝家などでプレイすることができます。

大名以外の武将でプレイしたいときにはこの作品がおすすめです。

自分の思い通りの領土を作ることと徹底的に壊すこと、相反する事柄が表裏一体となった『信長の野望 天下創世』。

3Dによる城下町を自在に作れるようになったのが特徴で、「内政」や「外交交渉」によって領地を繁栄、資金や武器を調達し「合戦」で領土を広げていくことで全国制覇を目指します。

建物を自由に配置できるため城下町をどう建設するかを考えたり、資金調達のために相手城下町を破壊したり、とやることは多いですが「とにかく楽しい」と満足の声が多くありました。

城下町作りなど街づくり系シミュレーションが好きな方に特におすすめです。

自分の手でドラマティックな戦国時代を築くことができる『信長の野望 創造』。

シリーズ初となる「フリークエストシステム」が導入されているため、自由度の高いストーリー演出が可能になりました。

その他にも、美しくリアルなフル3Dの全国1枚マップに300以上の城が登場、複数の軍勢が連携して複数の城を同時に攻撃できるなど、多面作成による合戦でこれまでにないダイナミックな合戦を楽しむことができます。

「常に戦争している感じなので、緊張感が持続してとても楽しい」との声からは、内政よりも戦争に特化しているのがわかりますね。