積水ハウスのメンテナンス費用は高い?それぞれのメンテナンス費用やタイミング、保証や無償点検についても徹底解説

「邸別自由設計」による圧倒的な設計力・提案力が特徴の積水ハウス。世界1位の建築実績もあることから、高級感のある家を安心できるハウスメーカーで建てたいという方に選ばれています。せっかく高額な費用をかけて建てた家だからこそ、長く住み続けていきたいですよね。そのためには、定期的なメンテナンスが欠かせません

しかし、「積水ハウスのメンテナンス費用は高い?」「メンテナンス費用を抑える方法はある?」「アフターサービスの内容や保証期間は?」といった疑問をお持ちの方も多いはず。

そこで本記事では、積水ハウスのメンテナンス費用について詳しく解説していきます。

どの部分にどのくらいの費用がかかるのか、メンテナンスはいつ行うべきかを理解しておけば、引き渡し後に慌てることもなくなります。

メンテナンス費用に関係のあるアフターサービスの無償点検や保証期間についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

積水ハウスで家を建てる際の坪単価を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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積水ハウスで契約する前に知っておきたいこと

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注文住宅を建てる際に一番重要なことは、注文住宅会社選びです。

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・A社でマイホームを建てたが、B社で建てればもっと安くて性能もデザインも良い家を建てられることが後から知った。せっかく建てたマイホームに自信と愛着が持てなくなってしまった

・1社から間取りの提案を受けて、注文住宅会社のおすすめの通りに進めた結果、家が完成し実際に住んでみると間取りや収納が自分のライフスタイルと合わずに、気に入らないマイホームになってしまった

注文住宅会社選びを失敗してしまうと、せっかくの人生を懸けて購入したマイホームが気に入らないものになってしまいます。そのため、注文住宅会社選びは絶対に失敗したくないポイントです。

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積水ハウスのメンテナンス費用は決して高くない

結論から先にお伝えすると、積水ハウスのメンテナンス費用は決して高くはありません。

具体的なメンテナンス費用をお伝えする前に、ここではその理由を解説していきます。

メンテナンス性の高い外壁材・屋根材を使用

家の中で最もメンテナンス費用がかかるのは、屋根と外壁です。メンテナンス回数を抑えられる耐久性や機能性のあるものを選ぶことで、メンテナンス費用の削減に繋がります。

積水ハウスでは、木造住宅のシャーウッドに「陶板外壁ベルバーン」を、鉄骨住宅に「ダインコンクリート」といったメンテナンスフリーなオリジナル外壁材を使用しています。また、屋根材にはメンテナンスフリーな瓦も採用。どれも60年以上の耐用年数があり、優れた耐久性によってメンテナンス費用をぐっと抑えることが可能です。

陶板外壁ベルバーン

「陶板外壁ベルバーン」とは、自然素材から生まれた木造住宅シャーウッド専用の外壁材です。シャモットやロウ石などの自然素材を、陶器と同じ工程で焼き上げる方法で作られています。そのため、天候による変色や色あせが少なく、塗り直しが不要です。さらに、シーリングには30年の耐久性のあるものを使用しており、大幅なメンテナンスコストの削減を実現しています。

ダインコンクリート

「ダインコンクリート」は、13トンのロードローラーにも耐えられる強度と、様々なテクスチャーを持つデザイン性の高さが魅力の鉄骨住宅専用の外壁材です。仕上げにセルフクリーニング機能を備えた「タフクリア-30」という塗装剤で、防水性を高めています。塗装は一般的に15年で塗り直しが必要とされていますが、この塗装剤は30年の耐久性があるため、メンテナンスコストが半分に抑えることができます。

オリジナル瓦型太陽光発電システム・陶器瓦

屋根は、「陶器瓦」が採用されています。瓦は、屋根材の中で最も耐用年数が長く、メンテナンスフリーな素材です。重量があるため耐震性に影響を与える素材ではありますが、積水ハウスは柱と基礎を直接つなげる「基礎ダイレクトジョイント」によって強固な家を実現しているため、問題ありません。
木造住宅シャーウッドの場合、太陽光発電システムに対応した瓦屋根しか選ぶことはできません。太陽光を搭載しない屋根を選びたい方は、スレート屋根が標準で選択可能です。ただし、10年ごとに再塗装が必要となるため注意しましょう。

アフターサポートが手厚い

また、アフターサポートが手厚い点も、費用を抑えられる理由の一つです。定期的にメンテナンスを行う予防的な対応が、結果的にメンテナンス費用の削減に繋がるからです。積水ハウスは、初期保証が30年で、無償点検も9回〜10回受けることができます。30年後は「ユートラスシステム」という再保証制度により、永続的に延長が可能です。一度保証が切れても、有償点検・有償工事を依頼することで再度10年の保証を受けることができます。

初期費用が高めなハウスメーカーですが、メンテナンス性の高さやアフターサポートの充実を考慮すると、積水ハウスは総費用を抑えた家づくりができるハウスメーカーと言えるでしょう。

積水ハウスのメンテナンス費用一覧

メンテナンス性の高い家づくりだとわかったところで、最も気になるのは費用ですよね。

ここでは、積水ハウスのメンテナンス費用とタイミングについて解説していきます。

メンテナンス費用は30年間で30坪前後で約400万円

積水ハウスでは、打ち合わせの段階から定期点検のスケジュールや費用が一覧にまとまったメンテナンスプログラムを確認することができます。正確な費用が知りたい方は積水ハウスに確認してみてください。

初期保証が終わる30年目までのメンテナンス費用総額は、30坪前後で約400万円となっています。
具体的には以下の通りです。ネット上に公開されているメンテナンスプログラムを参考としています。

メンテナンス時期 メンテナンス費用
10年~ 20万円前後
20年~ 80万円~
30年~ 300万円~

10年目は、主にシロアリ予防の防蟻処理が行われます。バルコニーを設置している場合は、清掃や重ね貼りといったメンテナンスも発生し、だいたい20万円前後かかります。

20年目は、10年目のメンテナンス内容に加えて、配管設備やドア・網戸といった細かい部分のメンテナンスが追加されます。足場が必要な場合は足場設置費用も追加され、だいたい80万円〜かかります。

30年目は、20年目に行ったメンテナンスに加え、屋根や外壁のメンテナンス費用が発生します。外壁や基礎部分の再塗装、軒樋の交換などが必要となり、だいたい300万円〜かかります。

メンテナンスの費用や時期は、延床面積や外壁材などの種類によって異なります。タイミングによっては15年目に行う場合もあるため、打ち合わせ時にしっかり確認しておきましょう。

また、周囲の環境によって家の劣化スピードも変わってきます。点検時に、プログラムにはなかった修復費用が発生することもあるため、引き渡し後の積み立ては多めに計画しておくと安心です。

屋根材

屋根材は、「オリジナル瓦型太陽光発電システム」「陶器瓦」「コロニアル(スレート屋根)」があります。具体的なメンテナンス費用についてはわかりませんでした。

「オリジナル瓦型太陽光発電システム」は、瓦自体に60年の耐用年数があるため、30年目でのメンテナンスはほぼ不要と言えるでしょう。メンテナンスプログラムでも、30年目までメンテナンス計画がない方もいるようです。ただし、一般的に太陽光パネルは20年程度、パワーコンディショナーは15年程度の寿命と言われているため、それぞれの交換費用は忘れずに確認しておくようにしてください。

「陶器瓦」は耐用年数60年ですが、引き渡しから10年目ごろに屋根材のズレや防水シートの点検を実施しておくと安心です。瓦自体は耐久性が高いため、他の部分を入念にチェックしましょう。

木造住宅のみ「スレート屋根」が選択できます。スレート屋根は、一般的に10年〜15年目に再塗装・修繕が必要で、足場代込みで約50万円〜180万円が相場となります。足場のない部分的な補修の場合は、10万円前後で済む場合もあるようです。

外壁材

外壁材は、「ダインコンクリート」「陶板外壁ベルバーン」についてのメンテナンス費用と時期をお伝えします。

外壁材 耐用年数 メンテナンス時期 タメンテナンス費用
ダインコンクリート 約60年 30年目に再塗装・シーリング打ち直し 再塗装:約200万円
シーリング打ち直し:約50万円~70万円
陶板外壁ベルバーン 約60年 30年目にシーリング打ち直し シーリング打ち直し:約50万円~70万円

どちらの外壁材も、30年目に再塗装・シーリングの打ち直しが必要となります。2階・3階建ての場合は、上記金額に加えて足場費用も必要となり、30坪の場合は約30万円前後の設置費用が相場となります。

ダインコンクリートは30年目に約200万円の再塗装が必要となるため、メンテナンス費用をより抑えたい方はベルバーンを選ぶのがオススメです。ただし、ベルバーンは木造住宅シャーウッド専用の外壁材となるため、鉄骨住宅に採用できない点だけ注意してください。

シロアリ

シロアリのメンテナンスは、10年ごとに防蟻処理を実施します。費用は30坪前後で約15万円〜となり、基礎面積に比例した費用となります。

積水ハウスが行うシロアリ予防の薬剤は、10年ごろまでしか効果が持続しません。そのため10年ごとに防蟻処理を推奨していますが、これは任意となるため必ず実施する必要はありません。防蟻処理をしない場合はシロアリに対する保証(10年保証)が切れてしまうため、保証を受けたい方は継続的に実施する必要があります。

積水ハウスは、シロアリに強い構造の家となっているため、過剰に心配する必要はありません。しかし、定期的なメンテナンスをしておかないと、被害に遭う確率は高まります。気づかぬうちにシロアリ被害に遭っていた場合、地震で倒壊するほどの危険な状態や、修理に高額な費用が発生する可能性があります。金銭的に余裕がある場合は、定期的に防蟻処理をしておくことをおすすめします。

住宅設備

メンテナンスは、住宅設備も定期的に必要です。メンテナンスプログラムでは、構造躯体、防水、シロアリに関するメンテナンス計画のみとなっており、住宅設備に関しては特に指定がないため、定期点検時に伝えてメンテナンスしてもらいましょう。

メーカー保証内であれば無償で対応してもらえる場合もあるため、引き渡し後は各メーカーの保証期間をしっかり確認しておくことが大切です。キッチンや浴槽、トイレなどの水回り設備は、一般的に耐用年数が約20年と言われています。メンテナンス時期は5年〜10年で、清掃や部品交換などの小さな対応は5,000円〜数万円、全交換となると20万〜200万と高額になります。給湯器は10年〜15年がメンテナンス時期で、20万円〜50万円の費用がかかる場合があります。

火災報知器は10年の耐用年数となるため、10年目の点検時に交換を検討してみましょう。交換費用は1ヶ所あたり約8,000円〜となります。

クロスの剥がれやフローリングの軋みなどは、見た目にこだわらなければ後回しにしても問題ありません。予算に余裕がある場合にメンテナンスしてもらってください。大規模な修繕費用が発生しないよう、放置しすぎないようにだけ注意しましょう。

防水工事

ベランダやバルコニーのある家は、防水効果を維持するためのメンテナンスが必要です。

積水ハウスでは、塩化ビニール製のシートを用いた防水工法が採用されています。耐用年数は約30年で、メンテナンス時期は10〜20年目に清掃・重ね貼りが必要となります。定期点検時にシートが破れていないかを入念にチェックしましょう。

メンテナンス費用は広さによって異なりますが、10㎡(約6畳)までの広さなら約15,000円と比較的お手頃です。屋上をバルコニーにした場合は高額になる可能性があるため注意が必要です。

排水口が詰まることでも雨漏りのリスクも高くなります。定期的な掃除(セルフメンテナンス)も忘れずに行ってください。

積水ハウスでメンテナンス費用を抑える5つの方法

メンテナンス費用を抑えるには、以下の5つの方法を取り入れることをおすすめします。

<メンテナンス費用を抑える5つの方法>
①メンテナンス性に優れた仕様を選ぶ
②耐用年数に合わせてメンテナンスをする
③足場の数が少ない家づくりを検討する
④外観はシンプルに、屋根は軒の出を長くする
⑤ベランダやバルコニーを設置しない
⑥セルフメンテナンスしやすい設備を採用する

方法①メンテナンス性に優れた仕様を選ぶ

まずは、メンテナンス費用を抑えられる耐久性のある仕様を選ぶことから検討してみてください。特に、メンテナンス費用が高額になりやすい屋根材や外壁材については、メンテナンスフリーの仕様を選ぶのがおすすめです。

メンテナンスフリーとは、メンテナンスの回数が少なくて済む設備や仕様を指す言葉です。メンテナンスが全く不要という意味ではないため、定期的なメンテナンスは依然として必要です。

積水ハウスであれば、瓦屋根、ダインコンクリート、陶板外壁ベルバーンといった屋根材・外壁材がメンテナンスフリーに該当します。これらは、短期間でのメンテナンスサイクルが不要なため、大幅なメンテナンスコストの削減が可能となります。オプションとなる場合もあるため、住宅商品によって何が選択できるか事前に確認しておきましょう。

方法②耐用年数に合わせてメンテナンスをする

建材には、「どのくらい使えるのか」を示す耐用年数があります。耐用年数を過ぎる前にメンテナンスを実施することで、大規模な修復工事になるリスクを抑えることができます。家づくりで設備や仕様を選ぶ際は、必ずメーカーが発表している耐用年数を確認しておきましょう。

特に、ベランダやバルコニーを設置する場合は注意が必要です。積水ハウスでは、塩ビシートの上にタイルを敷くデザインが多く、点検時にはタイルを全て剥がす必要があります。つまり、日常的な防水シートの確認が難しくなり、万が一の雨漏りが発生しても、発見に遅れる可能性があります。

雨漏りはカビやシロアリ発生に繋がり、家の健康状態を悪化させてしまいます。耐用年数に合わせたタイミングのメンテナンスを心掛けましょう。

方法③足場の数が少ない家づくりを検討する

屋根や外壁のメンテナンスには、一定の足場設置費用が発生しています。そのため、足場が少ない平屋住宅は、2階建・3階建よりも必然的にメンテナンス費用を抑えられる住まいとなります。

「吹き抜け」を採用する場合も注意が必要です。シーリングファンや窓を設置すると、メンテナンス時に足場が必要となります。高い位置へ設備を設置する場合は、なるべく脚立で届く高さを意識してみるといいかもしれません。

足場の費用は、「(家の外周+8)×高さ=足場架面積」と「足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)=足場費用」で簡単な費用が計算できます。

方法④外観はシンプルに、屋根は軒の出を長くする

メンテナンス費用の削減には、シンプルな外観にすることも有効です。複雑な形状や凹凸部分が多いと、掃除や修復、塗装などに手間と時間がかかり、自然とメンテナンス費用が高くなります。コストを抑えるためには、特殊な形状を避けて直進的で正方形に近いデザインを意識してみてください。

また、軒の出を長くすることもおすすめです。軒の出とは、外壁から延びる屋根部分のことを指します。軒を伸ばすことで、雨や紫外線から外壁を守ることができます。建築費用がやや高くなるデメリットはありますが、長期的にメンテナンス費用を抑える有効な手段の一つとなるため、検討する価値はあるでしょう。

軒の出を長くすることは、外と内が繋がった空間づくりにも最適です。メンテナンスコストを抑えるだけでなく、日々の暮らしも豊かにしてくれます。

方法⑤ベランダやバルコニーを設置しない

多目的な使い方ができるベランダやバルコニーですが、設置後に「こんなにメンテナンス費用がかかるなんて知らなかった」と後悔する方も少なくありません。ベランダやバルコニーは雨水が溜まりやすいことから、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

積水ハウスでも10年サイクルで清掃や重ね貼りのメンテナンスを計画しており、そのたびに費用が発生します。特に、屋上バルコニーのような広い場所は、メンテナンス費用が100万円以上となる場合もあります。管理費用を抑えたい方はベランダやバルコニーの設置をやめておきましょう。

また、ゴミが溜まりやすく掃除の手間が増えるデメリットもあります。排水口にゴミが溜まると雨漏りのリスクを高まるため、住人のセルフメンテナンスは欠かせません。おしゃれな家を見て取り入れたくなる気持ちもあるかと思いますが、一度取り入れるとメンテナンスは必須となります。管理する手間と費用を考慮したうえで慎重に検討しましょう。

方法⑥セルフメンテナンスしやすい設備を採用する

住宅設備は、セルフメンテナンスしやすい設備を選ぶようにしましょう。専門家の手を借りる機会が減り、メンテナンス費用が抑えられます。

セルフメンテナンスを効率的に行うためには、手入れがしやすいものを選ぶのがコツです。ホーロー素材を使ったキッチン、水垢が付きにくいハイバック洗面カウンター、住人が対応できる交換型のダウンライトなどが挙げられます。業者にしか対応できないものを選ぶと、出張費や足場設置費用といった余計な費用が発生します。

見た目や価格で選んでしまいがちですが、なるべくセルフメンテナンスがしやすいかも考慮して選ぶようにしてみてください。

積水ハウスのアフターメンテナンスや保証期間・無償点検について

メンテナンス費用を抑えるためには、保証期間や無償の定期点検について確認することも大切です。

保証とは、指定された期間において事業者が商品やサービスの責任を持つことです。正しい使用方法にもかかわらず保証期間内に故障・不具合が出た場合は、安い料金で直してくれたり、無償で対応してくれる場合があります。

保証期間が長いほど、全体的にメンテナンス費用を抑えることに繋がるため、事前にしっかりチェックしておきましょう。

ここでは、積水ハウスの具体的なアフターサポートや保証期間について解説していきます。

構造躯体・防水は初期保証30年

積水ハウスは、構造躯体と防水に関して初期保証30年を提供しています。

もともと新築住宅には、構造躯体と防水部分に関して「住宅品質確保法(品確法)」に基づく10年間の保証が義務付けられています。この期間内に欠陥が見つかった場合、事業者が無償で直さなくてはなりません。

つまり、積水ハウスではこの10年保証にさらに20年追加していることになります。家の重要な部分が無償で30年間も保証されることは、非常に手厚いサポートと言えるでしょう。

ただし、30年の初期保証を受けるには、10年目と20年目に無償点検を必ず実施することが条件です。また、点検時に積水ハウスが必要と判断した補修工事(無償)を受けることも前提となります。

ユートラスシステムによる永年保証も可能

構造躯体と防水に関しては、「ユートラスシステム」による延長が可能です。

「ユートラスシステム」とは、保証が終わっても有料点検・有料工事を実施することで、再度10年保証を受けられるシステムのことです。建物がある限り保証を永久に受け続けることができるため、子どもや孫世代にまで安心して住み継ぐことができます。メンテナンスも、時間やお金に余裕があるときに実施できるため、家計を圧迫する心配もないでしょう。

永年保証を実施しているハウスメーカーはそう多くはありません。引き渡し後も長く付き合っていきたいと考える方にとっては、非常に嬉しいアフターサービスと言えます。

シロアリ点検は10年目

積水ハウスのシロアリ保証は10年間です。

記事の前半でもお伝えしましたが、薬剤の効果は10年間のため、10年目の点検時に防蟻処理を進められます。実施するかどうかは任意で決めることができますが、防蟻処理を行わないとシロアリ保証はそこで終了となります。

積水ハウスの家は、建築時にシロアリ被害を受けにくい構造と薬剤処理が行われています。そのため、シロアリ被害に対する過剰な不安を感じる必要はありませんが、不安な方は定期的に行っておくと安心です。

住宅保証は2年、リフォームで10年保証延長

住宅設備に関しては2年保証と短めです。構造躯体や防水に手厚い分、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。ただし、メーカーによって保証期間が5年のものもあるため、事前に確認しておきましょう。

また、積水ハウスでリフォームやリノベーションを行った住宅設備に関しては、別途保証料を支払うことでメーカー保証を10年延長することができます。この延長保証は、期間中の故障や不具合に対してメーカー保証と同じ修理サービスを実施します。部品代・作業費・出張費も全て無料で、メンテナンス費用もかかりません。

設備のリフォームやリノベーション時に手厚い保証を受けたい方は、積水ハウスに依頼するのが良いですね。

無償点検は30年間で9回~10回実施

初期保証30年の間で、無償の定期点検は合計9回実施されます。

点検時期は、3ヶ月、1年、2年、5年、10年、20年、15年、25年、30年目です。施主の中には引き渡し後1ヶ月目に1回の点検を実施した方もいるようなので、確認してみてください。「ユートラスシステム」を検討する方は、30年目の点検をユートラス点検にして延長することも可能です。

長期優良住宅の場合は、維持保全計画に従って30年間点検を実施しなければならないので、忘れずに行いましょう。計画通りに行わない場合は、認定の取り消しや罰金などが発生するため注意してください。

30年目以降は、5年ごとの有料点検へと切り替わります。有料点検は施主からの依頼によって実施されるため、点検を行うかどうかは自由です。

点検内容は?

点検内容は、欠陥があると困る構造・防水・水回り設備などを中心に行われます。家の中で気になる部分があれば、積極的に確認してもらいましょう。室内の点検に関しては、見てもらいたい部分を伝えないと確認してもらえない場合があるため、注意が必要です。

住宅設備は2年目〜5年目で保証が切れるため、定期点検の際にしっかり確認してもらうことが重要です。保証期間内であれば「クロスがはがれた」「トイレのカギが堅い」といったトラブルに無償で対応してくれます。

修理箇所によっては、その場で補修対応してもらえる場合もあります。点検前に住人達で不具合を確認し、しっかり伝えられるよう準備しておきましょう。

住まいるクラブサポートベーシック

積水ハウスで家を建てた方は、会員制メンテナンスサービス「住まいるクラブサポートベーシック」へ加入できます。費用は月々550円(税込)で、入会金は1,650円(税込)です。

会員になると、有償工事に使用できる3,300円(税込)割引クーポンがもらえたり、カスタマーズセンターで取り扱う一部のサービスや消耗品をお得な価格で購入できる特典が受けられます。引き渡しから2年間は入会金と月額会費が無料となります。

タイミングによって会員の募集を休止している場合もあるため、詳しくはお近くの積水ハウスで確認してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

積水ハウスは、屋根材に「陶器瓦」、外壁材に「陶板外壁ベルバーン」や「ダインコンクリート」といった耐久性の高い建材を採用することで、メンテナンスフリーな家づくりを実現しています。メンテナンスサイクルが少なく費用も抑えられ、家の管理もとても楽になるでしょう。

ただし、まったくメンテナンスが必要ないというわけではありません。たとえ耐久性が高いものであっても、定期的なチェックは必要です。メンテナンスを楽にしたい方は、本記事でお伝えした「メンテナンス費用を抑える方法」を参考に設備やアイテムを選んでみてください。

また積水ハウスでは、「メンテナンスプログラム」によって適切なメンテナンス時期や費用を確認できます。打ち合わせ段階からおおよその金額を把握できるため、安心して家づくりをすすめることができます。

メンテナンス性の高い家づくりを重視する方や、暮らしてからのお金に不安がある方に積水ハウスは最適です。ぜひ検討してみてくださいね。


ハウスメーカー選びを失敗しないためのポイント

まずは複数業者の見積もりを取ろう

注文住宅を建てる際に依頼するハウスメーカーや工務店は全国で1000社以上存在します。その中には、いわゆる欠陥住宅を建ててしまう会社も存在します。

多くの人にとって注文住宅は人生で1度きりの大きな買い物。『何千万円をかけて建てた夢のマイホームが欠陥住宅でした』では人生の取返しがつかなくなってしまうかもしれません。

そんなハウスメーカー選びで失敗しないために絶対におこなうべきことは、複数の業者を比較検討することです。

業者ごとに、費用、施工方法、建材、可能なデザインなど全く異なります。ホームページなどの情報を見て、一発で自分の希望に沿えるハウスメーカーを見つけることはとても難しいです。まずは複数の業者から見積もりや間取り設計を貰うことで、自分の理想を実現できそうなハウスメーカーをピックアップすることができます。

ただし一社ずつ自分で見積もり相談をすると、大変な労力と時間を使うことになってしまいます。複数の業者比較は、タウンライフやライフルホームズなどの一括資料請求サイト使うと簡単に比較することができるので、それらを利用すべきです。

どの一括資料請求サイトを利用すべき?

一括資料請求サイトは複数あり、どのサイトも一長一短があるので、どのサイトを利用すれば良いのかも迷ってしまうでしょう。

それぞれのサイトについて、一覧形式でまとめてみました。

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サイト名 タウンライフ LIFULL HOME’S 持ち家計画 ハウジングバザール SUUMO
特徴 あなたに合った間取りを
各ハウスメーカーから一括提案
【業界唯一】
圧倒的なハウスメーカー掲載数!
ハウスメーカーの一括カタログ
収集はここ!
相談・来場予約も一括でできる 工務店のみを掲載している 掲載数が多く、サイト内で
ある程度情報を探せる
掲載会社数 600社以上 600社以上 不明 300社(工務店) 500社以上
掲載会社の質
厳選ラインナップ

厳選ラインナップ
一括カタログ請求
簡単に無料一括請求可能
一括見積もり請求 ×
工務店のみ
×
間取り作成 × ×
工務店のみ
×
土地探し × × ×
申込み特典
成功する家づくり7つの法則
(小冊子)プレゼント

はじめての家づくりノート
(小冊子)プレゼント

相談・見学の申込で
2,000円プレゼント

新築ご成約時に
お祝い金プレゼント
×

結論から言えば、注文住宅初心者の場合は「タウンライフ」か「LIFULL HOME’S」がおすすめです。LIFULL HOME’Sかタウンライフを利用しておけば「ハズレ業者」を引くリスクは軽減されるでしょう。

注文住宅の検討し始めで、理想のマイホームのイメージを固めるために一括でカタログを取り寄せたい方は「LIFULL HOME’S」を
すでに検討が進んでおり、「家の間取り」などを細かく決めていきたいという方は「タウンライフ」を選ぶと良いです。

情報が多いに越したことはないので、両方ともやっておくことをオススメします。

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タウンライフがおすすめな理由

タウンライフがおすすめな理由を紹介します。

タウンライフとは?

まずタウンライフとはどのようなサービスなのか説明します。

無料であなた専用の家づくり計画書を作ってくれる

たった3分でネット一括依頼ができる

厳選された優良注文住宅会社600社から相見積もりを取れる

タウンライフは注文住宅会社を比較するためのツールだと思ってください。希望のエリアを入れて計画書作成依頼することで、複数の会社があなたの希望に合わせた「間取りプラン」「見積もり」「土地探し」を作成してくれます。この間取りプランや見積もりなどを比較した上で、あなたの希望に合いそうな注文住宅会社と話を進めることができます。

ある程度依頼するハウスメーカーを決めている方でも、他社の見積もりと比較して、料金交渉などもおこないやすくなるので、基本的にはどなたでもまずは一括資料請求サイトを利用した方が良いでしょう。

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タウンライフのおすすめポイント

注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもタウンライフを使った方が良い理由を説明します。

① 注文住宅部門で3冠達成!

タウンライフは第三者機関の調査で、「利用満足度」「知人に勧めたいサイト」「使いやすさ」の部門において3冠を達成しています。

使いやすさと、一括請求で得られる資料の内容をトータル的に考えると、タウンライフが一番人気なのも納得です。

② 厳格な基準をクリアした600社の優良注文住宅会社を掲載

例えば、他の一括資料請求サービスだと複数の注文住宅会社を掲載しており、その中から自分で選んでカタログや見積もりを貰うことができるシステムですが、この注文住宅会社の中には、あまり良くないハウスメーカーや工務店が混ざっていることもあります。タウンライフの場合は、独自の厳格な基準にクリアした優良注文住宅会社しか掲載できないため、良くない会社を引いてしまう可能性が低いです。

まずはタウンライフを利用して、良い業者が見つからなかった場合は他の一括資料請求サイトを利用するという使い方が一番安全でしょう。

③ カタログでは得られないあなたの好みに合わせた間取り提案書を作成してくれる

注文住宅の資料請求サイトだと、カタログしかもらえないケースが多いです。カタログだけ見てもなかなか理想のマイホームを想像するのは難しいですし、実際に建てようと思った時に、オプション費用などで想定より高額なってしまい、結局一から考え直さなければいけなくなってしまうケースもあり得るでしょう。

タウンライフはしっかりとあなたの希望に合わせた間取り提案書と見積書を用意してくれるので、より具体的に想像することができるでしょう。なお、あなたの希望にそったオリジナル間取りプランまで用意してくれるサイトは日本でライフタウンのみとなっています。

④ 土地探しをおこなってくれる

土地探しは注文住宅を建てる上で、人によっては一番めんどうに感じるかもしれません。とくに業者に頼まず自分で土地を探す場合は、購入した区域によっては建築規制があり、自分の思い描いていた家を建てられなくなってしまったというケースもあり得るでしょう。

また、一つのハウスメーカーに土地探しを依頼したけど、あまり良い土地が無いというケースもあります。土地の取り扱いはハウスメーカーによって異なるので、土地探しで失敗しないコツは複数業者から土地提案を貰い、理想の間取りと自分が実際に生活することをイメージして、最適な場所を選ぶ必要があります。

タウンライフなら、間取り設計と見積もりだけではなく、専門家ならではの土地提案までもらえるので、「より失敗しない家づくり」をおこなえるでしょう。

 

他にも、毎月先着で99名様に「成功する家づくり7つの法則」という49ページの小冊子をプレゼントしているなど、メリットが多いです。注文住宅の資料請求サイトの中なら個人的にはタウンライフ一択ですね。

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LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)がおすすめな理由

LIFULL HOME’Sがおすすめな理由を紹介します。

LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)とは?

まずLIFULL HOME’Sとはどのようなサービスなのか説明します。

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たった数分で、複数のハウスメーカーの一括カタログ請求依頼ができる(無料)

掲載のハウスメーカーはLIFULLが厳選した優良住宅メーカー

LIFULL HOME’Sは注文住宅のカタログを一括で無料お取り寄せできる、資料一括請求サービスです。

注文住宅の検討を始めたばかりの方はこちらのカタログ一括請求サービスを利用すると良いです。

注文住宅の最初の一歩目は「どんな家を建てたいか、イメージを具体化すること」です。

LIFULL HOME’Sなら、あなたが検討している地域に対応しているハウスメーカーのカタログを一括請求できるので、そのカタログを見て、どんな家を建てたいかイメージを固めましょう。

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LIFULL HOME’Sのおすすめポイント

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もちろん、全て無料で利用可能です。

もしLIFULL HOME’Sのようなカタログ一括請求サービスを利用しない場合は、1社1社全て自分で電話などをおこない、都度自分の情報を伝えて、ヒアリング&営業トークを聞き、とても疲弊してしまうことでしょう。

1社1社連絡を取るのが面倒になり、最終的に「もうこの会社でいいや」と、妥協してしまうかもしれません。

そんなことにならないように、楽できるところはしっかり楽しましょう。

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