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新規店舗の開業前にGoogleビジネスプロフィールに登録する方法を解説
公開日:2025/09/29 最終更新日:2025/11/27
昨今はビジネスにおいて、自ら情報発信を行うのがごく当たり前になっています。情報発信の方法はさまざまですが、そのうちのひとつがGoogleビジネスプロフィールです。
この記事では、Googleビジネスプロフィールを開業前に登録するメリットをはじめ、具体的な登録の手順や注意点について解説します。また、Googleビジネスプロフィールで何ができるのかもまとめて取り上げるため、Googleビジネスプロフィールの利用を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
開業前にGoogleビジネスプロフィールの登録は可能
そもそもGoogleビジネスプロフィールとは、Googleが無料で提供している検索やGoogleマップ上に店舗や企業の情報を掲載できるサービスのことです。すでに開業している店舗や企業の情報しか載せられないと思われがちですが、実は開業前から店舗や企業の情報の登録ができます。
開業前からオンライン上で情報の発信を行えば、ビジネスを有利に進められるでしょう。
開業前のGoogleビジネスプロフィール登録のメリット

Googleビジネスプロフィールにあらかじめ店舗や企業の情報を登録しておくことで、さまざまなメリットを享受できます。以下では、具体的なメリットの内容について解説するため、順番にチェックしていきましょう。
開業予定日の90日前から検索結果に表示される
開業前に店舗や企業の情報を登録するメリットとして、開業予定日の90日前から検索結果に店舗や企業の情報が検索エンジンに表示される点が挙げられます。開業してから店舗や企業の情報を発信するのと、開業前から店舗や企業の情報を発信するのとでは、後者の方が明らかに集客を成功させやすいです。
この期間に効果測定を行えば、より効果的な集客につなげられるでしょう。なお、開業日は1年先の日付まで登録できます。
外観・メニューなどの写真掲載ができる
外観やメニューなどの写真掲載ができるのも、開業前に店舗や企業の情報を登録するメリットです。Googleビジネスプロフィールは、開業の90日前になるといくつかの機能を利用できるようになります。その利用できる機能のひとつが、写真投稿機能です。
店舗や企業の外観、メニューなどを文章だけで説明するのは難しいですが、写真を用いることでわかりやすくユーザーに伝えられるようになります。なお、ガイドラインが設定されているため、投稿前に写真に問題はないか必ず確認してください。違反してしまうとアカウントの停止、削除などのペナルティを受ける可能性があります。
投稿機能で開業前から情報発信ができる
開業前に店舗や企業の情報を登録するメリットのひとつとして、投稿機能によって開業前からユーザーに向けて情報発信ができる点も挙げられます。具体的には、以下のような情報の発信が可能です。
- 特典
- 最新情報
- イベント
特典で各種クーポンを配布すれば、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなるでしょう。なお、こちらの機能にもガイドラインが設定されているため、違反しないように注意してください。
開業前のGoogleビジネスプロフィールの登録方法

実際の開店前に店舗や企業の情報を登録、公開することによって、店舗や企業はさまざまなメリットを享受できます。しかし、過去にサービスを利用したことがないために、どのように登録作業を進めればよいかわからない方も一定数いるでしょう。
以下では、具体的な登録方法の流れと詳細について解説します。
新規オープンする店舗の情報が出ていないか確認する
まずは、新しく始める店舗の情報が公開されていないかチェックしてください。店舗の情報が重複してしまうと、ユーザーはどの情報を信じてよいかわからなくなります。万が一参考にした情報が間違っていた場合、ユーザーの信頼を失ってしまい集客率が低下するでしょう。
そして、Googleの低評価につながる可能性も否定できません。Googleは、ユーザーの利便性を考慮して店舗を評価します。そのため、掲載している情報がユーザーを混乱させていると判断されてしまうと、評価を下げられてしまいます。
店舗の情報がすでに公開されているか否かは、Googleで店舗名を検索して調べてください。すでに登録されている場合、検索結果が表示された画面の右側に店舗情報が表示されます。
店舗情報が表示されていなければ、登録はまだされていません。なお、重複を解消したい場合は、以下の方法で対処しましょう。
- 第三者によって店舗情報が登録されていた場合:情報の修正を提案して、Googleに修正してもらう
- 自分で店舗情報を登録していた場合:自分で重複している店舗情報を削除する、あるいはサポートに問い合わせて重複している店舗情報を統合する
新規オープンする店舗のGoogleビジネスプロフィールを作成する
店舗情報の重複がないことを確認できたら、次は新しく始める店舗情報の作成を進めましょう。店舗情報の作成をするにあたって、必ず用意しなければならないのがGoogleアカウントです。
個人の場合、すでにGmailやGoogleアカウントをそのまま流用しても問題ありません。しかし、従業員を含めて複数人で管理する場合は、プライバシー保護の観点から新規のアカウントを作り直した方がよいでしょう。
ただし、この方法は退職した従業員が店舗を辞めたあとも勝手にログインして店舗情報を書き換えてしまうリスクがあるため、従業員が退職するたびにログインパスワードを変更する必要があります。もし都度ログインパスワードを変更するのが手間に感じる場合は、スタッフにそれぞれアカウントを作ってもらい、ユーザーごとに権限を付与する形で登録するのがおすすめです。
なお、店舗情報の作成は、以下の手順で進めてください。
-
公式ページから新規ビジネスを追加する
-
ビジネス名を入力する
-
ビジネスカテゴリを指定する
-
ユーザーが足を運べる場所かチェックする
-
住所を入力し、マップ上に所在地のマーカーを設定する
-
出張型サービスの提供の確認する
-
連絡先情報(電話番号とウェブサイト)を追加する
店舗情報を作成する際の注意点ですが、SNSのURLを「ウェブサイト」の項目に記載しないようにしましょう。SNSは「ソーシャルプロフィール」に設定し、公式サイトがなければ空欄にしてください。
また、電話番号は個人の携帯番号以外のものを登録しましょう。もし個人の携帯番号で登録してしまうと、オーナー側は最大半年間電話番号を変更できません。
オーナー確認を一旦スキップする
そもそもオーナー確認とは、Googleに自身が登録した店舗のオーナーであることを証明するために行う確認作業です。店舗の情報はまったく関係ない第三者でも登録できますが、万が一間違った情報を記載されてしまうと店舗の信頼性が損なわれてしまいます。
そのような事態を防ぐために、オーナーだけが情報の記載や更新を行えるようにするのがオーナー確認です。オーナー確認が完了すると、口コミに対する返信をはじめ、さまざまな機能が利用できるようになります。
店舗情報を登録する際、最後にオーナー確認を行うのですが、この工程は一旦飛ばしてください。もしオーナー確認をしてしまうと、未来の開業日の設定ができなくなります。
これはGoogleが「まだ開業していないにもかかわらず、開業していると偽りの情報を登録している」「悪質な業者の可能性が高い」と判断してしまうためです。実際にオーナー確認まで進めてから未来の開業日を設定しようとして、使用していたアカウントが即停止してしまった方もいます。
なお、スキップの方法ですが、まず以下の画面で「その他の設定」を選択してください。それから、画面下側に表示された「あとで確認」を選択すれば、一旦オーナー確認の工程を飛ばせます。
万が一開業前にオーナー確認を済ませてしまった場合は、開業するまでは開業日を入力しないようにしましょう。
開業予定日を入力する
オーナー確認をスキップしたら、次は開業予定日を入力しましょう。具体的な手順ですが、「プロフィールを編集」に遷移し、開業日を入力するだけです。
開業予定日は、1年先の日付まで入力できます。また、年月日のうち、年月は入力必須です。日数は入力しなくても大丈夫ですが、その場合は開業を予定している月の最終日まで開業予定ステータスが外れなくなる点だけ理解しておきましょう。
開業日を入力し終え、内容を保存すると審査が始まります。審査が終了する目安は早ければ数分、遅くとも数時間程度です。とくに問題がなければ、検索結果の情報ボックスに開業日が表示されるようになります。
もし開業予定日が変更になったときは、サポートチームに相談してください。開業前は変更が反映されるまで時間がかかるため、入力ミスが発生しないように登録の際は慎重に作業を行いましょう。
オーナー確認をおこなう
開業予定日の入力まで完了したら、最後にオーナー確認を行いましょう。一度飛ばしたしたオーナー確認は、管理画面から作業を再開できます。
オーナー確認は、以下の3つの方法の中から選択して手続きを進めます。
- ハガキ:登録された住所に送付されるコードを入力
- 電話:登録された電話番号を用いた自動音声による確認
- メール:設定したGoogleアカウントに届くリンクをクリックして確認
住所や電話番号などが間違っていると、ハガキが届かない、自動音声による確認ができないなどのトラブルが発生しかねません。必ず住所や電話番号など、入力内容に間違いがないか見直しを行いましょう。
なお、オーナー確認をするにあたって、Googleから動画の提出を求められる場合があります。そのときは、店舗外観をはじめとするガイドラインを守りながら指示された動画を撮影しましょう。
審査基準を満たす動画を撮影するポイントは、以下のとおりです。
- 安定した映像を撮影する:カメラが揺れないように手持ちではなく三脚を用いての撮影がおすすめ
- 明るい環境で撮影する:写真が鮮明でない場合、審査が遅れてしまう可能性もある
- 規定の長さに調整する:必要に応じて短すぎず、長すぎない撮影時間に編集する
オーナー確認の工程でトラブルが発生した場合は、サポートセンターに連絡して指示を仰ぎましょう。
開業前のGoogleビジネスプロフィール登録で気を付けること

店舗や企業の情報を登録するにあたって、いくつか押さえておきたい注意点が存在します。もし注意点を把握せずに店舗や企業の情報登録を進めてしまうと、思わぬトラブルを招く可能性も否定できません。
以下では、具体的な注意すべきポイントについて取り上げるため、実際の登録作業の前に目をとおしておきましょう。
オーナー確認の前に開業予定日を設定する
開業予定日は、オーナー確認の前に設定してください。オーナー確認をしてから開業予定日を登録してしまうと、アカウントが停止する可能性があります。
これはGoogleのポリシー違反、虚偽のエンゲージメントに該当するためです。アカウントを停止されてしまうと、リスティング機能の利用や管理画面からの編集ができなくなるため、集客に深刻な影響が出かねません。
もしアカウントが停止した場合は、Googleに対して回復リクエストを行いましょう。なお、回復リクエストを申請する際は、以下の書類を用意してください。
- 正式な事業登録証
- 営業許可証
- 納税証明書
上記の書類が用意できない場合は、会社名が確認できる事業用の公共料金の請求書、たとえば電気や水道、インターネットの請求書でも代用が可能です。
チェーン店の場合は店舗確認ができる公式ページを用意する
チェーン店の場合は、店舗確認ができる公式ページを用意してください。チェーン店の場合、複数の店舗が同じブランド名を使用しているため、公式ページによって開業の裏付けが取りやすくなります。
また、ユーザーに対して正確、かつ役立つ情報を提供することで、Googleの評価を上げることにもつながるでしょう。公式ページには、住所や電話番号など、Googleビジネスプロフィールにも登録している情報は漏れなく掲載してください。
なお、チェーン店も先にオーナー確認を進めてしまうと、アカウントを停止されてしまう場合があるようです。思わぬトラブルの発生を防ぐためにも、手順を都度確認しながら作業を進めましょう。
できるだけ早くオーナー確認を済ませたい場合は電話番号を早めに取得する
可能な限りオーナー確認を早く済ませたい場合は、電話番号を早めに取得しましょう。オーナー確認の方法はハガキや電話、メールなどさまざまですが、確認スピードを重視するなら電話を用いた方法を選択するのがおすすめです。
なお、電話番号を変更した場合は、転送設定をかけていても必ず登録内容を変更しましょう。Googleビジネスプロフィールに記載されている電話番号からコールしたにも関わらず電話がつながらないと、それだけで客足は遠のいてしまいます。作業自体はすぐに完了するため、面倒がらずに素早く再登録を終わらせてください。
開業前にGoogleビジネスプロフィールでできること

最後に、開業前に利用できる機能について解説します。機能の詳細、そしてどのような活用方法があるかまとめて取り上げるため、順番にチェックしていきましょう。
投稿
投稿機能を使うことで、店舗や企業の最新情報の発信が可能です。昨今はSNSを利用して、店舗や企業の周知を目指す手法が一般的になりました。投稿機能を用いて最新情報を素早くユーザーに届けることで、ユーザーの関心を維持し、来客を促す効果が期待できます。
なお、投稿内容は1週間程度で表示されなくなりますが、これは自動で削除されたわけではないため、過去の投稿を遡れば閲覧は可能です。また、投稿してから実際に反映されるまで時間がかかる、業種によっては投稿機能が使用できない点に注意しましょう。
写真の追加
Googleビジネスプロフィールには、写真の投稿機能も搭載されています。文章だけでなく、写真も一緒に投稿して店舗や企業の宣伝を行えば、視覚的にもインパクトの強い情報発信が可能です。
開店後は忙しくなり、写真を投稿する時間が確保できない可能性があるため、最低限ロゴとカバーの写真は事前に投稿しておきましょう。また、店舗や企業の外観の写真を投稿すると、初めて足を運ぶ方にも見つけてもらいやすくなります。
なお、画像のファイル形式はJPEGかPNGが推奨されているため、必要に応じてファイル形式を変換しておきましょう。
ビジネス情報の入力
ビジネス情報には店舗の電話番号や住所、営業時間などを記入できます。店舗や企業の基本情報をユーザーに正確に伝えることで、集客効果が期待できるでしょう。
なお、情報の更新があった場合は素早く対応してください。間違った情報が長く掲載されてしまうと、Googleの評価が下がってしまいかねません。
メニュー・サービス・商品の入力
メニューやサービス、商品の入力も行いましょう。どのようなメニューやサービス、そして商品を扱っているか分かれば、興味を持ってくれたユーザーが足を運んでくれる可能性が高まります。
ただし、「ビール1杯を500円で提供」のように、具体的な価格を記載したり、プロモーションをしたりしてしまうとガイドライン違反になるため、投稿内容はしっかり検討しましょう。
注意点を押さえて開業前に認知を拡大しよう
以上、Googleビジネスプロフィールの登録方法や注意点などについて取り上げてきました。開業前からオンライン上で店舗や企業の情報を公開すれば、開店時の集客に大きな効果を発揮するでしょう。
しかし、店舗や企業の登録手順を間違えてしまうと、アカウントを停止されてしまい、集客ができなくなる可能性もあります。今回紹介した内容を参考に、ガイドラインを遵守しつつ店舗や企業の登録を進めてください。