タマホームのキッチンを徹底解説！標準で選べるメーカーや、後悔しないためのポイントも紹介

タマホームのキッチンは、「クリナップ」「リクシル」「EIDAI（永大産業）」「タカラスタンダード」が標準仕様となっています。どのメーカーも機能性とデザイン性に優れた中グレードであり、オプションの追加がなくても十分満足できるキッチンが実現できるでしょう。

とはいえ、「標準仕様で収納も選べる？」「おすすめのオプションは？」「キッチン選びに失敗したくない…」といった、疑問や不安を持たれる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、タマホームのキッチンについて徹底解説していきます。キッチンを選ぶ際のポイントについても紹介していますので、これからタマホームで家を建てる方は参考にしてみてください。

タマホームで家を建てる際の坪単価を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

タマホームで契約する前に知っておきたいこと

【PRタウンライフ】

注文住宅を建てる際に一番重要なことは、注文住宅会社選びです。

選んだ注文住宅会社によって、建てられる家のデザイン、性能、価格が大きく異なります。

例えば注文住宅会社選びの失敗例としては以下のようなものがあります。

注文住宅会社選びを失敗してしまうと、せっかくの人生を懸けて購入したマイホームが気に入らないものになってしまいます。そのため、注文住宅会社選びは絶対に失敗したくないポイントです。

注文住宅会社選びで失敗するリスクを減らすためには複数社から「カタログ」や「見積もり」、「間取り提案」を貰うと良いでしょう。

ただし、1社1社自分で気になる注文住宅会社に問い合わせすると、あまりにも手間がかかってしまいますので、一般的には資料一括請求サービスが利用されています。

中でもおすすめのサービスが「タウンライフ家づくり」と「LIFULL HOME’S（ライフルホームズ）」です。

外装や内装のアバウトなイメージは「LIFULL HOME’S」を利用すれば、ある程度決められますが、実はマイホーム造りで失敗が多いのが家の間取り設計です。

後悔のないマイホームを建てるなら間取りの検討・精査は必須と言えます。

マイホームの間取りの検討をする際に、多くの方が利用されているのがこの「タウンライフ家づくり」です。

タウンライフ家づくりは各社から「あなたの希望に合わせたオリジナル間取りプラン」を貰うことができます。

注文住宅を建てるなら、こちらはやっておきたいです。

↓さらに詳しく知りたい方はこちら↓

一方で、マイホームを検討している方でまだ「何から始めればよいかわからない」という方は、まず複数社のカタログを見比べて、自分の希望のマイホーム像を具体化する作業から始めましょう。

LIFULL HOME’Sは、あなたの希望の条件に合った注文住宅会社のカタログを無料で一括請求できるサービスです。賃貸でもおなじみのHOME’Sを運営している、日本最大級の住宅情報サイトなので安心です。

あなたの地域に対応しているハウスメーカー複数社の住宅カタログを見比べたいばという方はLIFULL HOME’Sを活用してください。

↓さらに詳しく知りたい方はこちら↓

LIFULL HOME’Sもタウンライフも、資料請求の入力フォームは数分で完了できるので、両方とも行うべきでしょう。

今後何十年も付き合っていくマイホームのために、徹底的にリサーチして、計画を練り、後悔のない最高のマイホームを建ててくださいね！

タマホームの標準キッチンで選べるメーカー

タマホームの標準仕様は、商品住宅によって選択肢が異なります。ここでは、「大安心の家」の標準仕様キッチンについて解説していますので、他の商品で家を建てる場合は直接タマホームにご確認ください。

タマホーム「大安心の家」の標準仕様キッチンは、次の4つのメーカーから選べます。

それぞれの特徴とおすすめな人について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ステディア（クリナップ）

クリナップからは「ステディア」が標準仕様で用意されています。

「ステディア」は、クリナップキッチンの中でも中グレードに位置する商品です。クリナップの特徴でもあるステンレスを、キャビネット内部やシンクに採用しています。

また、オプション扱いとなることが多い「洗エールレンジフード」が標準仕様で採用できる点も魅力。キッチンでお手入れが大変なレンジフードをボタン一つで掃除できます。

キッチンの衛生面や手入れのしやすさにこだわりたい人におすすめです。

AS（リクシル）

リクシルからは、「AS」が標準仕様で用意されています。

「AS」は、シンクとワークトップに人造大理石を採用したキッチンです。人造大理石は、熱やキズなどに強く、耐久性に優れています。選べるカラーが豊富で、デザイン性が高いのも特徴です。

また、空間を有効活用した収納がついている点もポイント。視覚的な魅力に加えて、使い勝手も良くなっています。

デザイン性を重視したい人におすすめです。

ラフィーナ（EIDAI／永大産業）

EIDAIからは「ラフィーネ」が標準仕様で用意されています。

「ラフィーネ」は、インテリア性に優れているのが特徴です。ドアや床材に合わせたカラー・デザインを選ぶことで、リビングやダイニングとの一体感が実現できます。

引き出し式カウンターがついているのも魅力です。もうちょっと置き場所が欲しい、そんなときに重宝するアイテムです。

使い勝手にこだわりつつ、キッチンをインテリアの一部として演出したい人におすすめです。

グランディア（タカラスタンダード）

タカラスタンダードからは「グランディア」が標準仕様で用意されています。

「グランディア」は、高品位ホーロー素材を採用しているのが特徴です。ホーローは、ガラスと鉄を高温で焼き付けた素材であり、しつこい油汚れも水で簡単に拭き取ることができます。

また、鉄が含まれている素材のため、マグネット収納ができるのも嬉しいポイント。収納スペースが増えて、ますます使いやすいキッチンとなるでしょう。

浮かせる収納を取り入れたい人や、とにかく掃除を楽したいズボラな方におすすめです。

タマホームの標準キッチンで選べる設備

ここからは、キッチン回りの収納などについて解説していきます。メーカーによって選べる設備が異なり、必要な場合はオプションとなります。

カップボード・キッチン収納・2か所目トイレのいずれかを標準で選べる

タマホームの「大安心の家」は、カップボード・キッチン収納・2か所目トイレのうち1つを標準仕様で選ぶことができます。

背面収納が欲しい方は、カップボードかキッチン収納のどちらかを検討してみましょう。

リクシル／EIDAI／タカラスタンダードの共通標準仕様

リクシル・EIDAI・タカラスタンダードの3メーカーに関しては、以下の設備が標準仕様で付いてきます。

キッチンタイプの標準仕様

キッチンタイプは「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「対面式キッチン」「壁付けキッチン」が用意されています。
「大安心の家」なら標準仕様で選ぶことができますが、他の住宅商品ではオプションになる場合があるため、よく確認してから選びましょう。

キッチンタイプの特徴は、以下の通りです。

タマホームのキッチンにおすすめなオプション一覧

タマホームの標準キッチンをもっと快適にしたい場合は、オプションの追加がおすすめです。標準仕様以外を選ぶとオプション扱いとなります。オプション内容は、カタログや展示場で確認できます。

ここでは、キッチンに追加できるおすすめオプションを紹介しますので、ぜひ検討してみてください。

タマホームは、住宅設備を大量注文することで「ローコスト」を実現しているハウスメーカーです。そのため、標準仕様以外のオプションは高めに設定されている傾向があります。選ぶ際は注意しましょう。

タマホームのキッチンは施主支給できる？

家づくりを進める中で、「施主支給したい」と思われる方もいるでしょう。

施主支給は、施主自身が用意をして、業者に取付をお願いするアイテムのこと。自分好みのデザインでより愛着の湧く住まいが実現できるため、取り入れたいという方も多いでしょう。設備によっては、ハウスメーカーが提供するオプションよりも安く導入できる可能性もあります。

ここでは、タマホームのキッチンで施主支給できるのかについて解説していきます。施主支給が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

施主支給は一部可能

タマホームでは、施主支給を取り入れることは可能ですが、キッチンなどの住宅設備を支給することはおすすめできません。

水回り設備は不具合が生じやすく、トラブルの際に施主が対応をすることになります。万が一不良品だった場合、タマホームが提供する設備であれば保証してくれますが、施主支給の場合は保証がなく、返品・交換対応を自分で行うことになります。

また商品の用意には、取り付け業者の予定に合わせて準備をしなくてはならず、スケジュールの管理も重要になります。さらに、取付費用として数万円の費用も発生します。どうしてもキッチンを施主支給したい方は、時間や労力、費用がかかるリスクを考慮したうえで検討してみてください。

標準仕様からの減額はない

ハウスメーカーの中には、標準仕様分の金額を差し引いてくれることがありますが、タマホームでは標準仕様からの減額はありません。施主支給を増やしても費用が減ることはないので注意しましょう。

これはキッチンだけでなく、どの設備にも当てはまります。例えば、ダウンライトやペーパーホルダーといった小物に関しても、標準から変更したからと言って金額が引かれることはありません。施主支給を多くすれば必ず安くなるわけではないことを理解しておきましょう。

キッチンでおすすめな施主支給

施主支給は、簡単に取り付けることができるものから、電気工事が必要な設備まで対応可能です。ここでは、キッチンの施主支給できおすすめなアイテムを紹介します。

オプション費用が高いなと感じたときこそ、施主支給を検討してみましょう。取付費用は設備によって異なるため、事前に確認しておいてください。

タマホームのキッチンで押さえておくべき5つのポイント

キッチンは、毎日作業をする場所です。機能性やデザイン性だけにこだわってしまうと、後々後悔するかもしれません。

ここでは、タマホームのキッチン設計で後悔しないよう、押さえておくべき5つのポイントをお伝えします。失敗したとならないよう、参考にしてみてください。

ポイント①キッチンタイプはライフスタイルに合わせる

タマホームでは、標準仕様で選べるキッチンタイプが4種類あります。憧れや理想で選ぶのではなく、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

対面式のペニンシュラやアイランドキッチンは、家族や友人とのコミュニケーションが取りやすいため、普段から多人数の環境で料理する機会が多い方にピッタリです。一方、壁付けキッチンは料理に集中することができ、「料理に集中したい」「狭い空間での作業が苦手」な方に向いています。

SNSなどでオシャレなキッチンを見ると、つい同じようにしたくなりますが、普段の過ごし方を思い出し、自分に合ったキッチンタイプを選ぶようにしましょう。

ポイント②ワークトップの高さは身長に合わせる

キッチンの高さは、作業のしやすさに大きく影響します。疲れやすいキッチンとならないよう、立つ人の身長に合わせて決めることが大切です。

タマホームの標準キッチンでは、メーカーによって選べる高さが異なります。標準の高さは85㎝で、「(身長÷2)＋5」の計算で目安を割り出すことができます。…とはいえ、数字だけでは本当に合っているのかわからないものです。ピッタリな高さを見つけるためには、展示場やモデルハウスで実際に立って確認する方法が有効です。計算で確認した高さよりも、もっと高い方がいい・低い方がいいと感じるかもしれません。

高さ選びに失敗しても、工夫によって対応できます。高すぎる場合は、厚底のスリッパや厚手のフロアマットを取り入れてみましょう。低すぎる場合は、作業台を取り入れて高さを調整し、体に負担を掛けないようにしてみてください。

ポイント③通路幅は人数やキャビネット開閉を考慮する

キッチンの通路幅は、キッチン設計で後悔しやすいポイントの一つです。特に、空間が狭くなりがちなペニンシュラキッチンで後悔する人が多い印象です。「2人で料理するとどうなるか」「キャビネットの開閉時に狭くならないか」などをしっかり確認して、快適な通路幅を実現しましょう。

通路幅は、広すぎても狭すぎても作業効率が悪くなります。1人での作業が多い場合は80〜90㎝を、2人なら100cm以上の広さを目安にしてみてください。冷蔵庫周辺は狭くなりやすいため、置いた場合も想定して考えてみましょう。

また、キッチンは包丁や火を使う危険な場所でもあります。通路幅が狭いと、思わぬトラブルが起きるかもしれません。使い勝手の良さだけでなく、安全面にも考慮しながら決めましょう。高さ同様に展示場でしっかり確認することをおすすめします。

ポイント④コンセントの数や位置を決める

キッチン設計で見落としがちなのが、コンセントの数や位置です。家電を使う機会が多い方はとくに意識したいポイントです。

必要なコンセントの数・位置は人それぞれです。調理家電を使う際に「コンセントが足りない」「位置が悪い」とならないよう、あらかじめ数と位置をしっかり決めておくことが大切です。キッチンに直接コンセントを設置する場合は、1か所30,000円程度の追加費用が発生しますので、予算との相談も忘れずに。

コンセント位置に悩む方は、SNSやブログの写真を参考にしてみてください。営業担当者に聞けば、「ここに付ける人が多い」といった情報を教えてくれるでしょう。コンセントは後から追加しずらい設備なので、慎重に考えましょう。

ポイント⑤グレードアップで快適性を高める

オプションでグレードアップを全くしないことも、注意したいポイントです。毎日使うキッチンは、長く快適に使えるかを考慮することが大切になります。

例えば、標準仕様で設置可能なコの字型のカップボードは、900ミリの食器棚とカウンターが隣接した幅1800ミリサイズです。収納力としては十分ですが、カウンターは電子レンジとオーブントースターをギリギリ並べられるかどうかのサイズ。これから欲しい調理家電があっても、購入を諦めることになるかもしれません。

幅広のサイズにアップグレードしておけば、調理家電が増えても置き場所に困ることはないでしょう。空間に余裕もできて掃除もしやすくなります。「費用をなるべく抑えたいから」と標準仕様で進めようとする方こそ、使うイメージを具体的に想像してよく考えてみましょう。そして、必要だと思う場所には費用を惜しまずグレードアップするようにしてください。

タマホームのキッチン選びで後悔しない3つの方法

キッチンの設計で気を付けたいポイントがわかったところで、具体的にどうすれば回避できるのか知りたいですよね。

ここでは、失敗して後悔しないための方法をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

方法①展示場やモデルハウスで実物を見る

1つめの方法は、展示場やモデルハウスで、実物のキッチンを直接見る・触れることです。カタログではイメージしにくい質感や大きさを確認することができます。

また、タマホームの営業担当者に会うこともできます。現場を知っている人から、キッチンについてのリアルな情報を聞くことができる可能性もあります。情報を増やすことでオプションを追加するかどうかの判断もしやすくなり、余計な出費を抑えることに繋がります。

実際に、「差額無しで素敵な取手を追加できる情報を教えてもらった」という方もいるようです。カタログを請求した後は、近くの展示場・モデルハウスまで足を運んでおきましょう。

方法②オプションは優先順位を決めておく

2つめの方法は、オプション追加の仕方についてです。キッチンをより快適にするために、オプションでアップグレードしたい方もいるでしょう。しかしタマホームのオプションは、単体発注によって価格が高くなる傾向にあります。無理して導入すれば、暮らしてからお金の不安に縛られてしまうかもしれません。オプション選びは優先順位を決めておくことがとても大切です。

迷うか判断がつかない場合は、ライフスタイルを考慮して判断してみましょう。例えば、食洗器を浅型から深型へグレードアップ（10万円以上）した場合、家族が多ければ便利ですが、夫婦2人の場合は深型にしなくても十分かもしれません。

キッチンのオプション内容によっては、後から追加できない場合もあるため、そのあたりも確認しておくと安心です。

方法③SNSやブログで情報を集める

3つめの方法は、SNSやブログで情報を集めることについてです。タマホームで実際に家を建てた方の中には、キッチンについての情報を公開している方がいます。展示場やモデルハウス、カタログ、公式サイトなどからは得られない「リアルな情報」を知ることができるので、ぜひチェックしましょう。

中には、見積もりを公開している方もいます。見積もりは、オプションの予算を決める際の参考にもなるでしょう。ただし、情報が古い場合もあるため、内容はあくまで参考程度にしておくようにしてください。

タマホームのキッチンでよくある質問

まとめ

この記事では、タマホームのキッチンについて解説してきました。

標準仕様では、4つのメーカーから選べることがわかりました。「カップボード」「キッチン収納」「2ヶ所目トイレ」のいずれかを標準仕様で選べるので、収納面も充実します。

リクシル・EIDAI・タカラスタンダードの場合は、キッチンの前面に「リビング収納」を標準で付けることも可能です。ただし、壁付けキッチンを選んだ場合は付けられないため、その点だけ注意してください。

タマホームは、大量注文によって安価に抑えているため、オプション費用が高い傾向にあります。オプションで快適なキッチンを実現する際は、予算を超えないよう優先順位を決めて選ぶようにしてくださいね。

この記事で紹介した気をつけたいポイントも参考に、後悔しないキッチンを手に入れましょう。