格安SIMおすすめ10選!専門家が選び方のポイントを徹底解説
最近人気の格安SIMとは、「通信会社が提供する安価な料金プラン」を利用するために必要なSIMカードのことです。
とはいっても最近では多くの格安プランが提供されているので、どの格安SIMを選べばいいか迷う人も多いでしょう。
そこで今回は、通信費節約の専門家、河村亮介さんおすすめの格安SIMをご紹介!
他にもプロの逸品編集部が選ぶ格安SIMおすすめ10選と、格安SIMにするメリットデメリットや、乗り換え方法についても解説します。
自分にぴったりな格安SIMをゲットして、安く便利にスマホライフを楽しみましょう。
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WEBサイト運営事業『GreenEchoes Studio』代表。「ポケットWiFi選びの専門家」「通信費用節約の専門家」として活動中。 回線系オウンドメディア『GreenWaves』の企画運営執筆も担当する。
目次
格安SIMの失敗しない選び方
格安SIMはスマホの料金が安くなるメリットがありますが、どの格安SIMでもいい訳ではありません。
安さだけで選ぶと、通信速度が遅くて動画が見られないなどの不具合が生じることもあります。
そこでここでは、便利にスマホが使える格安SIMの選び方について解説します。
通信回線、通信速度で選ぶ
格安SIMを利用してスマホの通信代が安く済む仕組みは、自社で通信用のアンテナ設備などを持たず、大手キャリアの回線を借りる形で提供するからです。
主な借り先は、ドコモやau、SoftBankの3種類の回線。場合によっては電波の入りにくいエリアがあったり、同時に通信する回線数や混み具合によって、通信スピードが極端に落ちてしまうことも珍しくありません。
たとえば、AmazonプライムやNetflixなどで動画を楽しんでいるときに、ぐるぐるとウェイトマークが回ってしまうことが多いとイライラしてしまいますよね。このような現象がたびたび起こるようなら「乗り換えなければ良かった」と後悔してしまうことでしょう。
そうならないためにも、通信スピードがそこそこある格安SIMを選んだ方が後悔が少ないと言えます。
通信速度を重視するのであれば、キャリアのオンライン専用プランにしましょう。
格安SIMと一言でいうとさまざまな定義があるため、ここでは「キャリア回線を利用しているMNO」と「キャリア回線を借用しているMVNO」とに2つに分けて説明します。
キャリア回線をそのまま利用しているMNOは、混雑時間帯での通信速度低下が少ないと言われています。
一方で、キャリアから回線を借用しているMVNO回線では、お昼の時間帯や夜間など、インターネットを集中的に利用する時間帯では通信速度が低下しやすい傾向があるのです。
通信速度が低下すると動画の読み込みが遅くなり、スムーズに再生されないなどの症状が見られます。
なるべく快適にインターネットを使いたい方は、キャリア回線を利用したサービスの方が満足度が高いかもしれません。
キャリア回線を選んだ方が、通信速度は安定しているようですね。
しかし、中には「せっかく乗り換えるならとことん安くしたい!」「でも、ネットはしっかり使えるものがいい…」と葛藤している方もいるでしょう。
そんなお悩みを持っているあなたに向けて、次のようなアドバイスをいただきました。
格安SIMといっても、一般的にはキャリア回線を利用したMNOの方が料金が高く、MVNOの方が料金が安い傾向があります。
MVNOは料金が安い分、キャリア回線と同じような速度で通信できることはないと考えても差し支えはないでしょう。
維持費は安いに越したことはありませんが、通信速度とのトレードオフになりやすいため、ご自身が料金と速度のどちらを重視するのか、よく検討すべきです。
電話?ネット?使い方に合わせて選ぶ
大手キャリアのSIMは、音声とデータ通信の両方の機能を持っているため、電話やゲーム、各種アプリを利用できます。
一方で格安SIMでは、音声通話SIMとデータ専用SIMがあり、使い方を選べるのが特徴です。
たとえば、タブレットで利用するなら電話機能は必要ないので、ネットのみが利用できるデータ専用SIMを選べばさらに費用を抑えることが可能です。逆に、スマホで利用するなら電話もデータ通信もできる音声通話SIMがおすすめです。
通信データ量とオプションで選ぶ
格安SIMの通信プランにはさまざまなオプションがあり、指定された動画サービスなど「特定のアプリの通信量がカウントされない」プランもあります。
また、一般的なスマホでは、指定されたパケット通信量を超過すると通信速度が制限されますが、「povo 2.0」のように最初から通信量に設定がなく、自身で購入する形のプランも存在しています。
動画を見るのが趣味であったり、ネットを頻繁に使うようであれば、通信データ量とオプションを重視しましょう。
格安SIMを選ぶ際は、料金と通信速度はトレードオフの関係にあることを理解しましょう。
一般的に料金が安ければ、混雑時間帯に速度低下が起こる可能性が高くなります。
一方で、ある程度費用がかかるキャリアの格安プランであれば、そうした問題は少ないでしょう。
「高画質の動画をたくさん楽しみたい」「通信費はなるべく抑えてTwitterが楽しめればいい」など、ニーズは様々です。
ご自身の要望を満たすサービスが選べると良いでしょう。
自分が何を楽しみたいかによって、必要なプランやオプションが変わってくるということですね。
さて、格安SIMを選ぶ「最後のもう一押し」には、キャンペーン情報をチェックしてみるのも一つの手です。
最近では、格安SIM各社の料金形態やサービス内容にほとんど差がなくなってきているため、キャンペーンによって差別化を図っている傾向があります。
契約後のキャッシュバックだったり、人気端末が安価に購入できるなど、各社工夫を凝らしたキャンペーンを実施しています。
料金プランや通信速度で絞り込んでいって迷ってしまった場合は、実施しているキャンペーンで比較して決めるのも一つの手でしょう。
格安SIMは種類がありすぎて、どの事業者を選べば良いか迷ってしまう方が多いと思います。
迷ってしまった時は、これまでに挙げたポイントに注目してみてください。あなたにぴったりのサービスが見つかることを願っています。
通信費節約の専門家おすすめの格安SIM
おすすめ
ahamo
おすすめのポイント
- 基本料金2,970円で20GB使えるコスパの良さ
- 24時間いつでも!スピーディーな契約が可能
docomoが提供する格安SIMプランのahamo。最大の特徴は、たっぷり20GBが使えるシンプルプランです。
20GBの基本料金は2,970円(税込)と低額設定で、ahamo大盛りプラン100GBでも4,950円(税込)と激安なので、ストレスフリーでスマホを楽しめます。
さらにプランには国内通話が5分無料となるサービスもついているので、電話をかける際にも安心です。
回線は携帯のパイオニアであるdocomo回線を利用するので、4Gも5Gも高品質で提供され、時間帯による速度制限もありません。
契約はオンラインでサクッと行えるので、面倒がなくスピーディに完結します。
私がおすすめする格安SIMは「ahamo」です。通信速度が安定しているNTTドコモの回線を利用することができるため、ストレスなく動画などのインターネットサービスが利用できるでしょう。
また、費用面に関しては、月額2,970円(税込)で月間20GBまでのパケット通信と1回5分までに通話であれば何度でも無料となる特典がついてくるなど、非常にコストパフォーマンスに優れています。
月間20GBは使いきれないと思う方もいらっしゃると思いますが、ドコモの小容量プランよりも安価で使える可能性があるため、損をすることは少ないでしょう。
また、月間20GBで足りない方に関しては、大盛りオプション(+80GB /1,980円(税込))を追加することで、5Gギガホプレミアよりも安価に大容量通信を利用することができます。
このように、ahamoは守備範囲が広いため、多くの人におすすめできるサービスと言えるでしょう。
ahamoの詳細 | |
月額料金 | 2,970円(税込)~ |
月間データ量 | 20GB~ |
通話プラン | 国内通話5分間無料 |
利用回線 | docomo |
格安SIMおすすめ10選
続いては、『プロの逸品』がお届けするおすすめの格安SIM10選を紹介します。
上記の選び方を参考にしながら、自分に合った格安SIMを探してみてください。
▼サービス名をタップすると詳細情報を確認できます。
プロおすすめ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
商品画像 | |||||||||||
サービス名 | ahamo | LINEMO(ラインモ) | ahamo | UQ mobile | mineo(マイネオ) | OCN モバイル ONE | IIJmio | トーンモバイル | イオンモバイル | Y!mobile (Yステーション) | HISモバイル |
月額料金 | 2,970円(税込)~ | 990円(税込)~ | 2,970円(税込)~ | 990円(税込)~ | ・マイピタ1,298円(税込)~ 初月から3か月は110円(税込)~ ・マイそく660円(税込)~ | 550円(税込)~ | ・音声SIM:850円(税込)~ ・データSIM:440円(税込)~ | 1,100円(税込)~ | 803円(税込)~ | 2,178円(税込) 2回線目は990円(税込) | ・290円(税込)100MB未満 ・1GB:550円(税込)~ |
月間データ量 | 20GB~ | 3GB~ | 20GB~ | 3GB~ | ・マイピタ:1GB~ ・マイそく:無制限 | 500MB~ | 2GB~ | 動画のみ1GB~ | 0.5GB~ | 3GB | 1GB~ |
通話プラン | 国内通話5分間無料 | ・5分以内の国内電話無料オプション「通話準定額」 ・国内通話かけ放題オプション「通話定額」 | 国内通話5分間無料 | ・通常は税込22円/30秒が別途必要 ・オプション550円(税込)で60分無料 | ・10分かけ放題:550円(税込)/月 | ・500MBコースは最大10分無料 ・完全かけ放題は月額1,430円(税込) | ・通話定額5分+:500円(税込) ・通話定額10分+:700円(税込) ・かけ放題+:1,400円(税込) | かけ放題月額770円(税込) | ・5分かけ放題:550円(税込) ・10分かけ放題:935円(税込) ・フルかけ放題:1,650円(税込) | ・10分間無料:770円(税込) ・何分でも無料:1,870円(税込) | ・5分かけ放題:500円(税込) ・完全かけ放題:1,480円(税込) |
利用回線 | docomo | ソフトバンク | docomo | au | au・docomo・Softbankから選べる | docomo | docomoとauから選べる | docomo | docomoとauから選べる | Softbank | docomo |
商品リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
LINEMO(ラインモ)
おすすめのポイント
- データ量3GBのミニプランなら月額990円(税込)
- データ量20GBのスマホプランでも月額2,728円(税込)
LINEMOは、ソフトバンク回線を利用した格安SIMを提供する通信サービスです。
ライフスタイルに合わせた2つのプランから選べて、データ量3GBのミニプランなら月額990円(税込)で利用でき、データ量20GBのスマホプランでも月額2,728円(税込)で利用が可能です。
独自のお得なサービスとして「LINEギガフリー」が提供されていて、LINEでのトークもビデオ通話もギガ消費がゼロとなる、うれしいサービスが魅力です。
LINEMOは格安SIMを使用していながら、追加料金なしで5G通信も利用でき、ソフトバンク回線をそのまま利用しているので繋がりやすく、日本全国で利用できます。
LINEMO(ラインモ)の詳細 | |
月額料金 | 990円(税込)~ |
月間データ量 | 3GB~ |
通話プラン | ・5分以内の国内電話無料オプション「通話準定額」 ・国内通話かけ放題オプション「通話定額」 |
利用回線 | ソフトバンク |
ahamo
おすすめのポイント
- スマホを自由に使える安心の通信品質が魅力
- 気持ちいいくらいにシンプルなモバイルサービス
通信費節約の専門家おすすめの格安SIMがここでも登場!
ahamoとは、docomoが提供する格安SIMプランです。大手キャリアの回線を利用できるため、通信の安定性が大きな魅力となっています。
20GBも使えて基本料金が2,970円というお得な料金設定が特徴で、とくにインターネットを楽しみたい方にはうれしいポイントでしょう。
5分の通話かけ放題が無料でついてくるため、ちょっとした用事であれば、通話料を気にせずに電話ができることもメリットのひとつです。
24時間いつでもオンラインで契約ができるので、忙しくてショップに行けなかったり「思い立ったら即行動したい」といった方におすすめです。
しかも、現在ドコモの回線を使っている方は、SIMカードの発行不要で簡単に乗り換えができます。
ahamoの詳細 | |
月額料金 | 2,970円(税込)~ |
月間データ量 | 20GB~ |
通話プラン | 国内通話5分間無料 |
利用回線 | docomo |
UQ mobile
3つのお得な料金プランで月額990円(税込)から利用可能
おすすめのポイント
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越せる
- くりこしプラン+5Gは人口カバー率99.9%
UQ mobileはau回線を利用する格安SIMプランで、シンプルな3つのプランが提供されています。
すべてのプランに「自宅セット割」が適用され、くりこしS+5Gはデータ容量3GBで月額990円(税込)~、データ容量15GBのくりこしプランM+5Gは、月額2,090円(税込)~、くりこしプランL+5Gなら、データ容量は25GBとなり2,970円(税込)~の提供です。
さらに、余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので、無駄のない使い方ができるのも魅力です。
音声通話については月額550円(税込)のオプション利用で、月60分までの通話が無料になります。
UQ mobileの詳細 | |
月額料金 | 990円(税込)~ |
月間データ量 | 3GB~ |
通話プラン | ・通常は22円(税込)/30秒が別途必要 ・オプション550円(税込)で60分無料 |
利用回線 | au |
mineo(マイネオ)
おすすめのポイント
- 必要なデータ容量を選べるマイピタは1,298円(税込)から
- データ量無制限で通信速度で選ぶマイそくは、ライト660円(税込)から
mineo(マイネオ)は、自分にぴったりなプランを4コースから選べることが特徴。
利用する回線も、au・docomo・Softbankから好きな回線を選ぶことができます。
必要なデータ容量を選べる「マイピタ」は、データ容量1GBで1,298円(税込)から提供され、初月から3か月間はマイピタ割にて110円(税込)での提供です。
そのほか5GB・10GB・20GBの合計4タイプから好きなコースを選べます。
さらに、最大通信速度から選べる「マイそく」は、最大300kbpsなら月額660円(税込)で利用可能です。
mineo(マイネオ) の詳細 | |
月額料金 | ・マイピタ1,298円(税込)~ 初月から3か月は110円(税込)~ ・マイそく660円(税込)~ |
月間データ量 | ・マイピタ:1GB~ ・マイそく:無制限 |
通話プラン | ・10分かけ放題:550円(税込)/月 |
利用回線 | au・docomo・Softbankから選べる |
OCN モバイル ONE
おすすめのポイント
- 使いたい方に合わせた5つのコースを用意
- 500MBコースなら月額550円(税込)で利用可能
OCN モバイル ONEは、ドコモ回線通信品質4期連続総合1位評価を獲得している、格安SIMプランを提供する通信業者です。
データ容量は500MB・1GB・3GB・6GB・10GBの5タイプから、自分に合った容量を選ぶことが可能です。
ほとんどデータを消費しない方なら、500MBコースで月額550円(税込)で利用でき、最大10分の無料通話がついてきます。
通話料の多い方には、完全かけ放題となるプランが月額1,430円(税込)で用意されています。
データ量が最大となる10GBコースなでも、月額1,760円(税込)で利用可能です。
OCN モバイル ONEの詳細 | |
月額料金 | 550円(税込)~ |
月間データ量 | 500MB~ |
通話プラン | 500MBコースは最大10分無料 ・完全かけ放題は月額1,430円(税込) |
利用回線 | docomo |
IIJmio
おすすめのポイント
- データ量は2GB~20GBまで5プランから選べる
- SIM機能は5種類、通話オプションは3種類が用意
IIJmioは、データ量・SIM機能・オプションを自由に組み合わせられる格安SIMプランを提供しています。
使用回線はdocomoとauのどちらか好きな回線を選べて、タブレットなど音声通話が必要ないなら2GBプランで、月額440円(税込)から利用できる低価格が人気です。
料金プランも公式サイトで、希望するデータ容量、音声通話が必要か、通話オプションを選ぶだけで分かります。
余ったデータは翌月に繰り越せるので、無駄なく利用できますし5Gも無料で利用可能です。
因みに音声SIMで20GBを選び、通話定額5分のオプションを選択した場合でも、月額2,090円(税込)で利用可能です。
IIJmioの詳細 | |
月額料金 | ・音声SIM:850円(税込)~ ・データSIM:440円(税込)~ |
月間データ量 | 2GB~ |
通話プラン | ・通話定額5分+:500円(税込) ・通話定額10分+:700円(税込) ・かけ放題+:1,400円(税込) |
利用回線 | docomoとauから選べる |
トーンモバイル
おすすめのポイント
- 料金プランはシンプルなワンプランのみ
- 月額基本料金が1,100円(税込)の低額設定
トーンモバイルは安定のdocomo回線を利用した、格安SIMプランを提供する通信業者です。
料金メニューはシンプルなワンプランのみで、月額基本料は1,100円(税込)と驚きの低額設定です。
その内容は、ゲーム、SNS、メールインターネットはすべて使い放題で、YouTubeなどの動画は月1GBまで利用可能になっています。
1GB以上のデータ量が必要な場合はチケットを購入することで、1GBを330円(税込)でプラス可能です。
音声通話はかけ放題のオプションを利用すれば、月額770円(税込)で5分以内の国内音声通話が、回数無制限でかけ放題になります。
トーンモバイルの詳細 | |
月額料金 | 1,100円(税込)~ |
月間データ量 | 動画のみ1GB~ |
通話プラン | かけ放題月額770円(税込) |
利用回線 | docomo |
イオンモバイル
おすすめのポイント
- 期間縛りなし、解約金無料、他社への乗換え無料
- 音声1GBプランなら電話もネットも使えて858円(税込)
イオンモバイルは、10GBまで1GBきざみでぴったりのプランが選べる格安SIMプランを提供しています。
音声1GBプランなら、電話もネットも使えて858円(税込)から利用可能で、プラス550円(税込)で電話が5分間かけ放題で利用できます。
10GBまでなら1GB増えるごとにプラス税込100円で利用できるので、1GB料金にプラス税込900円で、10GB・1,680円(税込)で利用できます。
最大容量は50GBとなり、それでも料金は5,258円(税込)で済むので、ゲームや動画を外出先で思いっきり楽しめます。
イオンモバイルの詳細 | |
月額料金 | 803円(税込)~ |
月間データ量 | 0.5GB~ |
通話プラン | ・5分かけ放題:550円(税込) ・10分かけ放題:935円(税込) ・フルかけ放題:1,650円(税込) |
利用回線 | docomoとauから選べる |
Y!mobile (Yステーション)
おすすめのポイント
- 選べる3プランは3GB、15GB、25GBから選べる
- 税込770円のオプションで10分間の国内通話が無料になる
Y!mobile (Yステーション) は、3GB、15GB、25GBの3プランから選べて、最小の3GBのシンプルSプランは、2,178円(税込)で利用可能です。
シンプルMプランは15GBで、3,278円(税込)となり、シンプルLプランは25GBで、4,158円(税込)での利用ができます。
どのプランもデータ増量キャンペーン対象で、契約から1年間データ増量オプションが無料となります。
また、全プラン「データくりこし」に対応しているので、その月に余ったデータ量はよく月に繰り越して利用可能です。
音声電話オプションでは月額770円(税込)にて、10分間の国内通話が無料となるサービスが提供されます。
Y!mobile (Yステーション)の詳細 | |
月額料金 | 2,178円(税込) 2回線目は990円(税込) |
月間データ量 | 3GB |
通話プラン | ・10分間無料:770円(税込) ・何分でも無料:1,870円(税込) |
利用回線 | Softbank |
HISモバイル
おすすめのポイント
- 解約金も最低利用期間の制限もなし
- 自由自在プランは100MB未満の月は290円(税込)でOK
HISモバイルは、業界No1宣言をしている格安SIMプランを提供する通信業者です。
利用回線は安定したドコモ回線なので安心ですし、データ量が100MB未満の月は利用料金がなんと290円(税込)で済みます。
1GBプランで550円(税込)、3GBプランでも770円(税込)と、正に格安での提供を実現させています。
最大容量となる50GBでも、5,990円(税込)での提供なので安心です。
また、どのプランでも1GBが200円(税込)でチャージできるので、必要量を調整することが可能です。
月額500円(税込)の音声通話オプションに加入すれば、5分間までの国内通話が何度でも無料になります。
HISモバイルの詳細 | |
月額料金 | ・290円(税込)100MB未満 ・1GB:550円(税込)~ |
月間データ量 | 1GB~ |
通話プラン | ・5分かけ放題:500円(税込) ・完全かけ放題:1,480円(税込) |
利用回線 | docomo |
格安SIMってなに?
格安SIMというワードを聞いたことはあっても、実際はどんな仕組みで、何ができるのか分からない方も少なくないでしょう。
そもそもSIMカードは、スマホでの電話やLINEなどのアプリ通信に必須となるアイテムのことで、SIMカードがなければ通信自体ができません。
通常のキャリアが提供しているプランと比較して、安価に利用することができるSIMカードということで「格安SIM」と呼ばれています。
もっと簡単に表現すると「スマホの通信代を格安にできる通信カード」とも言えるでしょう。
キャリアのスマホプランと同じく、格安SIM事業者の通信プランを利用するということが、格安SIMを利用するということなのです。
格安SIMのメリットとデメリット
格安SIMを利用するメリットとデメリットについて解説します。
- とにかく安くスマホを利用できる
- 大手キャリアでも格安SIMが提供される
- 使うのに多少の手間がかかる
格安SIMのメリット
まずはメリットから見てみましょう。
とにかく安くスマホを利用できる
格安SIMのメリットは「とにかく安くスマホを利用できる」ことです。
一般的に大手の通信キャリアである「docomo・au・Softbank」などの通信プランの場合、月額で約5,000円~7,000円の通信費を支払っているはずです。
一方、格安プランを提供する「ahamo」や「LINEMO」などでは、月額が2,000円~3,000円ほどで済んでしまいます。
キャリアの通常プランと比べて月額で約3,000円~5,000円の差があり、乗り換えることで年間36,000円~60,000円程度の節約になるのです。
このように、安価にスマホを利用できるようになるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
大手キャリアでも格安SIMが提供される
格安SIMは「通常のキャリアプランと比較して料金が安価なSIMカードを利用したスマホプラン」のことを言います。
これらの格安SIMは、キャリアから回線を借用してサービスを提供している「MVNO(仮想移動体通信事業者)」から提供されていることが多いです。
ところが最近では、大手キャリアでも格安の料金プランを提供するようになっています。
KDDI株式会社が提供する「UQ mobile」や、ソフトバンク株式会社が提供する「ワイモバイル」は、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
このように、大手キャリアで安価なプランを申し込めるようになったことも、格安SIMのメリットの一つと言えるでしょう。
実店舗を持たずオンラインでの契約を行うことで安価なプランを提供してきたMVNOですが、実店舗で契約できる格安プランが登場してきたほか、オンラインでキャリア回線に申し込みができるようになってしまったことによって、MVNOの影が非常に薄くなってきている印象です。
キャリアが提供する格安プランも、MVNOのプランも価格差がかなり小さくなってきているため、通信速度や使い勝手・サポート体制を重視するのであれば、多少高くともキャリアが提供しているプランの方が満足感が高いでしょう。
デメリット
続いてデメリットも詳しく見てみましょう。
使うためには多少の手間がかかる
格安SIMを利用する際のデメリットは、使用に条件が伴うことでしょう。
一般的には、次のような条件が発生します。
- サポートがオンラインになることが多い
- キャリアメールを使うためには手続きが必要
- すべての通信事業者が定額通話プランを提供しているわけではない
- SIMカードの差し替えや通信設定などを自分で行う必要がある
- 通信速度が低下するケースもある
- 通信事業者によってLINEのID検索ができない場合がある
一見すると不便が多く感じられますが、たとえば「UQ mobile」や、「ワイモバイル」のような大手キャリアのサブブランドであれば、実店舗でサポートを受けられることがあります。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた後もメールアドレスを変えたくない場合は、月額330円(税込)でアドレスを使える持ち運びサービスがあります。
多少なりとも手間はかかりますが、とくに不便と感じない方にとっては、格安SIMにはデメリットが少ないともいえるでしょう。
【初めてでも出来る?】格安SIMの乗り換え方法
格安SIMに変更して現在のスマホの通信量を安くするには、現在のキャリアから乗換えにて変更する方法と、新規にスマホと一緒に購入して、番号をそのまま乗り換える方法など複数の手段があります。
ただし、多くの格安SIMがオンラインでの契約となっているため、初期設定を自分で行う必要があるのです。
ここでは、格安SIMに変更する方法をシーン別に解説します。
SIMロックを解除して変更する
SIMカードはスマホの内部に格納されている通信用のカードで、2021年10月1日以前に大手キャリアなどで購入したスマホには、他社の通信網の利用を制限する「SIMロック」がかかっています。
この期間に購入したスマホをお使いの方が格安SIMに変更するには、SIMロックを解除する必要があり、自分でロック解除を行わなくてはいけません。
SIMロック解除の方法は各キャリアで異なっていますが、ホームページで解除方法が公開されているので、手順どおりに行えば解除可能です。
どうしてもロック解除できない方は、キャリアのショップに行けば有料(3,300円(税込))で解除してくれます。
既存のSIMロックを解除して、格安SIMを契約すれば変更が完了となるのです。
同じキャリア内で格安SIMを利用する
大手のキャリアからも格安SIMプランが提供されているので、現在のキャリア内で格安SIMに変えるならほとんどのケースでSIMロック解除が不要になります。
しかも、各キャリアのショップで変更手続きができるので、不安なく格安SIMへの変更ができるのでおすすめです。
また、次のキャリア内での乗換えならキャリア変更に伴う、事務手数料の3,300円(税込)も不要となりお得といえます。
ただし、ahamoの場合では、ショップでの乗り換えは有料となり、スタッフが乗り換え方法を指導する形となるため注意しましょう。
大手キャリア | 格安SIM |
docomo | ahamo |
au | UQモバイル |
Softbank | ワイモバイル |
スマホの買い替えと同時に格安SIMにする
スマホデビューする方や新しいスマホを購入する方なら、格安SIMが搭載されたスマホを購入すれば簡単に格安SIMを手に入れることが可能です。
面倒な設定など不要で、格安SIMプランに契約するだけで利用できるのでとても簡単です。
何らかの理由で電話番号を変えたい方なら、MNP(番号をそのまま乗り換えを行うこと)の手続きも不要なので便利です。
格安SIMへの乗り換え障壁としては、SIMロック解除、キャリアメール引き継ぎ、手続きの3つがありました。
現在では、通常購入する機種であればすべてSIMフリーとなっている場合がほとんど。
キャリアメールが乗り換え先で利用できない問題に関しては、2022年12月に大手キャリアで「メールアドレス持ち運び」の仕組みが整備されたことで、乗り換え先でもキャリアメールが利用できるようになったのです。
このように、かなり乗り換えしやすい環境が整ってきています。
乗り換え手続きに関してのみ勉強する必要がありますが、以前と比べると乗り換えハードルはかなり低くなってきていると言えるでしょう。
格安SIMに関するよくある質問
最後に、格安SIMに関するよくある質問をいくつかまとめました。
格安SIMを使用する際の不安はここで解決しておきましょう。
格安SIMとeSIMとは別物で、格安SIMの多くが物理SIMカードを採用しています。 eSIMはスマホ本体と、提供する通信事業者の両方が対応している必要があり、対応していない場合はeSIMの利用はできません。
格安SIMプランは普段のスマホをどのように利用しているかで、選ぶプランが決定します。 格安SIMに変更するほとんどの方が、多くのデータ量を必要とせず、通話もLINE通話などを利用する場合が多くなるでしょう。 そうではなく、データ容量が50GB以上でかけ放題オプションをつけるなど、フルスペックにすれば格安SIMプランでも高額になります。
格安SIMは大手キャリアである、docomo・au・Softbankの、いずれかの回線を利用します。 どのキャリア回線も人口カバー率が高いので、どこを使っても問題ありません。格安SIMを使うなら、使用する回線はあまり気にしなくても大丈夫です。
まとめ
今回は、おすすめできる格安SIMの紹介と、メリットデメリットや乗り換え方法なども詳しく紹介してきました。
毎月のスマホ代を安く抑えるなら、格安SIMプランを使用すれば大手キャリアのスマホ代よりも安くできます。
ただし、利用できるプランや音声通話などがオプションになるなど、色々条件が異なってくるので注意が必要です。
また、多くの格安SIMが登場しているので、変更に迷う方も多いでしょう。そんな方には、本ページで紹介している格安SIMをご検討ください。
きっと自分にぴったりなプランを見つけられて、安くて便利なスマホライフが実現するでしょう。