医療用ウィッグおすすめ6選!安いものや自然に見えるタイプまで紹介
「抗がん剤治療の予定で医療用ウィッグを探している」
「ウィッグだとバレないか不安」
治療のために医療ウィッグを探している方にとって、ウィッグの見た目や着け心地はこだわりたいもの。価格帯も幅広く、どれを選べばいいのか分からなくなってしまうでしょう。
そこで今回は、ランブス医療美容認定協会理事として活躍し、がん患者専門美容室を経営する医療美容師の尾熊英一さんに、医療用ウィッグの選び方を教えていただきました!
他にも、プロの逸品編集部による医療用ウィッグおすすめ6選をご紹介します。
医療用ウィッグは、治療中の生活やご自身の気持ちを左右する大切なアイテムです。この記事の情報を参考にして、最適なウィッグを見つけましょう。
▼メーカー名をタップすると詳細情報を確認できます。
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メーカー名 商品名 | アンベリール | ブライトララ | スヴェンソン | リネアストア 天使の四季のボブ | HIYE 医療用ウィッグ女性用ボブ | Premium Feel 医療用ウィッグ クラシックショート |
リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 |
おすすめポイント | 無料試着OK 無料オーダーカット | JIS規格「M.Wig」認証 | ウィッグの毛量調整あり | カラーバリエーション全5色 | 自然な人工皮膚つき | 伸縮性・通気性あり |
毛質 | 人毛MIX | 人毛100%、人毛MIX、人工毛 | 人毛、人工毛 | 人工毛 | 人毛100% | 人毛30%×新型耐熱繊維70% |
参考価格 | 39,800円(税込)~ | 12,800円(税込)~ | 13,200円(税込)~ | 16,980円(税込) | 7,980円(税込) | 11,000円(税込) |
サイズ交換 | 到着後一週間以内は無料 | カラー交換のみOK | サイズ調整永久無料 | 到着後1週間以内ならOK | フリーサイズのため交換はなし | 到着後3日以内ならOK |
ドライヤーの使用 | OK | OK | 購入店舗で相談 | OK | OK | OK |
店舗数 | 全国31店舗 | 1店舗 | 全国に77店舗 | - | – | – |
外見を整えることは内面を整えることに等しい、内面を整えることは人生を支えることに等しい。病院行くなら美容院へ行こう!をスローガンにがん患者さんや脱毛患者さんなどのウィッグケア、心と体のケア再生のお手伝いを中心に医療美容師としてがん患者専門美容室を経営。 その他中学・高校・専門学校など教育機関にて講師活動を展開。 執筆活動をはじめテレビ、ラジオなどメディアにも多数出演。 現在は活動家(アクティバー)として邁進中!
医療用ウィッグとは?
医療用ウィッグは、抗がん剤による治療や放射線治療、火傷や脱毛症、頭皮のけがや手術によって、脱毛された方の髪の悩みを減らして、安心して生活を送れるようにつくられたウィッグです。
脱毛による精神的な負担を軽減し、生活の質を高めるためにも、医療用ウィッグがどのような役割を持つのかを知っておきましょう。
ファッション用ウィッグとの違い
一般的なファッションウィッグは、一時的におしゃれを楽しむことを目的として使用します。
それに対して、医療用ウィッグは、治療や病気による脱毛をカバーし、長時間にわたって装着します。地毛の代わりとして使用することが目的なので、自然な見た目になるように作られたり、通気性を高めるつくりになっていたりします。
品質面で比べると、ファッション用ウィッグは、植毛方法が機械植えで大量生産が多数。耐久性や自然の見た目にはあまりこだわっていません。
一方で医療用ウィッグは、1本1本手植えで手触りや毛流れを考慮してつくられている商品が多いことが特徴。ほとんどの医療用ウィッグには、つむじや分け目の部分に人工肌がついていて、治療の状況によってサイズ調整できるアジャスターがついています。
医療用ウィッグの相場
医療用ウィッグの価格の相場について見ていきましょう。
既製品
既製品はすでに完成した状態で販売しているウィッグです。
既製品の医療用ウィッグの相場は、約1万~10万円です。オーダー品と比べて比較的お手頃価格で購入できますが、自分にピッタリのサイズのものが見つからないこともあります。
オーダー品
オーダー品は、フルオーダーとセミオーダーに分かれます。
フルオーダーは、頭の形をとることから始まり、髪の毛の長さや毛量など希望に合わせて調節してつくります。価格の相場は、約40万円~80万円となっており、医療用ウィッグの中で、最も高い価格帯です。
セミオーダーは、ベースのウィッグを希望のスタイルでカットして完成するウィッグです。価格の相場は、約10万円~40万円となっています。
毛質によって価格が上下しやすい
毛質も価格に大きく関係します。
一般的には人毛が最も価格が高く、次にミックス毛(人毛+人工毛)、最もリーズナブルなものが人工毛です。
人毛の中でもさらに種類があり、『レミーヘアー』と呼ばれる毛は同じ人毛ウィッグの中でも高価な部類に入ります。『レミーヘアー』とは、人毛をなるべく加工せず元の素材を活かした状態の毛で、キューティクルが整っているため自然な見た目が特徴。
好みによるところが大きいため、どの種類の毛が望ましいか一概に断定はできませんが、生活や気持ちを左右する大事な髪の毛ですから、価格や毛質の特徴を知るのは大切な第一歩でしょう。
医療用ウィッグには助成金がある?
現在、医療用ウィッグは、治療目的ではないため、患者さんにとって必要不可欠なアイテムにもかかわらず、公的な保険適用や医療費控除の対象外です。
公的な保険適用や医療費控除は、「治療目的」であることが条件となっています。
そんな状況下で、抗がん剤治療を受けたことのある患者さん向けに、医療ウィッグの購入代金を助成する都道府県地区町村(自治体)が増えています。
医療用ウィッグの助成金を申請する際の条件は以下の3ポイントです。
- 助成金制度のある自治体に在住
- 抗がん剤治療を受けている、または抗がん剤治療を受けたことのある方
- 抗がん剤治療の副作用によって髪が抜けてしまい、就労や社会参加などに支障が出て医療用ウィッグを必要とする方
申請時には、医療用ウィッグを購入した時の領収証が必要となるので、きちんと保管しておきましょう。
医療用ウィッグの選び方
医療用ウィッグは多くのメーカーから販売されていて、それぞれのメーカーごとにおすすめしているポイントも異なります。
まずは、医療美容師として多くの医療用ウィッグに触れてきた尾熊英一さんによる『医療用ウィッグ選びの第一歩』を教えてもらいましょう。
皆さん選定基準としてまず『デザインとご予算』がイメージしやすいかと思います。
ただそれ以外にも『体調や用途』をしっかり把握することが大切ですね。
治療中に必要なウィッグなのか?治療後発毛中に必要なのか?仕事用なのか?プライベート用なのか?周りの人に告知出来ているか?周りに知られたくないのか?などなど。
それにより、
- 人毛、人工毛、ミックスなど素材の分類
- 手編み、機械編みなど編み方の分類
- レースやストレッチなど裏地の分類
- 既製品やセミオーダー、フルオーダーなどサイズ感などフィット感による分類
- 脱毛前後に対応するアジャスターの有無
- 安心感に左右する金具の有無
などなど、専門的な方に相談しながら選定できるとより安心ですね。
きっと医療用ウィッグを探している方は、「気兼ねなく出かけたい」「周りにバレたくない」「せっかくだからおしゃれな髪型にしたい」など、それぞれ違った悩みや願望を抱えていると思います。
まずはその気持ちを大切にして、どのような使い道を予定しているかを整理しましょう。
そして、希望する使い道が決まったら、次は医療用ウィッグの選び方について見ていきましょう。
治療方法と期間に合わせて選ぶ
抗がん剤治療の予定のある方は、治療前のウィッグ購入がおすすめです。脱毛前に購入すれば、いまある髪型や地毛と比べながら、ウィッグを試して選ぶことができます。
個人差はありますが、抗がん剤治療をはじめてから2~3週間ほどで脱毛がはじまるとされていますので、その前に試着や注文ができているといいでしょう。
また、医療用ウィッグには、既製品とオーダーメイドの2タイプあり、オーダーメイドの場合は受け取るまでに日数がかかります。治療のスケジュールのタイミングを見て、前もって準備しておくのがベストです。
医療ウィッグの使用期間は、人それぞれ異なりますが、治療の流れによっておよそ1年半~2年の期間が目安。治療が始まって脱毛したり、治療後に発毛して頭囲のサイズが変わったりするので、状況によってサイズ調整できる医療用ウィッグを選んでみてください。
カバーしたい部分に合わせて選ぶ
医療用ウィッグには、頭全体をカバーするフルウィッグと、部分的にカバーするヘアピースタイプがあります。
フルウィッグ
フルウィッグは頭全体をすっぽり覆ってカバーするウィッグで、抗がん剤の副作用などに対応しやすいです。
抗がん剤治療を受けるにあたり、脱毛がどの程度進行していくのかわからないかと思いますが、フルウィッグであれば途中で毛量が変わっても買い替える手間やコストが抑えられます。
また、フルウィッグは円形脱毛症が悪化している場合などにも便利ですよ。
ヘアピース
ヘアピースは部分的な円形脱毛症の方に便利なウィッグです。毛量が足りない部分にだけつけるウィッグなので、頭全体が締め付けられることなく、快適に過ごせます。
治療の状態によっては、フルウィッグでなく、ヘアピースを選ぶこともあるでしょう。
蒸れる心配も無く、雑菌の繁殖や髪のニオイを抑えることもできますが、地毛と異なる色を選んでしまうと目立ってしまう可能性もあります。
ヘアピースを選ぶ際は、できるだけ自分の髪色に近いものを選ぶと良いでしょう。
毛質をチェックする
ウィッグを装着した時に、自然なヘアスタイルに見えるかは、購入する際に気になるポイントです。
ウィッグの毛質は以下3種類あります。使用する期間や使用する頻度もあわせて、自分に合ったタイプを選んでみてください。
人工毛
アクリル系やポリエステルなどの化学繊維で作られた人工毛です。
形状記憶されているので、スタイリングをする必要がないのがメリット。また、安価で比較的種類が豊富なため、価格重視の方やウィッグを複数持ちたい方にはおすすめです。
デメリットとしては、艶がありすぎて人工的に見える可能性があること、人毛に比べて重いこと、ロングは特に劣化が速いといった点が挙げられます。コテやアイロンなど、高温な熱による変形の可能性もあるので注意しましょう。
ポリエステル素材であれば、熱に強くドライヤーやヘアアイロンを使えるものもあります。
使う頻度にもよりますが、3~4ヶ月が買い替えの目安です。
人毛
特殊加工をした人間の髪の毛で100%つくられたウィッグです。
化学繊維の人工毛と比較すると、しなやかで柔らかい質感。テカリや光沢感がないので、自然な見た目が特徴です。さらに熱にも耐性があるので、ドライヤーやヘアアイロンによるスタイリングやブローも可能。
デメリットとしては、毎回形が変わるのでセットが必要なこと、高額なものが多く抗癌剤の副作用がひどい時など購入タイミングを考える必要があるといった点が挙げられます。
利用頻度にもよりますが、約1年程度は耐久性がもつでしょう。
ミックス
人毛と人工毛を配合してつくられたウィッグです。
人毛と人工毛のそれぞれの長所をあわせてミックスしているので、人毛100%よりはスタイルが崩れにくく、人工毛よりは見た目が自然なところが特徴。
配合している人工毛がポリエステルであれば、ドライヤーやヘアアイロンが使えるものもあります。
利用頻度にもよりますが、耐久性は約半年程度といったところでしょう。
つむじ・生え際が自然なタイプを選ぶ
医療用ウィッグを装着するにあたっては、見た目が自然でウィッグを使っていることが分からないことが大切です。
医療用ウィッグを選ぶ際に、つむじや生え際は意外と見落としがちですが、日常生活の中で頭頂部がほかの人の視界に入ることは思っているより多いもの。
自然な見た目のつむじにこだわりたい方は、人工皮膚を使った製品がおすすめです。本物の地肌に似た素材でつくられ、頭皮から直に髪が生えているように見えます。
人工皮膚はウレタン製と違って通気性があるので、ウィッグの長時間使用による蒸れも気にならないでしょう。
アフターフォローがあるかチェックする
医療用ウィッグを購入後も柔軟に対応してくれるアフターフォローがあるかチェックしておきたいポイントです。
治療や病気の約1年半~2年の間に、しっかりとしたアフターフォローがあると、快適に使い続けることができます。
メンテナンスのメニューや価格は、お店によってそれぞれ異なります。再アレンジ微調整、サイズ交換、ウィッグのクリーニング、部分増毛、ウィッグのお手入れ方法の指導などさまざま。
治療中専用の美容室があるウィッグ販売店舗を選んでみるのもいいでしょう。
M.Wigマークの有無
『Med・ウィッグマーク』という医療用ウィッグおよび附属品に関する、JIS製品企画適合マークがあるのをご存じでしょうか? 医療用ウィッグを購入する人が、安心安全高品質で、低価で使えるように以下4つのテスト項目を基準値に満たしている必要があります。
- 頭皮に接触するネット部、スキンベース部、インナーキャップ部のパッチテスト(皮膚刺激のテスト)
- ホルムアルデヒドの測定値テスト
- 洗濯による堅ろう度の性能テスト
- 汗による堅ろう度の性能テスト
M.Wigのロゴマークがある医療用ウィッグを探してみると良いでしょう。
参考:医療用ウィッグ「安心・安全」マーク
参考:医療用ウィッグ「安心・安全」マーク
医療用ウィッグおすすめ6選
『プロの逸品』がお届けするおすすめの医療用ウィッグ6選を紹介します。
上記の選び方を参考にしながら、自分に合った医療用ウィッグを探してみてください。
アンベリール
おすすめのポイント
- 試着&返送料が無料!
- ウィッグの似合わせオーダーカット付き!
アンベリールの最大の特徴は、「無料で試着が出来る」という点です。
試着と聞くと、一般的には店舗に直接行く必要があったり何かと億劫なものですが、アンベリールなら無料で自宅までウィッグを郵送してくれます。
もちろん返送料も無料!品質に自信があるからこそ叶えられるサービスですね。
他にも、つむじや分け目など、とくに頭頂部に不自然さが感じられやすいウィッグが多い中、「ちょっとした違和感」を解消したナチュラルさが魅力です。
通気性がよく軽量のため、こまめに外してお手入れができない外出時に活躍することでしょう。
さらに、アンベリール専属の美容師によるオーダーカットも!あなたに似合うヘアスタイルに、さらに近づけることが可能です。
ウィッグの購入時や試着の返送時に、雑誌の切り抜きや希望のヘアスタイルを送ってオーダーしましょう。
僕たち、医療美容師がウィッグの施術させていただく際に気にすることがいくつかあります。
- 艶や切れ毛など毛髪として質感の自然さ
- 分かれ目やつむじなど生え方の自然さ
- 量感の多い少ないという毛量の自然さ
- おくれ毛や産毛、うなじなど身体的な自然さ
などなど、多角的にいろいろな尺度から、いかに自然の状態に見えるかをこだわって施術を行います。
その点、アンベリールさんのウィッグは、とても優秀かと思います。特に生え方の工夫やフィット感などお持ち込み頂いたお客様もとても満足されていました。
僕がその方に行った施術は、その方の骨格や輪郭を考慮した似合わせカットで、さすがに、これはウィッグを装着しながらカットする美容師じゃないとできない領域なので仕方ないレベルでした。
よって、ほぼほぼ最後の最後の仕上げだけで済んだので、とてもやりやすいウィッグでした。
アンベリール の詳細 | |
毛質 | 人毛MIX |
参考価格 | 39,800円(税込)~ |
サイズ交換 | 到着後一週間以内は無料 |
ドライヤーの使用 | OK |
店舗数 | 全国31店舗 |
ブライトララ
おすすめのポイント
- ヘアスタイルのタイプやカラーバリエーションも豊富
- 日本製の最高級耐熱ファイバーを使用
ブライトララは、ファッション用から医療用ウィッグまで、約300種類以上のオリジナルウィッグを販売する通販店です。
ヘアスタイルのタイプやカラーバリエーションも豊富。毛質も人毛100%・MIX・人工毛それぞれ揃え、価格帯は数千円~数万円のものまであります。
なかでも「100%総手植えウィッグ」は、すべてハンドメイドで、毛の動きや色味が人毛に近い上質な仕上がりになっています。
パッチテストによる皮膚刺激数・ホルムアルデヒドなどの試験に合格したJIS規格「M.Wig」認証のウィッグを販売しているので、安心して使用できます。
こちらの人工毛のプレミアムウィッグは、一般的なファッションウィッグと異なり、日本製の最高級耐熱ファイバーを使用。
そのため人工毛特有の光沢感を抑えて、より人毛に近い見栄えになっています。
ブライトララの詳細 | |
毛質 | 人毛100%、人毛MIX、人工毛(日本製最高級耐熱ファイバー) |
参考価格 | 12,800円(税込)~ |
サイズ交換 | カラー交換のみOK ※フルウィッグはサイズフリーのため |
ドライヤーの使用 | OK |
店舗数 | 1店舗 |
SVENSON(スヴェンソン)
おすすめのポイント
- サービスが充実している
- 購入プランは20%割引
スヴェンソンは、これまでに13万5千人以上の利用者がいる医療ウィッグ販売店です。(2022年9月時点)
約1年半から2年の治療期間に、美容師スタッフのヘアカットやサイズ調整、頭皮ケアなどがサービスとして入っているので、安心して利用できます。
料金プランは、購入プランと月額定額プランの2つ。購入プランは、医療サポート割引があり、定価より20%割引で購入できます。
月額定額プランは、1カ月ごとの契約で、無料で修理と交換ができます。
ほかにもサイズ調整や点検サービスなどが無料で行えるので、とてもサービスが充実。
まずはHPで予約した後に来店すると、即日に商品を受け取ることが可能です。
スヴェンソンの詳細 | |
毛質 | 人毛、人工毛 |
参考価格 | 13,200円(税込)~ |
サイズ交換 | サイズ調整永久無料 |
ドライヤーの使用 | 購入店舗で相談 |
店舗数 | 全国に77店舗 |
天使の四季のボブ
おすすめのポイント
- ナチュラルなボリューム感
- 伸縮性と通気性が良い
医療用ウィッグの「天使の四季のボブ」は、総手植えの人工毛のウィッグです。
手植えだからこそ、ナチュラルなボリューム感を出し、お好みのヘアアレンジができます。
さらにつむじ部分が人工肌でつくられているので、頭頂部を見られても自然な見栄えになっています。
伸縮性と通気性の良いキャップを使用しているので、快適に装着できるでしょう。
カラーはブラック系とブラウン系から選べます。
天使の四季のボブの詳細 | |
毛質 | 人工毛(ファイバー) |
参考価格 | 16,980円(税込) |
サイズ交換 | 1週間以内ならOK ※ただし試着時間5~15分以内・タグが切り離されていない・カールのある商品はブラッシングしていない状態の物のみ |
ドライヤーの使用 | OK |
店舗数 | – |
HIYE 医療用ウィッグ女性用ボブ
おすすめのポイント
- 自然なツヤと弾力性がある
- 薄型の肌色人工皮膚で自然な分け目
HIYEの医療用フルウィッグ ボブは、人毛100%でつくられた自然な質感のフルウィッグです。
人毛でつくられているので、自然なツヤと弾力性があり、ドライヤーや͡コテなどでのスタイリングが可能。
分け目には、薄型の肌色人工皮膚が使われており、地肌から髪の毛が生えているように見えます。
カラーは自然黒と栗色の2種類を揃えています。
HIYE 医療用ウィッグ女性用ボブの詳細 | |
毛質 | 人毛100% |
参考価格 | 7,980円(税込) |
サイズ交換 | フリーサイズのためサイズ交換はなし ※初期不良品のみ商品到着1週間以内交換・返品OK |
ドライヤーの使用 | OK |
店舗数 | – |
Premium Feel 医療用ウィッグ クラシックショート
おすすめのポイント
- ドライヤーやアイロンでのスタイリングも可能
- 微調整できるアジャスター付き
Premium Feel 医療用ウィッグは、人毛30%×新型耐熱繊維70%のMIX毛でつくられています。
カラーバリエーションは、ナチュラルブラックとナチュラルブラウン、やや明るいブラウンの3色。
配合している人工毛の部分は、耐熱繊維を使用しているので、ドライヤーやアイロンでのスタイリングもできます。
微調整できるアジャスター付きなので、頭囲を大・中・小と53.5cm~57cmまで調節が可能。
購入後に美容院でカットしたり、自分でカットすることもできますよ。
Premium Feel 医療用ウィッグ クラシックショートの詳細 | |
毛質 | 人毛30%×新型耐熱繊維70% |
参考価格 | 11,000円(税込) |
サイズ交換 | 商品到着後3日以内ならOK ※未使用、タグ付きの状態のみ ※税抜き5,000円以下の商品は不可 |
ドライヤーの使用 | OK |
店舗数 | – |
医療用ウィッグのお手入れ方法
ここからは医療用ウィッグのお手入れ方法について解説してきます。
医療用ウィッグは、日々きちんとお手入れすると、製品寿命も長くなります。メンテナンス方法が不安な方は、店舗のアフターサービスを利用してみましょう。
毎日のお手入れ方法
ウィッグを使用する前
ウィッグの髪の毛の絡みをチェックして、摩擦抵抗の少ないブラシなどを活用してとかします。
根元から一度にとかすと絡みやすいので、毛先から少しずつとかしていくのがポイント。
静電気が発生しているときは、霧吹きをかけてからブラシでとかしてみましょう。
ウィッグを使用した後
ウィッグの額と襟足の内側に霧吹きを軽くかけて、ブラシでとかしましょう。
数回ウィッグを使用した後は、静電気を抑えるスプレーをかけると毛材の痛みや汗・摩擦による髪の毛の絡みを予防します。
医療用ウィッグの洗い方
医療用ウィッグを毎日使用していると、においや汚れが付着してきます。
ここからは、ウィッグをシャンプーするときの洗い方のポイントを紹介します。
- ウィッグ専用シャンプー
- ウィッグ専用コンディショナー
- タオル
- ウィッグスタンド
- 目の粗いブラシ
市販のシャンプーで洗うことも可能ですが、よい状態をキープさせるためには、ウィッグ専用シャンプーを使って洗うのがおすすめです。
ウィッグ専用シャンプーは、毛質に適合した成分が配合されているので、汚れを落としてウィッグを長持ちさせます。
- STEP1洗う前の下準備
ウィッグを洗う前に髪の毛の絡みをブラシでとかして解消しましょう。
絡まったまま、水をかけると絡みが取れなくなることがあるので、注意しましょう。 - STEP2医療用ウィッグをシャンプー
洗面器などに常温の水を入れ、500円大ほどの量のシャンプーを溶かします。
水の中にウィッグを浸して、ゆっくり丁寧に髪の毛をとかしながら、洗います。
きれいになるまで何回かすすぎ洗いします。
この際にシャワーですすいでしまうと、ウィッグの裏側に髪の毛が入って絡まってしまうこともあるので、気を付けてください。 - STEP3コンディショナーで仕上げる
シャンプーと同様に、洗面器などに常温の水を入れ、今度は500円大ほどの量のコンディショナーを溶かします。
ウィッグを水につけて、目の粗いブラシで髪の毛をとかしてコンディショナーを行き渡らせた後、すすぎ洗いします。 - STEP4ウィッグを乾燥させる
ウィッグをきれいなタオルで包んで抑えるように水気を取ります。
人工毛のウィッグの場合は、タオルドライの後にウィッグを数回振って水気を飛ばし、ウィッグスタンドにかけて自然乾燥させましょう。
人毛のウィッグの場合は、ブローして形を整えましょう。
医療用ウィッグの保管方法
ウィッグのお手入れが終わったら、風通しのいいところで保管しましょう。
直射日光が当たらず、湿度が低い場所が望ましいです。
ウィッグを外した後は、そのまま放置せず、ウィッグスタンドなどにかけて保管すると、型崩れを防げます。
医療用ウィッグに関するよくある質問
最後に、医療用ウィッグに関するよくある質問をいくつかまとめました。
医療用ウィッグを使用する際の不安はここで解決しておきましょう。
必須ではないですが、毎日ウィッグを使う方は洗い替えの際に便利です。2つ交互に使うことで、耐久性が良くなるメリットがあります。
人毛はできますが、特殊コーティングされているものが多く期待通りのイメージにはなりにくい傾向があります。 ミックス毛の場合は染まり具合が素材によって異なってくるため、難しいもしくは注意が必要です。
ウィッグを装着する前に、ボリュームを抑えるように髪の毛をまとめましょう。 そのあとに、ヘアネットを着けて、ウィッグを装着してください。治療等で、脱毛されている時期は、ヘアネットの代わりにインナーキャップを着用してください。
まとめ
この記事では、おすすめの医療用ウィッグと失敗しない選び方、お手入れ方法などについて解説しました。
医療用ウィッグは、病気や治療中の脱毛をカバーし、闘病中の患者さんを支えるアイテムです。
製品タイプや価格帯も幅広いので、ウィッグの種類や毛質、販売店舗のアフターフォローがあるかなどを前もって知っておくといいでしょう。
ぜひ、比較表や選び方を参考にして自分に合ったウィッグを探してみてくださいね。